地方気象情報
強風と雷及びひょうに関する東北地方気象情報 第1号
令和7年11月16日05時05分 仙台管区気象台発表
東北日本海側では、17日朝から昼前にかけて、西よりの強い風に注意・警
戒してください。また、東北日本海側を中心に、17日明け方から夕方にか
けて、竜巻などの激しい突風や落雷、ひょう、急な強い雨に注意してくださ
い。
[気象概況]
17日は、低気圧が急速に発達しながら日本海北部からオホーツク海へ進
み、東北日本海側では気圧の傾きが大きくなるでしょう。また、低気圧から
のびる前線が東北地方を通過し、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込
むため、東北日本海側を中心に大気の状態が非常に不安定となる見込みです。
このため、東北日本海側では、17日朝から昼前にかけて、西よりの風が
強まるでしょう。気圧の傾きが予想以上に大きくなった場合には、警報級の
西よりの風となる可能性があります。また、東北日本海側を中心に、積乱雲
が発達し、雷の発生する所がある見込みです。
[風の予想]
17日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
東北日本海側 海上 18メートル (30メートル)
東北日本海側 陸上 15メートル (30メートル)
[防災事項]
東北日本海側では、17日朝から昼前にかけて、西よりの強い風による交
通障害や建物への被害に注意・警戒してください。また、東北日本海側を中
心に、17日明け方から夕方にかけて、竜巻などの激しい突風や落雷、ひょ
う、急な強い雨に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場
合には、頑丈な建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
[補足事項]
今後発表する防災気象情報に留意してください。
次の「強風と雷及びひょうに関する東北地方気象情報」は、16日16時頃
に発表する予定です。