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2025/03/22 18:05
夏日も続出、今春一番の暖かさ。明日の最高気温はさらに上がりそう
オホーツク海には低気圧があって、北東に進んでいます。
一方、南西諸島付近には東に進む高気圧があって、本州の南海上へ東に広がっています。
今日22日(土)は、日本付近は、沖縄から東北南部にかけての広い範囲で晴れて気温が上昇しました。
特に西日本の太平洋側では、最高気温が25度以上の夏日となったところも多く、4〜5月並みの暖かさでした。
■17時現在、日最高気温。高い方からランキング
順位 都道府県 市町村 地点 観測値 観測時刻 平年差 前日差
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1 宮崎県 日向市 日向 27.0 14:33] +9.3 +5.6
2 宮崎県 延岡市 古江 26.6 14:30] +9.8 +4.5
3 宮崎県 宮崎市 赤江 25.9 14:20] +7.9 +4.3
4 大分県 佐伯市 蒲江 25.8 14:50] +9.4 +6.0
高知県 高知市 高知 25.8 14:56] +8.9 +6.1
6 大分県 大分市 大分 25.7 14:40] +10.4 +4.2
7 宮崎県 西都市 西都 25.6 14:03] +8.0 +3.7
三重県 尾鷲市 尾鷲 25.6 13:56] +9.5 +4.3
9 鹿児島県 志布志市 志布志 25.5 13:17] +7.1 +3.9
10 徳島県 海部郡海陽町 海陽 25.5 13:43] +9.3 +5.2
明日23日(日)にかけても東・西日本では広く高気圧に覆われます。
このため、東・西日本では晴れて、東北や北海道でも晴れる所が多くなっていく見込みです。
西日本・東日本を中心に更に気温が高くなり、最高気温25℃以上の夏日地点が増える見込みです。
日中は少し暑さすら感じるような陽気ですが、引き続き花粉が飛散しやすいので、お出かけの際は花粉対策にご注意下さい。
また、日中と夜間の気温差も大きくなりそうです、体調管理にご注意下さい。
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2025/03/22 13:46
3月23日は、世界気象デ−
世界気象機関(WMO)は、1950年(昭和25年)3月23日に世界気象機関条約が発効したことを記念して3月23日を「世界気象デー」としています。
毎年、気象業務への国際的な理解促進のためのキャンペーンを行っていて、今年のテーマは「力を合わせて早期警戒のギャップを埋めよう」です。
3月24日(月)にスイス・ジュネーブの本部で記念セレモニーが開催される予定です。
昨今、気候変動により世界中で気象災害が激甚化する中、気候変動適応策の一つとして世界的に「防災」の重要性が高まっています。
ところが、「開発途上国を中心に警報を含む気象防災情報が必ずしも有効に活用されていない」、「情報の提供自体ができていない」
という状況を踏まえ、2022年(令和4年)にグテーレス国連事務総長の主導により、
●「国連早期警戒イニシアティブ『全ての人々に早期警戒を』(Early Warnings for All(EW4All))」
が立ち上げられました。
このイニシアティブは、2027年(令和9年)までの5年間で世界中の人々が早期警戒システムにアクセスできることを目指し、
開発途上国等の早期警戒システム構築を推進するものです。
この「早期警戒システム」は、警報等の防災気象情報を提供する仕組みのことで、WMOは気象の「観測と予報」に関する
活動をリードする役割を担っており、開発途上国に対する技術的な支援や人材育成を通じて、早期警戒システムを構築し
それが人々に届くことを妨げている様々な課題や障壁(”ギャップ”)を埋めるための活動を行っています。
なお、日本はWMOに1953年(昭和28年)に加盟しました。
現在、気象衛星ひまわりの運用や、観測、通信、熱帯低気圧、気候等の様々な分野のWMOの地区センターを運用し、
各国の気象業務を支援するための情報提供、技術協力等を行っています。
日本は、アジア地区の主要な国家気象機関のひとつとして、これらの活動等を通じて、EW4Allの実現に向け引き続き国際貢献を行います。
ソーシャルメディアで世界気象デーを話題にする場合、ハッシュタグ「#WorldMetDay」をご利用ください。
なお、世界気象デーのテーマは毎年設定されています。近年のテーマは以下です。
■2024年 気候変動対策の最前線
■2023年 世代を超えた気象、気候、水の未来
■2022年 早めの警戒、早めの行動
■2021年 海洋と私たちの気候・天気
■2020年 気候と水
■2019年 サン(太陽)・アース(地球)・ウェザー(気象)
※画像出典:気象庁(https://www.jma.go.jp/)
※画像出典:WMO(https://wmo.int/)
※情報詳細:https://www.jma.go.jp/jma/kokusai/kokusai_wmd.html
#WorldMetDay
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2025/03/22 06:57
週前半は黄砂が西〜東日本へ飛来予想
来週前半は大陸から西日本から東日本へ黄砂が飛来する予想です。
24日(月)、本州付近を上空の気圧の谷が通過後、25日(火)は黄砂が飛来するとみられます。
黄砂が多く飛来すると、景色が霞んで見えたり、洗濯物や車が汚れたり、呼吸系の疾患がある人は悪化する恐れがあるため、注意が必要です。
黄砂とは東アジアの砂漠域や黄土地帯から強風により吹き上げられた多量の砂やちりが、上空の風によって運ばれ、浮遊しつつ日本付近に降下する現象をいいます。
日本における黄砂は、春に観測されることが多く、時には空が黄褐色に煙ることがあります。黄砂の濃度が濃くなると視程が10キロメートル未満となり、所によっては視程が5キロメートル未満となる可能性があります。視程とは水平方向で見通しの効く距離のことをいいます。
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2025/03/21 21:24
週末の天気と気温 北海道は雪でも 関東以西は桜の生長が促される気温に
あす22日(土)、南から高気圧に覆われるでしょう。沖縄から西日本や東日本、東北南部にかけて青空が広がり、気温が上がります。昼間は上着なしでも過ごせるくらいの暖かさとなります。一方、北海道は気圧の谷の通過に伴い、曇りや雨の天気となり、標高の高い所では雪が降る予想です。
あさって23日(日)、北海道には気圧の谷が通過した後、寒気が流れ込みます。北海道は平地でも雪となり、日本海側を中心に雪の範囲が拡大します。一方、関東以西はすっきりと晴れる所が多く、週末はお出かけ日和となりそうです。
北海道は寒さが戻りますが、関東から九州、沖縄にかけては多くの所で20℃以上となる予想です。4月下旬から5月上旬並みの所が多く、初夏の陽気となりそうです。週末は桜の生長も促され、開花する所も出てくる可能性があります。
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2025/03/21 17:55
関東から西は20℃超で5月並み予想も…寒暖差に注意 北日本は雨や雪 あす22日(土)の天気
あす22日(土)の日本付近は、引き続き東日本から南西諸島にかけての広い範囲で晴れるでしょう。
日中は多くの地域で20℃を超えることが予想されます。
東京の予想最高気温は22℃で、5月上旬並みの暖かさとなる見込みです。
一方、北日本は東北の太平洋側で晴れる所があるものの、東北の日本海側や北海道の道央・道南では雨、道北では雪になる所がありそうです。
積雪や凍結などによる路面状況の悪化にご注意ください。
あすも日本付近は南高北低の気圧配置となります。
南から暖かい空気が流れ込みやすく、晴れる地域を中心に昼間は気温が上昇。
花粉の飛散量が多くなることが見込まれますので、花粉症の方は対策が必須です。
ただ、朝晩は冷え込むため、一日の寒暖差が大きくなります。気温の日較差が20℃を超える予想の所もありますので、体調や服装選びにお気をつけください。
また、積雪の多い地域では融雪が進みやすくなるため、なだれ等の被害にも注意が必要です。
低気圧が接近する北日本では、気圧の谷の影響で雨や雪の降りやすい天気となります。
風も強まるため、お出かけの際は荒れた天気に注意してください。
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2025/03/21 06:57
1か月予報 高温傾向でも、西日本では気温のアップダウンが激しく寒暖差が大きくなる見込み
昨日20日(木)、気象庁より3月22日から4月21日までの天候の見通しとなる、最新の1ヶ月予報が発表されました。
気象庁のアンサンブル予報による予測結果によりますと、1か月の平均海面気圧は中国東北区付近を中心に平年よりも低く、北日本の日本海側では低気圧や前線の影響を受ける時期があるとしています。
このため、上空の偏西風は日本付近で蛇行しやすくなる見込みです。期間全体としては暖かい空気が流れ込み、北日本を中心に平年よりも気温が高くなる見込みとなります。一方、西からは寒気が流れ込む時期があり、西日本や沖縄・奄美では寒暖差が大きくなる傾向となりそうです。
22日から28日にかけては、南からの暖かい空気の流入により、気温が上昇するでしょう。25℃以上の夏日となる所もある見込みで、上着を脱いで半袖で過ごせる日がありそうです。西日本から東日本では、桜の開花が進むでしょう。
29日から翌月4日にかけては、寒気の影響を受けやすい西日本や沖縄・奄美で気温が平年より低くなる予想となります。かなりの低温となる所が出てくる可能性があるため、農作物の管理などに注意が必要です。
東日本ではほぼ平年並み、北日本では平年並みか平年より高くなる見込みです。
5日から18日にかけては北日本で平年並みか高く、東日本、西日本、沖縄奄美ではほぼ平年並みで推移するでしょう。
向こう1か月の降水量は、低気圧や前線の影響を受けやすい北日本日本海側で、平年より多い傾向となりそうです。北日本太平洋側、東日本、西日本、沖縄・奄美は周期的な天気変化となり、降水量はほぼ平年並みとなるでしょう。
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2025/03/21 06:19
インドネシアのレウォトビ火山で大規模噴火が発生 日本への津波の有無は調査中
気象庁は、きょう0時40分頃にインドネシアのレウォトビ火山で大規模噴火が発生したと発表しました。
この噴火による噴煙高度はおよそ16000mまで上がったということです。
大規模噴火が発生すると、気圧波による津波が発生することがあります。気象庁は日本への津波の影響については調査中としていますが、この噴火に伴って津波が発生し日本に到達する場合、到達予想時刻は、早い所(沖縄県地方)で、21日3時30分頃、予想される津波の最大はの高さは不明、とのことです。
午前4時30分時点で、日本や海外の観測点で目立った潮位変化は確認されていないとのことです。
今後更新される情報に注意して下さい。
※早い場合の日本への到達予想時刻は、火山の大規模噴火により発生した気圧波が310m/sで伝播し津波が発生したと想定した時刻です。
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2025/03/20 18:00
関東で雪、石垣島で非常に激しい雨など…天気と気温のまとめ(2025年3月9日〜15日)
2025年3月9日〜15日の天気と気温のまとめです。
■今期間(3月9日〜3月15日)の天候のまとめ
平均気温は、東日本や中四国では平年並みだった。一方、北日本や九州では平年より高くなった所が多く、札幌や室蘭など、平年より3℃以上高くなった所がある。11日は京都、13日は仙台、14日は福井で梅の開花が観測された。
降水量は、北海道の道北、東日本太平洋側の一部、九州の太平洋側、南西諸島を除いて、全国的に平年より少なかった。北海道の道北は低気圧や上空寒気の影響、太平洋側の一部地域や南西諸島は前線や低気圧の影響を受けやすかったことが原因で、降水量が平年並みか平年より多くなったと考えられる。
日照時間は、東北は平年より多くなった一方、東〜西日本は平年より少ない所が多かった。秋田は高気圧に覆われた日が多く、平年比が2倍近い日照時間となった。東〜西日本の太平洋側ほど日照時間が少なかったのは、前線や低気圧の影響を受けたためである。
【今期間の天候について】
■気圧配置の特徴
9日、低気圧が関東の東を北東進。北海道の北を別の低気圧が東進。高気圧の中心が朝鮮半島に移り、日本付近を覆った。10日、日本海に中心を持つ高気圧が東へ移動。日本列島は高気圧に覆われた。11日、高気圧が三陸沖から日本の東を南東へ移動。低気圧が東シナ海から奄美付近を通り、九州の南を東進。12日、高気圧が日本のはるか東へ移動。低気圧が本州の南を東進した。13日、低気圧が日本海北部を東北東進、別の低気圧が釧路沖と三陸沖をそれぞれ北東進。黄海に中心を持つ高気圧が東へ移動した。14日、前線が沖縄付近を通り、日本の南海上に長く停滞。低気圧が千島近海を東進。大陸から高気圧が張り出し、西〜東日本を覆った。15日、前線が華南〜南西諸島を通り、日本の東にかけて長く停滞。低気圧が東シナ海を東進。千島近海に発達した低気圧があり、東北東に進んだ。
■降水
9日、関東沿岸では未明まで雪や雨が残った。日中、北海道は北部から南西部へ雪雲が南下。10日、南西諸島は昼頃から、西日本は夕方から雨の範囲が広がり、南西諸島では強い雨が降った。11日、未明から南西諸島や九州、中四国で雨が降り、雨の範囲は西へ拡大。近畿や東海は昼間も雨が降り続き、愛知県の伊良湖では激しい雨を観測。関東甲信の山地では雪の降った所がある。夜は関東南部も沿岸部を中心に雨が降った。12日、九州から関東にかけて太平洋側を中心に雨が降った。13日、沖縄・奄美は断続的に雨が降り、夕方には石垣島で非常に激しい雨を観測して、大雨警報、洪水警報が発表された。一方、北海道は日本海側を中心に雪となり、石狩市では暴風警報が発表された。14日、北日本は日本海側を中心に雪。沖縄は激しい雨の降った所があった。15日、東〜西日本の広範囲で雨や雪。前線に近い南西諸島は雨が強まり、激しい雨を観測した所があった。
■気温
9日、九州は広範囲で最高気温が15℃を上回り、四国や近畿、東海でも一部で15℃以上となった。前日は寒い一日となった関東も15℃近くまで上昇。10日、東海から西は15℃以上と暖かく、大阪では16.1℃を観測。11日、北日本は多くの地点で今年最高の気温を観測。中四国〜九州では15℃を上回った所が多い。一方、東海や近畿は気温が上がらなかった。12日、東海から西は3月下旬から4月上旬並みとなった所が多い。北日本も前日に引き続き春の暖かさ。13日、全国的に気温が高く、東京では4月下旬並みの暖かさとなった。西日本も広範囲で15℃以上。沖縄県波照間では28.7℃を観測し今年の全国最高気温を更新した。14日、関東〜九州は20℃程度まで上昇。一方、北日本の上空には強い寒気が流れ込み、最高気温は、青森5.7℃、札幌は未明に3.8℃を観測したが、昼間は2℃前後で経過。15日、東〜西日本は気温があまり上がらず、前日より気温の低い所が多かった。
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2025/03/20 08:23
週末にかけて晴れる所が多く気温上昇。花粉飛散ピーク続く
日本の東海上には前線を伴う低気圧があって、北東に遠ざかっています。
一方、東シナ海には高気圧があって、南東に進んでいます。
現在、日本付近は太平洋側では西・東日本を中心に晴れている所も多いですが、北海道の日本海側や東北、北陸地方では雲が多く雪や雨の降っている所があります。
今日は東シナ海から西・東日本に高気圧が広がり、九州・沖縄から関東の広い範囲で晴れるでしょう。
北陸は午前中は雲が多く雪や雨の所がありますが、次第に回復に向かう見込みです。
東北と北海道は太平洋側は晴れる所もありますが、日本海側では上空の寒気の影響で雲が広がりやすく、雪や雨の降る所があるでしょう。
今日の日中の気温は平年並みかまだ低い所もありますが、花粉の飛散は多くなる見込みです。
また、明日から週末にかけては、上空の寒気も弱まり、沖縄から東北にかけての広い範囲で晴れる見込みです。
南から暖かな空気が入ってくるため、気温もグングン上昇し、22日(土)には20度を越えて5月の陽気となる所も多くなる予想です。
このため、花粉の飛散が非常に多い状況がしばらく続きそうです。
花粉症など体調管理にご注意ください。
また、週末の暖かさで、来週にかけては各地から桜の開花の便りも届きそうです。
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2025/03/20 00:39
気温グングン上昇、週末は広い範囲で最高気温20℃越え
関東の東海上には前線を伴う低気圧があって、北東に進んでいます。
一方、黄海付近には高気圧があって、南東に進んでいます。
現在、上空には寒気が入り込み、北海道から山陰地方にかけての日本海側で雪や雨。
また、近畿や四国・九州でも山沿いを中心に一部で雨や雪の降っている所があります。
19日は、日本海側を中心に雪の降った所が多く、各地で季節外れの寒さとなりましたが、
20日は西から高気圧が広がってきます。
このため沖縄や九州から関東にかけては、晴れる見込みです。
東北・北海道は太平洋側で晴れますが、日本海側や北陸では雪や雨の降る所があるでしょう。
そして、明後日からは日本の南に高気圧、日本海北部から北海道付近は低気圧となり、南高北低の気圧配置となる見込みです。
このため、北海道は雨や雪が降りやすいですが、東北以南では晴れる日も多い見込みです。
南から日本の北の低気圧に向かって暖かな空気が入るため、気温は一気に上昇する見込みです。
特に週末の22日(土)〜23日(日)は、西日本〜東日本では20℃を超える暖かさとなるため、
一気に季節が進んだような陽気となります。
このため明日以降から週末にかけては、花粉も大量に飛散する見込みです。
また、桜も開花に向けて成長し、来週には開花の所も増えてきそうです。
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2025/03/19 13:31
地震情報(震源・震度に関する情報)
地震情報(震源・震度に関する情報)
令和7年3月19日13時29分 気象庁発表
19日13時25分ころ、地震がありました。
震源地は、能登半島沖(北緯37.1度 東経136.6度 深さ 10km)
地震の規模(マグニチュード)は、4.7と推定されます。
[震度3以上が観測された地域]
震度4 : 石川県能登
震度3 : 石川県加賀
[震度3以上が観測された市町村]
震度4 : 志賀町
震度3 : 羽咋市 かほく市 宝達志水町 中能登町
この地震による津波の心配はありません。
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2025/03/19 14:58
週末は5月並みの陽気に 今年の桜は開花から満開までが早い?【週間天気と開花予想】
前線を伴った低気圧が発達しながら関東の東を東進しています。
日本列島の上空には真冬並みの寒気が流れ込んでおり、
西日本の日本海側や東日本を中心に雪や雨が降っています。
東京都心でも午前10時〜11時に1cmの積雪を観測しました。
都心で1cm以上の積雪を観測したのは、今月4日以来、2回目です。
今夜にかけて、低気圧はさらに発達しながら日本の東へ離れるでしょう。
●あす・春分の日は西〜東日本で天気回復
関東や東北の太平洋側の雪や雨は、きょうの夕方には止むでしょう。
山沿いや内陸部では雪が多く積もった所がありますので、
路面の凍結に注意してください。
また、東北・太平洋側の沿岸部では風の強い状態が続くため、
夕方までは暴風に警戒をして下さい。
あす20日(木・春分の日)は、明け方まで北陸で雪や雨が残りますが、
日中は西〜東日本で晴れる所が多くなるでしょう。
北日本では、あすもまだ風が強く吹く所がありますが、
西〜東日本では、日中は風が弱まるでしょう。
昼間は寒さも緩み、日差しが暖かく感じられそうです。
花粉が多く飛びますので、花粉症対策を万全にしてお過ごしください。
●週末は初夏の陽気の所も
この先の週間予報を見てみると北日本では、
23日(日)にかけて低気圧や前線の影響で雪や雨が続くでしょう。
気温は高めで推移するため、雪崩など融雪災害に注意が必要です。
一方、西〜東日本は、晴れて春本番の陽気が続くでしょう。
東京では22日(土)は23℃まで気温が上がり、
5月中旬並みの陽気となるでしょう。
この週末からは「桜の開花ラッシュ」がスタートしそうです。
●今週末〜来週にかけて桜開花ラッシュへ
弊社の最新の桜の開花予想を見てみると、
トップバッターとなるのは
東京と宮崎で3月22日(土)ごろを予想しています。
続いて高知・鹿児島・横浜などで23日(日)、
福岡・名古屋などは24日(月)ごろに開花するのではないかと見ています。
通常であれば(西日本〜東日本の場合)
桜の開花から満開までは約1週間程度かかります。
しかし、来週にかけて西日本などでは「かなりの高温」が予想されているため、
いつもの年よりも開花から満開までの日数が短くなる可能性があります。
3月末〜4月頭には西日本〜東日本で
桜が満開となり、見頃を迎える所が多くなりそうです。
そろそろお花見の計画も立てておくと良さそうですね。
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2025/03/19 10:57
【海面水温】三陸沖や北海道南東方沖 平年より4〜5℃高く (海洋のまとめ2025年3月9日〜15日)
黒潮の影響で、三陸沖などの海面水温は依然として高い状態が続いている。
海洋のまとめ(2025年3月9日〜3月15日)
■気圧配置と波
9日、低気圧が日本の東を東進し、10日には前線を伴い日本のはるか東へ進んだ。
日本の東は次第に波の高い海域が拡大し、しけた。
11日、低気圧が四国沖を東進し、日本の南で波が高くなった。
また、別の低気圧が沿海州を東進して、間宮海峡で一時波が高くなった。
12〜13日、低気圧が日本の東を北東進した。
12日は東海沖で、13日は関東沖〜三陸沖でしけた。
14〜15日、日本の南に前線がのび、東シナ海を低気圧が東進した。
東シナ海や日本の南で次第にしけた。
また、千島近海〜千島の東には低気圧が連なった。
低気圧周辺では、気圧の傾きが急となって、オホーツク海や日本の東で大しけとなった。
■海面水温
日本海の海面水温は、北部は平年よりやや高く、中部は平年並み、西部では平年よりやや低かった。
東シナ海〜南西諸島近海は平年よりやや低い海域が縮小し、平年よりやや高い海域が拡大した。
太平洋側は黒潮が離岸する足摺岬〜潮岬沖で、平年より低い状態が継続。
黒潮続流は、三陸沖まで北上した。
三陸沖の海面水温は平年よりかなり高く、最大で4℃高かった。
北海道南東方沖も平年より最大で5℃高かった。
また、オホーツク海〜千島近海は海氷が接岸した。
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2025/03/19 06:59
関東甲信 雨からみぞれや雪の範囲が広がる 奥日光など山沿いは大雪
きょう19日(水)の関東甲信は伊豆諸島付近を通過している前線を伴った低気圧の影響で、雨や雪が降っています。
気象庁の推計気象分布の天気(観測データから1km四方の格子毎に推計した天気)をみてみると、午前6時にはみぞれや雪の範囲が山沿いから広がってきています。午前6時の積雪は、栃木県の奥日光で34cm、山梨県の河口湖で16cm、群馬県の前橋や埼玉県の秩父で2cmを観測し、山沿いは大雪となっています。
このあと低気圧や上空の強い寒気の影響で、昼頃にかけて北部を中心に雪が降りやすく、南部でも雪の降る時間があるでしょう。降水が一時的に強まることにより、雪になったり、積雪の恐れがあります。足元には十分注意してください。
午後になると低気圧は足早に遠ざかり、関東甲信の天気は回復へ向かうでしょう。ただ、風の強い状態は夜にかけて続きますので、沿岸部を中心に強風や高波に注意、警戒が必要です。
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2025/03/18 20:39
太平洋側に低気圧発生 山沿いで大雪の所も
きょう18日(火)、この時期としては強い寒気を伴った低気圧が日本海西部を南東へ進んでいます。一方、太平洋側には新たに別の低気圧が発生しています。このあと、太平洋側の低気圧は太平洋側の南岸を東進するでしょう。日本海の低気圧は不明瞭となる見込みです。
西〜東日本では大気の状態が非常に不安定となり、雲が発達するでしょう。あす19日(水)にかけて、平野部では局地的な強い雨、落雷、竜巻などの激しい突風に注意してください。山沿いや山地では短時間に雪が強まり、大雪となる所もあるでしょう。
あす19日(水)夕方までに予想される24時間降雪量は、多い所で、関東甲信・中国・九州北部40cm、東北・東海・北陸30cm、近畿・四国20cm、北海道10cm、九州南部8cmです。路面の凍結や交通への影響などに注意が必要です。雪雲が現在の予想以上に発達した場合は警報級の大雪となる可能性があります。
沿岸部を中心に風も強まり、波が高くなるでしょう。最大瞬間風速は、東北・関東・中国・九州北部で30〜35m/sの風が予想されます。暴風や高波に注意、警戒が必要です。
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2025/03/18 12:37
「寒冷渦」通過で広く荒天 今夜から関東甲信でも警報級の大雪や暴風の恐れ 週末は?【週間天気】
きょう18日(火)〜あす19日(水)にかけて、
上空に非常に強い寒気を伴った低気圧(寒冷渦)が
西日本〜東日本を通過する見込みです。
すでに西日本では、寒気が流れ込み始めており、
九州や中国地方では、雷を伴って雨や雪の強まっている所があります。
今夜、予想される寒気の強さを見てみると、青色の部分
(上空5500m付近でマイナス30℃以下)が本州付近を覆う見込みです。
平年と比べて10℃も低い、非常に強い寒気が流れ込む見込みで、
広く大気の状態が不安定となる見込みです。
さらに今夜は、新たに発生する低気圧が関東付近を通過する見込みで、
関東甲信地方の山沿いを中心に大雪となる恐れがあります。
あす19日(水)午前3時の雪や雨と風の予想です。
紫色の部分は雪が強まる所で、
関東甲信の山沿いや内陸を中心に雪が強まる見込みです。
湿気を多く含んだ湿った雪となるため、電線への着雪などに注意が必要です。
降る時間は、今夜遅くからあす未明と短いですが、
山沿いや内陸部では、一時的に警報級の大雪となる恐れがあります。
今の所、東京都心など関東南部の沿岸部では、雨の可能性が高く、
雪が降っても、雨に雪が混じる程度と見ています。
ただ、低気圧が通過する今夜以降は沿岸部では風が強まり、
あす19日(水)にかけて警報級の暴風となる可能性があります。
きょう18日(火)午前11時時点で、
あす19日(水)にかけて警報級の大雪となる可能性がある所は、
中国山地周辺の地域と関東甲信の山沿い、福島県内です。
あす朝までに中国地方の山地の多い所で40センチ、
関東甲信の山地では20〜25センチ、
福島県の会津と浜通りの山沿いで30センチと予想されています。
また、九州や四国の山沿いでも大雪となる所もありますので
山を越えて車を運転する方などは注意が必要です。
また、あすにかけて警報級の暴風や暴風雪となる可能性は、
きょう〜あす明け方にかけては、九州や中国地方で、
あす明け方〜夜にかけては
関東〜東北南部の太平洋側で高くなっています。
あす朝の通勤通学の時間帯は、関東や東北地方を中心に
強風の影響で交通機関に乱れが出ている可能性があります。
お出掛けの際は、時間に余裕をもって行動し、
最新の交通情報や気象情報を確認してからお出掛けすると良さそうです。
最後に週間予報です。
あさって20日(木)・春分の日以降は西〜東日本を中心に
帯状の高気圧に覆われ、晴れる日が続くでしょう。
気温は日に日に高くなり、土日は20℃を超える所が多くなるでしょう。
北日本では次々と低気圧が通過するため、
雨や雪の日が多いですが、気温は高めでしょう。