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2025/09/06 12:00

太平洋側で大雨をもたらした台風15号が過ぎ去り、
きょう9月6日(土)は、全国的に台風一過の晴天が広がっています。

空気も入れ替わり、朝方はカラッとした
初秋の爽やかな陽気が広がっていました。

きょうは、この後も晴れる所が多いですが、
あす7日(日)は早くも天気は下り坂で、
低気圧や前線が近づく北日本で激しい雨や雷雨の所がありそうです。

北日本の日本海側を中心に警報級の大雨となる恐れがあるため、
土砂災害や河川の増水などに警戒をしてください。

あす7日(日)の夜に昇る満月が、
8日(月)の未明に「皆既月食」となります。

月食は、満月の時に、太陽-地球-月が
一直線に並ぶことで起こる珍しい天体現象です。

日本で皆既月食が見られるのは、
2022年11月8日以来、約3年ぶりのことです。

ここで、注意したいのが皆既月食が起こる時刻です。

8日(月)の夜に皆既月食が起こるのではなく、
あす7日(日)の夜に昇った満月が、
8日(月)未明に皆既月食となります。

7日(日)の深夜に皆既月食が起こると覚えておくと良さそうです。

【皆既月食の見え方と時刻】

8日(日)
午前1時27分　満月が欠け始める
午前2時ごろ　ほぼ半分が欠ける
午前2時30分ごろ　皆既（完全に月が地球の影に入る）
午前3時12分ごろ　皆既最大
午前3時53分ごろ　皆既の終わり
午前4時57分ごろ　部分食が終わる

※食の経過時刻は、どの場所で見ても同じです。

皆既の時間帯には、月が赤銅色（しゃくどういろ）になり、
淡く光る赤い月が見られます。

日本全国で天気の条件が整えば見ることが出来ます。

では、気になるあす夜からのお天気はどうなるのでしょうか。

8日(日)午前３時頃の天気と見え方をマップにしました。

前線が南下している東北や北陸、西日本の日本海側では
雲が多いですが、雨の止み間に、厚い雲の間から
赤い月を見ることができるかもしれません。

また、北海道や東～西日本の太平洋側、南西諸島にかけては
晴れる所が多く、見える所が多くなりそうです。

気温は、東～西日本の沿岸部や南西諸島では
25～28℃くらいで、半袖で観測が出来そうです。

ただ、東～西日本の内陸部や北日本では
20℃前後まで気温が下がり始めているため、
長袖や羽織る物があると良さそうです。

最後に週間天気です。

9日(火)以降は、秋雨前線が本州付近に停滞しやすく、
曇りや雨のスッキリしない天気が続く見込みです。

本格的な秋雨シーズン到来です。

西日本の日本海側を中心に10日(水)頃は、
前線の活動が活発になる恐れがあり警報級の大雨となる恐れがあります。

こまめに大雨の情報をチェックするようにしてください。