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2024/10/04 12:05
台風18号 熱帯低気圧に変わる 台風由来の暖湿気で前線活動活発化 土日の天気は
きのう3日(木)の昼過ぎに台湾に上陸した「台風18号」は、
きょう4日(金)の午前9時に南シナ海で「熱帯低気圧」に変わりました。
台風の中心付近の風が弱まったことで熱帯低気圧に変わりましたが、
台風由来の非常に暖かく湿った空気が
南西諸島から本州に停滞している前線に向かって流れ込むため、
全国的に大気の不安定な状態が続く見込みです。
けさは、沖縄の与那国島では1時間に100ミリの猛烈な雨を解析し、
「記録的短時間大雨情報」が発表されました。
午前9時10分までの6時間降水量は、与那国島の所野で169.5ミリを観測し、
10月の観測史上1位の記録を更新しました。
今夜にかけて前線は本州を西から東へ通過する見込みで、
日中いっぱいは西〜東日本を中心に激しい雨や非常に激しい雨が降るでしょう。
きのうは静岡県浜松市で竜巻と見られる突風が発生しましたが、
きょうも大気の状態は不安定で、特に前線の近くではいつ突風が発生してもおかしくない状況です。
雷が聞こえたり、黒い雲が近づく際は、
頑丈な建物の中に入り、窓からは離れて過ごすようにしてください。
北海道では、前線上の低気圧が近づくため、
夕方以降は激しい雨や雷雨となるでしょう。大雨に注意が必要です。
●あす5日(土)
前線が本州南岸に停滞するため、
前線に近い東京など太平洋側の地域を中心に雨が降りやすいでしょう。
傘マークのない東海や四国でも雨が降り、一時的に雨脚の強まる恐れがあります。
一方、北日本や日本海側では雲は多めながらも晴れ間が期待できそうで、
日中は秋の空気に包まれて、北日本ほどカラッとした陽気となりそうです。
●あさって6日(日)
日本海に低気圧が進み、再び湿った空気が流れ込みやすくなります。
全国的に雲の多いすっきりとしない天気となりそうです。
気温が上がったり下がったり、日々の気温差が大きくなりますので、服装選びや体調管理に十分ご注意ください。
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2024/10/04 09:45
10月の天文・星空カレンダー 輝く惑星や『彗星』観測のチャンス!
2024年10月の天文・星空カレンダーです。
秋分を過ぎて、夜が長くなってきています。
今月も月と惑星の共演を楽しむことができるほか、昨年1月に発見された「紫金山・アトラス彗星」が見頃を迎えるなど、たくさんの天体イベントが待っています。
国立天文台によると、この彗星は発見当初、とても明るい彗星となることが期待されていました。
その後、彗星の状況は変化し、当初の期待のようには明るくならないものの、暗い空であれば肉眼でかすかな姿を観察できそうです。
10月中旬〜下旬にかけて、夕方の西の空で彗星を探してみてはいかがでしょうか。
☆10月の天文・星空カレンダー
3日 新月/金環日食(日本では見られない)
6日 月が金星に接近
11日 上弦
12日 紫金山・アトラス彗星が見頃(〜26日頃)
14日 月が土星に接近
17日 満月(今年もっとも地球に近い)
20日 月が木星に接近(〜21日)
21日 オリオン座流星群が極大(1時間に5個程度)
23日 月が火星に接近
24日 下弦
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2024/10/04 07:20
記録的短時間大雨情報【沖縄県 八重山地方】
八重山地方記録的短時間大雨情報 第1号
令和6年10月4日07時09分 気象庁発表
7時沖縄県で記録的短時間大雨
与那国町付近で約100ミリ
<警報・特別警報や避難情報を確認し、今後発表される防災情報や気象情報等にご留意下さい>
■記録的短時間大雨情報とは
数年に一度程度しか発生しないような短時間の大雨を観測・解析されたときに、気象庁から発表されます。
雨量基準を満たし、かつ、大雨警報発表中に、キキクル(危険度分布)の「危険」(紫)が出現している場合に、大雨を観測した観測点名や市町村などを明記して発表されます。
雨量基準は1時間雨量の歴代1位または2位の記録を参考に府県予報区ごとに決められています。
■記録的短時間大雨情報が発表された地域では
土砂災害や低い土地の浸水、洪水の発生に繋がるような猛烈な雨が降っていることを意味しています。
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2024/10/04 06:45
秋雨前線や低気圧で大気「非常に」不安定 近畿や東海などで大雨のおそれ
前線が東シナ海〜本州付近を通って日本の東へのびており、前線上の低気圧が日本海を北東進しています。
きょう4日(金)は、秋雨前線や前線上を進む低気圧の影響で、ほぼ全国的に傘の手離せない一日となるでしょう。
近畿や東海では警報級の大雨となる可能性もあり、大雨災害に警戒が必要です。
また、低気圧が接近する北海道も雨の降り方に注意が必要です。
低気圧は今夜にかけて日本の東へ進み、前線が北〜西日本を南下する見通しです。
低気圧や前線に向かって、台風18号周辺や高気圧の縁を回る暖かく湿った空気が流れ込むため、四国や近畿、東海を中心に、きょう夕方にかけて大気の状態が非常に不安定となるでしょう。
所々で雷雲が発達し、局地的に雷を伴った激しい雨の降る所がありそうです。場所によっては非常に激しく降るでしょう。
土砂災害や低い土地の浸水、道路の冠水、川の増水などに注意・警戒が必要です。
北海道の日本海側〜太平洋側西部では、きょう夕方から夜遅くにかけて、大雨となるおそれがあります。
土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に十分注意してください。
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2024/10/03 21:50
台風が三つ発生、東海〜九州で厳しすぎる残暑…天気と気温のまとめ(9月22日〜9月28日)
2024年9月22日〜9月28日の天気と気温のまとめです。
■今期間(9月22日〜9月28日)の天候のまとめ
平均気温は、上空を暖かい空気に覆われたことや日差しが届いたことで、東海や近畿北部、中国地方〜九州北部で平年よりかなり高くなった。名古屋、松江、広島、福岡、長崎では、平年+3℃と特に残暑が厳しくなった。一方、オホーツク海を移動性高気圧が次々と通過した影響で冷たい空気が流れ込んだ北海道オホーツク海側は、平年より低くなった。
降水量は、前線や低気圧の影響を受けた東北南部や北陸で平年より多く、新潟は2.3倍だった。また、熱帯低気圧や台風の影響を受けた九州や南西諸島でも雨が多く、宮崎は約2.4倍、鹿児島は約2.6倍、那覇は1.3倍の雨量となった。そのほかは平年より少ない所が多かった。
日照時間は、北〜西日本にかけて、日本海側で平年より多く、太平洋側で平年より少なくなった。
【今期間の天候について】
■気圧配置の特徴
22日、低気圧が北陸〜東北南部を通過し、前線が東〜西日本を南下。23日、前線が本州の南を通って台湾海峡までのび、昼過ぎには前線上の奄美海域に低気圧が発生してゆっくり南東進。24日、本州付近は千島の東に中心を持つ高気圧に覆われた。南西諸島近海の低気圧は朝に熱帯低気圧化。25日、低気圧が伊豆諸島近海を北東進。日本の南の熱帯低気圧が正午に台風16号へ発達。26日、台風16号は15時に熱帯低気圧化。前線上の低気圧が関東の東を東進。27日、前線が本州南岸に停滞し、夜遅くには前線上に低気圧が発生。元台風16号の熱帯低気圧は九州の南で停滞。マリアナ諸島近海で台風17号が発生しゆっくり西進。28日、朝にフィリピンの東で台風18号が発生し、ゆっくり南西進。台風17号はマリアナ諸島〜小笠原近海へ北上。前線が本州の南で停滞。前線上の低気圧が関東の東と四国沖をそれぞれ北東進した。
■降水
22日、北陸や東北では前線や低気圧の影響で激しい雨が降った。また、九州は前線南下に伴って非常に激しい雨を観測。23日、低気圧が通過した奄美で激しい雨が降り、前線が通過した伊豆諸島でも激しい雨を観測。24日、九州南部や沖縄を中心に雨となった。未明には紀伊半島で激しい雨を観測。25日、沖縄で非常に激しい雨を観測。九州南部でも南東側を中心に雨が降った。また、東北太平洋側や関東甲信でも、東寄りの風によって湿った空気が流入したため断続的に雨が降った。26日、上空の気圧の谷が接近した北日本は所々で雨雲が発達し東北で強い雨を観測。前線が停滞した伊豆諸島では雨域が広がり、夜遅くに激しい雨を観測。27日、北海道では低気圧の通過に伴う雨が降ったが午後から次第に回復。秋雨前線の影響で紀伊半島〜房総半島にかけて沿岸部を中心に激しい雨の降った所があった。伊豆諸島では前線に伴う雨雲が断続的にかかり、夕方には八丈島で非常に激しい雨を観測。
■気温
22日、日本付近はこれまでの厳しい暑さが和らぎ、8月29日以来の猛暑日地点なしとなった。23日、朝の最低気温は都市部でも21℃前後で、北海道では寒さを感じるほど冷え込んだ。一方、日中は多くの所で30℃近くまで上がったが、湿度が低く過ごしやすかった。24日、関東〜北日本は最高気温20℃台の所が多かった。北海道の沼川では朝の最低気温が0.4℃、日中は20.8℃で、一日の寒暖差が20.4℃まで広がった。25日、関東〜東北南部の太平洋側は気温が上がらず、最高気温は25℃未満の所が多くなった。東京の最高気温は23.7℃で89日ぶりに夏日を脱出。連続夏日は88日で過去4番目の長さとなった。西日本は日差しが届いた所で30℃以上。26日、東〜西日本は各地で気温が上昇。全国1位は福岡県の太宰府で34.0℃(平年+7℃)。東京も前日+5.4℃の29.1℃を観測。27日、西日本は残暑が厳しかったが、関東は日中あまり気温が上がらず、東京の最高気温は24.8℃だった。
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2024/10/03 18:04
北陸地方 あすにかけて低気圧が能登半島を通過 少雨でも土砂災害に注意・警戒を
前線上の低気圧が日本海を北東へと進んでいます。
北陸地方では朝から断続的に雨が降っており、福井県宮津市では16時までの24時間に100mmを超える雨となっています。
前線上の低気圧はきょう夜にかけて北陸へと北上し、能登半島付近を通過する見込みです。北陸地方ではあす4日にかけて前線による雨が続くでしょう。
能登半島では先日の豪雨災害以来のまとまった雨のとなる恐れがあります。
今夜にかけて能登半島では低気圧が通過する影響で雨脚が強まり、強い雨が降る所があるでしょう。
あす4日は前線が離れるものの、雨の降りやすい天気は続きそうです。
●予想される雨の量(多い所で)
・あす4日に予想される1時間降水量
加賀 20ミリ
能登 20ミリ
・あす4日12時までに予想される24時間降水量
加賀 60ミリ
能登 60ミリ
・5日12時までに予想される24時間降水量
加賀 30ミリ
能登 30ミリ
雨雲が予想より発達したり停滞した場合は、警報級の大雨となる可能性があります。
また、能登半島では先日の豪雨により地盤の緩んでいる所があり、被災地域では少ない雨でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあります。
あす4日明け方から夕方にかけて土砂災害に注意・警戒して下さい。
土日は前線が離れ、時折日差しの届く所がありますが、雲が多くスッキリしない空模様となりそうです。
週明け以降は再び前線が停滞し、能登半島でも長雨により、まとまった雨となる恐れがありそうです。
今後の情報に注意して下さい。
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2024/10/03 17:32
台風18号周辺の暖かく湿った空気 前線を刺激 あすにかけて大気の状態が非常に不安定
秋雨前線があす4日にかけて東シナ海から本州付近を通って日本の東に停滞し、前線上の低気圧が日本海を北東に進む見込みです。
台風18号は、台湾付近で次第に勢力を弱め、あす4日には熱帯低気圧に変わるでしょう。
しかし、低気圧や前線に向かって、台風や台風から変わる熱帯低気圧周辺の暖かく湿った空気が高気圧の縁を回り流れ込むため、沖縄・奄美や西日本、東日本では、あす4日にかけて大気の状態が非常に不安定となる見込みです。
局地的に雷を伴い激しい雨が降るでしょう。
四国や東海では、雷を伴って非常に激しい雨の降る所がある見込みです。
雨雲が予想よりも発達した場合や停滞した場合には、警報級の大雨となるおそれがあります。
あす4日にかけて、低い土地の浸水、土砂災害、河川の増水に注意・警戒してください。
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2024/10/03 17:00
令和6年 台風第18号に関する情報
令和6年 台風第18号に関する情報 第53号
令和6年10月3日16時15分 気象庁発表
台風第18号は、4日には熱帯低気圧に変わる見込みです。沖縄地方では、引き続き4日にかけて、うねりを伴った高波に注意してください。
[気象概況]
台風第18号は、3日15時には台湾にあって、1時間におよそ10キロの速さで東北東へ進んでいます。中心の気圧は985ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートルで、中心から半径95キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。
今後、台風第18号は台湾付近で次第に勢力を弱め、4日には熱帯低気圧に変わる見込みです。
[波の予想]
沖縄地方では、4日にかけて、うねりを伴って波が高い所があるでしょう。
4日にかけて予想される波の高さ
沖縄地方 3メートル うねりを伴う
[防災事項]
うねりを伴った高波に注意してください。
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2024/10/03 16:58
10月も全国的に高温傾向 秋雨前線の影響で降水量が多くなる所も
きょう3日、気象庁は10月5日〜11月4日までの1か月予報を発表しました。
全国的に気温の高い傾向が続き、秋の深まりはゆっくりとなる見込みです。
しかし、この先の降水量は、秋雨前線の影響を受け平年並みか多くなる所があるでしょう。
この先、大陸から日本の東にかけて高気圧となり、日本の南東では太平洋高気圧の東への後退が遅い状況が続く見込みです。
上空約1500mの気温は、全国的に平年より高く、暖かい空気に覆われやすいでしょう。
この先1か月の気温は、暖かい空気に覆われやすいため全国的に高い見込みです。
西〜北日本では、広く10月中旬にかけてかなり高くなるでしょう。
特に、西・東日本では、10月上旬にかけて真夏日となる所や真夏日に迫る暑さの所がある見込みです。
運動会などで長時間外で過ごす時は、小さな子どもやご高齢の方を中心に熱中症に気を付けてください。
一方、日本付近は本州から南で気圧の谷で、低気圧や秋雨前線、湿った空気の影響を受けやすい時期があるでしょう。
このため、西〜東日本、北日本太平洋側は、この先1か月の降水量は平年並みか多く、日照時間は平年並みか少ない見込みです。
秋雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込みと、前線が刺激され、前線の活動が活発になりやすくなります。
局地的に雨雲が発達し、大雨となることがあるでしょう。
引き続き、大雨への備えをお願いします。
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2024/10/03 14:38
強い台風18号 台湾付近でノロノロ 南西諸島は台風+前線で大雨の所も
きょう3日正午現在、強い台風18号は、台湾海峡を東北東へゆっくりと進んでいます。
台風18号は、9月末頃から台湾の南に停滞しており、台湾では大雨の続いている所があります。
沖縄にも影響が出ており、沖縄の沿岸の海域では、うねりを伴い八重山ではしけており、宮古島と沖縄本島では波が高くなっています。
今後、台風は勢力を落としながら台湾海峡を北上し、台湾付近に達する見込みです。
その後、台湾海峡をゆっくりと南下し、あす正午には熱帯低気圧に変わるでしょう。
台湾ではあす4日にかけて荒れた天気が長引く見込みです。
八重山では、波の高さはきょう3日は4メートル、あす4日は3メートル、宮古島ではあす4日にかけて3メートル、沖縄本島ではきょう3日は3メートル、あす4日は2.5メートルの予想です。
あす4日にかけて、うねりを伴った高波に注意してください。
また、南西諸島付近は、東シナ海に停滞する秋雨前線に向かって、台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込み、局地的に雷雲が発達しています。
沖縄県の八重山郡与那国町与那国島では午前1時32分までの1時間に56.0ミリ、宮古島市下地島では午前11時35分までの1時間に54.5ミリの滝のような非常に激しい雨を観測しました。
八重山では降り始め(9月30日午前0時)からの総雨量が300ミリを超えている所もあります。
先島諸島では、あす4日にかけて、沖縄本島ではきょう3日は激しい雨が降る見込みです。
雨雲の発達の程度によっては、あす4日にかけて警報級の大雨となるおそれがあります。
土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。
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2024/10/03 07:17
きょう3日(木)の天気 秋雨前線が停滞し、本州付近は広い範囲で雨
きょう3日(木)は本州南岸付近に秋雨前線が停滞、前線上の低気圧が西日本から日本海へ抜けるでしょう。
一方、台風18号は、午前6時現在、台湾海峡付近でほとんど停滞しています。前線や低気圧に向かって、台風18号からの暖かく湿った空気が断続的に流れ込み、前線の活動が活発化、西日本から東日本の広範囲で雨となるでしょう。局地的に雷を伴う非常に激しい雨となって、雨脚が強まる所もありそうです。
特に低気圧に近い四国、近畿、東海では雨の強まりに注意が必要です。落雷や突風、降ひょうなどにもご注意ください。
関東では雨が降ったり止んだりの空模様となり、朝は沿岸部、夜は内陸部を中心に雨でしょう。折り畳み傘が手放せない一日となりそうです。
北海道や東北では、今夜にかけて次第に雨雲が掛かり、雨が降るでしょう。
南西諸島では台風18号からの湿った空気の影響により、断続的に雨となり、局地的に非常に激しい雨となる所がありそうです。海上ではうねりを伴う高波や強風に注意して下さい。
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2024/10/02 21:26
奄美地方で竜巻注意情報 空模様の変化に注意
東シナ海に秋雨前線がのびており、前線付近に向かって台風18号からの暖かく湿った空気が流入し、南西諸島では大気の状態が非常に不安定となっています。
気象庁はきょう2日(水)20時37分、奄美地方で竜巻などの激しい突風が起こりやすい状況になっているとして、竜巻注意情報を発表しました。午後9時現在、徳之島では発生確度が高い状況となっています。
今後も竜巻などの激しい突風が発生しやすい気象状況となるため、空の様子などには十分注意して下さい。
万が一竜巻が接近してきた場合、屋内であれば、窓やカーテンを閉めて窓から離れて、窓のない部屋に移動、もしくは丈夫な机の下に入って、頭を守って下さい。
屋外の場合は、頑丈な建物の物陰に隠れて、頭と首を守ることが重要です。物置や車庫、プレハブの中は危険となります。
避難場所がない場合は、物陰や溝に伏せてください。
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2024/10/02 17:04
9月の月平均気温 沖縄・奄美、西・東日本 歴代1位の高温 10月も高温傾向
東日本、西日本と沖縄・奄美の9月の月平均気温は、統計を開始した1946年以降の9月として歴代1位の高温となりました。
また、全国の猛暑日を記録した地点数の積算は1,452で、比較可能な2010年以降で9月として最も多くなりました。
気象庁は1日、9月の顕著な高温と今後の見通しについて以下の通り発表しました。
9月の月平均気温は全国的にかなり高くなり、東日本、西日本と沖縄・奄美では月平均気温偏差がそれぞれ+3.2℃、+3.4℃、+1.1℃で、いずれも統計を開始した1946年以降の9月として歴代1位の高温になりました(沖縄・奄美では2017年9月と同値)。
また、9月の日本の月平均気温偏差は+2.52℃と、統計を開始した1898年以降で、昨年(2023年)に次ぐ2位の高温になりました。
全国の猛暑日(日最高気温が35℃以上)を記録した地点数の9月の積算は1,452で、比較可能な2010年以降で9月として最も多くなりました。
9月の高温の主な要因として、日本付近を含む東アジアで、上空の亜熱帯ジェット気流がこの時期としては前例のないほど北に蛇行したことや太平洋高気圧の日本付近への張り出しが強かったことにより、背の高い暖かい高気圧に覆われやすかったことが考えられます。
また、日本近海の海面水温が顕著に高かったことも地上の高温に寄与した可能性があります。
さらに、長期的な地球温暖化に加え、北半球中緯度の対流圏の気温が顕著に高いことも、高温の程度を押し上げたと考えられます。
この先1か月は、これまでよりは暑さが和らぐ見込みですが、10月としては気温が高い見通しです。
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2024/10/02 14:46
大型で非常に強い台風18号 台湾上陸へ 沖縄に3〜5日接近 動きが遅く影響長引く
きょう2日正午現在、台風18号(クラトーン)は非常に強い勢力で南シナ海にほとんど停滞しています。
大型で動きも遅いため、台風から離れた沖縄でも既に影響が出ています。
先島諸島には、台風の外側の雨雲が流れ込み、与那国島では午前8時40分までの1時間に68.5mmの非常に激しい雨を観測しました。
今後、台風18号は南シナ海をゆっくりと北北東へ進み、あす3日には台湾へ上陸するでしょう。
3日〜5日頃にかけては、先島諸島に接近するおそれがあります。
台風の進路によっては、先島諸島では3日〜4日頃は大しけ、先島諸島だけでなく沖縄本島も4日にかけて警報級の大雨となるおそれがあります。
台湾に上陸後は急速に勢力を落とし、5日には台湾で熱帯低気圧に変わる見通しです。
しかし、大型で動きが遅いため、広範囲に影響が長引くでしょう。
沖縄の沿岸の海域では、既にうねりを伴い波が高くなっており、先島諸島ではしけています。台風接近に伴い波はさらに高まるでしょう。
予想される波の高さは、先島諸島はきょう2日は4メートル、あさって4日にかけて5メートル、沖縄本島ではあさって4日にかけて3メートルです。
うねりを伴った高波に十分注意してください。
先島諸島では、あす3日から風が強く吹き、非常に強い風が吹く所もある見込みです。
あさって4日にかけて、最大瞬間風速30メートルの予想で、強風に十分注意してください。
飛ばされやすいものは屋内にしまうなど対策をお願いします。念のため、停電や断水への備えもしておきましょう。
また、先島諸島や沖縄本島では、あす3日にかけて局地的に雷を伴う激しい雨や非常に激しい雨が降る見込みです。
あす3日12時までに予想される24時間降水量は多い所で、先島諸島で100ミリ、沖縄本島で80ミリです。
その後、あさって4日12時までに予想される24時間降水量は多い所で、先島諸島で120ミリ、沖縄本島で80ミリです。
先島諸島や沖縄本島では、雨雲の発達の程度によっては4日頃にかけて警報級の大雨となるおそれがあります。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意し、最新の情報に気を付けてください。
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2024/10/02 06:19
2日(水)の天気 日本海側から雨の範囲広がる 九州・沖縄で激しい雨も
きょう2日(水)、台風17号は遠ざかり、東北太平洋側や関東は晴れるでしょう。東海や近畿もおおむね晴れて、日中は30℃以上の真夏日になる所が多くなります。東京は31℃、名古屋32℃、大阪30℃の予想です。
一方で、前線の南下で日本海側から雨の範囲が広がるでしょう。九州や沖縄では局地的に雷を伴ったり、激しく降る見込みです。沖縄の先島諸島では非常に強い台風18号の接近で、次第に風が強まり、うねりを伴った高波に注意が必要です。
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2024/10/02 05:45
ノロノロ台風18号 台湾へ上陸し沖縄・先島諸島も大雨・暴風・高波に警戒
きょう2日(水)午前3時、非常に強い台風18号は南シナ海をゆっくりとした速さで北西へ進んでいます。
■台風18号 2日(水)3時
==================
中心位置 南シナ海
移動 北西 ゆっくり
中心気圧 925 hPa
最大風速 50 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 70 m/s
==================
台風は、南シナ海をゆっくりとした速さで北上し、次第に進路を北北東に変えて、あさって4日(金)には台湾へ上陸し、5日(土)にかけて、沖縄の先島諸島に接近するおそれがあります。先島諸島を中心に荒れた天気が続くため、大雨や暴風、高波に警戒が必要です。
■波の予想
2日に予想される波の高さ
沖縄本島地方 3メートル うねりを伴う
宮古島地方 4メートル うねりを伴う
八重山地方 5メートル うねりを伴う
3日に予想される波の高さ
沖縄本島地方 3メートル うねりを伴う
宮古島地方 5メートル うねりを伴う
八重山地方 6メートル うねりを伴う
4日に予想される波の高さ
沖縄本島地方 3メートル うねりを伴う
宮古島地方 5メートル うねりを伴う
八重山地方 5メートル うねりを伴う
■風の予想
2日に予想される風向・最大風速(最大瞬間風速)
宮古島地方 南の風 15メートル (25メートル)
八重山地方 南の風 17メートル (30メートル)
3日に予想される風向・最大風速(最大瞬間風速)
宮古島地方 南の風 17メートル (30メートル)
八重山地方 南の風 20メートル (30メートル)
4日に予想される風向・最大風速(最大瞬間風速)
宮古島地方 南の風 17メートル (30メートル)
八重山地方 南の風 18メートル (30メートル)
■雨の予想
2日から3日にかけて予想される1時間降水量は多い所で、
沖縄本島地方 30ミリ
宮古島地方 30ミリ
八重山地方 40ミリ
2日6時から3日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
沖縄本島地方 80ミリ
宮古島地方 60ミリ
八重山地方 100ミリ
その後、3日6時から4日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
沖縄本島地方 80ミリ
宮古島地方 100ミリ
八重山地方 120ミリ
その後、4日6時から5日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
沖縄本島地方 60ミリ
宮古島地方 100ミリ
八重山地方 120ミリ