火山情報

	        
令和6年3月22日16時00分 福岡管区気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 3月15日から22日15時までの阿蘇山の活動状況をお知らせします。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル2(火口周辺規制)━ 継続 (前の状況:レベル2(火口周辺規制))
▲阿蘇山‥‥‥‥‥ 北緯32度53.06分 東経131度06.23分 標高 1592m


<火山の活動状況等>
 中岳第一火口では、白色の噴煙が最高で火口縁上600mまで上がりまし
た。
 夜間に高感度の監視カメラで火映を観測しました。
 
 15日及び21日に実施した現地調査では、火山ガス(二酸化硫黄)の放
出量は1日あたり1400トンから2000トン(前回(14日)900ト
ン)とやや多い状態で経過しました。
 
 火山性微動の振幅は小さい状態で経過していましたが、2月末頃から緩や
かに増大し、3月1日以降やや大きい状態で推移しています。火山性地震は
少ない状態、孤立型微動はやや多い状態で経過しています。
 
 GNSS連続観測では、2023年12月頃から深部にマグマだまりがあ
ると考えられている草千里を挟む基線において伸びの傾向が認められていま
したが、1月下旬以降、伸びの傾向は停滞しています。
 
 阿蘇山では、火山活動が高まった状態が続いており、中岳第一火口から概
ね1kmの範囲に影響を及ぼす程度の噴火が発生する可能性があります。


<防災上の警戒事項等>
 中岳第一火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散す
る大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。また、火山ガスに注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、29日(金)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 阿蘇山 火山の状況に関する解説情報 第12号
令和6年3月15日16時00分 福岡管区気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 3月8日から15日15時までの阿蘇山の活動状況をお知らせします。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル2(火口周辺規制)━ 継続 (前の状況:レベル2(火口周辺規制))
▲阿蘇山‥‥‥‥‥ 北緯32度53.06分 東経131度06.23分 標高 1592m


<火山の活動状況等>
 中岳第一火口では、白色の噴煙が最高で火口縁上700mまで上がりまし
た。
 夜間に高感度の監視カメラで火映を観測しました。
 
 13日に九州地方整備局の協力により実施した上空からの観測では、中岳
第一火口内に湯だまりを確認しました。また、引き続き中岳第一火口内に地
熱域を確認し南側火口壁が最も高温でした。

 11日から14日にかけて実施した現地調査では、火山ガス(二酸化硫黄)
の放出量は1日あたり900トンから1600トン(前回(3月7日)1
000トン)とやや多い状態で経過しました。
 
 火山性微動の振幅は小さい状態で経過していましたが、2月末頃から緩や
かに増大し、3月1日以降やや大きい状態で推移しています。火山性地震は
少ない状態、孤立型微動はやや多い状態で経過しています。
 
 GNSS連続観測では、2023年12月頃から深部にマグマだまりがあ
ると考えられている草千里を挟む基線において伸びの傾向が認められていま
したが、1月下旬以降、伸びの傾向は停滞しています。
 
 阿蘇山では、火山活動が高まった状態が続いており、中岳第一火口から概
ね1kmの範囲に影響を及ぼす程度の噴火が発生する可能性があります。


<防災上の警戒事項等>
 中岳第一火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散す
る大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。また、火山ガスに注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、22日(金)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 阿蘇山 火山の状況に関する解説情報 第11号
令和6年3月8日16時00分 福岡管区気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 3月1日から8日15時までの阿蘇山の活動状況をお知らせします。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル2(火口周辺規制)━ 継続 (前の状況:レベル2(火口周辺規制))
▲阿蘇山‥‥‥‥‥ 北緯32度53.06分 東経131度06.23分 標高 1592m


<火山の活動状況等>
 中岳第一火口では、白色の噴煙が最高で火口縁上900mまで上がりまし
た。
 夜間に高感度の監視カメラで火映を観測しました。
 
 昨日(7日)実施した現地調査では、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は
1日あたり1000トン(前回(2月27日)2500トン)とやや多い状
態でした。
 
 火山性微動の振幅は小さい状態で経過していましたが、2月末頃から緩や
かに増大し、3月1日以降やや大きい状態で推移しています。火山性地震は
少ない状態、孤立型微動はやや多い状態で経過しています。
 
 GNSS連続観測では、2023年12月頃から深部にマグマだまりがあ
ると考えられている草千里を挟む基線において伸びの傾向が認められていま
したが、1月中旬以降、伸びの傾向は停滞しています。
 
 阿蘇山では、火山活動が高まった状態が続いており、中岳第一火口から概
ね1kmの範囲に影響を及ぼす程度の噴火が発生する可能性があります。


<防災上の警戒事項等>
 中岳第一火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散す
る大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。また、火山ガスに注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、15日(金)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 阿蘇山 火山の状況に関する解説情報 第10号
令和6年3月1日16時00分 福岡管区気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 2月23日から3月1日15時までの阿蘇山の活動状況をお知らせします。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル2(火口周辺規制)━ 継続 (前の状況:レベル2(火口周辺規制))
▲阿蘇山‥‥‥‥‥ 北緯32度53.06分 東経131度06.23分 標高 1592m


<火山の活動状況等>
 中岳第一火口では、白色の噴煙が最高で火口縁上900mまで上がりまし
た。
 夜間に高感度の監視カメラで火映を観測しました。
 
 2月27日に実施した現地調査では、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は
1日あたり2500トン(前回(2月20日)2000トン)と多い状態で
した。
 
 火山性微動の振幅は小さい状態で経過しています。火山性地震は少ない状
態、孤立型微動はやや多い状態で経過しています。
 
 GNSS連続観測で2023年12月頃から、深部にマグマだまりがある
と考えられている草千里を挟む基線及び広域の基線において伸びの傾向が認
められ、マグマだまりへのマグマの蓄積が進行していると考えられます。
 
 阿蘇山では、火山活動が高まった状態が続いており、中岳第一火口から概
ね1kmの範囲に影響を及ぼす程度の噴火が発生する可能性があります。


<防災上の警戒事項等>
 中岳第一火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散す
る大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。また、火山ガスに注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、8日(金)16時頃に発表の予定で
す。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 阿蘇山 火山の状況に関する解説情報 第09号
令和6年2月23日16時00分 福岡管区気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 2月16日から23日15時までの阿蘇山の活動状況をお知らせします。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル2(火口周辺規制)━ 継続 (前の状況:レベル2(火口周辺規制))
▲阿蘇山‥‥‥‥‥ 北緯32度53.06分 東経131度06.23分 標高 1592m


<火山の活動状況等>
 中岳第一火口では、白色の噴煙が最高で火口縁上800mまで上がりまし
た。
 夜間に高感度の監視カメラで火映を観測しました。
 
 20日に実施した現地調査では、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は1日
あたり2000トン(前回(13日)2100トン)と多い状態でした。
 
 火山性微動の振幅は小さい状態で経過しています。火山性地震は少ない状
態、孤立型微動はやや多い状態で経過しています。
 
 GNSS連続観測で2023年12月頃から、深部にマグマだまりがある
と考えられている草千里を挟む基線及び広域の基線において伸びの傾向が認
められ、マグマだまりへのマグマの蓄積が進行していると考えられます。
 
 阿蘇山では、火山活動が高まった状態が続いており、中岳第一火口から概
ね1kmの範囲に影響を及ぼす程度の噴火が発生する可能性があります。


<防災上の警戒事項等>
 中岳第一火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散す
る大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。また、火山ガスに注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、3月1日(金)16時頃に発表の予
定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 阿蘇山 火山の状況に関する解説情報 第08号
令和6年2月16日16時00分 福岡管区気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 2月9日から16日15時までの阿蘇山の活動状況をお知らせします。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル2(火口周辺規制)━ 継続 (前の状況:レベル2(火口周辺規制))
▲阿蘇山‥‥‥‥‥ 北緯32度53.06分 東経131度06.23分 標高 1592m


<火山の活動状況等>
 中岳第一火口では、白色の噴煙が最高で火口縁上900mまで上がりまし
た。
 夜間に高感度の監視カメラで火映を観測しました。
 
 13日に実施した現地調査では、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は1日
あたり2100トン(前回(6日)1400トン)と多い状態でした。
 
 火山性微動の振幅は小さい状態で経過しています。火山性地震は少ない状
態、孤立型微動はやや多い状態で経過しています。
 
 GNSS連続観測で2023年12月頃から、深部にマグマだまりがある
と考えられている草千里を挟む基線及び広域の基線において伸びの傾向が認
められ、マグマだまりへのマグマの蓄積が進行していると考えられます。
 
 阿蘇山では、火山活動が高まった状態が続いており、中岳第一火口から概
ね1kmの範囲に影響を及ぼす程度の噴火が発生する可能性があります。


<防災上の警戒事項等>
 中岳第一火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散す
る大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。また、火山ガスに注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、23日(金)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 阿蘇山 火山の状況に関する解説情報 第07号
令和6年2月9日16時00分 福岡管区気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 2月2日から9日15時までの阿蘇山の活動状況をお知らせします。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル2(火口周辺規制)━ 継続 (前の状況:レベル2(火口周辺規制))
▲阿蘇山‥‥‥‥‥ 北緯32度53.06分 東経131度06.23分 標高 1592m


<火山の活動状況等>
 中岳第一火口では、白色の噴煙が最高で火口縁上1200mまで上がりま
した。
 夜間に高感度の監視カメラで火映を観測しました。
 
 6日に実施した現地調査では、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は1日あ
たり1400トン(前回(1月29日)1600トン)と引き続きやや多い
状態でした。
 
 火山性微動の振幅は小さい状態で経過しています。火山性地震は少ない状
態、孤立型微動は概ねやや多い状態で経過しています。
 
 GNSS連続観測で2023年12月頃から、深部にマグマだまりがある
と考えられている草千里を挟む基線及び広域の基線において伸びの傾向が認
められ、マグマだまりへのマグマの蓄積が進行していると考えられます。
 
 阿蘇山では、火山活動が高まった状態が続いており、中岳第一火口から概
ね1kmの範囲に影響を及ぼす程度の噴火が発生する可能性があります。


<防災上の警戒事項等>
 中岳第一火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散す
る大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。また、火山ガスに注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、16日(金)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 阿蘇山 火山の状況に関する解説情報 第06号
令和6年2月2日16時00分 福岡管区気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 1月29日から2月2日15時までの阿蘇山の活動状況をお知らせします。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル2(火口周辺規制)━ 継続 (前の状況:レベル2(火口周辺規制))
▲阿蘇山‥‥‥‥‥ 北緯32度53.06分 東経131度06.23分 標高 1592m


<火山の活動状況等>
 火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、やや多い状態で経過しています。
 
 GNSS連続観測では、2023年12月頃から深部にマグマだまりがあ
ると考えられている草千里を挟む基線及び広域の基線において伸びの傾向が
認められており、深部のマグマだまりへのマグマの蓄積が進行しているもの
と考えられます。
 
 中岳第一火口では、白色の噴煙が最高で火口縁上600mまで上がりまし
た。
 夜間に高感度の監視カメラで火映を観測しました。
 
 中岳西山腹観測点南北動成分の1分間平均振幅は、約0.8マイクロメー
トル毎秒で特段の変化はありません。火山性地震は少ない状態、孤立型微動
は多い状態で経過しています。
 
 阿蘇山では、火山活動が高まった状態が続いており、中岳第一火口から概
ね1kmの範囲に影響を及ぼす程度の噴火が発生する可能性があります。


<防災上の警戒事項等>
 中岳第一火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散す
る大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。また、火山ガスに注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、9日(金)16時頃に発表の予定で
す。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 阿蘇山 火山の状況に関する解説情報 第05号
令和6年1月29日16時00分 福岡管区気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 1月26日から29日15時までの阿蘇山の活動状況をお知らせします。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル2(火口周辺規制)━ 継続 (前の状況:レベル2(火口周辺規制))
▲阿蘇山‥‥‥‥‥ 北緯32度53.06分 東経131度06.23分 標高 1592m


<火山の活動状況等>
 本日(29日)実施した現地調査では、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量
は1日あたり1600トン(前回(26日)1700トン)とやや多い状態
でした。
 
 GNSS連続観測では、2023年12月頃から深部にマグマだまりがあ
ると考えられている草千里を挟む基線及び広域の基線において伸びの傾向が
認められており、深部のマグマだまりへのマグマの蓄積が進行しているもの
と考えられます。
 
 中岳第一火口では、白色の噴煙が最高で火口縁上700mまで上がりまし
た。
 夜間に高感度の監視カメラで火映を観測しました。
 
 中岳西山腹観測点南北動成分の1分間平均振幅は、約0.8マイクロメー
トル毎秒で特段の変化はありません。火山性地震は少ない状態、孤立型微動
は多い状態で経過しています。
 
 阿蘇山では、火山活動が高まっており、中岳第一火口から概ね1kmの範
囲に影響を及ぼす程度の噴火が発生する可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 中岳第一火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散す
る大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。また、火山ガスに注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、2月2日(金)16時頃に発表の予
定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
-------------------------------------------------------------

火山名 阿蘇山 火山の状況に関する解説情報 第04号
令和6年1月26日16時00分 福岡管区気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 阿蘇山では、火山活動が高まっており、中岳第一火口から概ね1kmの範
囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒して
ください。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル2(火口周辺規制)━ 継続 (前の状況:レベル2(火口周辺規制))
▲阿蘇山‥‥‥‥‥ 北緯32度53.06分 東経131度06.23分 標高 1592m


<火山の活動状況等>
 本日(26日)実施した現地調査では、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量
は1日あたり1700トン(前回(25日)1300トン)とやや多い状態
でした。
 
 GNSS連続観測では、2023年12月頃から深部にマグマだまりがあ
ると考えられている草千里を挟む基線及び広域の基線において伸びの傾向が
認められており、深部のマグマだまりへのマグマの蓄積が進行しているもの
と考えられます。
 
 中岳第一火口では、本日、白色の噴煙が最高で火口縁上600mまで上が
りました。
 
 中岳西山腹観測点南北動成分の1分間平均振幅は、約0.8マイクロメー
トル毎秒で特段の変化はありません。火山性地震は少ない状態、孤立型微動
は多い状態で経過しています。
 
 阿蘇山では、火山活動が高まっており、中岳第一火口から概ね1kmの範
囲に影響を及ぼす程度の噴火が発生する可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 中岳第一火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散す
る大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。また、火山ガスに注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、29日(月)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 阿蘇山 火山の状況に関する解説情報 第03号
令和6年1月25日16時00分 福岡管区気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 阿蘇山では、火山活動が高まっており、中岳第一火口から概ね1kmの範
囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒して
ください。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル2(火口周辺規制)━ 継続 (前の状況:レベル2(火口周辺規制))
▲阿蘇山‥‥‥‥‥ 北緯32度53.06分 東経131度06.23分 標高 1592m


<火山の活動状況等>
 本日(25日)、気象庁機動調査班(JMAーMOT)が実施した現地調
査では、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は1日あたり1300トン(前回
(23日)2000トン)とやや多い状態でした。
 
 GNSS連続観測では、2023年12月頃から深部にマグマだまりがあ
ると考えられている草千里を挟む基線及び広域の基線において伸びの傾向が
認められており、深部のマグマだまりへのマグマの蓄積が進行しているもの
と考えられます。
 
 中岳第一火口では、本日、白色の噴煙が最高で火口縁上400mまで上が
りました。19日から22日にかけて夜間に高感度の監視カメラで火映を観
測しました。
 
 中岳西山腹観測点南北動成分の1分間平均振幅は、約0.8マイクロメー
トル毎秒で特段の変化はありません。火山性地震は少ない状態、孤立型微動
は多い状態で経過しています。
 
 阿蘇山では、火山活動が高まっており、中岳第一火口から概ね1kmの範
囲に影響を及ぼす程度の噴火が発生する可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 中岳第一火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散す
る大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。また、火山ガスに注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、26日(金)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 阿蘇山 火山の状況に関する解説情報 第02号
令和6年1月24日16時00分 福岡管区気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 阿蘇山では、火山活動が高まっており、中岳第一火口から概ね1kmの範
囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒して
ください。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル2(火口周辺規制)━ 継続 (前の状況:レベル2(火口周辺規制))
▲阿蘇山‥‥‥‥‥ 北緯32度53.06分 東経131度06.23分 標高 1592m


<火山の活動状況等>
 GNSS連続観測では、2023年12月頃から深部にマグマだまりがあ
ると考えられている草千里を挟む基線及び広域の基線において伸びの傾向が
認められており、深部のマグマだまりへのマグマの蓄積が進行しているもの
と考えられます。

 昨日(23日)実施した現地調査では、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量
は1日あたり2000トンと多い状態でした。

 本日(24日)の噴煙の状況は雲のため不明です。19日から夜間に高感
度の監視カメラで火映を観測しています。

 中岳西山腹観測点南北動成分の1分間平均振幅は、約0.8マイクロメー
トル毎秒で特段の変化はありません。火山性地震は少ない状態、孤立型微動
は多い状態で経過しています。

 明日(25日)以降、気象条件が整い次第、現地調査を実施する予定です。

 阿蘇山では、火山活動が高まっており、中岳第一火口から概ね1kmの範
囲に影響を及ぼす程度の噴火が発生する可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 中岳第一火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散す
る大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。また、火山ガスに注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、25日(木)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 阿蘇山 噴火警報(火口周辺)
令和6年1月23日15時00分 福岡管区気象台発表

<阿蘇山に火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)を発表>
 中岳第一火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う大きな噴石及び火砕
流に警戒してください。
<噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)から2(火口周辺規制)
に引上げ>

<噴火警報・予報(対象火山)>
レベル2(火口周辺規制)━ 引上げ (前の状況:レベル1(活火山であることに留意))
▲阿蘇山‥‥‥‥‥ 北緯32度53.06分 東経131度06.23分 標高 1592m

<噴火警報・予報(対象市町村等)>
火口周辺警報 ━━━━━━ 発表 (前の状況:噴火予報)
 熊本県阿蘇市
 熊本県南阿蘇村
<噴火警報・予報(対象市町村の防災対応等)>
火口周辺警報:入山規制等 ━ 発表 (前の状況:活火山であることに留意)
 熊本県阿蘇市
 熊本県南阿蘇村

<火山の活動状況等>
 阿蘇山では、本日(23日)実施した現地調査で、火山ガス(二酸化硫黄)
の放出量が1日あたり2000トンと多い状態でした。
 GNSS連続観測では、2023年12月頃から深部にマグマだまりがあ
ると考えられている草千里を挟む基線及び広域の基線において伸びの傾向が
認められています。

 阿蘇山では火山活動が高まっていることから、中岳第一火口から概ね1k
mの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 中岳第一火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散す
る大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。また、火山ガスに注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<補足事項>
**(参考:噴火警戒レベルの説明)**
【レベル5(避難)】:危険な居住地域からの避難等が必要。
【レベル4(高齢者等避難)】:警戒が必要な居住地域での高齢者等の要配
慮者の避難、住民の避難の準備等が必要。
【レベル3(入山規制)】:登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制
等。状況に応じて高齢者等の要配慮者の避難の準備等。
【レベル2(火口周辺規制)】:火口周辺への立入規制等。
【レベル1(活火山であることに留意)】:状況に応じて火口内への立入規
制等。
(注:避難や規制の対象地域は、地域の状況や火山活動状況により異なる)
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火山名 阿蘇山 火山の状況に関する解説情報 第01号
令和6年1月23日15時45分 福岡管区気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 阿蘇山では、火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量は多い状態と
なり、GNSS連続観測では、2023年12月頃から深部にマグマだまり
があると考えられている草千里を挟む基線及び広域の基線において伸びの傾
向が認められています。火山活動の高まりが認められることから、噴火警戒
レベルを1(活火山であることに留意)から2(火口周辺規制)に引き上げ
ました。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル2(火口周辺規制)━ 継続 (前の状況:レベル2(火口周辺規制))
▲阿蘇山‥‥‥‥‥ 北緯32度53.06分 東経131度06.23分 標高 1592m


<火山の活動状況等>
 本日(23日)実施した現地調査では、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量
は1日あたり2000トンと多い状態でした。

 GNSS連続観測では、2023年12月頃から深部にマグマだまりがあ
ると考えられている草千里を挟む基線及び広域の基線において伸びの傾向が
認められており、深部のマグマだまりへのマグマの蓄積が進行しているもの
と考えられます。

 本日の噴煙の状況は雲のため不明です。19日から夜間に高感度の監視カ
メラで火映を観測しています。

 中岳西山腹観測点南北動成分の1分間平均振幅は、約0.8マイクロメー
トル毎秒で特段の変化はありません。火山性地震は少なく、孤立型微動は多
い状態です。

 阿蘇山では、火山活動の高まりが認められることから、本日(23日)1
5時00分に火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベルを1(活火山であるこ
とに留意)から2(火口周辺規制)に引き上げました。 

 中岳第一火口から概ね1kmの範囲に影響を及ぼす程度の噴火が発生する
可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 中岳第一火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散す
る大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。また、火山ガスに注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、24日(水)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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