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2024/10/03 18:04

北陸地方 あすにかけて低気圧が能登半島を通過 少雨でも土砂災害に注意・警戒を


前線上の低気圧が日本海を北東へと進んでいます。
北陸地方では朝から断続的に雨が降っており、福井県宮津市では16時までの24時間に100mmを超える雨となっています。

前線上の低気圧はきょう夜にかけて北陸へと北上し、能登半島付近を通過する見込みです。北陸地方ではあす4日にかけて前線による雨が続くでしょう。
能登半島では先日の豪雨災害以来のまとまった雨のとなる恐れがあります。

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今夜にかけて能登半島では低気圧が通過する影響で雨脚が強まり、強い雨が降る所があるでしょう。
あす4日は前線が離れるものの、雨の降りやすい天気は続きそうです。

●予想される雨の量(多い所で)
・あす4日に予想される1時間降水量
  加賀 20ミリ
  能登 20ミリ
・あす4日12時までに予想される24時間降水量
  加賀 60ミリ
  能登 60ミリ
・5日12時までに予想される24時間降水量
  加賀 30ミリ
  能登 30ミリ


雨雲が予想より発達したり停滞した場合は、警報級の大雨となる可能性があります。
また、能登半島では先日の豪雨により地盤の緩んでいる所があり、被災地域では少ない雨でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあります。
あす4日明け方から夕方にかけて土砂災害に注意・警戒して下さい。

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土日は前線が離れ、時折日差しの届く所がありますが、雲が多くスッキリしない空模様となりそうです。
週明け以降は再び前線が停滞し、能登半島でも長雨により、まとまった雨となる恐れがありそうです。
今後の情報に注意して下さい。

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2024/10/03 17:32

台風18号周辺の暖かく湿った空気 前線を刺激 あすにかけて大気の状態が非常に不安定


秋雨前線があす4日にかけて東シナ海から本州付近を通って日本の東に停滞し、前線上の低気圧が日本海を北東に進む見込みです。
台風18号は、台湾付近で次第に勢力を弱め、あす4日には熱帯低気圧に変わるでしょう。

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しかし、低気圧や前線に向かって、台風や台風から変わる熱帯低気圧周辺の暖かく湿った空気が高気圧の縁を回り流れ込むため、沖縄・奄美や西日本、東日本では、あす4日にかけて大気の状態が非常に不安定となる見込みです。

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局地的に雷を伴い激しい雨が降るでしょう。
四国や東海では、雷を伴って非常に激しい雨の降る所がある見込みです。
雨雲が予想よりも発達した場合や停滞した場合には、警報級の大雨となるおそれがあります。
あす4日にかけて、低い土地の浸水、土砂災害、河川の増水に注意・警戒してください。

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2024/10/03 17:00

令和6年 台風第18号に関する情報


令和6年 台風第18号に関する情報 第53号
令和6年10月3日16時15分 気象庁発表

台風第18号は、4日には熱帯低気圧に変わる見込みです。沖縄地方では、引き続き4日にかけて、うねりを伴った高波に注意してください。

[気象概況]
 台風第18号は、3日15時には台湾にあって、1時間におよそ10キロの速さで東北東へ進んでいます。中心の気圧は985ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートルで、中心から半径95キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。
 今後、台風第18号は台湾付近で次第に勢力を弱め、4日には熱帯低気圧に変わる見込みです。

[波の予想]
 沖縄地方では、4日にかけて、うねりを伴って波が高い所があるでしょう。
 4日にかけて予想される波の高さ
  沖縄地方 3メートル うねりを伴う

[防災事項]
 うねりを伴った高波に注意してください。

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2024/10/03 16:58

10月も全国的に高温傾向 秋雨前線の影響で降水量が多くなる所も


きょう3日、気象庁は10月5日〜11月4日までの1か月予報を発表しました。

全国的に気温の高い傾向が続き、秋の深まりはゆっくりとなる見込みです。
しかし、この先の降水量は、秋雨前線の影響を受け平年並みか多くなる所があるでしょう。

この先、大陸から日本の東にかけて高気圧となり、日本の南東では太平洋高気圧の東への後退が遅い状況が続く見込みです。
上空約1500mの気温は、全国的に平年より高く、暖かい空気に覆われやすいでしょう。

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この先1か月の気温は、暖かい空気に覆われやすいため全国的に高い見込みです。
西〜北日本では、広く10月中旬にかけてかなり高くなるでしょう。
特に、西・東日本では、10月上旬にかけて真夏日となる所や真夏日に迫る暑さの所がある見込みです。
運動会などで長時間外で過ごす時は、小さな子どもやご高齢の方を中心に熱中症に気を付けてください。

一方、日本付近は本州から南で気圧の谷で、低気圧や秋雨前線、湿った空気の影響を受けやすい時期があるでしょう。
このため、西〜東日本、北日本太平洋側は、この先1か月の降水量は平年並みか多く、日照時間は平年並みか少ない見込みです。
秋雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込みと、前線が刺激され、前線の活動が活発になりやすくなります。
局地的に雨雲が発達し、大雨となることがあるでしょう。
引き続き、大雨への備えをお願いします。

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2024/10/03 14:38

強い台風18号 台湾付近でノロノロ 南西諸島は台風+前線で大雨の所も


きょう3日正午現在、強い台風18号は、台湾海峡を東北東へゆっくりと進んでいます。
台風18号は、9月末頃から台湾の南に停滞しており、台湾では大雨の続いている所があります。
沖縄にも影響が出ており、沖縄の沿岸の海域では、うねりを伴い八重山ではしけており、宮古島と沖縄本島では波が高くなっています。

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今後、台風は勢力を落としながら台湾海峡を北上し、台湾付近に達する見込みです。
その後、台湾海峡をゆっくりと南下し、あす正午には熱帯低気圧に変わるでしょう。
台湾ではあす4日にかけて荒れた天気が長引く見込みです。

八重山では、波の高さはきょう3日は4メートル、あす4日は3メートル、宮古島ではあす4日にかけて3メートル、沖縄本島ではきょう3日は3メートル、あす4日は2.5メートルの予想です。
あす4日にかけて、うねりを伴った高波に注意してください。

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また、南西諸島付近は、東シナ海に停滞する秋雨前線に向かって、台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込み、局地的に雷雲が発達しています。

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沖縄県の八重山郡与那国町与那国島では午前1時32分までの1時間に56.0ミリ、宮古島市下地島では午前11時35分までの1時間に54.5ミリの滝のような非常に激しい雨を観測しました。
八重山では降り始め(9月30日午前0時)からの総雨量が300ミリを超えている所もあります。

先島諸島では、あす4日にかけて、沖縄本島ではきょう3日は激しい雨が降る見込みです。
雨雲の発達の程度によっては、あす4日にかけて警報級の大雨となるおそれがあります。
土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。

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2024/10/03 07:17

きょう3日(木)の天気 秋雨前線が停滞し、本州付近は広い範囲で雨


きょう3日(木)は本州南岸付近に秋雨前線が停滞、前線上の低気圧が西日本から日本海へ抜けるでしょう。
一方、台風18号は、午前6時現在、台湾海峡付近でほとんど停滞しています。前線や低気圧に向かって、台風18号からの暖かく湿った空気が断続的に流れ込み、前線の活動が活発化、西日本から東日本の広範囲で雨となるでしょう。局地的に雷を伴う非常に激しい雨となって、雨脚が強まる所もありそうです。

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特に低気圧に近い四国、近畿、東海では雨の強まりに注意が必要です。落雷や突風、降ひょうなどにもご注意ください。

関東では雨が降ったり止んだりの空模様となり、朝は沿岸部、夜は内陸部を中心に雨でしょう。折り畳み傘が手放せない一日となりそうです。
北海道や東北では、今夜にかけて次第に雨雲が掛かり、雨が降るでしょう。

南西諸島では台風18号からの湿った空気の影響により、断続的に雨となり、局地的に非常に激しい雨となる所がありそうです。海上ではうねりを伴う高波や強風に注意して下さい。

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2024/10/02 21:26

奄美地方で竜巻注意情報 空模様の変化に注意


東シナ海に秋雨前線がのびており、前線付近に向かって台風18号からの暖かく湿った空気が流入し、南西諸島では大気の状態が非常に不安定となっています。

気象庁はきょう2日(水)20時37分、奄美地方で竜巻などの激しい突風が起こりやすい状況になっているとして、竜巻注意情報を発表しました。午後9時現在、徳之島では発生確度が高い状況となっています。

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今後も竜巻などの激しい突風が発生しやすい気象状況となるため、空の様子などには十分注意して下さい。

万が一竜巻が接近してきた場合、屋内であれば、窓やカーテンを閉めて窓から離れて、窓のない部屋に移動、もしくは丈夫な机の下に入って、頭を守って下さい。

屋外の場合は、頑丈な建物の物陰に隠れて、頭と首を守ることが重要です。物置や車庫、プレハブの中は危険となります。
避難場所がない場合は、物陰や溝に伏せてください。

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2024/10/02 17:04

9月の月平均気温 沖縄・奄美、西・東日本 歴代1位の高温 10月も高温傾向


東日本、西日本と沖縄・奄美の9月の月平均気温は、統計を開始した1946年以降の9月として歴代1位の高温となりました。
また、全国の猛暑日を記録した地点数の積算は1,452で、比較可能な2010年以降で9月として最も多くなりました。

気象庁は1日、9月の顕著な高温と今後の見通しについて以下の通り発表しました。

9月の月平均気温は全国的にかなり高くなり、東日本、西日本と沖縄・奄美では月平均気温偏差がそれぞれ+3.2℃、+3.4℃、+1.1℃で、いずれも統計を開始した1946年以降の9月として歴代1位の高温になりました(沖縄・奄美では2017年9月と同値)。
また、9月の日本の月平均気温偏差は+2.52℃と、統計を開始した1898年以降で、昨年(2023年)に次ぐ2位の高温になりました。

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全国の猛暑日(日最高気温が35℃以上)を記録した地点数の9月の積算は1,452で、比較可能な2010年以降で9月として最も多くなりました。
9月の高温の主な要因として、日本付近を含む東アジアで、上空の亜熱帯ジェット気流がこの時期としては前例のないほど北に蛇行したことや太平洋高気圧の日本付近への張り出しが強かったことにより、背の高い暖かい高気圧に覆われやすかったことが考えられます。
また、日本近海の海面水温が顕著に高かったことも地上の高温に寄与した可能性があります。
さらに、長期的な地球温暖化に加え、北半球中緯度の対流圏の気温が顕著に高いことも、高温の程度を押し上げたと考えられます。

この先1か月は、これまでよりは暑さが和らぐ見込みですが、10月としては気温が高い見通しです。

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2024/10/02 14:46

大型で非常に強い台風18号 台湾上陸へ 沖縄に3〜5日接近 動きが遅く影響長引く


きょう2日正午現在、台風18号(クラトーン)は非常に強い勢力で南シナ海にほとんど停滞しています。
大型で動きも遅いため、台風から離れた沖縄でも既に影響が出ています。
先島諸島には、台風の外側の雨雲が流れ込み、与那国島では午前8時40分までの1時間に68.5mmの非常に激しい雨を観測しました。

今後、台風18号は南シナ海をゆっくりと北北東へ進み、あす3日には台湾へ上陸するでしょう。
3日〜5日頃にかけては、先島諸島に接近するおそれがあります。

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台風の進路によっては、先島諸島では3日〜4日頃は大しけ、先島諸島だけでなく沖縄本島も4日にかけて警報級の大雨となるおそれがあります。

台湾に上陸後は急速に勢力を落とし、5日には台湾で熱帯低気圧に変わる見通しです。
しかし、大型で動きが遅いため、広範囲に影響が長引くでしょう。

沖縄の沿岸の海域では、既にうねりを伴い波が高くなっており、先島諸島ではしけています。台風接近に伴い波はさらに高まるでしょう。
予想される波の高さは、先島諸島はきょう2日は4メートル、あさって4日にかけて5メートル、沖縄本島ではあさって4日にかけて3メートルです。
うねりを伴った高波に十分注意してください。

先島諸島では、あす3日から風が強く吹き、非常に強い風が吹く所もある見込みです。
あさって4日にかけて、最大瞬間風速30メートルの予想で、強風に十分注意してください。
飛ばされやすいものは屋内にしまうなど対策をお願いします。念のため、停電や断水への備えもしておきましょう。

また、先島諸島や沖縄本島では、あす3日にかけて局地的に雷を伴う激しい雨や非常に激しい雨が降る見込みです。
あす3日12時までに予想される24時間降水量は多い所で、先島諸島で100ミリ、沖縄本島で80ミリです。
その後、あさって4日12時までに予想される24時間降水量は多い所で、先島諸島で120ミリ、沖縄本島で80ミリです。
先島諸島や沖縄本島では、雨雲の発達の程度によっては4日頃にかけて警報級の大雨となるおそれがあります。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意し、最新の情報に気を付けてください。

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2024/10/02 06:19

2日(水)の天気 日本海側から雨の範囲広がる 九州・沖縄で激しい雨も


きょう2日(水)、台風17号は遠ざかり、東北太平洋側や関東は晴れるでしょう。東海や近畿もおおむね晴れて、日中は30℃以上の真夏日になる所が多くなります。東京は31℃、名古屋32℃、大阪30℃の予想です。

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一方で、前線の南下で日本海側から雨の範囲が広がるでしょう。九州や沖縄では局地的に雷を伴ったり、激しく降る見込みです。沖縄の先島諸島では非常に強い台風18号の接近で、次第に風が強まり、うねりを伴った高波に注意が必要です。

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2024/10/02 05:45

ノロノロ台風18号 台湾へ上陸し沖縄・先島諸島も大雨・暴風・高波に警戒


きょう2日(水)午前3時、非常に強い台風18号は南シナ海をゆっくりとした速さで北西へ進んでいます。

■台風18号  2日(水)3時
==================
 中心位置   南シナ海
 移動     北西 ゆっくり
 中心気圧   925 hPa
 最大風速   50 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 70 m/s
==================

台風は、南シナ海をゆっくりとした速さで北上し、次第に進路を北北東に変えて、あさって4日(金)には台湾へ上陸し、5日(土)にかけて、沖縄の先島諸島に接近するおそれがあります。先島諸島を中心に荒れた天気が続くため、大雨や暴風、高波に警戒が必要です。

■波の予想
2日に予想される波の高さ
  沖縄本島地方 3メートル うねりを伴う
  宮古島地方  4メートル うねりを伴う
  八重山地方  5メートル うねりを伴う
3日に予想される波の高さ
  沖縄本島地方 3メートル うねりを伴う
  宮古島地方  5メートル うねりを伴う
  八重山地方  6メートル うねりを伴う
4日に予想される波の高さ
  沖縄本島地方 3メートル うねりを伴う
  宮古島地方  5メートル うねりを伴う
  八重山地方  5メートル うねりを伴う

■風の予想
2日に予想される風向・最大風速(最大瞬間風速)
  宮古島地方 南の風 15メートル (25メートル)
  八重山地方 南の風 17メートル (30メートル)
3日に予想される風向・最大風速(最大瞬間風速)
  宮古島地方 南の風 17メートル (30メートル)
  八重山地方 南の風 20メートル (30メートル)
4日に予想される風向・最大風速(最大瞬間風速)
  宮古島地方 南の風 17メートル (30メートル)
  八重山地方 南の風 18メートル (30メートル)

■雨の予想
2日から3日にかけて予想される1時間降水量は多い所で、
  沖縄本島地方 30ミリ
  宮古島地方  30ミリ
  八重山地方  40ミリ
2日6時から3日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
  沖縄本島地方  80ミリ
  宮古島地方   60ミリ
  八重山地方  100ミリ
その後、3日6時から4日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
  沖縄本島地方  80ミリ
  宮古島地方  100ミリ
  八重山地方  120ミリ
その後、4日6時から5日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
  沖縄本島地方  60ミリ
  宮古島地方  100ミリ
  八重山地方  120ミリ

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2024/10/01 23:00

令和6年 台風第17号に関する情報


令和6年 台風第17号に関する情報 第41号
令和6年10月1日22時29分 気象庁発表

台風第17号は、三陸沖を北東へ進み、2日夜には千島の東で温帯低気圧に変わる見込みです。関東地方では、2日にかけてうねりを伴った高波に注意してください。

[気象概況]
 台風第17号は、1日21時にはいわき市の東にあって、1時間におよそ45キロの速さで北北東へ進んでいます。中心の気圧は985ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートルで、中心から半径55キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。
 台風第17号は、三陸沖を北東へ進み、2日夜には千島の東で温帯低気圧に変わる見込みです。

[波の予想]
 関東地方では、2日にかけてうねりを伴い波が高く、1日はしける所があるでしょう。
 1日に予想される波の高さ
  関東地方  4メートル うねりを伴う
 2日に予想される波の高さ
  関東地方  3メートル うねりを伴う

[防災事項]
 関東地方では、2日にかけてうねりを伴った高波に注意してください。

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2024/10/01 17:33

大型で猛烈な台風18号 3〜5日ごろ沖縄地方へ最接近 動きが遅く影響長引く恐れも


大型で猛烈な台風18号は15時現在、南シナ海に位置しています。

気象衛星画像を見ると、台風の中心では目がはっきりとしており、発達していることがわかります。
15時現在、中心気圧915hPa、最大風速55メートル、最大瞬間風速が75メートルまで発達しており、暴風域を伴ってゆっくりと北上しています。

■台風18号  1日(火)15時
==================
 中心位置   南シナ海
 移動     西北西 ゆっくり
 中心気圧   915 hPa
 最大風速   55 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 75 m/s
==================

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今後、台風はゆっくりと北へ進み、あさって3日〜5日ごろにかけて暴風域を伴い先島諸島に最接近する見通しです。

先島諸島ではしけとなっている所があり、沖縄本島地方では波が高くなっています。
先島諸島では4日ごろにかけて波の高い状態が続き、大しけとなる見込みです。
また風も強く、4日ごろにかけて暴風となるおそれがあります。

沖縄本島でもあす2日ごろから波が高まり、しける所がありそうです。台風の進路によっては、沖縄本島地方ではあさって3日から4日頃にかけて大しけとなるおそれがあるため海岸へは近づかないようにして下さい。

●予想される波の高さ(うねりを伴う)
・きょう1日に予想される波の高さ
  先島諸島   4メートル 
・あす2日に予想される波の高さ
  沖縄本島地方 3メートル 
  先島諸島   6メートル 
・あさって3日に予想される波の高さ
  沖縄本島地方 4メートル 
  先島諸島   6メートル 

●予想される風の強さ
・あす2日に予想される風向・最大風速(最大瞬間風速)
  先島諸島 南の風 17メートル (30メートル)
・あさって3日に予想される風向・最大風速(最大瞬間風速)
  沖縄本島地方 南の風 15メートル (25メートル)
  先島諸島   南の風 25メートル (30メートル)

●予想される雨の量(多い所で)
・あす2日にかけて予想される1時間降水量
  先島諸島 30ミリ
・あす2日18時までに予想される24時間降水量
  沖縄本島地方 60ミリ
  先島諸島   80ミリ
・あさって3日18時までに予想される24時間降水量
  沖縄本島地方  80ミリ
  先島諸島   120ミリ

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台風の動きが遅く、台風の進路次第では影響が長引くおそれもあります。
暴風に備え、窓をガムテープなどでしっかり補強することや玄関などにおいてある飛ばされやすいものを家の中にしまうことなどが大切です。
また、停電時に備え懐中電灯やモバイルバッテリー、非常食や水の用意など、台風が接近する前に備えておきましょう。

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2024/10/01 17:18

台風17号や台風18号の影響は 秋雨前線の活動が活発に 週間天気予報


この先、台風や前線の動向に注意が必要です。

■大型で猛烈な18号
きょう1日、大型で猛烈な台風18号は台湾に接近中です。
今後、南シナ海をゆっくりとした速さで北上し、次第に進路を北東に変えてあす2日以降台湾に上陸するでしょう。
その後、3日〜4日頃にかけて、暴風域を伴って沖縄に接近するおそれがあります。
沖縄では、先島諸島を中心に2日〜4日頃にかけてうねりを伴った高波に、3日〜4日頃にかけて暴風に警戒してください。
台湾に上陸後は次第に勢力を落とす見通しですが、大型で動きが遅いため、広範囲に影響が長引くでしょう。

台風18号は沖縄に接近後、週末にかけて東シナ海にほとんど停滞する見込みです。
沖縄や西日本に台風周辺の湿った空気が流れ込み続け、停滞する秋雨前線の活動を刺激することも考えられます。
沖縄や西日本は雨量が多くなるおそれもあるため、今後の情報に気を付けてください。

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■関東に最接近台風17号
きょう1日午後3時現在、千葉県の銚子の南東を北上中の台風17号。台風17号の影響で、関東や福島県の沿岸で雨の降っている所があります。
あす2日は三陸沖を北上し、あす午後3時には千島の東で温帯低気圧に変わるでしょう。
今夜は関東〜東北太平洋側の沿岸部を中心に雨雲のかかる所がある見込みです。
あす2日は、別の低気圧がオホーツク海に進み、低気圧の北東進に伴い前線が西〜北日本を通過するでしょう。
西日本は日本海側から雨が降り出す見込みです。東〜北日本は日本海側中心に雨の降る所があるでしょう。
北海道東部は台風17号あるいは台風から変わった温帯低気圧の影響で午前を中心に雨の降る所がある見込みです。

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■秋雨前線の活動活発に
その後、3日は秋雨前線が西〜東日本付近に停滞するでしょう。
4日は低気圧が北海道付近へ進み、前線が5日にかけて、日本海〜北日本を通過する見込みです。
湿った空気の影響で秋雨前線の活動が活発化し、各地で本降りの雨となるでしょう。
週明けは再び前線の活動が活発化し、広く雨が降る見込みです。

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2024/10/01 15:21

大型で猛烈な台風18号 猛烈な台風は今年2つ目 台湾上陸へ 沖縄には3〜4日接近


台風18号(クラトーン)は台風の強さの階級で最も勢力の強い「猛烈な」台風となりました。
猛烈な勢力まで発達した台風は今年は2つ目で、先月中国やベトナムに甚大な被害をもたらした台風11号(ヤギ)以来です。

きょう1日、この大型で猛烈な台風18号は台湾に接近中です。
今後、南シナ海をゆっくりとした速さで北上し、次第に進路を北東に変えてあす2日以降台湾に上陸するでしょう。
その後、3日〜4日頃にかけて、暴風域を伴って沖縄に接近するおそれがあります。

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先島諸島では、2日〜4日頃にかけてうねりを伴った高波に、3日〜4日頃にかけて暴風に警戒してください。
台湾に上陸後は次第に勢力を落とす見通しですが、大型で動きが遅いため、広範囲に影響が長引くでしょう。

沖縄の沿岸の海域では、既にうねりを伴い波が高くなっており、先島諸島ではしけています。台風接近に伴い波はさらに高まるでしょう。
波の高さは、先島諸島はきょう1日は5メートル、あす2日は6メートル、あさって3日は7メートル、沖縄本島ではあす2日にかけて波の高さは3メートルの予想です。
先島諸島ではあす2日〜4日頃にかけて大しけとなるでしょう。うねりを伴った高波に警戒してください。

先島諸島では、あす2日は非常に強い風が吹き、3日〜4日頃は暴風となる所がある見込みです。暴風に警戒してください。あす2日は最大瞬間風速30メートル、あさって3日は35メートルの予想です。
沖縄本島でも、あさって3日は最大瞬間風速25メートルとなるでしょう。
飛ばされやすいものは屋内にしまい、停電や断水の対策も早めにお願いします。

また、先島諸島を中心に、あす2日にかけて局地的に雷を伴う激しい雨が降る見込みです。
あす2日12時までに予想される24時間降水量は多い所で、先島諸島で80ミリ、沖縄本島で60ミリです。
その後、あさって3日12時までに予想される24時間降水量は多い所で、先島諸島で120ミリ、沖縄本島で80ミリです。
また、先島諸島や沖縄本島では、雨雲の発達の程度によっては4日頃にかけて警報級の大雨となるおそれがあります。
先島諸島では3日〜4日頃にかけて警報級の高潮となるおそれがあります。
最新の情報に気を付けてください。

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2024/10/01 12:32

台風17号 午後関東に最接近 暴風域を伴い強い勢力に 


きょう1日午前9時現在、台風17号は八丈島の東南東を暴風域を伴いながら北上しています。
午前7時02分には三宅島で最大瞬間風速17.3m/sを観測しました。
また、台風の外側の雨雲が伊豆諸島だけでなく、千葉県など関東の沿岸部にもかかり始めています。

午後、台風17号は伊豆諸島の東から関東の東を北上し、関東に最接近するでしょう。

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伊豆諸島や関東の海上で、予想される波の高さは5メートルで今夜にかけてうねりを伴いしけとなる見込みです。
伊豆諸島では夕方にかけて、関東では今夜遅くにかけて、非常に強い風や強い風が吹くでしょう。
伊豆諸島や関東の沿岸部は陸上でも最大瞬間風速30メートルの予想です。
うねりを伴った高波や強風に注意・警戒してください。

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また、伊豆諸島では、台風に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となるため、伊豆諸島では昼頃にかけて、雷を伴った激しい雨の降る所がある見込みです。
これまでに降った雨により地盤の緩んでいる所があり、少ない雨量でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあります。
伊豆諸島では土砂災害に注意・警戒してください。
関東では千葉県や茨城県などで1時間に20ミリの雨の降る所があるでしょう。

台風が現在の予想より発達したり、西よりの進路を通った場合には、警報級の高波や警報級の暴風となるおそれがあるため、最新の情報に気をつけてください。

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