地域選択
2024/12/11 14:40
JPCZ日本海を南下中 北陸は引き続き土砂災害に警戒 近畿や山陰も強い雨や落雷、突風、霰に注意
きょう11日(水)、北陸の平地では断続的に雨が降り、新潟県では土砂災害が発生する危険度が高まっています。
日本海には寒気の吹き出しにより北風と西風がぶつかって、JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)が形成されています。
午前はJPCZに伴う発達した帯状の雲が北陸方面にのびていましたが、午後になって次第に南下してきています。
しかし、北陸では新潟県を中心にこれまでの雨で地盤の緩んでいる所があるため、少ない雨量でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあります。
引き続き、土砂災害に警戒してください。
JPCZの南下に伴い、午後は近畿北部や山陰でも雨が降り出してきました。
近畿北部や山陰では急な強い雨や落雷、突風、霰などに気をつけてください。
2024/12/11 07:42
14日(土)は発達する低気圧が関東の東を進み、日本付近は冬型の気圧配置が強まる予想です。上空1500m付近では平地で雪を降らせる目安の-6℃以下の寒気が山陰から関東北部付近まで南下し、日本海側では北日本〜山陰にかけて広範囲で雪が降るでしょう。
北日本〜東日本の山沿いや内陸部を中心に大雪となるおそれがあります。気象庁は群馬県北部と長野県北部に対し、早期注意情報を発表し、警報級の大雪となる可能性があるとしています。
積雪が急増するおそれがありますので、車でお出かけを予定されている方は十分な注意が必要です。
また、沿岸部を中心に風が強く、猛吹雪となる恐れがあります。視界不良や交通障害などにも注意して下さい。
上空の寒気の影響で全国的に真冬並みの寒さとなる見込みです。15日(日)の予想最高気温は札幌で0℃、東京は11℃、名古屋で9℃、大阪で10℃と寒さが厳しく感じられそうです。北海道では真冬日となる所が多く、お出かけの際はしっかりとした防寒対策が必要です。
その他の地域でも10℃前後までしか上がらず、週末は全国的に真冬の装いが必要になりそうです。
2024/12/11 06:09
きょう11日(水)は、冬型の気圧配置が強まる見込みです。上空の寒気が次第に南下し、降り方の強まる所があるでしょう。太平洋側は晴れて乾燥が続きます。
北日本の日本海側は雪の降りやすい天気でしょう。寒気が南下するため、きのうは北海道などで一旦弱まった所でもきょうは局地的に降り方が強まる見込みです。山沿いでは積雪の増加や路面状況の悪化に注意して下さい。
北陸や山陰は平地では雨が降るでしょう。日本海から発達した雨雲がかかりやすく、雷雨となる所がある見込みです。落雷や突風などに注意が必要です。北陸はこれまでの雨で地盤の緩んでいる所があるため少雨でも土砂災害に警戒が必要です。
太平洋側は東日本〜西日本を中心に晴れて日差しが届くでしょう。空気の乾燥が続きますので乾燥対策をしっかりと行ってください。
気温は昨日と同じくらいの所が多く、この時期らしい気温となるでしょう。
2024/12/10 17:36
エルニーニョ監視速報 冬の間はラニーニャの特徴が出現 日本海側は降雪量が多くなる傾向
気象庁はきょう10日(火)、エルニーニョ監視速報を発表しました。
11月までの実況は、エルニーニョ現象も、ラニーニャ現象も発生していない平常の状態となっています。
一方で、ラニーニャ現象発生時の特徴が、次第に明瞭になりつつあるとしています。
今後、冬の間はラニーニャ現象の特徴が明瞭となりますが、その後は弱まり、春にかけて平時の状態に戻る可能性が高い、としています。
ラニーニャ現象の特徴が明瞭になるときは、上空の偏西風は中国大陸で北に、日本付近では南に蛇行する傾向が見られます。そのため、日本の上空では寒気が流れ込みやすく、冬型の気圧配置が強まるタイミングがあるでしょう。
その一方で、日本海域では平年よりも海面水温が高い傾向が続いています。海面水温が高い海域に強い寒気が流れ込みやすい状態となるため、日本海側では雪雲が発達しやすくなるでしょう。
直近11月19日時点の3か月予報では、北日本から西日本の日本海側で平年並みか、平年よりも多い予想となっています。
今週末14〜15日は強い寒気が南下し冬型の気圧配置が強まるため、日本海側を中心に雪となり、吹雪く所もありそうです。交通への影響が発生する恐れがあります。また、晴れる所も厳しい寒さとなるでしょう。
今後の雪の情報などに十分注意し、雪対策を万全にお願いします。
2024/12/10 16:09
あす11日(水)は冬型の気圧配置強まる 週末は日本海側中心に荒天の恐れ
あす11日(水)は、本州付近は冬型の気圧配置が強まる見込みです。北日本では上空約1500m付近で-9℃以下の強い寒気が南下するでしょう。
北日本では日本海側を中心に雪となり、夜にかけて風も強まって吹雪く所があるでしょう。
日本海西部から北陸付近には、気圧の谷に沿って北寄りの風と西寄りの風がぶつかって雨雲がのびるでしょう。このため、山陰から北陸では雨や雷雨となりそうです。山陰では、夜にかけて雨脚の強まる所があるでしょう。
北陸では、雨が降ったり止んだりの天気となるでしょう。山沿いでは雪が降る見込みです。これまでの雨で地盤の緩んでいる所があり、土砂災害の発生するリスクが高まっています。引き続き土砂災害の発生に十分注意して下さい。
甲信地方や関東北部の山沿いでは雪の降る所があるでしょう。
13日は日本海側、太平洋側を低気圧が通過する見込みです。
太平洋側では次第に雲が多くなり、関東、東海の沿岸部では、昼過ぎから夜にかけて冷たい雨の降る所がありそうです。
週末14〜15日にかけては西回りで強い寒気が南下し、西高東低冬型の気圧配置が強まるでしょう。西日本の日本海側では平地でも雪の降る所がありそうです。
北日本から北陸日本海側を中心に雪が強まり、荒れた天気となるでしょう。特に北日本日本海側では積雪がさらに増える恐れがあります。吹雪による視界不良や路面の状態に注意して下さい。
2024/12/10 13:57
きょうは西日本から北日本の太平洋側を中心に広く晴れていますが、太平洋側の地域では、気象庁より乾燥注意報が発表されている地域が多くなっています。
きょう10日(火)正午現在のアメダスによる湿度の状況を見てみますと、関東甲信や東海地方では特に湿度が低くなっています。
関東地方では東京都府中市では正午時点の相対湿度が28%、神奈川県藤沢市辻堂では29%と、20%台を記録しています。山梨県大月市では28%、河口湖では24%です。静岡県浜松市天竜では27%となっています。
東北南部、紀伊半島、九州南部でも正午時点の相対湿度が40%を下回っている所が多い状況です。
火の取り扱いや火の下には十分注意して下さい。空気が乾燥している時はウィルスや細菌が体内に侵入しやすくなるため、のどのケアが欠かせません。手洗いやうがいを徹底し、インフルエンザなどに掛からないように予防していきましょう。
■静電気を溜めない対策
空気が乾燥しているときは、静電気が起きやすくなります。
静電気の発生は火災の原因にもなります。例えば、コンセントに溜まっているホコリが静電気に引火し発火する場合があります。ガソリンスタンドの給油時に静電気が発生し、引火して火災が発生することもあります。
静電気を溜めない対策をいくつかあげてみます。
1.加湿器や観葉植物を置く
お部屋の湿度を上げることで、静電気の発生を抑止することが出来ます。加湿器をつけて湿度を調整しましょう。また、観葉植物を置き、植物の蒸散によって部屋の湿度を高めることも有効です。リラックス効果も期待できます。
2.肌の保湿、体や手を洗いすぎない
肌の保湿を十分に行えば、静電気の発生を軽減できます。
保湿クリームを活用し、手や首回りなどだけでなく、全身に乾燥肌対策をしていきましょう。
また、石鹸で手や体を洗いすぎないこともポイントです。洗いすぎると皮脂膜まで剥がれ落ち、肌の乾燥が起きやすくなります。
3.静電気を溜めない衣服選び
屋外では、体に帯電した静電気をいかに逃がすかがポイントになります。天然繊維(綿・麻・絹など)の素材の衣服は水分を含みやすいので、静電気が自然と放出されやすくなります。
一方で、化学繊維の衣服は吸湿性が低いため、静電気を逃がしにくく、バチバチとした静電気が発生しやすくなります。
また、靴底が革になっている靴は、足から地面へと静電気を逃がしやすくなるといわれています。靴底がゴムの靴の場合、ゴムは電気を通さないため、静電気が逃げにくくなり体に電気が溜まりやすくなります。
2024/12/10 12:09
今朝は内陸を中心に今季最低の冷え込みの所多く 名古屋・彦根では初氷を観測
日本付近は西高東低冬型の気圧配置となっており、上空約1500m付近で0℃以下の寒気が本州を覆っています。
内陸では夜間から明け方の放射冷却による冷え込みが強まり、東日本から西日本の内陸を中心に今季最低となった所が多くなりました。長野県や岐阜県の山沿いでは-10℃を下回る地点もありました。
主要都市では、東京都心で4.4℃を記録し、5℃台を下回る冷え込みとなりました。
名古屋では最低気温が最低気温が1.7℃となり、今季最低となっています。名古屋地方気象台からは初氷が発表されました。
大阪では4.9℃を記録し、同じく今季最低の冷え込みとなりました。
■主要都市の最低気温(きょう10日 午前11時時点)
札幌 -0.4℃ 12月上旬並み
仙台 0.5℃ 12月上旬並み
東京 4.4℃ 12月中旬並み
*名古屋 1.7℃ 12月下旬並み
*大阪 4.9℃ 12月中旬並み
福岡 6.3℃ 12月中旬並み
*:今季最低
■初氷・初霜(きょう10日 午前11時時点)
初氷
名古屋 平年より4日遅く、昨年より6日遅い
彦根 平年より4日遅く、昨年より12日早い
初霜
金沢 平年より6日遅い
きょう10日日中の予想最高気温は平年並みの所が多く、冬らしい寒さとなる所が多いでしょう。あすにかけては冬型の気圧配置が強まり、週末にかけて強い寒気が南下しする見込みです。東日本から西日本では、朝は5℃前後まで冷え込むところが多く、北日本では最低気温が0℃を下回る所が多くなりそうです。室内では暖房を活用して暖かい服装で過ごし、寒さ対策をしっかり行いましょう。
2024/12/10 07:35
関東 週末にかけて冬本番の寒さに…太平洋側は晴れて乾燥、山沿いでは雪の所も
週末は強い寒気が南下するため、関東でも冬本番の寒さとなる見通しです。
東京の気温は最高11℃、最低3℃程度の日が続く予想で、日差しの下でも寒く感じられるでしょう。
空気の乾燥した状態が続くため、火の元に注意してください。
この先の関東は日差しの届く日が多くなる見通しです。
ただ、13日(金)は本州の南岸を進む低気圧の影響で雲が広がりやすく、沿岸部ほど雨の降る可能性が高くなります。
14日(土)頃の日本付近は西高東低の気圧配置となり、上空に強い寒気が流れ込むため、群馬県北部では大雪となりそうです。
関東南部は晴れますが、北風が冷たく感じられるでしょう。
お出かけの際は冬用コートの他にも、マフラーや手袋などの小物類があると良さそうです。
放射冷却が効きやすく朝は一段と冷え込むため、暖房を活用するなど暖かくしてお休みください。
2024/12/10 06:30
【寒気再来】週末は再び強い寒気南下 関東甲信の山地でも警報級の大雪となる可能性
先週に引き続き、今週末も再び強い寒気が南下する見通しです。
上空の気温予想を見てみると、5,000m付近において、平地で大雪の目安となる-36℃以下の寒気が北陸まで、降水があれば平地で雪の目安となる-24℃以下の寒気が東日本の太平洋側〜中国地方まで南下する予想となっています。
上空の寒気の強さは今後の予測で変わる可能性がありますが、日本海側では雪雲が発達して大雪となるおそれがあるため、週末にかけて雪への備えを進めておくと良いでしょう。
14日(土)は北海道〜中国山地にかけて、広範囲で雪になる見通しです。
北陸は平地でも雨ではなく雪が主体の降水となるでしょう。
北陸ではしばらく雨の降りやすい天気が続くため、週末は雪になっても土砂災害の発生に注意が必要です。
北日本では大雪や吹雪、積雪の急増に注意してください。
14日(土)は群馬県北部と長野県北部に、警報級の大雪となる可能性がある旨を知らせる「早期注意情報」が発表されています。
車での移動の際は、雪の吹き溜まりや凍結による路面状況の悪化やホワイトアウトによる視界不良に注意が必要です。
積雪が予想される地域では、事故防止のため冬用タイヤでお出かけください。
2024/12/09 17:00
この先1週間、冬型の気圧配置が強弱を繰り返しながら続き、上空のこの時期としては強い寒気が度々南下する見込みです。
きょう9日(月)日中、北〜東日本中心に冬型の気圧配置が続き、太平洋側を中心に冬晴れとなった地点が多くなりました。
しかし、週末に南下した強い寒気の影響が残り、全国的に冬本番の寒さが続きました。
午後2時現在の日最高気温は、平年より低くなった所が多くなりました。
札幌では2.0℃まで上がりましたが、道北を中心に最高気温が氷点下の真冬日となっている地点が多くなりました。
冬晴れとなって日差しの届いた東京都心は13.0℃とこの時季らしい寒さとなりました。
あさって11日(水)頃までは全国的に平年並みの陽気の所が多いでしょう。
しかし、次第に冬型の気圧配置が強まり、上空の寒気が南下。北〜東日本は12日(木)頃〜17日(火)頃、西日本は週末14日(土)〜15日(日)、沖縄・奄美は14日(土)〜17日(火)は1月上旬から真冬並みの寒さになる所が多い見込みです。
北海道や東北では、最低気温が0℃未満の冬日になる所が増え、最高気温が0℃未満の真冬日になる所もでてくるでしょう。
関東以西もこれまでの高温傾向で冬支度が遅れている方もいらっしゃると思いますが、季節が急速に進みますので、万全な寒さ対策が必要です。
この先、晴れる太平洋側も北風が強まりますので、最大限の寒さ対策でお出かけください。
また、夜にイルミネーションなど見に行く予定がある方は、ダウンなど厚手のコートやマフラー・手袋などがあるとよいでしょう。
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