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2024/12/04 16:20

暖かいのはきょうまで　週末から冬本番の寒さ　日本海側は大雪や吹雪で荒天に【週間天気】

きょう12月4日(水)、日本付近は冬型の気圧配置となっており、
上空に寒気が流れ込む北海道や東北北部で雪、北陸では冷たい雨が降っています。

一方、太平洋側は晴れた所が多く、暖かい空気が残る関東を中心に気温が上がりました。

きょうの最高気温は東京都心では17.8℃と11月上旬並みの暖かさとなりました。

一方、寒気が居座る北日本では昼間も0℃に届かず、「真冬日」となっている所があります。

きょうの最高気温は、北海道猿払村の浜鬼志別で-3.4℃、
青森市酸ケ湯は-2.3℃となっています。

最低気温が-3℃を下回ると、水道管が凍結し、破裂することがあります。

水道管をタオルでまいたり、少しずつ水を出すなど、水道管の凍結対策をしておきましょう。

あす5日(木)以降も北日本に寒気が居座り、北海道では雪が続きますが、
秋田県や新潟県などでは、６日(金)頃にかけて雨が続き、大雨となる恐れがあります。
土砂災害などに注意・警戒が必要です。

7日(土)以降は強い寒気が一気に南下し、これまで暖かかった西～東日本も冬本番の寒さとなる見込みです。

7日(土)の午後３時ごろの寒気の予想を見てみると、
平地で雪をもたらす（上空1,500m付近でマイナス６℃以下の）寒気が北陸まで南下する見込みです。

山で雪をもたらす寒気の目安も九州の南まで南下する見込みで、
降る物があれば西日本でも山は雪の可能性があります。

8日(日)の明け方の雪や雨、風の予想を見てみると、
強い寒気が流れ込む影響で、西日本の山では紫色の表示で
雪が降る予想となっています。

今の所、西日本の平野部は雨の予想ですが、
強い風に流されて、市街地などにも雪雲が流れ込む可能性があり、
これで初雪を観測する所もあるかもしれません。

全国の週間予報を見てみると、北日本の日本海側では雪が続き、
特に強い寒気が流れ込む土日は北陸の平地も雪となる見込みです。

北日本や北陸では大雪や吹雪となり、荒天となる恐れがあります。

早めの雪への備えが必要で、車は冬用タイヤに履き替えておきましょう。
雪道をノーマルタイヤで走行するのは立往生の原因にもなりますので、控えましょう。
また、雪が多く積もる地域では除雪機の動作の確認などもしておきましょう。

来週にかけても寒気は長く居座る見込みで、来週も寒さがつづく見込みです。
暖かいのはきょうまでで、この先は寒さが続きます。
気温の変化で体調を崩さないようご注意ください。