火山情報

	        
令和7年7月25日11時00分 福岡管区気象台発表

<阿蘇山に噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意):警報
解除を発表>
 中岳第一火口周辺に影響を及ぼす噴火の可能性は低くなりました。
<噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から1(活火山であることに留意)
に引下げ>

<噴火警報・予報(対象火山)>
レベル1(活火山であることに留意)━ 引下げ (前の状況:レベル2(火口周辺規制))
▲阿蘇山‥‥‥‥‥ 北緯32度53.06分 東経131度06.23分 標高 1592m

<噴火警報・予報(対象市町村等)>
噴火予報:警報解除 ━━━ 解除 (前の状況:火口周辺警報)
 熊本県阿蘇市
 熊本県南阿蘇村
<噴火警報・予報(対象市町村の防災対応等)>
活火山であることに留意 ━ 解除 (前の状況:火口周辺警報:入山規制等)
 熊本県阿蘇市
 熊本県南阿蘇村

<火山の活動状況等>
 阿蘇山では、火山性微動の振幅が7月7日以降小さな状態で経過しており、
その他の観測データにも活動の高まりを示す変化は認められません。
 
 火山活動が低下していることから、中岳第一火口周辺に影響を及ぼす噴火
の可能性は低くなったと考えられます。

<防災上の警戒事項等>
 火口内では、土砂や火山灰が噴出する可能性があります。また、火口付近
では火山ガスに注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<補足事項>
**(参考:噴火警戒レベルの説明)**
【レベル5(避難)】:危険な居住地域からの避難等が必要。
【レベル4(高齢者等避難)】:警戒が必要な居住地域での高齢者等の要配
慮者の避難、住民の避難の準備等が必要。
【レベル3(入山規制)】:登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制
等。状況に応じて高齢者等の要配慮者の避難の準備等。
【レベル2(火口周辺規制)】:火口周辺への立入規制等。
【レベル1(活火山であることに留意)】:状況に応じて火口内への立入規
制等。
(注:避難や規制の対象地域は、地域の状況や火山活動状況により異なる)
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火山名 阿蘇山 火山の状況に関する解説情報 第11号
令和7年7月25日11時10分 福岡管区気象台発表

<噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)が継続>
 中岳第一火口周辺に影響を及ぼす噴火の可能性は低くなりました。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル1(活火山であることに留意)━ 継続 (前の状況:レベル1(活火山であることに留意))
▲阿蘇山‥‥‥‥‥ 北緯32度53.06分 東経131度06.23分 標高 1592m


<火山の活動状況等>
 阿蘇山では、火山性微動の振幅が7月4日から増大し大きな状態となりま
したが、7日以降は小さな状態で経過しています。
 
 火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、7月以降、1日あたり200トンか
ら500トンと少ない状態で経過しています。
 
 7月23日に実施した現地調査では、これまでの観測に比べて火口内の状
況に特段の変化は認められませんでした。
 
 GNSS連続観測では、深部にマグマだまりがあると考えられている草千
里を挟む基線において、2024年10月頃から縮みの傾向が見られていま
す。
 
 火山活動が低下していることから、中岳第一火口周辺に影響を及ぼす噴火
の可能性は低くなったと判断し、本日(25日)11時00分に噴火警報を
解除しました。

<防災上の警戒事項等>
 火口内では、土砂や火山灰が噴出する可能性があります。また、火口付近
では火山ガスに注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 今回の火山活動の状況の変化に伴い発表していた一連の火山の状況に関す
る解説情報の発表はこれで終了します。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 阿蘇山 火山の状況に関する解説情報 第10号
令和7年7月18日16時00分 福岡管区気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 7月14日から18日15時までの阿蘇山の活動状況をお知らせします。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル2(火口周辺規制)━ 継続 (前の状況:レベル2(火口周辺規制))
▲阿蘇山‥‥‥‥‥ 北緯32度53.06分 東経131度06.23分 標高 1592m


<火山の活動状況等>
 阿蘇山では、火山性微動の1分間平均振幅が、中岳西山腹地震計の南北動
成分で1.0マイクロメートル毎秒を下回っており、小さな状態で経過して
います。
 
 中岳第一火口では、白色の噴煙が最高で火口縁上300mまで上がりまし
た。
 
 15日に実施した現地調査では、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は1日
あたり200トン(前回(7月8日)400トン)と少ない状態でした。
 
 また、16日に実施した現地調査では、中岳第一火口底に緑色の湯だまり
を確認しました。湯だまり量は約8割(前回(7月1日)約8割)で、湯だ
まり内で噴湯を確認しました。火口内では、火山活動の高まりを示す特段の
変化は認められませんでした。
 
 GNSS連続観測では、深部にマグマだまりがあると考えられている草千
里を挟む基線において、2024年10月頃から縮みの傾向が見られていま
す。
 
 阿蘇山では、火山性微動の振幅が一時的に増大するなど、火山活動に変化
が認められていることから、中岳第一火口から概ね1kmの範囲に影響を及
ぼす噴火が発生するおそれがあります。

<防災上の警戒事項等>
 中岳第一火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散す
る大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。また、火山ガスに注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、25日(金)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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