地域選択
2025/12/28 00:17
津波予報
令和7年12月28日00時13分 気象庁発表
津波予報(若干の海面変動)を発表しました。
< 津波予報 >
宮古島・八重山地方 <津波予報(若干の海面変動)> 高さ 0.2m未満
<地震>
発生は、12月28日 0時06分
震源地は、台湾付近 石垣島の西210km付近
地震の規模(マグニチュード)は、6.7と推定されます。
これらの沿岸では今後2、3時間程度は若干の海面変動が継続する可能性が高いと考えられます。
<津波予報(若干の海面変動)>
若干の海面変動が予想されますが、被害の心配はありません。
[予想される津波の高さの解説]
予想される津波が高いほど、より甚大な被害が生じます。
《10m超》巨大な津波が襲い壊滅的な被害が生じる。木造家屋が全壊・流 失し、人は津波による流れに巻き込まれる。
《 10m 》巨大な津波が襲い甚大な被害が生じる。木造家屋が全壊・流失
し、人は津波による流れに巻き込まれる。
《 5m 》津波が襲い甚大な被害が生じる。木造家屋が全壊・流失し、人 は津波による流れに巻き込まれる。
《 3m 》標高の低いところでは津波が襲い被害が生じる。木造家屋で浸 水被害が発生し、人は津波による流れに巻き込まれる。
《 1m 》海の中では人は速い流れに巻き込まれる。養殖いかだが流失し 小型船舶が転覆する。

2025/12/27 13:37
【年末年始の天気】大晦日〜元日 再び冬型の気圧配置 交通機関に影響も
【週間天気予報】
■日本海側雨や雪 大掃除は週間天気を見て計画的に
■大晦日〜元日 再び冬型の気圧配置 交通機関に影響も
■日ごとの寒暖差大きく 新年スタートは北日本中心に低温
■日本海側雨や雪 大掃除は週間天気を見て計画的に
あす28日(日)、日本付近を高気圧が移動し、次第に冬型の気圧配置は緩むでしょう。
山陰や近畿北部の雨や雪は昼過ぎから、北陸や北海道日本海側の雪や雨は夕方以降、止む所が増える見込みです。
他は、穏やかに晴れるでしょう。
あさって29日(月)、高気圧が九州〜日本の南へ移動し、沖縄は高気圧の縁を回る湿った空気の影響で、雨の降る所がある見込みです。
局地的な激しい雨や落雷、突風に気をつけてください。
太平洋側は晴れる所が多くなるものの、関東南部では雲が広がり、にわか雨があるでしょう。
山陰〜北陸の日本海側では午後は雨、北日本は雪の降る所がある見込みです。
30日(火)は、低気圧の影響で南西諸島は雨の降る所があるでしょう。
また、別の低気圧がサハリン付近へ進み、前線が北日本付近を通過する見込みです。
北陸や東北日本海側は雨、北海道は北から雪に変わる所が増え、前線付近では降り方が強まるでしょう。

■大晦日〜元日 再び冬型の気圧配置 交通機関に影響も
31日(水)大晦日〜1月1日(木)元日にかけて、低気圧がオホーツク海へ進んで大陸の高気圧が張り出し、日本付近は冬型の気圧配置となる見込みです。
31日(水)大晦日は、北陸で雨や雪、北日本日本海側で雪、1月1日(木)元日は、山陰や近畿北部で雨や雪、北陸〜北日本日本海側で雪の降る所があるでしょう。
強い寒気の影響で、北日本の日本海側を中心に強雪や大雪となり、風が強まる見込みです。
交通機関に影響の及ぶ所があるでしょう。
帰省や旅行で慣れない道を走行する際は、積雪や凍結による路面状況の悪化に気をつけてください。
一方、西〜東日本の太平洋側は晴れる所が多く、1月1日(木)元日は、初日の出を見ることが出来そうです。
■日ごとの寒暖差大きく 新年スタートは北日本中心に低温
あさって29日(月)〜30日(火)頃は、一時的に寒気が北上し、この時期としては気温が高くなるでしょう。
積雪地帯では、融雪による路面状況の変化や落雪に注意してください。
その後、年明けにかけては平年並みの所が増え、北日本を中心に平年より低温となって、再び厳しい寒さが戻るでしょう。
北日本ほど日ごとの寒暖差が大きくなるため、体調を崩さないよう、体調管理を心がけてください。

2025/12/26 13:30
暴風雪警報、大雪警報、波浪警報発表中 大荒れの天気 今後の見通しは?
きょう26日(金)、低気圧が千島近海を発達しながら北へ進んでおり、日本付近は強い冬型の気圧配置となっています。
上空約1500mに-9℃以下のこの時期としては強い寒気が、東・北日本だけでなく、西日本の上空にも流れ込んでいます。
日本海西部には、JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)が形成され、中国〜近畿の日本海側に指向しています。
日本海側を中心に大雪となり、12時間降雪量の日最大値は正午までの12時間で、長野県小谷村の小谷で48?、鳥取県大山町の大山で41?、兵庫県香美町の兎和野高原で38?とたった半日で30cm以上の雪が降り、積雪が急増しています。
また、気圧の傾きが大きく、日本海側を中心に暴風が吹き荒れ、新潟県佐渡市の弾崎では、午前3時56分に最大瞬間風速33.2m/sを観測しました。
大荒れや大しけとなっている所があります。
正午現在、東北や北海道日本海側で暴風雪警報、長野県北部で大雪警報、山陰〜東北日本海側で波浪警報の発表されている所があります。
この後、上空の寒気の中心が通過していく北日本でも雪が強まり、積雪が増加するでしょう。
強い冬型の気圧配置は西から次第に緩みますが、北日本ではあす27日(土)にかけて、非常に強い風の吹く所がある見込みです。
西・東日本ではきょう26日(金)、北日本ではあす27日(土)にかけて、日本海側を中心に雪を伴った非常に強い風が吹き、ふぶきや猛ふぶきとなる所があるでしょう。
■西日本
・九州
九州北部では、寒気の影響は次第に弱まり、大雪のおそれはなくなりましたが、山地を中心に雪が積もっている所がありますので、引き続き、積雪や路面凍結による交通障害に留意してください。
・中国
きょう26日(金)夜遅くにかけて大雪となるでしょう。
また、山陰の海上では、きょう26日(金)夕方にかけてうねりを伴い大しけとなる見込みです。
・近畿
近畿北部の海上では、きょう26日(金)夕方にかけて、大しけの状態が続くため、高波に警戒してください。
近畿北部や近畿中部では、警報級の大雪となる可能性は低くなりましたが、きょう26日(金)夜遅くにかけて積雪や路面の凍結による交通障害に注意してください。
■東日本
・関東甲信
長野県と関東北部では、きょう26日(金)夜のはじめ頃にかけて、積雪や路面の凍結による交通障害に警戒してください。
・北陸
あす27日(土)未明にかけて海は大しけやしけとなり、警報級の高波となる見込みです。
■北日本
・東北
きょう26日(金)昼過ぎ〜あす27日(土)昼前にかけて大雪に、きょう26日(金)夜遅くにかけて、西よりの暴風雪に警戒してください。
東北日本海側の海上では、きょう26日(金)夜遅くにかけて、高波に警戒が必要です。
・北海道
日本海側では、きょう26日(金)夕方〜あす27日(土)夕方にかけて、猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害に警戒してください。
きょう26日(金)昼過ぎ〜あす27日(土)朝にかけて、大雪による交通障害に十分注意してください。

2025/12/26 08:03
1か月予報 西日本を中心に寒さ厳しく 日本海側は年初めの大雪に注意
気象庁は25日(木)、向こう1か月間の天候の見通しとなる、最新の1か月予報を発表しました。
数値予報による予測結果によると、1か月平均の海面気圧は北日本中心に平年よりも低く、北日本を中心に低気圧の影響を受けやすいでしょう。
東日本、西日本では、東西の気圧の傾きが大きいため、冬型の気圧配置が強まる時期がありそうです。
上空約1500m付近の気温は、強い寒気が南下する時期があるため、西日本や沖縄・奄美を中心に平年よりも低い見込みとなります。
また、同日25日(木)、気象庁から、大雪・低温に関する早期天候情報が発表されました。年始以降は、西日本を中心に寒気の影響を受けやすくなる見通しとなります。
西日本、沖縄・奄美では、強い寒気が流れ込む影響でその地域で「10年に一度レベル」の低温となる可能性があります。水道管の凍結や農作物の管理に注意が必要です。
また、強い寒気の影響は東北から山陰にかけての日本海側の地域を中心に及び、降雪量が平年よりもかなり多くなる恐れがあります。気象庁が発表した「大雪に関する早期天候情報」では、翌年1月3日または4日頃から、東北から山陰にかけての日本海側では5日間降雪量が平年の約2〜3倍になると予想しています。年明けのUターンラッシュの頃に大雪となる可能性も考えられますので、最新の気象情報や交通情報をよく確認するようにしてください。
関東から西の太平洋側は晴れる日が多く、降水量は平年並みか少ないでしょう。

2025/12/25 21:09
あす26日(金)、日本海側を中心に大雪や猛吹雪に警戒 多い所で50センチ以上の積雪となる恐れ
あす26日の本州付近は、上空に非常に強い寒気を伴う、西高東低の強い冬型の気圧配置となります。本州付近は等圧線の間隔が縦に狭く、北寄りの風が強く吹き付けます。北日本の日本海側から山陰にかけて広く大雪や猛吹雪となる恐れがあります。

あす26日(金)は、特に北陸から近畿北部、山陰にかけての日本海側を中心に、次々と雪雲が流れ込み、山沿いを中心に多い所で24時間降雪量50〜60cmに達する恐れがあります。平地でも積雪となり、短時間で急激に積雪が増える地域もあるでしょう。九州北部の平地でも積雪となり、東海や四国の山沿いなどは、朝にかけて雪の降る所がありそうです。
また、北海道から山陰にかけての日本海側の地域を中心に北寄りの風が強まり、猛吹雪となる所があるでしょう。東北から山陰にかけての沿岸部では波が高まり、うねりを伴って大しけとなる見込みです。
あす26日(金)からあさって27日(土)にかけては、北日本から西日本の日本海側の地域を中心に、大雪による積雪の急増や交通障害、暴風雪や暴風、沿岸部では高波に警戒して下さい。また前線や樹木への着雪による停電や倒木、雪崩の発生にも注意して下さい。
年末の帰省や旅行など、移動のタイミングと大雪が重なりますので、車の運転をされる場合は、最新の交通情報をよく確認し、いつも以上の安全運転を心がけてください。


2025/12/25 14:33
【年末年始10日間予報】帰省・Uターンラッシュに荒天重なるか 年明け早々、太平洋側で雪の可能性も
●年末年始10日間の天気のポイント●
・今夜〜26日(金) 日本海側を中心に警報級大雪・暴風
・年の瀬〜元日 穏かな天気で、気温も高め
・1月2日(金) 南岸低気圧で太平洋側で雪の所も
・3日(土) 低気圧が急速に発達し、荒天の恐れ
・Uターンラッシュと荒天が重なる可能性も
きょう25日(金)で仕事納め、あす26日(土)〜年明け1月4日(日)にかけて
年末年始の休暇に入る方も多いと思います。
ではあすからの10日間の詳しい天気を見ていきましょう。
■あす26日(金)■
冬型の気圧配置が強まり、西回りで上空にかなり強い寒気が流れ込むでしょう。
日本海側だけでなく、太平洋側にも雪雲が流れ込み、
広島県や京都府、三重県、岩手県などでも雪の降る所があり、
山では積雪となる見込みです。
26日(金)午前6時〜27日(土)午前6時にかけて
東北や北陸、東海地方の山沿いの多い所では70センチの雪が降る予想です。
大雪による交通障害に十分ご注意ください。
また、急速に発達する低気圧の影響で、雪を伴った非常に強い風が吹き、
吹雪となる所がある見込みです。
トラックが横転するような強い風や、吹雪による見通しの悪さに十分ご注意ください。
年内では、特にあす26日(金)が荒天となり、
交通機関に影響が出ている可能性がありますので、
あす、帰省を予定している方は、最新の交通情報にもご注意ください。
■27日(土)〜28日(日)■
本州付近は移動性の高気圧に覆われて穏かな冬晴れとなる所が多いでしょう。
気温も高めで厳しい寒さにはならない見込みです。
年末の買い出しなどは土日で済ませておくと良さそうです。
■29日(月)〜31日(水)・大みそか■
北海道付近に次々と低気圧が通過する見込みです。
北日本では雪や雨の所が多くなりますが、
低気圧自体はそれほど発達せず、荒れた天気となる範囲は狭いと見ています。
除夜の鐘がなる時間帯は雪や雨の降る所は少ない予想です。
また、低気圧に向かう暖かい空気の影響で、気温は高めで、
年の瀬は、例年ほどの厳しい寒さにはならない見込みです。
■1月1日(祝)・元日■
現時点での予想では、2026年の元日は、
緩やかに高気圧に覆われ、比較的晴れる所が多い見込みです。
初日の出は西〜東日本を中心に見られる所が多くなりそうです。
(12月25日時点での予想)
■1月2日(金)〜3日(土)■
年の瀬は比較的穏かな天気の所が多いですが、
年明け早々荒天が予想されています。
2日(金)には本州の南岸を東進する低気圧の影響で
普段あまり雪の降らない太平洋側で雪や雨が降る予想です。
低気圧の発達具合や上空の寒気の強さによっては、
Uターンラッシュなど交通に影響がでるくらいの雪となる可能性があります。
また、3日(土)は、低気圧は急速に発達しながら
千島近海へ進む予想で、
北日本や東日本では雪や風が強まり、荒天となる可能性があります。
この予想通り低気圧が発達する場合は、新年2日(金)〜3日(土)頃は、
飛行機や高速道路、列車などに遅れや運休などの影響が出る可能性があります。
今後も気象最新・交通情報にご注意ください。

2025/12/25 08:25
あす26日(金)は北日本〜東日本の日本海側で荒天 大雪による交通障害に警戒を
きょう25日は、前線を伴った低気圧が三陸沖を北北東に進んでおり、雨雲の範囲が広がっています。
今後、低気圧はあす26日(金)にかけて発達しながら北海道付近からオホーツク海へ進む見込みです。日本付近は次第に強い冬型の気圧配置と移行し、上空の強い寒気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定となる見込みです。
また、きょう25日は日本海西部で別の低気圧が発生し、あす26日(金)にかけて急速に発達しながら日本海を東へ進むでしょう。
北日本から西日本では暴風や暴風雪、高波、大雪による交通障害に警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意が必要です。

【風の予想】
冬型の気圧配置や急速に発達する低気圧の影響で、あす26日(金)にかけて、北日本から西日本の日本海側を中心に雪を伴った非常に強い風が吹き、ふぶきとなる所があるでしょう。日本海を急速に発達しながら東へ進む低気圧の周辺では急に風が強まるおそれがあります。
●予想される風の強さ
・きょう25日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
北陸地方 23メートル (35メートル)
近畿地方 20メートル (30メートル)
中国地方 23メートル (35メートル)
・あす26日(金)に予想される最大風速(最大瞬間風速)
北海道地方 20メートル (30メートル)
東北地方 20メートル (30メートル)
北陸地方 25メートル (35メートル)
近畿地方 20メートル (30メートル)
中国地方 23メートル (35メートル)
【波の予想】
北日本から西日本の日本海側では、あす26日(金)は大しけとなる所があるでしょう。
●予想される波の高さ
・あす26日(金)に予想される波の高さ
東北地方 6m
北陸地方 6m うねりを伴う
近畿地方 6m うねりを伴う
中国地方 6m うねりを伴う
【雪の予想】
強い冬型の気圧配置となるため、北日本から西日本の日本海側を中心にあす26日(金)は大雪となる所があるでしょう。
●予想される雪の量(多い所で)
・あす26日(金)明け方までに予想される24時間降雪量
近畿地方 30cm
中国地方 25cm
九州北部地方 20cm
・あさって27日明け方までに予想される24時間降雪量
東北地方 70cm
関東甲信地方 50cm
北陸地方 70cm
東海地方 70cm
近畿地方 40cm
中国地方 40cm

2025/12/25 06:23
きょう25日(木)クリスマスは広範囲で雨 夜は日本海側で荒天注意
クリスマスのきょう25日(木)は、低気圧や前線の影響で広く傘の必要な一日となりそうです。夜にかけては冬型の気圧配置へと移行するため日本海側は荒れた天気に注意が必要です。
北海道は雲が広がりやすく、午後は次第に雪や雨が降り出す所があるでしょう。外出の際は雨具をご用意ください。
東北〜九州にかけては朝から雨の所が多く、断続的に雨が降るでしょう。雨具が活躍する一日となりそうです。外出には雨具をお持ちください。
西日本の太平洋側では午後は止む所が多い予想です。お帰りの際は雨具の置忘れにお気を付けください。
夜にかけては冬型の気圧配置へと移行するため、日本海側では次第に雨風が強まる見込みです。遅い時間ほど注意が必要となるため早めのご帰宅がよさそうです。

2025/12/24 22:28
天気と気温のまとめ(12月14日〜12月20日)北海道太平洋側で大雪に 東京は今季一番の冷え込み
2025年12月14日〜12月20日にかけての天気と気温のまとめです。
【今期間の天候について】
■気圧配置の特徴
14日、低気圧が発達しながら日本海と本州の南をそれぞれ東〜北東進。太平洋側を進む低気圧は夜には三陸沖へ進んだ。15日、発達した低気圧が北海道の太平洋側を北上。日本付近は強い冬型の気圧配置。16日、高気圧の中心が九州付近を東へ移動。西〜東日本は広く高気圧圏内。北日本を中心とした冬型の気圧配置となった。17日、発達した低気圧がオホーツク海で停滞。日本海から北陸・関東周辺を低気圧が通過。18日、高気圧の中心が日本海中部を南東へ移動。前線を伴った低気圧が日本の東を北東進。日本付近は北日本を中心に冬型の気圧配置に。19日、本州付近は移動性高気圧に広く覆われた。前線を伴った低気圧が、中国東北区付近を東寄りに進んだ。20日、中国東北区付近を低気圧が東北東進。前線を伴った低気圧がサハリン付近を通過。低気圧から伸びる寒冷前線が北海道に近づき、日本海を進んだ。
■降水
14日、低気圧の影響で西〜東日本は朝から本降りの雨。関東など久しぶりの雨に。伊豆諸島では強い雨を観測。寒気の流れ込む北日本では夜遅くにかけて雪へと変わり、北海道の太平洋側では記録的な大雪となった。15日、発達した低気圧の影響で、昨夜から大雪が継続。北海道の太平洋側で大雪となった。16日、気圧の谷、局地的な前線の影響で、東北の日本海側や北陸を中心に雨や雷雨。北海道では日本海側を中心に雪で風も強かった。17日、北海道では気圧の傾きが大きく、北海道から九州にかけての日本海側を中心に雨や雪。18日、北日本を中心に冬型の気圧配置に。午前を中心に雪が強まり吹雪いた所も。19日、本州付近は広く高気圧に覆われ、降水のあった地点は少なかった。未明から明け方に東北で雨、夜の時間帯に紀伊半島や九州で多少雨が降った程度。20日、北海道は道北の日本海側を中心に雨や雪。雨の範囲は次第に広がった。東海、九州南部は朝から雨。
■気温
14日、低気圧や前線に向かい南から暖かい空気が流れ込み、西日本〜東海では平年並みとなった。一方、関東は寒気の影響が残り、寒い一日に。東京都心は7.6℃と真冬並みの寒さとなり今季一番のさむさとなった。15日、前日は厳しい寒さとなった関東は天気が回復し、気温が上がった。東京都心は13.2℃と12月上旬並みの陽気に。西日本や北陸では平年より低い地点が多かった。16日、朝は関東以西の太平洋側を中心に冷え込みが強まり、広島や那覇で今季一番の冷え込み。17日、北海道は寒気の影響で冷え込んだ。西日本ではやや気温は高まった。18日、関東から西は高気圧に覆われ広く日差しが届いた。晴れた地域を中心に気温は上がり、12月上旬並みの所が多かった。19日、上空の寒気は後退し、西日本を中心に気温上昇。15℃を上回った所が多かった。20日、10〜11月並みの気温となった所が多かった。日本海側はフェーン現象によって高温化し、福岡では23.2℃まで上昇。
■今期間(12月14日〜12月20日)の天候のまとめ
平均気温は、南から暖かい空気に覆われやすく、全国的に平年並みかより高くなった。東北北部〜九州北部かけて日本海側では平年を2℃以上上回る地点が多く、秋田では平年を2.7℃上回った。
降水量は、前線や低気圧、湿った空気の影響で北日本〜東日本の太平洋側で多かった。北海道の太平洋側では大雪となり、釧路では平年の4倍を超える降水量となった。
日照時間は、前線や低気圧、湿った空気の影響で北日本や関東、東海にかけて平年より少なかった。一方、北陸〜九州にかけて、日本海側ではこの時期としては日差しが多く、平年より多かった。

2025/12/24 16:17
クリスマス朝まで関東南部警報級大雨の恐れ 夜遅く九州や中国で雪 ホワイトクリスマスの所は?
あす12月25日(木)クリスマスにかけて、低気圧や前線が日本付近を通過するでしょう。
低気圧や前線に向かってこの時期としては暖かな空気が流れ込み、広く雨が降る見込みです。
クリスマスの朝にかけて 関東南部で警報級の大雨となる恐れがあります。
また、ホワイトクリスマス(クリスマスの日に雪が降り、地面が雪で覆われている状態)になる可能性がある地域は、北海道の北部が中心で、一部に限られそうです。
■低気圧に向かい上空約1500mで平年より10℃以上高い暖湿気
きょう24日(水)クリスマスイブ〜あす25日(木)クリスマスにかけて、三陸沖の前線を伴う低気圧が千島近海に進むでしょう。
また、西日本太平洋側の前線を伴う低気圧は関東の東に進み、あす25日(木)クリスマスの夜には千島近海の低気圧からのびる寒冷前線と一つになる見込みです。
そして、上空に寒気を伴う寒冷渦に対応して、日本海西部に低気圧が発生し、発達しながらあす25日(木)クリスマスの夜には能登沖に進むでしょう。
これらの低気圧や前線に向かって、上空1500m付近で平年より10℃以上高い暖かく湿った空気が流れ込む見込みです。
■クリスマス朝にかけて 関東南部警報級の大雨の恐れ
あす25日(木)クリスマスは、平年と比べかなり暖かい空気が流れ込むため、雪ではなく雨の降る所が多くなるでしょう。
また、大気の状態が不安定となる見込みです。
朝は沖縄〜東北にかけて、広く雨の降って、関東南部では警報級の大雨となる恐れがあります。
また、北陸の山沿いで雪の混じる所があるでしょう。
北海道は太平洋側やオホーツク海で雪や雨、内陸部で雪の降る所がある見込みです。
日中は関東付近で、雨の一旦止む所があるでしょう。
夕方〜夜のはじめ頃は、九州や四国で雨の止む所がある見込みです。
関東甲信の北部では、雪の混じる所があるでしょう。
北海道の上空1500m付近には、平地で雪の降る目安の-6℃以下の寒気が日本海側やオホーツク海側に流れ込んできて、雪の降り始める所がある見込みです。
■クリスマス夜遅く 九州、中国で雪の降り出す所も
夜遅くになると、平地で雪の降る目安の上空1500m付近で-6℃以下の寒気が、西日本にも流れ込むでしょう。
九州南部や九州北部、中国では雪の降り始める所がある見込みです。
クリスマスの日に雪が降るものの、地面が雪で覆われている状態にはならず、ホワイトクリスマスとは言えないでしょう。
しかし、26日(金)は九州南部でも山地を中心に雪の積もる所がある見込みです。
積雪や路面凍結に対する備えをよろしくお願いいたします。

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