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2024/11/22 00:25
北陸地方 22日(金)は大気の状態が不安定 鰤起こしの雷鳴が鳴る?
22日(金)は、日本海を低気圧が通過する見込みです。北陸地方付近は気圧の谷となり、上空の寒気の影響も加わるため、北陸地方付近は大気の状態が不安定となります。
北陸地方は朝から雨の降る所があり、次第に北寄りの風が強まって、夜遅くにかけて沿岸部を中心に雷雨の所があるでしょう。
一時的に雨脚が強まる恐れもあるため、雨の降り方には注意が必要です。局地的に雷を伴うこともあるため、落雷や竜巻などの激しい突風の発生にご注意ください。
■鰤起こし
ところで、富山県や石川県では、晩秋から初冬の頃に雷を伴う荒れた天気になることがあります。ちょうどこの時期に、鰤(ぶり)が能登沖や富山湾などにやってきます。富山県、石川県では、その時に鳴る雷鳴や雷のことを「鰤起こし」と呼んでいます。
石川県能都町の宇出津港では先週11月13日朝、寒ぶり約400本が水揚げされ、今季最多となる水揚げ量となりました。
富山県氷見市では先日11月20日、寒ぶりシーズンが到来したとして『ひみ寒ぶり宣言』が出されました。昨年度の12月23日と比べると1か月近く早かったということで、2011年に宣言を出して以降、2位タイの早さでした。
今季は「鰤起こし」を告げる雷鳴よりも早く寒ぶりシーズンが到来しているようです。旅行で富山県や石川県にお越しの方は、ぜひ今シーズンの寒ぶりを味わってみてください。
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2024/11/21 16:26
12月初旬まで高温傾向も 西回りの寒気流入の時期も 日本海側は降水量多め【気象庁 1か月予報】
きょう21日(木)、気象庁は向こう1か月(11月23日から12月22日)の天候の見通しを発表しました。
●向こう1か月のポイント●
《気温》
寒気の影響を受けにくく、特に12月初旬にかけて
北・東日本で平年並みか高い。
《降水量》
低気圧や西高東低の気圧配置の影響を受けやすく、
北・東日本の日本海側で平年並みか、多い。
1か月平均の海面気圧(左図)を見てみると、
日本付近から日本のはるか東で水色の表示で、気圧が低くなっていることが分かります。
⇒つまり、西高東低の気圧配置により、日本海側を中心に寒気の影響を受けやすい時期があると考えられます。
また、上空約1,500mの気温(右図)を見てみると、
北日本を中心に赤色が目立ち、西日本では薄い青色となっています。
⇒このことから、北日本を中心に寒気の影響を受けにくく、平年より気温が高い傾向で、
西日本では寒気の影響を受けやすい時期があると考えられます。
強い寒気が北からではなく、西回りで流れ込むタイミングもありそうです。
現在、日本周辺の海面水温が高い状態が続いているため、
平年並みのそれほど強くない寒気が流れ込んだとしても
寒気と海面水温との気温差が大きくなり、いつも以上に雪雲が発達する可能性があります。
同じ場所で雪雲が停滞した場合は、大規模な交通障害が発生するほどのドカ雪となる恐れもあります。
北日本や東日本で気温が高めの予想で寒気の影響は受けにくいとしても、この先も雪の情報にはご注意ください。
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2024/11/21 14:16
あす小雪 今冬は厳寒・多雪予想 日本海の海水温高く ドカ雪に警戒を
あす11月22日(金)は二十四節気の「小雪(しょうせつ)」です。
雪が降り始めるころ、とされており、積もるほどの雪が降らないことから
小さな雪と書いて「小雪」と言われています。
きょう21日(木)は、平地で雪の降っている所はほとんどありませんが、山では今季初めて冠雪している所があります。
けさは、南アルプスの北端の名峰「甲斐駒ヶ岳」の初冠雪を観測したと甲府地方気象台が発表しました。
平年より22日遅く、去年より8日遅い観測でした。
今年は、異例の遅さで初冠雪の観測が話題になっており、
富士山は、130年の観測史上最も遅い11月7日(平年より36日遅い)初冠雪となっており、
立山でも平年より27日遅い11月8日に初冠雪を観測しています。
秋分の日の9月22日から、きのう20日までの60日平均気温を見てみると、
ほとんどの所で赤色が目立ち、暖かい秋で経過していたことが分かります。
東日本や西日本では、平均気温が平年を3℃以上、上回っており「異例の暖かい秋」だったことが伺えます。
しかし、先日発表された3か月予報では、
今冬(12〜2月)は、平年並みとなる見込みで、一気に12月から冬らしい寒さが到来する予想です。
12〜2月の平均気温は、平年並みとなる見込みです。
また、雨や雪を合わせた降水量は、
北日本〜東日本の日本海側で平年並みか、多くなる予想です。
降雪量は、冬型の気圧配置の日が多くなり、
西日本〜北日本の日本海側で平年並みか、多くなりそうです。
●日本海の高い海面水温がドカ雪を生む
特に、今年気を付けたいのが、日本海のの海面水温です。
日本海では平年より3〜4℃ほど高い状態が続いているため、
いつも通りの冬の寒気が流れ込んでも、
海面との気温差で、いつもよりも雪雲が発達しやすくなり、
ドカ雪となる可能性もあります。
平年並みの気温と言えども、いつも以上に大雪やドカ雪に対して注意が必要です。
大雪の情報が発表されている場合は、
大規模な車の立往生などが発生することがありますので、
無理が外出へ控え、やむを得ず外出する際は冬用タイヤを履いて、食料品や水なども車に積んでおくと良さそうです。
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2024/11/21 13:55
関東冷たい雨長引く 日が差し込んだタイミングで虹が見られた所も 虹に出会うには
きょう21日(木)、関東の南海上の低気圧は離れつつあるものの湿った空気が流れ込み、関東では弱い雨の残っている所があります。
この雨は関東の沿岸部を中心に昼過ぎも長引く所があるでしょう。
雨が止んだ所は次第に日差しが戻り、天気は回復傾向です。
季節外れの寒さは和らぐ見込みです。
今朝、神奈川県では雨が降ったり止んだりで、雲の間から日が差し込んだタイミングで虹が見られました。
それもダブルレインボーです。
虹は太陽の光が空気中の水滴によって折れ曲がったり、反射したりすることによって、色の違う光の帯が見える現象です。
■ダブルレインボーとは
虹は2つの虹が対になって発生することがあります。
内側が紫で外側が赤い、相対的に濃い色の虹を主虹(しゅこう)と呼びます。
光が強いと主虹の外側に色の並びが逆になった、相対的に薄い色の虹の副虹(ふくこう)が現れることがあります。
■虹のふもとに行ってみたい
虹のふもとに行ってみたいと思ったことはありませんか。
しかし、虹のふもとにはたどり着くことが出来ません。
虹は対日点(太陽と観察者を結んだ延長方向の点)を中心に円状になっていて、地上にいる私たちはその一部を見ていることになります。
虹に近づくことは出来ないので、ふもとにたどり着くことは出来ません。
■虹に出会うには
虹は雨上がりに太陽の光がさしてきたら現れることが多いです。また、太陽の光を反射して発生するため、発生する方向は必ず太陽と反対方向になります。
ぜひ、雨上がりは太陽を背にして、虹を探してみてはいかがでしょうか。
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2024/11/21 12:14
関東 きのうは40年ぶりの寒さ 次の冬将軍 23日(土)勤労感謝の日に到来か【週末天気予報】
きのう20日(水)は関東など東日本の太平洋側では、低気圧や湿った空気の影響で冷たい雨が降り続きました。
東京のきのうの最高気温は8.8℃と、真冬並みの寒さとなりました。
11月中旬に、東京の最高気温が8℃前後までしか気温が上がらなかったのは、
1984年11月20日以来、40年ぶりのことで、異例の寒さとなりました。
関東で冷たい雨をもたらした低気圧は、きょう21日(木)は、
次第に日本の東へ離れていく見込みです。
関東は午後も雲の広がりやすい天気は続きますが、ゆっくりと天気が回復に向かうでしょう。
一方、北日本や北陸はきょうは天気が下り坂です。
上空に寒気を伴った低気圧が日本海にあり、あす22日(金)にかけて
発達しながら北東進し、北海道を通過する見込みです。
このため、きょうの夕方以降は北日本の日本海側や北陸で雨や雪が降り出す所がありそうです。
雷を伴って降り方の強まる所もあるでしょう。
あす22日(金)は次第に西高東低の冬型の気圧配置となり、週末にかけては再び冬将軍が到来する見込みです。
23日(土)午後9時の寒気の予想を見てみると、
山で雪をもたらす寒気が西日本の四国付近まで南下する予想です。
また、平地で雪をもたらす寒気も、東北北部まで南下し
再び北日本では降るものは雨ではなく雪に変わってくる見込みです。
寒気のピークは23日(土)夜〜24日(日)朝にかけてとなりそうで、
24日(日)は西日本でも雪の降る所があるかもしれません。
あすからの3日間の天気を見てみると、
北海道は、あす22日(金)は午後から沿岸部では雨、
内陸部では雪が降り出す見込みです。
23日(土)には寒気が流れ込み、札幌市内も次第に雪に変わるでしょう。
24日(日)の朝は冷え込み、道路はツルツルの凍結路面となって状況が悪化することが考えられます。
冬用タイヤを履いていても速度を落としてゆっくりと走行してください。
北陸では、断続的に冷たい雨が降り、標高の高い山は雪でしょう。
23日(土)は風が冷たく、数字以上に寒く感じられそうです。
一方、関東〜九州にかけては週末にかけて晴れる所が多い見込みです。
あすは一旦気温が上がりますが、寒気が流れ込む土日は再び寒くなりそうです。
東京では、この土日は、きのうほどの寒さではありませんが、
冷たい北風が吹くため、風を通しにくい服装でお出掛けすると良さそうです。
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2024/11/21 06:07
西日本は過ごしやすい陽気に 関東は寒さ和らぐ
関東はきのう20日、朝から冷たい雨が降り、各地で最高気温が一桁と寒い一日となりました。きょう21日は天気が回復し、きのうの寒さは和らぎそうです。その他の地域でもきのうに比べ気温が上がる所が多く比較的過ごしやすい体感となる見込みです。
予想最高気温は東京都心できのうに比べ5℃高い14℃となるでしょう。この時期らしい気温となりそうです。
前橋では前日より10℃高い19℃の予想です。体感差が大きくなりますので体調管理に注意が必要です。
日差しの届く西日本も気温が上がり、日中は過ごしやすい体感となりそうです。予想最高気温は大阪で17℃、福岡で18℃の予想です。
北日本はきのうに比べやや高い所が多く、札幌で10℃、仙台で16℃となる見込みです。
日中は暖かさを感じられますが、朝晩は冷え込む所が多いでしょう。服装選びにお気を付けください。
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2024/11/21 06:00
きょうの天気 関東は天気が回復 北陸は雷雨に注意
きょう21日(木)は、けさまで関東で雨を降らした低気圧が東に離れ、関東は天気は回復へと向かいそうです。日本海側は変わりやすい空模様となるでしょう。
北海道では朝まで雨や雪の残る所がありますが、午後は日差しの届く所があるでしょう。朝晩は冷え込みが強まるため積雪地域では路面状況の変化に注意が必要です。
東北の日本海側や北陸は変わりやすい空模様です。午後はにわか雨の可能性があるため外出には雨具をお持ちください。
北陸では雷雨となる恐れがあるため、落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨に注意してください。
関東は朝まで雨の残る所がありますが、午後は天気が回復するでしょう。お帰りの際は傘の置忘れにお気をつけください。
冷たい一日となった前日に比べ、気温は高く寒さは和らぎそうです。
東海や西日本は日差しの届く所が多いでしょう。九州や中・四国ははじめ雲が多いですが、次第に日差しが戻りそうです。
日中は18℃前後の所が多く、日差しのもとでは暖かく感じられそうです。朝晩との体感差にお気をつけください。
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2024/11/20 16:54
【週間天気】今度は週末に冬将軍到来 北日本の平地で積雪 慣れない道の走行に注意
この先、一時的に西高東低の冬型の気圧配置となり、寒気の南下する日があるでしょう。
週末は北日本では再び雪が降る見込みです。
あす21日(木)、日本の南の低気圧が北東進し、関東沿岸部を中心に明け方は雨の残る所があるでしょう。
気圧の谷の影響で、北陸は夕方から、北海道は夜から雨の降る所があり、雷を伴う所がある見込みです。
北海道北部では雪の混じる所があるでしょう。
あさって22日(金)、低気圧が北日本を通過し、夜は次第に西高東低の冬型の気圧配置となる見込みです。
西〜東日本日本海側は次第に雨の降り出す所が増えるでしょう。
東北は雨、北海道北部は湿った雪の降る所がある見込みです。
■週末に再び寒気南下
週末23日(土)〜24日(日)頃は、冬型の気圧配置が強まり、再び上空の寒気が南下するでしょう。
山で雪が降る目安の上空1500m付近で0℃以下の寒気が九州北部付近まで、平地で雪が降る目安の上空1500m付近で-6℃以下の寒気が東北北部まで南下するでしょう。
先日の寒気ほど強くはないものの、関東北部や北陸の山沿いで雪の降る所がある見込みです。
東北や北海道では雪が降り、東北北部や北海道は平地でも雪の積もる所があるでしょう。
また、日本海側を中心に雪が強まって、風も強く吹雪く所がある見込みです。
今回の寒気の襲来は週末のため、北日本方面への旅行などで慣れない道を車で走行される方は、冬用タイヤで時間に余裕をもって運転してください。
太平洋側は日差しの届く所が多く、お出掛け日和となり、紅葉狩り日和となる所があるでしょう。
しかし、広く冷たい北風が強まる見込みです。
■週明けの天気は
26日(火)〜27日(水)は低気圧が日本海を北東進し、西から次第に雨の降る範囲が広がるでしょう。
■この先
週末の最高気温は四国〜関東は平年より低く師走の寒さとなる所がある見込みです。他は平年並みでしょう。
広く雨の降る26日(火)〜27日(水)は、低気圧に向かって暖かい空気が流れ込み、気温は平年よりかなり高くなる見込みです。
朝晩の気温差だけでなく、日ごとの気温差も大きくなりますから体調管理に気をつけてください。
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2024/11/20 15:48
地震情報(震源・震度に関する情報)
地震情報(震源・震度に関する情報)
令和6年11月20日15時44分 気象庁発表
20日15時40分ころ、地震がありました。
震源地は、陸奥湾(北緯41.0度 東経141.1度 深さ 10km)
地震の規模(マグニチュード)は、5.1と推定されます。
[震度3以上が観測された地域]
震度4 : 青森県津軽北部 青森県三八上北 青森県下北
震度3 : 青森県津軽南部
[震度3以上が観測された市町村]
震度4 : 平内町 野辺地町 横浜町 佐井村
震度3 : 青森市 十和田市 むつ市 蓬田村
〃 : 外ヶ浜町 藤崎町 七戸町 六ヶ所村
〃 : 東通村 風間浦村 五戸町
この地震による津波の心配はありません。
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2024/11/20 15:42
関東 朝から気温上がらず都心で8.8℃ 週末師走の寒さ 週明けの朝はきょうより冷え込む所も
きょう20日(水)午後2時現在、東京都心の最高気温は8.8℃と最も寒い時期を下回り真冬の寒さとなっています。
■日中も冷たい雨で気温ほとんど上がらず
今朝、関東は上空に寒気が残っていることや冷たい北寄りの風で今季最低の気温となった所が多くなりました。
東京都心では5.5℃まで下がり、今季最も寒い朝となりました。
東海や関東では朝から雲が多く冷たい雨の降っている所があり、日中も気温の上がり方が鈍い所が多くなっています。
東京都心も朝から気温は横ばいです。
午後2時現在、都心の最高気温は8.8℃と最も寒い時期を下回り、平年より7℃程低くなっています。
都心で最高気温が10℃未満の一桁となった場合、3月23日(9.3℃)以来と約8ヶ月ぶりのこととなります。
横浜、千葉など関東南部では10℃に届かない所がほとんどです。
全国的に冷えこんだきのう19日(火)よりも、朝から日差しが届かず冷たい雨の降っている東海や関東は更に冷え込んでいます。
関東では、きのう19日(火)の最高気温と比べ6℃以上低くなった所もあります。
■冷たい雨はいつまで?
夕方の帰宅の時間帯は関東南部で雨が降りやすく、夜は北部でも雨の降る所があるでしょう。
あす21日(木)の朝は沿岸部を中心に雨の残る所がある見込みです。
■週明けの朝 今季一番の寒さ更新か
この先、関東はあす21日(木)は平年並みの陽気、22日(金)は再び平年より気温が高くなる見込みです。
しかし、週末の23日(土)〜24日(日)頃は再び寒気が流れ込み、日中も師走の寒さとなるでしょう。
週明け25日(月)の朝は、今朝と同じくらいか今季一番の寒さを更新する所がある見込みです。
先週までは10月並みの暖かさの日が多かったため、この先は季節が一気に進んだように感じられる日がありそうです。
風邪を引かないよう暖かい服装で体調管理に努めてください。
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2024/11/20 12:23
台風24号 熱帯低気圧に変わる 寿命10日以上 一時は4つの台風同時に発生
きょう20日(水)午前9時、台風24号(マンニィ)は南シナ海で熱帯低気圧に変わりました。
11月、日本の南には台風22号、23号、24号、25号と4つの台風が同時に発生した時期もありました。
4つの台風のうち最も長寿となった台風24号も熱帯低気圧に変わりました。
【台風22号】
11月4日午前3時発生 11月12日午後3時熱帯低気圧に変わる
【台風23号】
11月9日午後3時発生 11月15日午前3時熱帯低気圧に変わる
【台風24号】
11月9日午後3時発生 11月20日午前9時熱帯低気圧に変わる
【台風25号】
11月12日午前3時発生 11月16日午後3時熱帯低気圧に変わる
台風24号は11月9日午後3時にマーシャル諸島で発生しました。
その後、発達しながら西よりに進み、フィリピンの東で強い勢力から非常に強い勢力へ発達しました。
16日午前9時には、台風の階級の中で最も強いランクの猛烈な勢力となり、17日には非常に強い勢力でフィリピンへ。
その後は勢力を落としながら南シナ海を西よりに進み、きょう20日(水)午前9時に南シナ海で熱帯低気圧に変わりました。
台風24号の寿命は10日以上となり、11月としては珍しいことです。
日本の南には11月4日から2週間以上台風が存在していましたが、これで台風の存在はなくなりました。
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2024/11/20 08:30
月が火星に接近!真夜中の天気予報
今日20日(水)の夜遅く、東の空で、−0.3等の明るさで輝く火星と月が並んで見えます。
月と火星は少しずつ距離を縮めながら動いて行き、明日21日(木)の朝9時頃に最接近。
最も距離が近くなる頃には日が昇って空が明るくなるため、火星は肉眼では見えなくなってしまいますが、月と火星の共演は明日21日(木)の夜明けにかけて楽しめそうです。
また、周囲には冬の星座が輝きます。
冬は明るい星が多く、今晩の月と火星の周辺では、ふたご座の1等星「ポルックス」や、こいぬ座の1等星「プロキオン」が見られます。
夜更かし、または明日の朝に早起きされる方は、明るい天体たちを眺めてみませんか?
きょう夜遅く、関東は雨雲が広がります。
北海道も日本海側で雨、内陸部では雪となるでしょう。
九州北部や沖縄は厚い雲がかかりやすい空模様となりそうです。
晴れ間が期待できそうなのは東北北部、北陸、近畿、中四国です。
各地とも夜は冷え込むため、屋外での天体観測は暖かい服装でお楽しみください。
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2024/11/20 06:00
関東は真冬の寒さ・冷たい雨の範囲拡大…晴れる地域も肌寒い体感に
きょう20日(水)は、関東甲信や静岡県で太平洋側から冷たい雨の範囲が広がります。
東京の最高気温は9℃(1月中旬並み)となる予想で、関東は真冬の寒さとなりそうです。
北海道は日本海側から天気が下り坂となり、道北や内陸では雪になる所があるでしょう。
お帰りが遅くなる場合、車での移動は積雪による路面状況の悪化に注意してください。
沖縄は雲が広がりやすく、先島諸島は雨の一日となりそうです。
その他の地域は晴れる所が多いですが、昼間も肌寒い体感となるでしょう。
今夜にかけて、高気圧が日本の東へ中心を移し、低気圧が日本の南を北上する見通しです。
低気圧の北側には風向の異なる風が収束するシアーラインがあり、雨雲が発生しやすくなっているため、関東甲信や静岡県では沿岸部から雨の範囲が広がります。
北海道の日本海側は気圧の谷が接近するため天気が下り坂です。
北海道や東北北部のほか、関東甲信でも最高気温が10℃に満たない地域が多く予想されています。
外出時には冬用コートのほか、マフラーや手袋などがあると良さそうです。
東海や近畿は15℃以下の所が多く、日差しが届く所でも肌寒い体感となるでしょう。
きょうは暖かくしてお過ごしください。
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2024/11/19 19:35
【3か月予報】平年並みの「寒い冬」に…日本海側は雪や雨多い 積雪の急増に注意
きょう19日(火)、気象庁は12月〜2月の天候の見通し「3か月予報」を発表しました。
ラニーニャ現象の特徴が明瞭になることや、上空の風(偏西風)が大陸の中国付近で北に、日本付近でやや南に蛇行することなどから、日本付近は冬型の気圧配置が強まる時期がありそうです。
このため、気温は全国的にほぼ平年並みで寒い冬となるでしょう。
北日本の日本海側では低気圧の影響を受けやすく、東日本の日本海側では冬型の気圧配置が強まる時期があるため、降水量は平年並みか多くなりそうです。
一方、東〜西日本の太平洋側では低気圧の影響を受けにくい時期があるため、平年並みか少ない見込みです。
北〜西日本の日本海側における降雪量は、冬型の気圧配置が強まる時期があるため、平年並みか多いでしょう。
発達した雪雲がかかり、短時間で積雪が急増する時期があることも考えられます。
日本海側の地域は、今年も雪への備えを万全にして冬を迎えましょう。
・12月
北日本の日本海側では、平年と同様に曇りや雪または雨の日が多い。
東〜西日本の日本海側では、平年と同様に曇りや雨または雪の日が多い。
沖縄・奄美では、平年と同様に曇りや雨の日が多い。
北〜西日本の太平洋側では、平年と同様に晴れの日が多い。
・1月
北日本の日本海側では、低気圧の影響を受けやすいため、平年に比べ曇りや雪の日が多い。
東日本の日本海側では、冬型の気圧配置が強まる時期があるため、平年に比べ曇りや雪または雨の日が多い。
西日本の日本海側では、平年と同様に曇りや雪または雨の日が多い。
北日本の太平洋側では、平年と同様に晴れの日が多い。
東〜西日本の太平洋側では、低気圧の影響を受けにくいため、平年に比べ晴れの日が多い。
沖縄・奄美では、平年と同様に曇りや雨の日が多い。
・2月
北日本の日本海側では、平年と同様に曇りや雪の日が多い。
東〜西日本の日本海側では、平年と同様に曇りや雪または雨の日が多い。
北〜西日本の太平洋側では、平年と同様に晴れの日が多い。
沖縄・奄美では、平年と同様に曇りや雨の日が多い。
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2024/11/19 13:47
【関東】あすは更に冷え込む 冷たい雨に北寄りの風で体感温度はより低く 週末は再び師走の寒さに
あす20日(水)、関東は寒さの底となる見込みです。
北寄りの風に冷たい雨で体感温度は更に低くなりそうです。
きょう19日(火)、日本付近は西高東低の気圧配置は緩んできましたが、上空には今季一番の寒気が居座り、日中も師走の寒さとなっている所が多いです。
あす20日(水)は、今季一番の上空の寒気は次第に抜けるものの、寒気の影響は残るでしょう。
朝は10℃に届かない所が多く、都心は6℃の予想です。
今朝の都心の最低気温は7.9℃だったため、更に冷え込むでしょう。
また、日中も雲が多く、早い所では雨が降り始めるため、晴れたきょう19日(火)より更に寒くなって、寒さの底となる見込みです。
あす20日(水)、東海道沖で低気圧が発生し、発達しながら北東へ進む見込みです。
静岡県や関東は低気圧の北側に広がる雨雲がかかり、午後は雨の降る所があるでしょう。
沿岸部で雨が降り出し、夜は関東南部で雨の降る所が増える見込みです。
関東北部でもにわか雨があるでしょう。
あす20日(水)の予想最高気温は、都心で12℃と12月中旬並みの陽気となるでしょう。
関東は冷たい雨に北寄りの風で体感温度は更に低くなりそうです。
昼間でも風を通しにくい厚手のコートやマフラーなど防寒具が必要となるでしょう。
この先、関東は21日(木)は平年並みの陽気、22日(金)は再び平年より気温が高くなる見込みです。
しかし、週末の23日(土)〜24日(日)頃は再び寒気が流れ込み、師走の寒さとなるでしょう。
先週までは10月並みの暖かさの日が多かったため、この先は季節が一気に進んだように感じられる日がありそうです。
暖かい服装で風邪を引かないよう体調管理に努めてください。
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2024/11/19 08:00
きょう19日(水)、仙台で初雪 東北地方は全ての地点で今季の初雪を観測
仙台ではきょう19日に初雪を観測しました。
これで東北地方は全ての地点で、今季の初雪が観測されたことになります。
今季の初雪観測日を一覧にして見てみますと、青森から福島まで、全ての地点で昨年よりも早い初雪の観測となりました。
昨夜18日から上空1500m付近で-6℃以下の寒気が北陸、甲信地方付近まで南下したことにより、雪の範囲が広がりました。東北地方ではきのう18日からきょう19日にかけて、秋田、仙台、山形、福島で次々と初雪となりました。
北日本では昼前にかけて冷たい雨や雪が降り、北海道や青森では吹雪く所もありそうですが、冬型の気圧配置は次第に緩むでしょう。午後までに雪の治まる所が多くなる見込みですが、山沿いでは本格的な積雪となっている所が多くなっています。
夜になると路面が凍結するため、車の運転や歩行の際は、スリップ事故や転倒などに注意して下さい。