予報士通信講座
平成19年 第28回 学科試験 専門知識 問7
"気象庁が行っている数値予報における客観解析について述べた次の文(a)〜(d)の正誤について、下記の(1)〜(5)の中から正しいものを一つ選べ。
(a)入電した観測データは、客観解析の第一推定値となる数値予報モデルの予報値と比較され、その差が定められた基準より大きい場合は、解析には用いられない。
(b)客観解析は、第一推定値である数値予報モデルの予報値を観測データによって修正する処理であり、予報値と観測値のそれぞれに見込まれる誤差の大きさを考慮して格子点ごとに最適な値を求めている。
(c)客観解析の結果は数値予報の初期値に使われるとともに、実況監視にも用いられる。
(d)客観解析に用いられている4次元変分法では、解析時刻の前後数時間の観測データがすべてその解析時刻に観測されたものとして用いられる。"