地域選択
2025/12/07 18:43
【週間天気】北日本は周期的に冬型の気圧配置。次の週末は広い範囲で荒れた天候のおそれも。
三陸沖には低気圧があって北東に進んでいます。
また、沿海州や中国東北区にも低気圧があって北東に進んでいます。
一方、東シナ海には東に進む高気圧があって、西〜東日本方面に広がっています。
現在、北日本は気圧の谷となっており、北海道〜北陸にかけて
の日本海側を中心に所々で雨や雪が降っています。
あす8日(月)は、前線を伴う低気圧が、発達しながら日本海から北日本を通過する見込みです。
東日本から西日本・奄美沖縄地方では太平洋側を中心に晴れる所が多いですが、北日本や方陸地方では、低気圧や前線に向かって流れ込む暖かく湿った空気や上空寒気の影響で、大気の状態が非常に不安定となるでしょう。
積乱雲が発達し、雷を伴った強い雨の降る所がある見込みです。
東北日本海側北部では、8日夕方にかけて、大雨による土砂災害に注意・警戒してください。
これまでの雨により地盤の緩んでいる所があるため、少しの雨でも土砂災害の危険度が高まり、警報級の大雨となる可能性があります。
また、北海道や東北、北陸地方では、竜巻などの激しい突風や落雷、ひょう、急な強い雨に注意してください。
前線の通過後は、西高東低の冬型の気圧配置となっていきます。
夜には雪に変わる所が広がってくるでしょう。
山陰地方の日本海側にかけても雨や雪の降る所がある見込みです。
9日(火)は西高東低の冬型気圧配置です。
このため、北海道から北陸地方にかけての日本海側で雪や雨となるでしょう。
太平洋側は晴れる所が多い見込みです。
10(水)は、西・東日本を中心に移動性高気圧に覆われ、冬型の気圧配置は緩みます。
ただ、北日本の日本海側では寒気の影響で雲が広がりやすく、雨や雪の降る所があるでしょう。
週後半の11日(木)には、北日本を気圧の谷が通過します。そして12日(金)頃にかけて再び冬型の気圧配置となって行きます。

また、週末の13日(土)〜14日(日)は低気圧が発達しながら日本付近を通過していく予想です。
日本付近は広い範囲で天気が崩れ、低気圧の発達の程度や進路次第では荒れた天気となる可能性があります。
その後には、冬型の気圧配置が強まり、一段と強い寒気が南下して日本海側を中心に広範囲で雪が降るおそれもあります。
今後の情報にご注意ください。

2025/12/07 07:08
週間天気 北日本日本海側、北陸は雨や雪が続く 来週末14日頃は荒天に注意
この先は、北日本日本海側から北陸では雨や雪の天気が続き、東日本、西日本は太平洋側で晴れの天気が続くでしょう。来週末は、低気圧の通過により広範囲で天気が崩れ、日本海側では荒れた天気となる可能性があります。
あす8日(月)、低気圧が北日本付近を通過し、北日本日本海側から北陸を中心に雨や雪となるでしょう。北日本の山沿いは、上空の寒気の影響で雪が強まることもありそうです。
低気圧通過後は、一時的な冬型の気圧配置となるでしょう。9日(火)、寒気の南下に伴い北陸の山沿いでも雪の範囲が広がりそうです。
その後も、北日本から北陸は、低気圧や気圧の谷の影響を受けやすく、雨や雪の天気が続くとみられています。一方、東日本から西日本は広く晴れの天気が続くでしょう。空気が乾燥しやすく、朝晩は冷え込みが一層厳しくなりますので、体調を崩さないようにしてください。また、火の元の取り扱いには十分に注意して下さい。
13日(土)頃から14日(日)にかけて、西から低気圧が進み、発達しながら日本海を進む見込みです。このため、13日(土)から14日(日)頃は本州付近の広い範囲で天気が崩れ、日本海側は雨や雪、風が強まって荒れた天気となる可能性があります。また、低気圧が通過した後は、冬型の気圧配置が強まって、上空の強い寒気が南下してくる事も考えられます。
低気圧の進路や発達度合い、南下する寒気の強さなどは現時点では予想の幅が大きいですが、今後の情報に注意して下さい。


2025/12/06 20:19
あす7日(日)は寒さ和らぎ、西〜東日本太平洋側を中心に晴れ 北日本日本海側や北陸は雨や雷雨に注意
あす7日(日)、北日本は気圧の谷が通過し、東日本から西日本は高気圧に覆われるでしょう。南の高気圧から北の低気圧に向かって暖かい空気が流れ込みやすくなる為、各地で寒さが和らぎ、平年よりも高い気温となりそうです。
西日本から東日本は、太平洋側を中心に安定して晴れるでしょう。ただ、空気が乾燥しやすいため、火の元の取り扱いには注意が必要です。肌の乾燥に備えて、リップクリームやハンドクリームなどを活用してください。
北日本、北陸では、気圧の谷の影響で大気の状態が不安定となるでしょう。北海道や東北地方の日本海側では、雨が降ったり止んだりとなり、新潟県や石川県でも雨雲が掛かる所がありそうです。発雷確率の予想では、東北地方の日本海側で特に確率が高く、雷雲の発達しやすい見通しとなっています。落雷や竜巻などの激しい突風の発生、霰や雹が降ることもありますので、空模様の変化にご注意下さい。
また、北海道の平地や東北の山沿いなど、雪ではなく雨になる所が多い見込みです。積雪の多い地域では、なだれや落雪などのリスクが高まりますので十分に注意してください。

2025/12/06 11:51
土日、冬晴れの所多く 【大掃除日和】 天気別・オススメの大掃除とは?
12月最初の週末のは、高気圧に覆われ、
晴れている所が多くなっています。
このあとあす7日(日)にかけても西〜東日本では
高気圧に覆われ、穏やかな冬晴れが続く見込みです。
一方、北日本は高気圧の縁にあたり、
湿った空気が流れ込む影響で、午後は雨や雷雨となる所がありそうです。
今晴れていても、天気の急変に注意が必要です。
寒気の影響で、あす7日(日)の朝までは寒さが続きますが、
あす7日(日)日中からは暖気が流れ込み、寒さが緩むでしょう。
西〜東日本は15〜20℃位まで気温が上がり、
昼間は、日差しがポカポカと感じられそうです。
この週末は、比較的穏やかな天気で、厳しい寒さでもなく、
絶好の「大掃除日和」となりそうです。
実は、この「大掃除」も天気によって
場所を変えると効率的にできることをご存じですか?
まずは今週末の太平洋側ように、
晴天の日の大掃除のオススメ場所は・・
晴れの日は湿気が少なく、水分は蒸発しやすく乾きやすい、
換気しやすいというメリットがあります。
このため、晴れている日の大掃除の場所は、
床の拭き掃除やクローゼットの換気、
水回りの掃除をするなどが向いています。
一方、曇りの日は晴れに比べて湿気が多めです。
雨だと窓ガラスが濡れて掃除してもまた汚れてしまうため、
曇りの日こそ「窓ガラス掃除」がオススメです。
適度な湿気があることで汚れが落ちやすくなります。
また、晴れていると日光が反射し窓ガラスの汚れが見えにくくなりますが、
曇り空だと、窓ガラスの汚れが見えやすくなるというメリットがあります。
雨が降っている時の大掃除するべき場所は、
湿気でほこりや落ち葉などが舞い上がりにくい
という利点を活かして「掃き掃除」がオススメです。
また、雨上がりには濡れているうちに
「ベランダ掃除」をするのもオススメです。

2025/12/05 16:00
今夜は今年最後の満月!!コールドムーン 気になる今夜の天気は?
きょう5日(金)は、今年最後の満月です。
12月の満月は「コールドムーン」と呼ばれます。
アメリカの先住民たちが農作業や狩りの目安にするために満月ごとに呼び名を付けたといわれており、12月は厳しい寒さの時期に見える満月であることから、「コールドムーン」と呼ばれるようになったそうです。
この今年最後の満月は、きょう5日(金)午前8時14分に満月を迎えました。
東京の日の入りは午後4時27分、月の出は午後4時23分です。
きょう5日(金)、日本付近は冬型の気圧配置となっています。
今夜、大陸の高気圧が日本付近に進み、西日本付近は冬型の気圧配置が次第に緩むでしょう。
沖縄は高気圧の縁にあたり、雲が多くにわか雨がある見込みです。
しかし、雲の隙間から満月を見るチャンスがあるかもしれません。
九州は満月をばっちり見ることが出来そうです。
四国や山陽は、次第に雲がとれ、観察のできる所が増えるでしょう。
山陰や近畿北部は、雨や雪は次第にやみ、夜遅くには満月を見るチャンスがあるかもしれません。
近畿南部〜東北南部にかけての太平洋側は、よく晴れて今年最後の満月を楽しむことが出来るでしょう。
北陸は雨や雪の降る範囲は次第に狭くなる見込みですが、雲が残りそうです。
東北南部の日本海側や東北北部、北海道日本海側は、雪や雨が降って、満月の観察にはあいにく空模様となるでしょう。
北海道の太平洋側は、夜のはじめ頃の方がよく晴れて、観察のチャンスが高そうです。
今夜は、西・東日本の平地でも気温が5℃前後まで下がるため、屋外で満月を楽しむ際は、ダウンコートやマフラー、手袋など防寒対策を万全にお願いいたします。
また、積雪や路面が凍っている所もありますので、足元に気をつけてください。

2025/12/05 12:00
強烈寒気から一転、太平洋側は晴天続き空気カラカラ 次の荒天は?【週間天気】
今季一番の強い寒気が流れ込んだ影響で、
おととい12月3日(水)夜〜きのう4日(木)は日本海側を中心に
大雪となりました。
きょう5日(金)午前10時までの48時間降雪量を見てみると、
福島県檜枝岐村 桧枝岐 66cm
新潟県魚沼市 守門 60cm
青森市 酸ケ湯 57cm
岐阜県白川村 白川 47cm
鳥取県大山町 大山 21cm
などとなっており、
北日本から西日本の山沿いを中心に降雪量が多くなりました。
きょう(金)は、北日本を中心に冬型の気圧配置が続きますが、
上空の強い寒気は次第に抜けていくため、
午後は北日本や北陸の雪や雨は次第に止む見込みです。
一方、西日本や東日本の太平洋側は晴れて、日差しの届く所が多いでしょう。
きのうよりは気温が高くなるものの、寒さは続きますので、
きょうも暖かくしてお過ごしください。
あす・あさっての土日は、高気圧が帯状に連なり、
本州付近を次々と通っていく見込みです。
このため、太平洋側は広く晴れて、
山陰や北陸など日本海側でも晴れる所が多くなりそうです。
一方、北日本では、高気圧縁辺の湿った空気や低気圧が近づく影響で、
6日(土)の夕方から日本海側から雨が降り出すでしょう。
7日(日)は、北日本の日本海側だけでなく、
太平洋側でも雨の降る所がありそうありそうです。
土日は寒気が退いているため、降るものは雪ではなく雨の所が多いでしょう。
週間天気を見てみると、北日本は周期的に低気圧や前線が近づき
雨や雪の降るタイミングがありますが、
西〜東日本は「高気圧の通り道」となっており、
強い寒気の流れ込みにくい状態が続きます。
特に太平洋側では晴れ続きで、連日空気がカラカラ、
乾燥した状態が続くでしょう。
火の元、火の取り扱いに注意し、肌や喉の保湿もしましょう。

気温に注目して週間予報を見てみると、
この先、7日(日)の朝までは寒さが続くでしょう。
7日の日中からは寒さが緩み、日差しがポカポカと感じられそうです。
日毎の寒暖差は多少ありますが、
来週にかけて「小春日和」となる日が多いでしょう。
9日(火)頃は一時的に北日本で雪や雨、風が強まりますが、
次に広く天気が崩れるのは、来週末13日(土)頃となりそうです。

2025/12/05 06:36
北日本で平年を大きく上回る気温傾向 東日本、西日本は太平洋側の地域ほど少雨傾向(天候のまとめ2025年11月23日〜11月29日)
今期間(2025年11月23日〜11月29日)の天候のまとめです。
■今期間(11月23日11月29日)の天候のまとめ
平均気温は、低気圧が北日本付近を通過し、南からの暖かい空気が入りやすかったため、平年を上回った所が多かった。北日本では、札幌や秋田などで平年より3℃以上高く、平年を大きく上回る傾向となった。
降水量は、北日本では低気圧や前線の影響で、釧路、網走、秋田などで平年を上回る所があった。北陸や山陰でも、低気圧や上空の寒気の影響を受け、平年より降水量の多い所があった。一方、東日本から沖縄・奄美では高気圧に覆われやすかったため、太平洋側を中心に平年を大きく下回った。
日照時間は、高気圧に覆われやすく晴れの日が多かったため、平年を上回る傾向となり、北海道の日本海側では平年を大きく上回る所があった。北海道の太平洋側、東北では低気圧や前線の影響を受けやすかったため、釧路や秋田など平年を下回る所があった。
■気圧配置の特徴
23日、本州付近は帯状の高気圧に広く覆われた。24日、低気圧が日本の東を東北東進し、次第に低気圧からのびる前線が顕在化。西日本、東日本は引き続き高気圧圏内。25日、低気圧が日本海を東進。本州南岸付近では、前線上に新たな低気圧が発生し、発達しながら東北東進。午後9時、フィリピンのスル海で台風27号「コト」発生。26日、前線を伴った低気圧が、発達を続けながら日本の東を東北東進、本州付近は一時的な西高東低の気圧配置を形成。27日、高気圧の中心が日本の東へ移動。
複数の低気圧及び前線が日本海を進み、西から本州付近に接近。28日、サハリン付近を低気圧が東進。前線上に新たな低気圧が発生し本州を通過、本州付近は次第に西高東低の気圧配置を形成。29日、オホーツク海から日本の東にかけて複数の低気圧が北〜北東へ進んだ。本州付近は次第に高気圧に覆われ、冬型の気圧配置は緩んだ。
■降水
23日、東北地方では局地的な前線、南西諸島では東寄りの湿った空気の影響で雨が降った所があった。24日、気圧の谷や湿った空気の影響で、東北から北陸で雨。山形県酒田市、秋田などでやや強い雨を観測。25日、上空に寒気を伴う低気圧の影響で、日本海側を中心に雨や雷雨となり、霰や雹が降った所もあった。午後は関東でも冷たい雨が降った。26日、一時的な冬型の気圧配置となったことで、北日本から北陸にかけての日本海側で雨や雪に。福井県坂井市春江では3時間降水量35.0mmを観測し、11月の1位の値を更新。27日、西から近づく低気圧や前線の影響で、西日本から雨の範囲が広がり、夜は関東でも雨。28日、前線や低気圧の影響で北日本から北陸の日本海側中心に雨や雷雨。北海道は夜にかけて次第に雨から雪へと変化した。29日、未明には北海道や北陸で雨や雪となったが、次第に高気圧が優勢となり、本州付近は日中は広く晴れとなった。
■気温
23日、寒気の影響が少なくなったことで、東海から西で気温上昇、九州や四国では20℃を超えた所も。東京でイロハカエデの紅葉発表。24日、暖かい空気に覆われ、全国的に平年並みか、平年より高い気温に。東京の最高気温は前日より3℃程高い18.8℃。25日、西日本、東日本で冷たい雨が降り、関東や近畿では前日より5℃近く気温低下。京都、大阪などでイチョウの黄葉、富山、金沢などでイロハカエデの紅葉発表。26日、関東では日差しが届き、東京では前日より6℃高い18.6℃。北日本や近畿では北寄りの冷たい風の影響を受け、札幌の最高気温は7.1℃。27日、低気圧に向かう南寄りの暖かい風により気温上昇。岐阜県飛騨氏神岡では前日より7.5℃高い17.5℃を記録。28日、東日本では暖かい空気の影響で日中は20℃前後。西日本は風が冷たく、気温の上昇は鈍かった。29日、西日本では20℃前後まで上昇したが、北日本や関東では寒気の影響を受け、日中の気温上昇は鈍かった。

2025/12/04 21:05
今季一番の寒気南下に伴い続々届く初雪の便り 静岡では昨年より60日以上早い初雪
本州付近は、きのう3日(水)からきょう4日(木)にかけて冬型の気圧配置が強まり、本州付近の上空に今季一番の強い寒気が南下しました。東日本から西日本の各地で、3日から4日にかけて続々と初雪が観測され、その数はきょう4日午後8時までの時点で19地点を数えました。
雪雲の一部は太平洋側にも流れ込み、静岡や名古屋などで初雪を観測しました。新潟を除くと、いずれの地点も昨年と比べて5日以上早く、名古屋は31日、静岡は64日早い初雪となりました。
■3日(水) 初雪観測地点
名古屋 平年より15日早く、昨年より31日早い
富山 平年と同じ、昨年より5日早い
岐阜 平年より10日早く、昨年より11日早い
広島 平年より5日早く、昨年より5日早い
彦根 平年より7日早く、昨年より15日早い
新潟 平年より10日遅く、昨年より15日遅い
松江 平年より4日早く、昨年より5日早い
甲府 平年より8日早く、昨年より11日早い
福井 平年と同じ、昨年より5日早い
金沢 平年より9日遅く、昨年より5日早い
鳥取 平年より2日早く、昨年より11日早い
岡山 平年より7日早く、昨年より14日早い
松山 平年より16日早く、昨年より36日早い
静岡 平年より34日早く、昨年より64日早い
■4日(木) 初雪観測地点 ※午後8時までの時点
下関 平年より6日早く、昨年より18日早い
京都 平年より7日早く、昨年より15日早い
和歌山 平年より14日早く、昨年より24日早い
宇都宮 平年より12日早く、昨年より3日早い
津 平年より20日早く、昨年より36日早い

2025/12/04 15:59
「暖冬・少雪」傾向? クリスマス〜年末年始の寒波には要注意を!【1か月予報】
きょう12月4日(木)、気象庁は12月6日〜2026年1月5日の
天候の見通し(1か月予報)を発表しました。
●1か月予報のポイント●
【気温】
寒気の影響を受けにくく、北日本と沖縄・奄美で高く、
西日本では平年並みか高い。
【降雪量】
北〜東日本の日本海側は平年並みか少なく、
西日本の日本海側では少ない。
【降水量】
寒気の影響を受けにくく、高気圧に覆われやすいため、
東日本の太平洋側や西日本、沖縄・奄美では平年並みか少ない。
【日照時間】
東日本の太平洋側と西日本で多く、沖縄・奄美では平年並みか多い。
数値予報モデルによる予測結果で、
1か月平均の海面気圧(左図)を見てみると、
日本付近は薄い水色となっており、
平年からの隔たりが小さいと予想されます。
日本の南では相対的に気圧が高く、
東日本太平洋側から沖縄・奄美では高気圧に覆われやすい時期があると見込まれます。
一方、上空約1500mの気温(右図)は、
東シベリアから華中付近を中心にオレンジ色の表示で、
平年より高くなると予想されています。
このため、全国的に寒気の影響を受けにくい見込みです。
●寒暖差の激しい冬に●
週別で気温の予想を見てみると、
1週目は、北日本や西日本、沖縄奄美で気温は高く、
日中は日差しがポカポカと感じられ、
ダウンコートの出番はいつもの冬より少なくなるかもしれません。
しかし、2週目になると、北日本は平年並みか低く、
一気に12月中旬に「急に寒くなったなぁ」と感じる日が多くなるかもしれません。
一方、西日本などでは「今年の冬は暖かいな」という状態が
続く可能性があります。
3〜4週目になると、全国的に平年並みの気温が予想されており
いつも通りの寒いクリスマス〜年末年始となる可能性があります。
日ごとに体感が大きく変わる冬になる可能性がありますので、
こまめに天気予報で気温などを確認してから
お出掛けするようにしてください。
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このように、1か月を通してみてみると、
「暖冬・少雪」傾向の予想ではありますが、
1か月の気温や降雪量を「平均」すると、
平年よりは気温が高く、雪が少なめという予想が出ているだけで、
ずっと暖かく、雪が少ない訳ではありません。
毎年のように、クリスマスから年末年始の時期は、
寒波(長い期間流れ込む強い寒気)が襲来し、
低温や大雪をもたらします。
今年の冬は、いつもの冬よりは暖かいと感じる日もあれば、
突然やってくる寒波で、いつもの冬より大雪になる場所や
低温となる日もあると考えられます。
1か月予報の結果だけを鵜呑みにせず、
日々の天気予報をこまめにチェックすることが大切です。

2025/12/04 11:49
【関東甲信】宇都宮で初雪 寒気の峠過ぎるも長野県や関東北部は積雪や路面凍結、なだれに注意
日本付近は冬型の気圧配置となって、関東甲信地方の上空約5500mには-30℃以下の寒気が流れ込んでいましたが、寒気の峠は過ぎつつあります。
長野県と関東地方北部では、警報級の大雪の可能性は低くなりました。
長野県や関東地方北部では、雪が降っており、山沿いや山地を中心に積雪となっている所があります。
宇都宮では、きょう4日(木)に初雪を観測しました。
【初雪】宇都宮 平年より12日早く、昨年より03日早い
あす5日(金)にかけて、冬型の気圧配置は次第に緩む見込みです。
■雪の実況
きょう4日(木)午前10時現在の積雪深(アメダスによる速報値)
・栃木県
日光市土呂部 29cm
奥日光中禅寺湖畔 16cm
那須高原 14cm
・群馬県
みなかみ町藤原 38cm
みなかみ町湯原 25cm
・長野県
信濃町 24cm
飯山 15cm
野沢温泉 14cm
■雪の予想
あす5日(金)正午までに予想される24時間降雪量(多い所で)
関東地方北部 15cm
甲信地方 20cm
長野県と関東地方北部では、きょう4日(木)夕方にかけて、積雪や路面の凍結による交通障害に注意してください。
また、あす5日(金)にかけて、なだれにも注意してください。

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