地方気象情報
雷と突風及び降ひょうに関する全般気象情報 第1号
令和6年3月19日05時22分 気象庁発表
西日本では19日昼前から20日にかけて、東日本では19日夕方から20
日にかけて、落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨、降ひょうなどに注
意してください。
[気圧配置など]
西日本から東日本の上空約5500メートルには、19日は氷点下30度
以下、20日は氷点下36度以下の、この時期としては強い寒気が流れ込む
でしょう。
また、20日は前線を伴った低気圧が日本海を発達しながら東へ進み、東
日本付近を通過した後、夜には日本の東で急速に発達し、日本付近は西高東
低の気圧配置となる見込みです。低気圧に向かって流れ込む湿った空気や上
空寒気の影響により、西日本では19日昼前から20日にかけて、東日本で
は19日夕方から20日にかけて、大気の状態が非常に不安定となるでしょ
う。
[防災事項]
西日本から東日本では、落雷、竜巻などの激しい突風、急な強い雨に注意
してください。
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安
全確保に努めてください。また、降ひょうのおそれもありますので、農作物
や農業施設の管理にも注意してください。
西日本日本海側や東日本では、上空寒気の強まりや低気圧の発達の程度に
よっては、大雪やなだれに注意が必要です。また、降雪の強まりによっては、
警報級の大雪となるおそれがあります。低気圧周辺では暴風や暴風雪、高
波により、大荒れの天気となるおそれがあります。
[補足事項等]
地元気象台の発表する、注意報、警報、竜巻注意情報、早期注意情報、気
象情報等に留意してください。
次の「雷と突風及び降ひょうに関する全般気象情報」は、19日17時頃
発表する予定です。