予報士通信講座
平成17年 第25回 学科試験 専門知識 問6
"数値予報で用いられる予報方程式の一つの式について述べた次の文(a)〜(d)の正誤について、下記の(1)〜(5)の中から正しいものを一つ選べ。
| 格子点における 物理量の時間変化 =移流の効果 | + コリオリの力 + 気圧傾度力 + 拡散・摩擦の効果 |
(a)この式は、大気の鉛直方向の運動に関する予報方程式である。
(b)移流の効果の大きさは、ある時刻の物理量が空間的に変化しているときに、大気の運動によって格子点における物理量が時間的に変化する割合を表す。
(c)コリオリの力は、地球とともに回転する座標系を用いて運動を記述するために見かけ上現れた力であり、実際の数値計算では考慮する必要はない。
(d)乱流よる拡散や地表面摩擦などの効果はパラメタリゼーションによって取り込まれる。"







