TOPICS

TOPICS画像

2025/02/05 22:31

季節の便り 静岡で初雪を観測 本州では今シーズン最後の初雪


きょう5日は、上空の強い寒気の影響で、日本海側だけでなく太平洋側の一部にも雪雲が流れ込みました。

静岡ではきょう5日、初雪が観測されたと発表がありました。
平年より30日遅い観測となりました。
これにて、本州では全ての地点で初雪が発表されたことになります。静岡は、今シーズン本州で初雪が観測された最後の地点となりました。

画像

あすの東海地方は、岐阜県では局地的に雪が強まり、積雪が急増する所がありそうです。きょう5日午後10時現在、岐阜県の一部では大雪警報が発表されており、あす6日昼前まで大雪への警戒が必要です。

その他の地域では、朝は0℃前後の所が多く、厳しい冷え込みとなるでしょう。初雪となった静岡では、積雪の心配はなさそうですが、路面の凍結に注意が必要です。
日中は日差しが届いても風が冷たく、10℃に届かない所が多いでしょう。寒さ対策を万全にしてお出かけください。

TOPICS画像

2025/02/05 21:23

各地で記録的な降雪量 岐阜県白川村や北海道帯広で48時間降雪量120cm超えの大雪に


きょう5日(水)、本州付近は引き続き強い冬型の気圧配置となっています。上空約5000m付近には、大雪の目安となる-36℃以下の非常に強い寒気が流れ込み、東北南部から北陸地方では、更に強い-42℃以下の寒気が流れ込んでいます。

強い冬型の気圧配置と、上空の非常に強い寒気の影響で、各地で記録的な降雪量となっています。
また、東北から北陸地方では「日本海寒帯気団収束帯(JPCZ)」に沿って発達した雪雲が次々に流れ込み続け、局地的に雪の降り方が強まって積雪が急増している所があります。

きょう5日午後7時までの48時間降雪量を見てみますと、現在最も多い地点は岐阜県白川村白川で129cmとなっており、観測史上1位の値を更新しています。
北海道十勝地方帯広では124cmで、きのう4日、12時間降雪量が120cmを記録しました。これは国内の観測史上最大を更新するほどの大雪でした。十勝地方では、本別で118cm、芽室で111cm、浦幌で98cmの48時間降雪量となり、いずれも昨冬までの1位の値を更新しています。
新潟県上越市安塚では106cmの48時間降雪量で、昨冬までの2月の1位の値を更新する量となっています。

画像
画像

今夜からあす午前中にかけて、東北から北陸地方では発達した雪雲が次々に流れ込み、東北から北陸地方では、雪が強まって短時間で積雪が急増する所があるでしょう。
あす、日本海側のJPCZは午後にかけて次第に不明瞭となり、上空の寒気は一旦北上する見込みです。そのため、北日本日本海側から北陸にかけての雪の範囲は狭まり、山沿いを中心に雪となりそうです。

画像

その後、あさって8日(金)夜から9日(土)にかけて、再び西から強い寒気が南下してくる見込みです。大雪のピークが二度に分けてやってくる事になりますので、一旦雪が治まっても油断は禁物です。引き続き大雪による交通障害や屋根からの落雪、着雪による停電やなだれの発生に注意・警戒してください。

TOPICS画像

2025/02/05 18:35

北陸 あす夕方にかけて大雪に警戒 その後も引き続き大雪のおそれ


日本付近は強い冬型の気圧配置となっており、この状況は8日(土)頃にかけて続く見込みです。

また、上空5,000m付近にはマイナス36℃以下の、今季一番の強い寒気が流れ込むため、大気の非常に不安定な状態が続きます。

きょう5日(水)15時時点での24時間降雪量(アメダスによる速報値)は富山46cm、金沢11cmで、市街地でも今季一番の積雪です。
18時30分現在、北陸地方では新潟県、富山県、福井県に大雪警報が発表されています。

北陸地方では、あす6日(木)にかけて、平地も含めて警報級の大雪となる所があるでしょう。
その後、8日(土)頃にかけても大雪となる所がある見込みです。

また、あさって7日(金)にかけて海上を中心に非常に強い風が吹き、警報級の高波となる所があるでしょう。
予想より冬型の気圧配置や寒気が強まった場合には、警報級の大雪や高波、暴風雪となる地域が拡大するおそれがあります。

北陸地方では、今夜〜あす6日(木)夕方にかけて大雪による交通障害に、あさって7日(金)にかけて高波に警戒してください。

また、あさって7日(金)にかけて雪を伴った強風に注意・警戒し、ふぶきによる視程障害、電線や樹木への着雪、なだれ、路面の凍結に注意してください。
令和6年能登半島地震で損傷を受けた家屋では、積雪の重みによる倒壊にも注意が必要です。

あす6日(木)にかけて落雷や竜巻などの激しい突風にも注意してください。
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
ひょうの降るおそれもありますので、農作物等の管理にも注意してください。

画像

○雪の予想(多い所で)

あす夕方までの予想24時間降雪量
 新潟県 平地   50cm
 新潟県 山沿い 100cm
 富山県 平地   40cm
 富山県 山間部  70cm
 石川県 平地   30cm
 石川県 山地   60cm
 福井県 平地   20cm
 福井県 山地   70cm

その後あさって夕方までの予想24時間降雪量
 新潟県 平地  40cm
 新潟県 山沿い 70cm
 富山県 平地  20cm
 富山県 山間部 50cm
 石川県 平地  20cm
 石川県 山地  50cm
 福井県 平地  20cm
 福井県 山地  50cm

その後8日(土)夕方までの予想24時間降雪量
 新潟県 平地  30cm
 新潟県 山沿い 70cm
 富山県 平地  40cm
 富山県 山間部 70cm
 石川県 平地  20cm
 石川県 山地  70cm
 福井県 平地  20cm
 福井県 山地  70cm

画像

○波の予想

きょう予想される波の高さ
 新潟県 6m
 富山県 4m うねりを伴う
 石川県 7m うねりを伴う
 福井県 6m

あす予想される波の高さ
 新潟県 6m
 富山県 4m うねりを伴う
 石川県 6m うねりを伴う
 福井県 6m

あさって予想される波の高さ
 新潟県 6m
 富山県 3m
 石川県 6m
 福井県 6m

○風の予想

きょう予想される最大風速(最大瞬間風速)
 新潟県 陸上 23m/s (35m/s)
 新潟県 海上 23m/s (35m/s)
 富山県 陸上 12m/s (25m/s)
 富山県 海上 18m/s (30m/s)
 石川県 陸上 17m/s (30m/s)
 石川県 海上 23m/s (35m/s)
 福井県 陸上 15m/s (30m/s)
 福井県 海上 20m/s (30m/s)

あす予想される最大風速(最大瞬間風速)
 新潟県 陸上 23m/s (35m/s)
 新潟県 海上 23m/s (35m/s)
 富山県 陸上 10m/s (20m/s)
 富山県 海上 15m/s (25m/s)
 石川県 陸上 15m/s (30m/s)
 石川県 海上 18m/s (30m/s)
 福井県 陸上 12m/s (25m/s)
 福井県 海上 16m/s (30m/s)

あさって予想される最大風速(最大瞬間風速)
 新潟県 陸上 18m/s (30m/s)
 新潟県 海上 20m/s (30m/s)
 富山県 陸上 10m/s (20m/s)
 富山県 海上 18m/s (30m/s)
 石川県 陸上 15m/s (30m/s)
 石川県 海上 20m/s (30m/s)
 福井県 陸上 12m/s (25m/s)
 福井県 海上 20m/s (30m/s)

TOPICS画像

2025/02/05 17:44

【今季最強&最長寒波】 JPCZ周辺で雪雲が発達 東北や北陸でドカ雪 立ち往生の恐れも


■今季最強&最長寒波 今夜1回目のピーク
今夜にかけて、千島近海の低気圧が発達しながらサハリン付近に進み、冬型の気圧配置がさらに強まるでしょう。
また、今季最強&最長寒波は今夜、1回目のピークとなりそうです。
上空5000m付近で-42℃以下の寒気の中心部分が東北南部〜北陸を通過するでしょう。

画像

大気の状態が不安定となり、日本海で雪雲が発達しやすくなる見込みです。
特に、JPCZに伴う活発な雪雲が東北南部の日本海側〜北陸にかけて流れ込み、積雪が急増する恐れがあります。
今夜をピークにあす6日(木)にかけて、北〜西日本の日本海側を中心に大雪に警戒してください。

大雪の時に聞く「JPCZ」(日本海寒帯気団収束帯)とは
■JPCZとは
JPCZとは冬に長白山脈を迂回した季節風が日本海でぶつかり合うこできる収束帯です。
北寄りの風と西寄りの風がぶつかり合うことで上昇気流が発生し、帯状に雲が発生します。
特に、強い冬型の気圧配置の時や上空の寒気が流れ込む時には、日本海の海水温は比較的高いため、大量の水蒸気が供給され、JPCZ付近で雪雲が発達。
発達した雪雲が次々に流れ込む本州の日本海側の地域では、局地的に大雪となることがあります。
大雪になりやすい日本海側の山沿いだけでなく平地でも積雪が増え、太平洋側にも雪雲が流れることがあります。

画像

■JPCZ停滞するとドカ雪に 大雪で立ち往生
JPCZは風のぶつかる位置によって、少しずつ位置を変えます。しかし、停滞すると同じような所に発達した雪雲がどんどんと流れ込み、短時間で多くの雪が降る「ドカ雪」になります。
2021年1月には、JPCZが若狭湾付近に停滞し、大雪が降り続きました。
福井県の北陸自動車では約1600台が立ち往生しました。


■あすにかけてJPCZが北陸方面に指向その後は東北方面へ
あす6日(木)にかけて、JPCZがのび北陸方面に指向するでしょう。

画像

JPCZはあす6日(木)の午後は一旦不明瞭となりますが、あさって7日(金)は再び日本海にJPCZが顕在化し、今度は東北方面に指向するで見込みです。
JPCZが同じような場所に停滞し、短時間で積雪が急増することも考えられます。
今回の大雪でも、車の立往生や道路の通行止め、公共交通機関の大幅な遅延や運休などが発生することも予想されるため、テレワークの活用など不要不急の外出を控えるようお願いいたします。
やむを得ない場合は、最新の気象情報や交通情報を確認し、移動時間を大雪のピークの時間とずらすなどの対応をお願いします。





TOPICS画像

2025/02/05 16:54

今夜今季最強寒波が襲来 1日で100cmの降雪予想も 立ち往生やホワイトアウトの恐れ 週末にかけて影響長引く


■今季最強&最長寒波 今夜1回目のピーク
今夜にかけて、千島近海の低気圧が発達しながらサハリン付近に進み、冬型の気圧配置がさらに強まるでしょう。
また、今季最強&最長寒波は今夜、1回目のピークとなりそうです。
上空5500m付近で-42℃以下の寒気の中心部分が東北南部〜北陸を通過するでしょう。

画像

大気の状態が不安定となり、日本海で雪雲が発達しやすくなる見込みです。
特に、JPCZに伴う活発な雪雲が東北南部の日本海側〜北陸にかけて流れ込み、積雪が急増する恐れがあります。
今夜をピークにあす6日(木)にかけて、北〜西日本の日本海側を中心に大雪に警戒してください。
その後も週末にかけて、日本付近は強い冬型の気圧配置が続き、上空には断続的に強い寒気が流れ込むでしょう。
2回目のピークは8日(土)頃で、東北〜山陰の日本海側で再び警報級の大雪となりそうです。
東北や北陸を中心に、大雪や大荒れ、大しけが続く恐れがあります。

■予想降雪量 たった1日で100cmの降雪
あす6日(木)夜までの24時間で、東北日本海側の山沿いでは100cm、日本海側の平地や太平洋側の山沿いでは60cm、太平洋側の平地でも40cmの雪が降り、大雪となるでしょう。その後も8日(金)夜にかけて、24時間で東北日本海側の山沿いでは70cm、日本海側の平地や太平洋側の山沿いで50cm、太平洋側の平地でも30cmの雪が降る見込みです。

画像

北陸もあす6日(木)夜までの24時間で新潟県の山沿いでは100cm、平地でも多い所では20〜50cmの雪の降る所があるでしょう。新潟県の山沿いでは、今夜〜8日(土)夜までの72時間で240cmの雪が降る恐れもあります。

普段雪の少ない西〜北日本の太平洋側でも内陸を中心に大雪となり、九州南部や四国の平地でも積雪となる所があるでしょう。
あす6日(木)夜までの24時間で、四国の山地では30?、平地で10cm、その後も8日(金)夜にかけて、24時間で山地で20〜30cm、平地で7〜10cmの雪が降る見込みです。
九州南部は山地ではあす6日(木)夜までの24時間で、10〜15cm、平地でも5cmの雪が降るでしょう。

また、気圧の傾きが大きく、全国的に風が強く、あす6日(木)にかけて、北海道の日本海側や北陸では陸上でも最大瞬間風速35m/sの暴風が吹き荒れる恐れがあります。
猛吹雪となって、ホワイトアウトの発生など視界不良にも警戒が必要です。
海上では波が高まって大しけとなる所があるでしょう。

画像

今季最強の強烈寒波は長く居座るため、交通機関などへの影響も長引くことが予想されます。
車の立往生や道路の通行止め、公共交通機関の大幅な遅延や運休などが発生することも考えられます。
テレワークの活用など不要不急の外出を控えるようお願いいたします。
やむを得ない場合は、最新の気象情報や交通情報を確認し、移動時間を大雪のピークの時間とずらすなどの対応をお願いします。

画像

TOPICS画像

2025/02/05 15:40

西回りで寒気南下…東京では3月並みの陽気に 天気と気温のまとめ(2025年1月26日〜2月1日)


2025年1月26日〜2月1日の天気と気温のまとめです。

■今期間(1月26日〜2月1日)の天候のまとめ
 平均気温は、上空の寒気が西回りで流れ込んだことにより、西日本で平年並みかやや低い所があった。一方、東日本は平年並みかやや高い所がほとんど。東北北部や北海道は暖かい空気が流れ込んだ時期もあり、平年と比べるとかなり高い気温となった。平年差は札幌で3.2℃、釧路では5.2℃も高くなった。
 降水量は、北海道や本州の日本海側では、冬型の気圧配置が長続きせず高気圧に覆われた時期もあり、平年並みとなった。一方、西日本では西回りで流れ込んだ寒気の影響で雨雲や雪雲が発達しやすくなり、平年より多くなった。北〜東日本の太平洋側は平年より少なく、釧路、前橋、東京など降水のなかった所がある。
 日照時間は、数日にわたって低気圧の影響を受け続けた北海道オホーツク海側が平年と比べて顕著に少なく、網走の日照時間は平年の約2割にとどまった。一方で、北日本の日本海側は高気圧に覆われた時期もあったことで平年より多く、秋田では平年の2倍以上となった。その他はおおむね平年並み。

画像

【今期間の天候について】

■気圧配置の特徴
 26日、低気圧がボッ海付近を東進。本州付近は等圧線が混み合った。27日、発達した低気圧が千島の東に三つあり、それぞれまとまりながら北上。別の低気圧が朝鮮半島を東に進んだ。28日、二つの低気圧が日本海をそれぞれ東と北東へ進み、日本付近は西から冬型の気圧配置へ移行した。29日、日本海を低気圧が東進。本州付近は強い冬型の気圧配置となった。30日、千島近海の低気圧がゆっくり南下。高気圧の中心が東シナ海を東へ移動。日本付近は強い冬型の気圧配置が続いた。31日、北日本は冬型の気圧配置が継続。一方、高気圧の中心が西日本に移り、東〜西日本は高気圧に覆われた。1日、前線を伴った低気圧が東シナ海を東進。高気圧の中心が四国沖を南東へ移動し、本州付近は高気圧に覆われた。

■降水
 26日、東北から山陰を中心に雨や雪。夜遅くは北海道オホーツク海側でも雪の降る所があった。27日、九州南部や南西諸島で雨が強まり、沖縄では未明にやや強い雨を観測した。28日、西日本は内陸部を中心に雪が降り、雪雲の一部は四国の瀬戸内側にまで広がった。29日、北海道〜九州北部の日本海側で雪が降り、特に東北南部〜北陸で強まって平地でも積雪。福島県、栃木県、長野県、岐阜県の一部に大雪警報が発表された。30日、日本海側を中心に広く雪が降り、JPCZに伴う発達した雪雲が流れ込んだ北陸は大雪となった。31日、北陸以北は山沿いを中心に雪が継続。札幌は今季初の積雪50cm以上となった。1日、九州から雨が降り始め、夜にかけて東海まで雨の範囲が拡大。南西諸島や九州南部を中心に雨雲が発達し、鹿児島県で激しい雨が降った。北海道の日本海側は引き続き雪。

■気温
26日、関東から西の太平洋側は昼間の気温が上昇したものの、冷たい北風により寒く感じられる所が多かった。27日、東〜西日本の日本海側や北日本では平年より気温の高い所が多くなった。一方、東〜西日本の太平洋側や南西諸島では前日より低下。28日、関東は気温上昇。一方、西日本は厳しい寒さとなった。29日、西日本は日中、真冬並みの寒さの所が多かった。札幌では最高気温が2.1℃で、11日連続で最高気温がプラス。30日、本州付近は広範囲で前日より気温低下。東海・北陸より西は平年より低い所が多かった。31日、関東から西は10℃前後まで上昇し、3月並みの気温となった所がある。一方、東北や北陸は真冬の寒さとなった。1日、北〜東日本は太平洋側を中心に気温上昇。東京は3月上旬並みの12.2℃を観測。一方、西日本は九州を中心に前日より気温が下がった。

TOPICS画像

2025/02/05 13:14

【今季最強&最長寒波】 今夜が1回目のピーク 最新情報の確認


きょう5日(水)、日本に最強寒波が襲来中。今夜は寒波の1回目のピークとなりそうです。

画像

■3時間で20cm以上の降雪 最大瞬間風速40m/s以上も
北海道の西に発達した低気圧がほとんど停滞しています。
日本付近は強い冬型の気圧配置が続き、上空には非常に強い寒気が流れ込んで、北〜西日本の日本海側を中心に雪が強まっています。
日本海には、北よりの風と西よりの風がぶつかり合うことでJPCZが形成され、JPCZに伴う活発な雪雲が東北南部の日本海側〜北陸に流れ込んでいます。
きょう5日(水)正午現在の3時間降雪量の日最大値は、富山県富山市の猪谷で午前7時までの3時間で21cm、岐阜県白川村の白川で午前4時までの3時間で21cmと、たった3時間で20cm以上の雪の降った所があります。

画像

また、北海道の西の発達した低気圧の影響で気圧の傾きが大きく、北日本や北陸では強い風の吹いている所があります。
正午現在の日最大瞬間風速は、石川県羽咋市羽咋で40.6m/sと観測史上1位の値を更新。山形県酒田市の飛島で32.2m/s、北海道えりも町のえりも岬で29.4m/sを観測。
暴風が吹き荒れ猛吹雪となり、視界が悪くなっている所もあります。

■今季最強&最長寒波 今夜1回目のピーク
今夜には、この発達した低気圧は北海道の西で不明瞭になる見通しです。しかし、千島近海の別の低気圧が発達しながらサハリン付近に進み、冬型の気圧配置がさらに強まるでしょう。
また、今季最強&最長寒波は今夜、1回目のピークとなりそうです。
今夜にかけて、上空5000m付近で-42℃以下の寒気の中心部分が東北南部〜北陸を通過するでしょう。

画像

大気の状態が不安定となり、日本海で雪雲が発達しやすくなる見込みです。
特に、JPCZに伴う活発な雪雲が東北南部の日本海側〜北陸にかけて流れ込む、積雪が急増する恐れがあります。

車の立往生や道路の通行止め、公共交通機関の大幅な遅延や運休などが発生することも考えられます。
テレワークの活用など不要不急の外出を控えるようお願いいたします。
やむを得ない場合は、最新の気象情報や交通情報を確認し、移動時間を今夜のピークの時間とずらすなどの対応をお願いします。

TOPICS画像

2025/02/05 06:37

今季一番の寒気の影響続く 日本海側は警報級の大雪、高波に警戒を


発達した低気圧が日本海北部にあり、ほとんど停滞しています。また、別の低気圧が千島近海を発達しながら北上しています。日本海には発達した雪雲があり、北日本〜西日本の日本海側では雷を伴って強い雪の降っている所があります。

午前5時までに観測された24時間降雪量は新潟県上越市の安塚で99cm(※昨冬までの2月の1位の値以上)、岐阜県白川で85cm、新潟県十日町で75cmを観測しており、東日本〜西日本の太平洋側も含め大雪警報が発表されています。

画像
 
きょう5日は、日本海の低気圧は北海道付近で次第に不明瞭となりますが、千島近海の低気圧は発達しながらサハリン付近に進み、日本付近は強い冬型の気圧配置となる見込みです。
また、北日本〜東日本の上空5000メートル付近には-42℃以下のこの冬一番の強い寒気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定となり、積乱雲が発達する所があるでしょう。

その後も、日本付近は強い冬型の気圧配置が続き、上空には断続的に強い寒気が流れ込むため、大雪や大荒れ、大しけが続くおそれがあるでしょう。

画像

【雪の予想】
 北日本から西日本では、日本海側を中心に大雪となる所があるでしょう。普段雪の少ない北日本から西日本の太平洋側でも内陸を中心に大雪となり、平地でも積雪となる所がある見込みです。

●予想される雪の量(多い所で)
・あす6日明け方までに予想される24時間降雪量
  北海道地方      50cm
  東北地方      100cm
  北陸地方      100cm
  東海地方       70cm
  近畿地方       70cm
  中国地方       50cm
  四国地方       40cm
  九州北部地方     50cm
  九州南部       15cm
・7日明け方までに予想される24時間降雪量
  北海道地方     50cm
  東北地方      70cm
  北陸地方      70cm
  東海地方      50cm
  近畿地方      50cm
  中国地方      40cm
  四国地方      20cm
  九州北部地方    20cm
  九州南部       5cm
・8日明け方までに予想される24時間降雪量
  北海道地方     30cm
  東北地方      70cm
  北陸地方      70cm
  東海地方      70cm
  近畿地方      70cm
  中国地方      50cm
  四国地方      30cm
 その後も北日本から東日本の日本海側を中心に断続的に雪が降り、積雪がさらに多くなる所がある見込みです。

【風の予想】
 全国的に雪を伴った非常に強い風が吹き、北日本を中心に暴風雪となる所があるでしょう。
・きょう5日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
  北海道地方  25メートル (35メートル)
  東北地方   23メートル (35メートル)
  北陸地方   23メートル (35メートル)
・あす6日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
  北海道地方  20メートル (30メートル)
  東北地方   20メートル (30メートル)
  北陸地方   23メートル (35メートル)
・あさって7日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
  北陸地方 20メートル (30メートル)
 その後も全国的に大荒れとなるおそれがあります。

画像

【波の予想】
 全国的に波が高くなり、大しけとなる所があるでしょう。
・きょう5日に予想される波の高さ
  北海道地方  7メートル
  東北地方   6メートル
  伊豆諸島   6メートル
  小笠原諸島  6メートル うねりを伴う
  北陸地方   6メートル うねりを伴う
  近畿地方   6メートル
・あす6日に予想される波の高さ
  北海道地方  6メートル
  東北地方   6メートル
  伊豆諸島   6メートル
  小笠原諸島  5メートル うねりを伴う
  北陸地方   6メートル うねりを伴う
  近畿地方   5メートル
・あさって7日に予想される波の高さ
  北海道地方 5メートル
  東北地方  5メートル
  北陸地方  6メートル
 その後も東日本の日本海側では、警報級の高波が続くおそれがあります。

■防災事項
 大雪、暴風雪や高波に警戒し、着雪やなだれに注意してください。また、大気の不安定な状態が続くため落雷や竜巻などの激しい突風に注意が必要です。
発達した積乱雲が近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。

TOPICS画像

2025/02/05 05:45

北陸地方 あす6日昼前にかけて警報級の大雪のおそれ 交通障害に警戒


本州付近は強い冬型の気圧配置となっています。8日(土)頃にかけて、日本付近は強い冬型の気圧配置となり、北陸地方の上空約5000メートルには-36度以下のこの冬一番の強い寒気が流れ込むため、大気の非常に不安定な状態が続く見込みです。

5時までに観測された3時間降雪量は富山県富山市の秋ヶ島で18cm、富山で17cmを観測しており、5時20分現在、北陸4県に大雪警報が発表されています。

 北陸地方では、あす6日にかけて平地も含めて警報級の大雪となる所があるでしょう。その後、8日(土)頃にかけても大雪となる所がある見込みです。
また、7日(金)にかけて海上を中心に非常に強い風が吹き、警報級の高波となる所があるでしょう。
 予想より冬型の気圧配置や寒気が強まった場合には、警報級の大雪や高波、暴風雪となる地域が拡大するおそれがあります。

画像

●予想される雪の量(多い所で)
・あす6日明け方までに予想される24時間降雪量
  新潟県 平地   60センチ
  新潟県 山沿い 100センチ
  富山県 平地   60センチ
  富山県 山間部  90センチ
  石川県 平地   40センチ
  石川県 山地  100センチ
  福井県 平地   35センチ
  福井県 山地   70センチ
・あさって7日明け方まで予想される24時間降雪量
  新潟県 平地  30センチ
  新潟県 山沿い 70センチ
  富山県 平地  20センチ
  富山県 山間部 50センチ
  石川県 平地  20センチ
  石川県 山地  70センチ
  福井県 平地  20センチ
  福井県 山地  40センチ
・8日(土)明け方までに予想される24時間降雪量
  新潟県 平地  50センチ
  新潟県 山沿い 70センチ
  富山県 平地  50センチ
  富山県 山間部 70センチ
  石川県 平地  40センチ
  石川県 山地  70センチ
  福井県 平地  20センチ
  福井県 山地  50センチ

画像

●予想される波の高さ
・きょう5日に予想される波の高さ
  新潟県 6メートル
  富山県 4メートル うねりを伴う
  石川県 6メートル うねりを伴う
  福井県 6メートル
・あす6日に予想される波の高さ
  新潟県 6メートル
  富山県 4メートル うねりを伴う
  石川県 6メートル うねりを伴う
  福井県 6メートル
・あさって7日に予想される波の高さ
  新潟県 6メートル
  富山県 3メートル
  石川県 6メートル
  福井県 5メートル

●予想される風の強さ
・きょう5日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
  新潟県 陸上 23メートル (35メートル)
  新潟県 海上 23メートル (35メートル)
  富山県 陸上 12メートル (25メートル)
  富山県 海上 18メートル (30メートル)
  石川県 陸上 16メートル (30メートル)
  石川県 海上 20メートル (30メートル)
  福井県 陸上 15メートル (30メートル)
  福井県 海上 20メートル (30メートル)
・あす6日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
  新潟県 陸上 23メートル (35メートル)
  新潟県 海上 23メートル (35メートル)
  富山県 陸上 10メートル (20メートル)
  富山県 海上 16メートル (30メートル)
  石川県 陸上 15メートル (30メートル)
  石川県 海上 18メートル (30メートル)
  福井県 陸上 12メートル (25メートル)
  福井県 海上 16メートル (30メートル)
・あさって7日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
  新潟県 陸上 18メートル (30メートル)
  新潟県 海上 20メートル (30メートル)
  富山県 陸上 10メートル (20メートル)
  富山県 海上 18メートル (30メートル)
  石川県 陸上 15メートル (30メートル)
  石川県 海上 20メートル (30メートル)
  福井県 陸上 12メートル (25メートル)
  福井県 海上 18メートル (30メートル)

■防災事項
 北陸地方では、あす6日昼前にかけて大雪による交通障害に、7日にかけて高波に警戒してください。6日昼前にかけては、雪を伴った強風に注意・警戒が必要です。
また、ふぶきによる視程障害、電線や樹木への着雪、なだれ、路面の凍結に注意してください。令和6年能登半島地震で損傷を受けた家屋では、積雪の重みによる倒壊にも注意が必要です。

あす6日にかけて大気の状態が不安定が続くため落雷や竜巻などの激しい突風にも注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。ひょうの降るおそれもありますので、農作物等の管理にも注意してください。

TOPICS画像

2025/02/04 17:32

【今季最強寒波襲来】 6日にかけて広く警報級の大雪 24時間で100cm超えの所も 週末まで影響長引く恐れ


きょう4日(火)、日本の上空には強い寒気が流れ込んでおり、急速に発達中の低気圧の影響で、北海道の太平洋側では記録的な大雪となりました。
北海道の太平洋側では大雪のピークは越えていますが、今夜にかけて暴風雪、あす5日(水)の朝にかけて大雪に警戒が必要です。
この低気圧は今夜にかけて北上し、日本付近は強い冬型の気圧配置となるでしょう。今季最強の非常に強い寒気が流れ込み、長く居座り、今度は北〜西日本の日本海側で積雪が急増する恐れがあります。

画像

■今季最強&最長寒波襲来 長く居座る
今夜にかけて、この低気圧が急速に発達しながら日本海を北上し、日本付近は強い冬型の気圧配置となるでしょう。
そして、北〜東日本の上空約5000mには-42℃以下の非常に強い寒気が流れ込む見込みです。
あさって6日(木)にかけて、北〜西日本の日本海側で大雪に警戒してください。
日本海のJPCZの影響で、東北日本海側や北陸には発達した雪雲が流れ込み続け、積雪が急増する恐れがあります。
あす5日(水)夜までの24時間で、東北日本海側の山沿いでは80cm、日本海側の平地や太平洋側の山沿いでは60cm、太平洋側の平地でも20cmの雪が降り、大雪のピークとなるでしょう。その後も7日(金)夜にかけて、24時間で東北日本海側の山沿いでは70cm、日本海側の平地で50cm、太平洋側の山沿いでは40〜50cm、太平洋側の平地でも20cmの雪が降る見込みです。

画像

北陸もあす5日(水)夜までの24時間で新潟県の山沿いや石川県の山地で100cm、平地でも40〜60cmの雪の降る所があるでしょう。新潟県の山沿いでは、今夜〜7日(金)夜までの72時間で270cmの雪が降る恐れがあります。

普段雪の少ない西〜北日本の太平洋側でも内陸を中心に大雪となり、九州南部や四国の平地でも積雪となる所があるでしょう。
あす5日(水)夜までの24時間で、四国の山地で40cm、平地で15cm、その後も7日(金)夜にかけて、24時間で山地で20cm、平地で5〜10cmの雪が降る見込みです。
九州南部の山地ではあす5日(水)夜までの24時間で、15〜20cm、平地でも5〜10cmの雪が降るでしょう。

また、気圧の傾きが大きく、全国的に風が強く、北海道の日本海側では陸上でもあす5日(水)にかけて、最大瞬間風速35mの暴風が吹き荒れる恐れがあります。海上では波が高まって大しけとなる所があるでしょう。

画像

あさって6日(木)にかけて、九州〜北海道は警報級の大雪に、北陸や北日本は警報級の暴風雪や高波となる恐れがあります。

その後も数日に渡り、日本付近は強い冬型の気圧配置が続き、上空には断続的に強い寒気が流れこむでしょう。
今季最強の強烈寒波は週末にかけて長く居座り、北陸や北日本を中心に大雪や大荒れ、大しけが続く恐れがあります。最新の情報に気をつけてください。
また、交通機関などへの影響も長引くことが予想されます。
車の立往生や道路の通行止め、公共交通機関の大幅な遅延や運休などが発生することも考えられます。
テレワークの活用など不要不急の外出を控えるようお願いいたします。

画像

TOPICS画像

2025/02/04 14:36

関東天気急変 帰宅時間も雨や雪 雷を伴う所も 


きょう4日(火)、関東は朝から広く晴れて青空が広がっていましたが、午後は天気の急変に注意が必要です。

きょう4日(火)、関東沖では西よりの風と北西の風がぶつかり合う収束線が形成されています。
また、上空約5000m付近で-33℃以下の強い寒気を伴った気圧の谷の接近で大気の状態が非常に不安定となるでしょう。

画像

14時現在、神奈川県や千葉県、都内など関東南部で雨の降り始めている所があります。
夕方以降は、関東北部でもにわか雨があるでしょう。
帰宅時間は都内でも雨の降る所がある見込みですが、長くは降らない予想です。
夜は千葉県や茨城県を中心に活発な雨雲がかかるでしょう。
急な強い雨に注意してください。
局地的には雷を伴う恐れがあります。
夜遅くなるほど、関東南部でも山沿いでは雪の降る所がある見込みです。
関東北部は山沿いを中心に雪に変わる所があるでしょう。
路面状況の変化に気をつけてください。

TOPICS画像

2025/02/04 14:46

【今季最強寒波襲来】 帯広で記録的な大雪 この後日本海側で大雪 不要不急の外出控えて


きょう4日(火)、日本の上空には強い寒気が流れ込んでおり、急速に発達中の低気圧の影響で、北海道の太平洋側では記録的な大雪となっています。
今夜にかけて、この低気圧は北上し、日本付近は強い冬型の気圧配置となるでしょう。今季最強の非常に強い寒気が流れ込み、長く居座り、今度は西〜北日本の日本海側で積雪が急増する恐れがあります。

画像

■北海道太平洋側で記録的な大雪 半日で降雪量100cm以上
北海道の上空約5000mには-33℃以下の強い寒気が流れ込んでいます。また、急速に発達中の低気圧が日本海を北東進し、北海道に西に達しています。
この低気圧の影響で、北海道の太平洋側では、南東から湿った空気が流れ込み、昨夜から強い雪が続いています。
十勝地方の帯広市帯広では午前9時までの12時間で120cm、中川郡本別町本別では午前11時までの12時間で107cm、中川郡本別町本別では午前8時までの12時間で105cmと、十勝地方を中心にたった半日で100cm以上の雪の降った所があります。
いずれも統計史上1位の多さです。

画像

■今季最強&最長寒波襲来 長く居座る
今夜にかけて、この低気圧が急速に発達しながら日本海を北上し、日本付近は強い冬型の気圧配置となるでしょう。
そして、あさって6日(木)にかけて、東〜北日本の上空約5000mには-42℃以下の非常に強い寒気が流れ込む見込みです。
今度は西〜北日本の日本海側で大雪に警戒してください。
日本海のJPCZの影響で、北陸や東北日本海側には発達した雪雲が流れ込み続け、積雪が急増する恐れがあります。
普段雪の少ない西〜北日本の太平洋側でも内陸を中心に大雪となり、九州南部や四国の平地でも積雪となる所があるでしょう。

画像

また、気圧の傾きが大きく、全国的に風が強く、北海道の日本海側では陸上でも最大瞬間風速35mの暴風が吹き荒れる恐れがあります。海上では波が高まって大しけとなる所があるでしょう。大雪、暴風雪、高波に警戒して下さい。
その後も数日に渡り、日本付近は強い冬型の気圧配置が続き、上空には断続的に強い寒気が流れ込んで大雪や大荒れ、大しけが続く恐れがあります。
また、今季最強の強烈寒波は長く居座る恐れがあり、交通機関などへの影響も長引くことが予想されます。
車の立往生や道路の通行止め、公共交通機関の大幅な遅延や運休などが発生することも考えられます。
テレワークの活用など不要不急の外出を控えるようお願いいたします。

TOPICS画像

2025/02/04 06:24

最強寒波到来 広範囲で大雪に警戒 関東も天気急変に注意


きょう4日(火)、日本付近は冬型の気圧配置が強まり、上空には今シーズン最強の寒波が流れ込んできています。この寒波は週末にかけて居座る見通しです。長い期間に渡り大雪や低温となる恐れがあります。

画像

きょう、北海道や東北、北陸は平野部でも大雪に警戒が必要です。さらに普段雪の少ない西日本も広範囲で雪が降り、積雪となるおそれがあります。関東は日差しが届きますが、急な雨や雪、雷など天気急変に注意が必要です。

画像
■雪の予想
4日6時〜5日6時までに予想される24時間降雪量(多い所で)
  北海道地方      50センチ
  東北地方       70センチ
  北陸地方      100センチ
  東海地方       80センチ
  近畿地方       60センチ
  中国地方       50センチ
  四国地方       30センチ
  九州北部地方     30センチ
  九州南部       15センチ

全国的に雪を伴った非常に強い風が吹き、北日本を中心に暴風雪となる所があるでしょう。

■風の予想 
4日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
  北海道地方     25メートル (35メートル)
  東北地方      23メートル (35メートル)

TOPICS画像

2025/02/03 19:55

2月9日(日)頃〜 四国・九州・沖縄・奄美で10年に一度程度の低温か


きょう3日(月)は二十四節気で立春です。暦の上では春ですが、暦とは逆でこの先もまだまだ寒さは続きそうです。

日本列島には立春寒波があす4日(火)から流れ込んできますが、気象庁は2月9日(日)「低温に関する早期天候情報」を発表。対象地域は、四国や九州、沖縄・奄美で、5日間平均気温を平年と比べると、2月9日頃から「かなりの低温」が予想され、「10年に一度の低温」になる可能性が高まっています。

その時期としては10年に一度程度しか起きないような著しい低温となる可能性が、いつもより高まっているときに、6日前までに注意を呼びかける情報です。寒さが長期化する可能性がありますので、農作物の管理や体調にも十分に注意が必要です。

TOPICS画像

2025/02/03 15:49

【史上最早】北陸地方で「春一番」 あすからの立春寒波を前に 


きょう2月3日(月)は立春です。

北陸地方では、きょう「春一番」が吹きました。

北陸地方の春一番は、去年(2024年)の2月15日より12日早い観測で、
観測しはじめた1999年以降、最も早い観測となりました。

春一番とは、立春〜春分の間で初めて吹く強い南風のことです。

この強い南風をもたらしている日本海の低気圧は、
あすにかけて発達しながら北東進し、
あす以降、日本付近は強い冬型の気圧配置となる見込みです。

あす以降は、上空に今季最強の寒波がやってくる見込みで、
広く警報級の大雪となる恐れがあります。

「立春」や「春一番」など「春」とは名ばかりで、
あす以降は真冬に逆戻りとなります。

今週いっぱいは寒波が居座る見込みで、
今後も最新の大雪情報にご注意ください。

TOPICS画像

2025/02/03 15:30

【今季最強の大寒波】気象庁・国交省の緊急会見のポイント 寒波いつまで? 週間予報


きょう2月3日(月)「立春」の夜から
今季最強で最長の寒波が襲来する予想です。

今回の寒波は、1週間ほど日本列島に居座り、
長期間、広い範囲で大雪や低温をもたらすおそれがあります。

日本海側だけでなく、太平洋側の山地でも大雪となり、
平地でも大雪となる恐れがあります。

画像

この先3日間で、北陸や東北、東海地方を中心に
多い所で200cm前後の雪が降り、災害級の大雪が予想されています。

この寒波による大雪に対して、
きょう3日(月)午後2時から気象庁と国交省の緊急会見が開かれ、
国民の皆様に大雪への備えを呼びかけました。


画像

緊急会見で呼びかけられたポイント

大雪が予想されている地域では

・大規模な車の立往生が発生する恐れ
・列車や航空機など交通機関に大幅な遅延や乱れが発生も
・不要不急の外出控えて
・テレワークも検討を

とのことでした。

車の立往生は、去年(2024年)の大雪でも、
名神高速道路(関ケ原インター付近)で
大規模な立往生が発生し、解消まで最大34時間もかかりました。

立往生を事前に予防するために、大雪が予想される地域では、
高速道路だけでなく、並行する国道も通行止めをする可能性があります。

日本海側の道を通らず、大きくルートを変更し、
太平洋側の道を使って移動するなど「広域迂回」も検討し
スケジュールを柔軟に変更できるようにしておきましょう。

また、車を運転する方は、
立往生を想定した車の冬装備の準備をお願いします。


今週は、大学入試試験なども行われるため、
受験などで、やむを得ず外出する際は、
交通機関や道路会社の最新の情報をこまめに確認するようにしてください。
 

大雪が予想されている地域の方は、不要不急の外出を控え、
テレワークへの切り替えなども検討してください。

画像
画像

全国の週間予報を見てみると、
今週は寒波襲来に伴い、全国的に低温に関しても注意が必要です。

低温により水道管が破裂し、断水が発生する可能性もあります。
また大雪や着雪により電線が切れ、停電が発生することも考えられます。

早めに食料品の備蓄をし、停電や断水への備えもしておきましょう。

10日(月)になると、西から高気圧が張り出し、
冬型の気圧配置が緩んでくる見込みです。

9日(日)頃までは大寒波による災害級の大雪や低温に警戒をしてください。

お知らせ

新着情報

  • 太陽光発電量推算
  • 気象予報士試験過去問・講座
  • Yahoo Weather shop
  • メルカリ Weather shop
  • BASE Weather shop

ご案内