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2025/01/10 12:27

きょう1月10日(金)、今季最強で最長の寒波が襲来中です。

まさにきょうが寒波のピークとなっており、日本海側を中心に積雪が急増しています。

きょう10日(金)午前10時現在の積雪深は、
青森県酸ヶ湯で372cm、山形県大蔵村肘折では196cmなどとなっており、
平年の1.5倍～2倍以上積もっている所もあります。

青森市内など平地でも積雪が１ｍを超えており、
雪の多い地域では除雪が追い付かず、
交通機関にも影響が出るなど、災害レベルの大雪となっています。

また、きのうまでは西よりの風でしたが、きょうは北よりの風に変わり、
名古屋など東海地方にも雪雲が流れ込み、
午前10時には名古屋市と京都市で積雪１cmを観測しました。

これまでに降った雪が残り、
昼間でも日陰などでは路面が凍結している所があります。
車の運転は、路面の凍結に十分ご注意ください。

きょう10日(金)の午後も本州の日本海側では断続的に雪が降り、
関ケ原周辺などでも雪が続く予想です。

日本海側の山沿いだけでなく平地でも
これから一気に積雪が増える所もありますので、
大雪が続く地域では不要不急の外出は控え、
車は立往生などにもご注意ください。

あす11日(土)になると、雪の降り方は弱まってきますが、
あすにかけてもまだ北陸や東北の日本海側では大雪が続きます。

あす朝までの２４時間降雪量は多い所で、
　　北海道地方　　４０センチ
　　東北地方　　　６０センチ
　　関東甲信地方　５０センチ
　　北陸地方　　　６０センチ
　　東海地方　　　５０センチ
　　近畿地方　　　６０センチ
　　中国地方　　　６０センチ
　　四国地方　　　１５センチ
　　九州北部地方　１０センチ
の予想です。

北日本は、暴風を伴い猛ふぶきとなる見込みです。
ホワイトアウトなど見通しの悪さにも注意をしてください。

また、除雪作業中の事故が多発していますので、
除雪作業は２人以上で行い、命綱を付けましょう。
転落した際にすぐに連絡が取れるように携帯電話も持っておくと良さそうです。
　
屋根からの落雪にも注意し、軒下を歩かないようにしましょう。