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2025/10/22 20:02

最新3か月予報 12月以降は冬型の気圧配置が強まり、季節は急ピッチで冬へ


気象庁は21日、この先3か月間の天候の見通しとなる、最新の3か月予報を発表しました。

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地球温暖化の影響により、大気全体の温度は高いでしょう。
ラニーニャ現象に近い状況が続く見通しで、海面水温は太平洋赤道域の中部から東部で低い見込みです。また、インド洋熱帯域では、海面水温は東部で高く西部で低いでしょう。
このため、積乱雲の主な発生域はインド洋部からフィリピン付近となり、インド洋西部と太平洋域の日付変更線付近では少ない見込みです。

これらの影響から、上空の偏西風はユーラシア大陸付近で北に蛇行し、12月以降は日本付近で南に蛇行して、平年よりもやや南側を流れるでしょう。また、シベリア高気圧は、南東側への張り出しがやや強まる時期があり、アリューシャン低気圧は西側で強まる予想です。

以上の予測結果から、12月は冬型の気圧配置が強まる時期があり、12月以降は一気に冬へと季節が進むでしょう。

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3か月間の平均気温の予測を見てみますと、11月は上空の偏西風が北よりを流れる見通しの為、平年よりも高い所が多くなりそうです。降水量も、11月はほぼ平年並みで推移するでしょう。沖縄・奄美は、前線や湿った空気の影響を受けやすく、曇りや雨の日が多いでしょう。

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12月以降、平均気温は全国的に平年並みとなり、北日本から西日本では日本海側を中心に曇りや雨、雪の日が多くなるでしょう。東日本、西日本の太平洋側は乾燥した晴天となりやすいため、乾燥や火の取り扱いには注意が必要です。

日本海域の海面水温は、平年よりも高い状態で推移しています。12月以降、冬型の気圧配置が強まって上空に強い寒気が流れ込んだ場合は、日本海側で大雪となる可能性があります。12月以降は季節の進みが急ピッチとなりますので、早めの冬支度をしておくと良いでしょう。

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2025/10/22 18:24

地震情報(震源・震度に関する情報)


地震情報(震源・震度に関する情報)
令和7年10月22日18時22分 気象庁発表

22日18時17分ころ、地震がありました。
震源地は、釧路沖(北緯42.9度 東経145.5度 深さ 40km)
地震の規模(マグニチュード)は、5.1と推定されます。

[震度3以上が観測された地域]
震度4 : 釧路地方中南部 根室地方南部
震度3 : 根室地方北部 根室地方中部

[震度3以上が観測された市町村]
震度4 : 根室市 浜中町
震度3 : 釧路市 別海町 標津町 羅臼町

この地震による津波の心配はありません。


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2025/10/22 16:11

【海洋まとめ】伊豆諸島付近 台風23号の接近で猛烈なしけに 日本海は平年よりかなり高い海面水温が継続


伊豆諸島付近は海面水温は高い状態が長く続いていたが、台風22号に続く台風23号の影響で、海面水温が平年並みの状態となった。台風23号の最接近時は、伊豆諸島付近は猛烈なしけとなった。
以下、海洋のまとめ(2025年10月12日〜18日)です。

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■気圧配置と波
12〜13日、台風23号は強い勢力となり、日本の南〜伊豆諸島付近へ進んだ。
また、前線を伴う低気圧が日本の東と日本海をそれぞれ東進した。
日本の南で大しけとなり、13日は伊豆諸島付近で猛烈なしけとなった。
14日、強い台風23号が日本の東を東進し、日本から離れたが、台風からのうねりで東〜北日本太平洋側では、波が高くなった。
15日午前3時、台風23号は温帯低気圧に変わったが、高波域からのうねりで、日本の東で波の高い状態が継続した。
16〜17日、前線を伴う低気圧が発達しながら日本海〜日本の東へ東進し、17日は日本の東でしけた。

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■海面水温
日本海域の海面水温は、平年よりかなり高い海域が継続し、最大で4℃高かった。
日本海中部の大陸側は、低気圧が次々と東進し、海面水温が平年よりやや低くなった。
東シナ海は、平年よりかなり高い海域、南西諸島は平年より高い海域が継続した。
太平洋側は、台風23号の東進で、伊豆諸島付近は平年並みの海域が拡大したが、他は平年より高い海域が継続した。
三陸沖は、引き続き平年よりかなり高かった。
一方、千島の南は平年よりやや低くなった。

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2025/10/22 12:23

週末広く雨 雨風強まる所も 週明けは西高東低の気圧配置に 北海道の平地で雪


■秋雨前線停滞 沖縄は24日まで警報級の大雨の恐れ
■週末広く雨 週明け西高東低の気圧配置へ
■来週 再び寒気南下で北海道は平地でも雪の所も

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■秋雨前線停滞 沖縄は24日まで警報級の大雨の恐れ
今週は、東シナ海から日本の南にかけて秋雨前線が停滞するするでしょう。
沖縄・奄美付近に前線が停滞し、伊豆諸島付近では今夜にかけて、前線がゆっくり南下する見込みです。
また、熱帯低気圧がきょう22日(水)は沖縄の南をゆっくり南下するでしょう。
前線や熱帯低気圧の影響で大気の状態が非常に不安定となり、大雨となることもある見込みです。
沖縄本島や奄美、伊豆諸島付近はあす23日(木)にかけて、先島諸島ではあさって24日(金)頃にかけて、前線の活動の程度等によっては警報級の大雨となる恐れがあります。

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■週末広く雨 週明けは西高東低の気圧配置へ
26日(日)、日本の南に停滞する前線上に低気圧が発生し、日本の東へ進む見込みです。
また、別の前線を伴った低気圧が北日本付近に進むでしょう。
2つの低気圧や前線の影響で、週末は広く雨となる見込みです。
低気圧や前線に向かう暖かく湿った空気の影響で、大気の状態が不安定となり、雨風の強まる所がるでしょう。
特に、日本の南の前線や低気圧に近い伊豆諸島では、再び警報級の大雨となる恐れがありますので、最新の情報に気をつけてください。
27日(月)、低気圧や前線の通過後、大陸の高気圧が日本付近に張り出し、西高東低の気圧配置となるでしょう。
再び寒気の流れ込みが強まる見込みです。
西日本や東日本も寒気の影響を受け、再び気温が平年並みかやや低くなり、日本海側では時雨となるでしょう。

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■来週 再び寒気南下で北海道は平地でも雪の所も
あさって24日(金)頃にかけて、北海道付近の上空には寒気が居座り、きょう22日(水)とあす23日(木)は雨や雪の降る所がある見込みです。
また、来週は再び西高東低の気圧配置となって寒気が南下し、上空1500m付近に−6℃以下の寒気が北海道を覆う日があるでしょう。
27日(月)は、札幌でも雨や雪が降り、28日(火)や29日(水)は、道北では雪に変わる所が増える見込みです。
道北や道央の内陸部では平地でも雪が積もる恐れがあります。
自動車の走行の際は、冬用タイヤの着用をお願いいたします。

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2025/10/22 09:39

九州南部から沖縄地方と伊豆諸島では大雨警戒!


前線が台湾付近から種子島・屋久島付近、伊豆諸島付近を通って、日本のはるか東にほとんど停滞しています
また、熱帯低気圧が先島諸島付近にあって、ゆっくり南南西へ進んでいます

前線や熱帯低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、伊豆諸島や九州南部から南西諸島では、大気の状態が非常に不安定です。
九州南部から南西諸島では、非常に激しい雨が降って大雨となっている所があって、大雨・洪水・波浪警報や土砂災害警戒情報の発表されている所があります。
また、南西諸島と伊豆諸島では、これまでの大雨で地盤の緩んでいる所もあります。

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前線は、24日にかけてほとんど停滞しますが、伊豆諸島付近では22日夜にかけてゆっくり南下する見込みです。
また、熱帯低気圧は、22日は沖縄の南をゆっくり南下して、23日はバシー海峡付近に進むでしょう

このため、伊豆諸島や九州南部から南西諸島、大気の非常に不安定な状態が続く見込みです

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■■■雨の予想
九州南部から南西諸島と伊豆諸島では、雷を伴う激しい雨や非常に激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう

22日に予想される1時間降水量は多い所で、
  伊豆諸島          30ミリ。
  鹿児島県(奄美地方を除く) 50ミリ
  奄美地方          50ミリ

23日に予想される1時間降水量は多い所で、
  伊豆諸島       20ミリ

22日6時から23日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
  伊豆諸島       80ミリ
  九州南部      180ミリ
  奄美地方      150ミリ
  沖縄地方      150ミリ

その後、23日6時から24日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
  伊豆諸島       50ミリ


■■■防災事項
九州南部・奄美地方から南西諸島や伊豆諸島では22日は、土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください
予想以上に雨雲が発達した場合や発達した雨雲の流入が続いた場合には、警報級の大雨となる地域が広がり、期間ものびる可能性があります
その後も、伊豆諸島では23日にかけて、南西諸島では24日にかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください

また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください

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2025/10/21 17:47

鹿児島〜沖縄地方・伊豆諸島、警報級の大雨警戒。線状降水帯発生の可能性も


日本の東海上から、日本の南海上・九州の南を通り東シナ海には、東西に前線が延びてています。
また、先島諸島周辺には熱帯低気圧があって南西に進んでいます。
現在、沖縄地方には、大雨警報や波浪警報の発表されている所があります。

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前線は、あすの22日(水)にかけて停滞するでしょう。
前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、沖縄地方と伊豆諸島では22日にかけて、大気の状態が非常に不安定となる見込みです。

伊豆諸島では22日(水)明け方にかけて、線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があります。
土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。
また、南西諸島と伊豆諸島では落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。

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鹿児島県では22日夜遅くにかけて土砂災害、低い土地の浸水や河川の増水に十分注意してください。
鹿児島県では、22日夜遅くにかけて落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。

沖縄本島地方では、21日(火)は土砂災害に警戒してください。
八重山地方では、警報級の大雨となる見込みです。
22日(水)は低い土地の浸水に警戒してください。
与那国島地方では、22日(水)にかけてうねりを伴う高波に警戒してください。

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■■■雨の実況
降り始め(19日00時)から21日16時までの降水量(アメダスによる速報値)
沖縄本島地方
  那覇市樋川   173.0ミリ。 ※欠測値を含む
  読谷      153.5ミリ。
  南城市糸数   152.0ミリ。

宮古島地方
  多良間空港   111.5ミリ。
  宮古島市新城    53.0ミリ。

八重山地方
  石垣空港    214.5ミリ。
  石垣市伊原間  185.5ミリ。
  竹富町上原   154.5ミリ。

■■■雨の予想
伊豆諸島では、22日にかけて激しい雨や非常に激しい雨、局地的には猛烈な雨が降り大雨となる所があるでしょう。
21日18時から22日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、
  鹿児島県(奄美地方を除く) 150ミリ。
  奄美地方          100ミリ。
  沖縄本島地方  100ミリ。
  宮古島地方   100ミリ。
  八重山地方   180ミリ。
  伊豆諸島    200ミリ。

線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあります。
線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性のある地域と期間は、以下のとおりです。
関東甲信地方 伊豆諸島 22日明け方にかけて

■■■波の予想
21日に予想される波の高さ
  宮古島地方  4メートル うねりを伴う。
  八重山地方  6メートル うねりを伴う。

22日に予想される波の高さ
  宮古島地方  4メートル うねりを伴う。
  八重山地方  6メートル うねりを伴う。

23日に予想される波の高さ
  宮古島地方  4メートル うねりを伴う。
  八重山地方  5メートル うねりを伴う。

■■■防災事項
沖縄本島地方では、22日にかけて激しい雨の降る所がある見込みです。
21日は土砂災害に警戒してください。
八重山地方では、22日にかけて所により非常に激しい雨が降り、22日は警報級の大雨となる見込みです。
22日は低い土地の浸水に警戒してください。
また、沖縄本島地方と先島諸島では、24日頃にかけて雨雲の発達の程度によっては、警報級の大雨となるおそれがあります。
土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。
与那国島地方では、22日にかけてうねりを伴い大しけとなる見込みです。
うねりを伴う高波に警戒してください。石垣島地方と宮古島地方では、23日にかけてうねりを伴いしける見込みです。
うねりを伴う高波に十分注意してください。

沖縄本島地方と先島諸島では、22日にかけて落雷や竜巻などの激しい突風に十分注意してください。
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。

伊豆諸島では、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。
また、南西諸島と伊豆諸島では落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。

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2025/10/21 08:00

本州の南に前線停滞 伊豆諸島では線状降水帯発生のおそれも


きょう21日(火)、本州の南では秋雨前線が停滞しています。先島諸島付近には、午前3時ごろに熱帯低気圧が発生し、ゆっくり南西に進んでいます。

前線に向かって、熱帯低気圧周辺の暖かく湿った空気が流れ込み、さらに上空の気圧の谷の影響が加わって、前線に近い沖縄・奄美、伊豆諸島では大気の状態が非常に不安定となる見込みです。
また、西日本、東日本の太平洋側でも雲の多いすっきりしない天気となり、にわか雨や雷雨となる所があるでしょう。

沖縄・奄美では、昼前から昼過ぎにかけて雷を伴う激しい雨となり、伊豆諸島では夕方から夜のはじめ頃にかけて、局地的に1時間80ミリ以上の猛烈な雨の降る所がある見通しです。あす22日(水)にかけて前線の動きがほとんどないため、同じような場所で大雨が続く恐れがあります。

特に伊豆諸島では、きょう21日夕方から夜遅くにかけては、線状降水帯が発生して、大雨災害の危険度が急激に高まる可能性があります。線状降水帯が発生した場合は、予想を大きく上回る総雨量となる恐れがあります。
土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫などに厳重な警戒をして下さい。

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■雨の予想(伊豆諸島)

21日に予想される1時間降水量は多い所で、
伊豆諸島 80ミリ

22日に予想される1時間降水量は多い所で、
伊豆諸島 40ミリ

21日6時から22日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
伊豆諸島 200ミリ

その後、22日6時から23日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
伊豆諸島 80ミリ

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2025/10/20 20:14

北海道で続々届く冬の便り 稚内、旭川、網走で初雪を観測


きょう20日(月)、北海道の稚内で初雪を観測しました。全国の気象台では今季初めてとなる初雪の観測となりました。同日、旭川、網走でも初雪が観測されたと発表がありました。

また、函館の横津岳、室蘭の鷲別岳、札幌の手稲山で初冠雪が観測されました。

きょう20日の本州付近は西高東低冬型の気圧配置となり、北海道では上空約1500m付近で-6℃以下という、平地でも雪を降らせる目安となる寒気が流れ込みました。日本海には冬季に見られる筋状の雲が形成され、北海道の陸地にも筋状雲の一部がかかり、気温の低下により雨が雪に変わったと見られています。

■初雪
旭川  平年より1日遅く、昨年より1日遅い
稚内  平年より1日遅く、昨年より1日遅い
網走  平年より10日早く、昨年より1日遅い

■初冠雪
函館 横津岳 平年より9日早く、昨年より18日早い
室蘭 鷲別岳 平年より11日早く、昨年と同じ
札幌 手稲山 平年より2日遅く、昨年と同じ

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北海道では、あすも上空約1500m付近で-6℃以下の寒気が流れ込む所があり、朝晩を中心に内陸部の平地でも雪の降る所がありそうです。標高の高い所では積雪となる可能性があるため、車の運転の際は路面の状態に注意して下さい。

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2025/10/20 12:57

秋雨前線停滞 沖縄・伊豆諸島24日まで警報級大雨 本州太平洋側曇りや雨 都心で16℃予想の日も 北海道内陸は雪の日も 【週間天気予報】


■秋雨前線停滞 沖縄・伊豆諸島24日まで警報級の大雨の恐れ
■西〜東日本も太平洋側はぐずついた天気 一気に秋の空気へ
■北海道 寒気で内陸は雪の日も

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■秋雨前線停滞 沖縄・伊豆諸島24日まで警報級の大雨の恐れ
24日(金)頃にかけて、東シナ海から日本の南にかけて秋雨前線が停滞するするでしょう。
沖縄・奄美や伊豆諸島では、前線の影響を受ける日が多く、断続的に雨が降る見込みです。
三宅島では、これまでに降った雨により地盤の緩んでいる所があるため、少ない雨量でも土砂災害の危険度が高まる恐れがあります。
また、湿った空気の影響で大気の状態が不安定になり、大雨となることもあるでしょう。
前線の活動の程度等によっては警報級の大雨となる恐れがありますので、最新の情報に気をつけてください。

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■西〜東日本も太平洋側はぐずついた天気 一気に秋の空気へ
秋雨前線が本州の南に停滞し、西〜東日本も太平洋側を中心に、曇りや雨のぐずついた天気の日が多いでしょう。
24日(金)〜25日(土)は、高気圧が日本海から日本の東へ移動し、本州付近は日差しの届く所が増える見込みです。
しかし、26日(日)〜27日(月)にかけて、日本の南の前線が北上して前線上に低気圧が発生し、日本の南から日本の東へ進んで北上するでしょう。
再び雨の降る所が増える見込みです。
週末に真夏日となった西日本では、一気に秋の空気に包まれる日が多くなるでしょう。
関東甲信など東日本は平年並みか平年より気温の低い日が多く、東北では平年より気温の低い日が多くなる見込みです。
東京都心では、22日(水)は雨や冷たい北東風の影響で、最高気温は16℃と11月中旬並みの陽気となるでしょう。
急な寒さで風邪をひかないように気をつけてください。

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■北海道 寒気で内陸は雪の日も
週後半にかけて、北海道付近には寒気が南下する見込みです。
上空1500m付近に−6℃以下の寒気が北海道を覆う日があり、降水があれば内陸の平地でも雪になるでしょう。
特に、今夜〜あす21日(火)のはじめ頃にかけて、上空1500m付近に−6℃以下の寒気が北海道の太平洋側まで南下する見込みです。
道北や道央の内陸部では平地でも雪が降る恐れがあります。
山沿いや峠道を通行する際は、冬用タイヤの着用をお願いいたします。

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2025/10/20 07:16

沖縄は24日(金)ごろにかけて警報級の大雨のおそれ 大雨災害に注意を


前線が東シナ海〜本州の南に停滞しており、台風24号が南シナ海を北西へ進んでいます。沖縄地方は東寄りの湿った空気が流れ込んでおり、5時29分までの1時間に沖縄県竹富町波照間で35.0mmの激しい雨を観測しています。

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きょう20日は、前線が次第に南下する見込みです。沖縄地方は、太平洋高気圧のへりを回り流れ込む湿った空気の影響で、大気の状態が非常に不安定となるでしょう。このため、雨雲が発達しやすくなり、激しい雨や雷雨となるおそれがあります。短時間での大雨となるおそれがあるためアンダーパスの浸水など注意が必要です。

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沖縄地方では、この先、今週末ごろにかけて前線や湿った空気の影響を受けるため、雨が降りやすく、長雨となるでしょう。雨雲の発達の程度によっては、24日(金)頃にかけて警報級の大雨となるおそれがあるため、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分に注意してください。

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2025/10/20 06:32

きょう20日(月)の天気 太平洋側は次第に天気回復 北海道は平地でも雪の可能性


きょう20日(月)は、前線が本州の南を南下する見込みです。太平洋側は次第に天気回復へ向かいますが、日本海側は次第に雨の降り出す所が多いでしょう。北海道は雪として降る所がありそうです。

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北海道には上空約1500mで平地で雪を降らす目安となる−6℃以下の寒気が道北を中心に流れ込む見込みです。内陸部や山沿いなどでは朝晩を中心に雪として降る所があるでしょう。道北では平地でも雪の降る所があるため、路面の凍結や峠道では積雪に注意し、峠道などを運転される予定の方は冬用タイヤへの交換を行ってください。
気温は一日を通して低く、日中の最高気温は各地で10℃前後となるでしょう。暖かくしてお過ごしください。

東日本〜西日本の太平洋側では朝まで雨の降る所がありますが、次第に止む所が多くなる見込みです。一方、東北〜山陰の日本海側では次第に雨の降りやすい天気となるため、外出される際に雨が降っていなくても雨具をお持ちください。関東では夜も雨の可能性があるため折りたたみ傘があると安心でしょう。

九州は、はじめ雲が多い空模様ですが、次第に日差しの戻る所がありそうです。

沖縄は前線の影響で雨が降りやすく、激しい雨や雷雨のおそれがあります。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分に注意してください。

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2025/10/19 17:43

沖縄地方、先島諸島を中心に大雨警戒。台風の間接的な影響も!


千島の東には低気圧があって、中心から前線が日本の東・本州南岸を通り東シナ海にのびています。
また、フィリピンには台風24号があって北北西に進んでいます。
一方、高気圧が大陸からは日本海付近に張り出しています。

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明日20日にかけて、高気圧は日本付近に張り出し、前線はゆっくりと南下して、奄美・沖縄付近に停滞する見込みです。
沖縄地方は、台風周辺や高気圧のへりを回り込む湿った空気の影響で、大気の状態が非常に不安定となるでしょう。
沖縄本島地方と先島諸島では、20日にかけて落雷や竜巻などの激しい突風に十分注意してください。

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19日から24日頃にかけて雨雲の発達の程度によっては、警報級の大雨となるおそれがあります。
土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。

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■■■ 雨の予想
19日に予想される1時間降水量は多い所で、
  沖縄本島地方 30ミリ
  八重山地方  30ミリ

20日に予想される1時間降水量は多い所で、
  沖縄本島地方 30ミリ
  宮古島地方  30ミリ
  八重山地方  30ミリ

19日18時から20日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、
  沖縄本島地方 60ミリ
  宮古島地方  60ミリ
  八重山地方  80ミリ

その後、20日18時から21日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、
  沖縄本島地方 80ミリ
  宮古島地方  80ミリ
  八重山地方  80ミリ

■■■ 防災事項
沖縄本島地方と先島諸島では、20日にかけて落雷や竜巻などの激しい突風に十分注意してください。
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
大東島地方では、20日にかけて発達した積乱雲の下での落雷や突風、急な強い雨に注意してください。
沖縄本島地方と先島諸島では、20日にかけて激しい雨の降る所がある見込みです。
19日から24日頃にかけて雨雲の発達の程度によっては、警報級の大雨となるおそれがあります。
土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。

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2025/10/18 11:52

新たな台風発生も、北から季節前進 あす夜〜北海道の平地でも積雪のおそれ【台風情報・週間天気】


きょう10月18日(土)午前3時にフィリピンの東で
台風24号(フンシェン)が発生しました。

台風は今後発達しながら西へ進み、
21日(火)ごろには南シナ海で暴風域を伴いながら西へ進む見込みです。

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日本への直接的な影響はありませんが、
来週は秋雨前線が南西諸島付近に停滞する見込みで、
台風からの湿った空気が流れ込む影響で
前線の活動が活発になる可能性がありますのでご注意ください。

本州付近は、前線を伴った低気圧が通過中で、
日本海から活発な雨雲が近づいています。

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きょう午前11時現在の雨雲の様子を見てみると、
日本海には前線に伴う帯状の雨雲が広がっており、
北海道などでは雨脚が強まり始めています。

きょうの午後にかけて雨雲が広い範囲にかかり
西〜東日本では激しい雨や雷雨となる所がありそうです。

急な激しい雨や落雷、竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。

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この雨の後は、上空に強い寒気が流れ込む見込みです。

きょう18日(土)から3日間の寒気の予想を見てみると、
きょうは低気圧や前線に向かって9月並みの暖かな空気が流れ込みますが、
あす19日(日)になると、山で雪をもたらすような寒気が
東北北部まで流れ込むでしょう。

さらに、20日(月)にかけて、
平地で雪をもたらす寒気が北海道南部まで南下し、
北海道の日本海側北部やオホーツク海側では、
平地でも積雪状態となる所がある見込みです。

車は冬用タイヤを履き、積雪や路面凍結による
交通障害に注意してください。

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来週は大陸から高気圧が張り出し、
秋雨前線は本州南岸に停滞する見込みです。

このため、南西諸島や伊豆諸島付近では雨が降り続き、
警報級の大雨となる可能性があります。

長雨による大雨災害に十分注意・警戒が必要です。

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この週末で季節が大きく一歩前線します。
20日(月)は札幌の最高気温は9℃、
21日(火)は東京も19℃と20℃に届かない予想です。

これまで高温傾向だった西日本でも
来週は25℃に届く日は少なくなってきます。

朝晩も冷える日が多くなるため、
朝晩と日中との気温差、日ごとの気温差で体調を崩さないよう、ご注意下さい。

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2025/10/18 06:10

台風24号(フンシェン)発生 本州への影響はないものの、沖縄では雨が強まる可能性


18日(土)午前3時ごろ、フィリピンの東海上で台風24号「フンシェン」が発生しました。10月に入ってから4つ目の台風となります。

■台風24号  18日(土) 午前3時時点
==================
中心位置   フィリピンの東
移動速度   西 25km/h
中心気圧   1000hPa
最大風速   18m/s(中心付近)
最大瞬間風速 25m/s
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台風24号は今後、フィリピンを通過し、南シナ海に達する見込みです。日本付近への直接的な影響はありません。

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ただ沖縄、先島諸島では、台風からの暖かく湿った空気の影響を受ける可能性があります。この先、沖縄付近は前線が停滞しやすく、台風からの暖かく湿った空気が流れ込んで雨が強まる可能性があります。今後更新される最新の気象情報に注意して下さい。

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2025/10/17 20:41

最新1か月予報 北日本は季節が一気に前進 東日本、西日本の季節の進みはゆっくり


気象庁は16日、向こう1か月間の天候の見通しとなる、最新の1か月予報を発表しました。

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数値予報による予測結果によりますと、大陸からのシベリア高気圧の張り出しが強まる一方で、沖縄付近では平年寄りも気圧が低く予想されています。
上空約1500m付近の平均気温は、北日本で平年よりも低く、西日本、沖縄・奄美付近では平年よりも高いと予想されています。日本付近では、北側と南側の気温差が大きくなりやすいと見られています。

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このため、北日本では上空の寒気の影響を受けやすくなるでしょう。期間中は上空に強い寒気が流れ込んで、北海道では標高の高い山沿いだけでなく、平地でも雪の降る所がある可能性があります。峠道の車の運転は路面の状態に注意が必要で、冬用タイヤへの交換は早めに検討しておいた方が良いでしょう。
東北地方は秋らしい日が多くなり、木々も色づきが進むでしょう。

東日本、西日本の太平洋側、沖縄・奄美では、低気圧や前線の影響を受けやすい傾向となり、曇りや雨の日が多くなるでしょう。沖縄・奄美の降水量は、平年並みか、平年よりも多い傾向となりそうです。
来週21日(火)以降、東日本や西日本では、日中の最高気温が20℃に届かず、秋らしい体感の日が出てくるでしょう。しかし、期間のトータルで見ると平年よりも気温の高い傾向が続きそうで、季節の進みはゆっくりでしょう。
ただ、朝晩と日中との気温差が大きくなりやすいため、体調管理には十分注意して下さい。

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2025/10/17 11:36

【台風24号発生へ】フィリピンの東の台風のたまごが発達中 10月も台風に注意 熱帯低気圧情報


きょう17日(金)午前3時、フィリピンの東で発達中の熱帯低気圧について、気象庁は「24時間以内に台風に発達する見込み」と発表しました。
予想通り、台風に発達した場合、「台風24号」と呼ばれることになります。

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■熱帯低気圧 10月17日(金)午前9時
存在地域   フィリピンの東
中心位置   北緯13度30分 東経131度20分
移動     西 20 km/h
中心気圧   1006 hPa
最大風速   15 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 23 m/s

フィリピンの東の熱帯低気圧は発達しながら西進し、あす18日(土)にはフィリピンの東で台風になる見込みです。
その後、西北西へ進み、あさって19日(日)にはルソン島を通過するでしょう。
20日(月)には南シナ海に達し、22日(水)にかけて、南シナ海を西に進む見込みです。

■沖縄への影響は
日本への直接的な影響はないでしょう。
しかし、台風の進路や発達の程度によっては、沖縄の先島諸島を中心にうねりを伴って波が高くなる恐れがあります。
また、あす18日(土)午後から、台風周辺の湿った空気が、高気圧の縁を回って沖縄付近に流れ込み、あさって19日(日)にかけて、雨脚の強まることがあるでしょう。
沖縄付近には、20日(月)〜23日(木)は秋雨前線が停滞し、21日(火)〜22日(水)を中心に前線の影響で大雨となる恐れがあります。
雨の降る日が続きますので、最新の情報に気をつけてください。

■10月に台風が上陸することも
フィリピンの東の熱帯低気圧が「台風24号」となった場合、今月に入って4つめの台風発生となります。
10月の台風発生数の平年値は3.4個で、まだまだ台風の発生しやすい時期です。
また、上陸数の平年値は0.3個で、10月に上陸することもあります。
10月も油断せず、台風対策・大雨対策をしておくとよいでしょう。

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