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2023/12/02 17:57

週間天気 週明け以降次第に気温高く 寒気退き北日本も雨に


週明け以降は次第に気温が高くなり、特に北日本で顕著となる見通しです。また、週の中頃は寒気が退き、北日本も雨となる見込みです。

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5日(火)は前線を伴った低気圧が、本州の南海上を東進する見込みです。7日(木)は寒冷前線が北日本を通過し、一時的に冬型の気圧配置となりそうです。8日(金)〜9日(土)にかけては、高気圧の中心が日本の東へ移動するでしょう。

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西・東日本の太平洋側は、おおむね晴れる日が多いですが、5日(火)は広い範囲で雨が降りそうです。週の後半は20℃近くまで気温の上がる所が多くなる見通しのため、気温差で体調を崩さないようお過ごしください。日本海側は曇りや雨の日が多くなりそうです。5日(火)と7日(木)は北日本でも雨が降る予想のため、積雪の多い地域では、融雪による路面状況の悪化や雪崩に注意が必要です。

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2023/12/02 13:54

この秋も記録的な高温に 地球温暖化の影響も


気象庁は12月1日(金)、2023年の秋(9〜11月)は日本の平均気温と日本近海の海面水温が、この季節として過去の記録を大きく上回る高温を記録したと発表しました。平均気温はこの春から3季節連続で高温の記録を更新したことになります。

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2023年の秋(9〜11月)日本の天候は、平均気温が全国的にかなり高く、特に東日本から北日本で、統計開始以来最も高温となりました。降水量は西〜東日本太平洋側でかなり少なく、西日本の太平洋側は統計開始以来、最も少雨となりました。

海上では、日本近海の平均海面水温平年差が+1.2℃となり、統計開始以来最も高い第1位の記録となりました。特に本州東方海域の海面水温が高く、平年差が+4℃以上を超える海域もみられました。

これらの主な要因として、寒気の南下が弱く、日本付近は暖かい空気に覆われやすかったことなどが挙げられています。
また、日本周辺を通過した台風が例年より少なく、黒潮の続流が三陸沖まで北上した状態が続いたことなども、海面水温の低下が抑えられたことにつながったと考えられています。
今後は地球温暖化の進行に伴って、このような記録的な高温が更に発生しやすくなるとみられています。

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2023/12/02 09:49

あすは低気圧が接近 東北や北陸では雷雨や突風などに注意


きょう夜に日本海で低気圧が発生し、あす3日にかけて低気圧は東北付近に近づく見込みです。この低気圧は上空に強い寒気を伴っており、東北や北陸では大気の状態が不安定となるでしょう。

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低気圧に近い所では雨雲が発達しやすく、局地的に雷を伴った強い雨を降らせるおそれがあります。
落雷や突風、ひょうなどが発生する可能性があるため注意が必要です。
山沿いでは雪が降る見込みです。路面状況が悪化するおそれがあるため峠道の運転には十分に注意してください。

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2023/12/02 06:22

日本海側は雪や雨 北陸では土砂災害に警戒 太平洋側は日差し届く


きょうは、西から高気圧が張り出し、次第に冬型の気圧配置は緩むでしょう。日本海側の雨や雪の範囲は次第に小さくなりそうです。

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北日本の日本海側は雪が降りやすく、内陸部を中心に積雪の増加に注意が必要です。
太平洋側は晴れて日差しが届くでしょう。

北陸は昼過ぎにかけて雨が降る見込みです。雷を伴った強い雨の降る所があるでしょう。落雷や突風に注意が必要です。
また、これまでに降った雨により地盤の緩んでいる所があり、少しの雨でも土砂災害の危険度が高まっています。昼前にかけて土砂災害に警戒してください。

関東以西は太平洋側を中心に日差しが届く所が多く、お出かけに問題のない天気となるでしょう。
ただ気温は日中でもあまり上がらず、東京、名古屋12℃、大阪13℃と各地でこの時期らしい気温となりそうです。
お出かけされる際は寒さ対策をしっかりと行ってください。

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2023/12/01 16:20

【週間予報】土日、太平洋側は晴れても風冷えに 北陸〜東北は断続的に雨や雪


きょう(金)、日本付近は西高東低の冬型の気圧配置が続いています。
上空の強い寒気の影響で北日本を中心に雪が降っており、
北陸〜山陰では雨や雪の降っている所が多くなっています。

また、西よりの風がやや強く、北日本では吹雪いている所もあります。

一方、太平洋側は晴れ間の出ている所が多く、空気が乾燥しています。

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あす(土)にかけて高気圧が張り出し、
冬型の気圧配置は次第に緩む見込みです。

日本海側の雪や雨は、あすの夕方までで
あす夜〜半日程度は、小康状態となる見込みです。

ただ、あすも西よりの風がやや強く吹く所があり、
風が冷たく感じられそうです。

晴れる太平洋側でも「風冷え」となりそうです。
また、太平洋側では、空気の乾いた状態が続くため、
火の元・火の取り扱いにご注意下さい。


あさって(日)は、再び日本海から低気圧が近づくため、
昼頃からは北陸〜東北を中心に雨や雪が降りやすくなるでしょう。

太平洋側は晴れ間の出る所が多いですが、
岩手など東北北部の太平洋側では午後は雨や雪が降る見込みです。


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●(月)日本海側に貴重な日差し(火)太平洋側ほど雨風強まる

4日(月)は、広く高気圧に覆われ、
太平洋側だけでなく日本海側でも晴れ間が期待できそうです。

ただ、5日(火)は南岸を低気圧が発達しながら東進するため、
西〜東日本を中心に雨風強まり、荒れた天気となる恐れがあります。
関東など東日本を中心に気温が上がらず、冷たい雨となりそうです。
今後も最新の情報にご注意下さい。

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2023/12/01 08:27

5日(火)頃に南岸低気圧 太平洋側を中心に雨


来週の5日(火)は本州の南海上を低気圧が通過する予想です。現時点の予想では、西〜東日本の太平洋側を中心に雨が降るでしょう。

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5日(火)午前に九州や中・四国など西日本を中心に雨が降るでしょう。秋以降、少雨となっている西日本では恵みの雨となるかもしれません。

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午後になると、雨の範囲は東へ広がり、東海や関東にも降水域がかかってきそうです。名古屋は12℃、東京は11℃など東日本を中心に最高気温が低い予想で冷たい雨となりそうです。

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2023/12/01 06:01

12月スタート 冬型続く 北日本は積雪増加


12月スタートのきょう(1日)も冬型の気圧配置が続きます。北日本は寒気の影響で、日本海側を中心に、断続的に雪が降り、積雪がさらに増加するでしょう。北陸から山陰の日本海側は、日本海のシアーラインと呼ばれる風と風のぶつかり合いによって発達した雲が流れ込み、雷を伴って雨が強く降る恐れがあります。

関東は日差しが届きますが、夜は所々でにわか雨の可能性があります。お帰りが遅くなる方は折りたたみの傘があると安心です。

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予想最高気温は、札幌−1℃、旭川−4℃など北海道内は日本海側を中心にきょうも真冬日となり、厳しい寒さでしょう。そのほか、秋田5℃、仙台8℃、東京や大阪12℃の予想です。晴れ間の出る太平洋側も、お出かけの際は厚手の上着などでしっかりと防寒したほうがよさそうです。

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2023/11/30 18:04

あすの天気 12月スタートは各地で一層寒く 北陸は土砂災害に注意、警戒


日本付近は冬型の気圧配置となっており、あす(1日)も続く見込みです。

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西日本〜東日本の太平洋側は雲が多いですが、晴れ間もあるでしょう。一方で、北日本は雪となり、西日本〜東日本の日本海側は雨が降るでしょう。

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北陸では、これまでに降った雨により、地盤の緩んでいる所があります。少しの雨でも土砂災害の危険度が高まりやすいため、あさって(2日)にかけて土砂災害に注意、警戒が必要です。

あす(1日)夕方までに予想される24時間雨量は多い所で、
新潟県:40ミリ
富山県:40ミリ
石川県:40ミリ
福井県:40ミリ の見込みです。

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晴れる太平洋側の地域も気温はあまり上がらない予想です。東京の予想最高気温は12℃と、前日との気温差が大きくなりそうです。寒気の流れ込む北海道では、最高気温が0℃未満の真冬日となる所が多くなるでしょう。本格的な防寒対策と、除雪作業の際は安全面に注意しましょう。

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2023/11/30 16:35

1か月予報 年末年始にかけての天候見通し この先は寒気の影響が弱い予想


11月30日(木)、この先の天候の見通しとして、気象庁は1か月予報を発表しました。年末年始にかけては、寒気の影響が平年より弱くなりそうです。

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この先1か月(12月2日〜2024年1月1日)は、冬型の気圧配置が平年より弱く、寒気の流れ込みも弱い予想です。また、西日本〜東日本の太平洋側を中心に、低気圧や前線の影響を受けやすくなるでしょう。
このため、全国的に気温は平年より高い見込みで、期間のはじめは北日本でかなり高くなる見通しです。
降水量は西日本〜東日本の太平洋側で多くなりそうです。一方で、東日本〜北日本の日本海側の降雪量は少なくなりそうです。

年末年始にかけて、これからオープン予定のスキー場や冬のイベントなど影響がありそうです。
一方で、水不足となっている太平洋側の地域では、恵みの雨が期待出来そうです。

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2023/11/30 14:03

天気と気温のまとめ(11月19日〜11月25日) 前線通過で気温は乱高下


■気圧配置の特徴
今期間はこの時期らしく、寒冷前線が日本列島を通過して、冬型の気圧配置となることが多かった。
19日、低気圧が日本海を東進し、夜にかけて前線を伴って、北日本へ接近した。20日、前線を伴った低気圧が北日本を通過し、日本付近は冬型の気圧配置となった。21日、日本付近は移動性高気圧に覆われ、日本の南には前線が停滞した。22日、日本付近は日本の東に中心を持つ高気圧に覆われた。23日、前線を伴った低気圧がサハリン付近を東北東進し、寒冷前線が日本海〜黄海にのびた。24日、寒冷前線が午前中に北日本を通過し、日本付近は冬型の気圧配置へ移行した。25日、日本付近は強い冬型の気圧配置となった。

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■降水
19日、西〜北日本の日本海側を中心に雨が降り、北陸や東北の日本海側では、局地的に激しい雨となった。20日、北日本や北陸の日本海側を中心に雨が降った。寒気が流れ込んだ北海道は雨から雪へと変わった。21日、全国的に晴れた所が多く、ほとんど降水が観測されなかった。22日、東北の日本海側で弱い雨となった。23日、北海道の日本海側を中心に雨が降った。24日、午前中に雨の降った北海道は、午後になって急速に雪へと変わり、札幌市内でも雪になった。道北では雪が積もり始め、紋別市紋別小向は3時間降雪量が28cmに達し、昨冬までの1位の値を更新する記録的な雪となった。25日、北陸や北日本は断続的に雪が降り、北海道では暴風雪警報の発表された地域もあった。夕張市夕張では、3時間降雪量が22cmに達し、11月の1位の値を更新した。

■気温
19日、西日本〜東海、関東にかけて、日中は上着いらずの陽気となり、東京の最高気温は19.4℃を観測した。20日、西日本や東海、関東では朝は冷えたが昼間は気温が上がった。最高気温は、福岡で18.3℃、大阪で17.8℃、名古屋で17.7℃、東京で18.0℃となった。21日、全国的に晴れて小春日和となった。22日、全国的に気温は高めで、福岡では11日ぶりの20℃以上となり、10月下旬並みの暖かさとなった。23日、全国的に季節外れの陽気となった。東京は2週間ぶりに20℃を超え、最高気温21.2℃を観測した。札幌は17.3℃と11月下旬以降では歴代2位の暖かさとなった。24日、関東は東京都心で24.2℃、埼玉県熊谷は24.7℃を観測した。東京都心で11月下旬以降に24℃台を記録するのは観測開始以来5回目のこととなった。25日、札幌では今季初の真冬日となったほか、東京でも前日に比べ10℃以上低い13.5℃にとどまり、12月上旬並みの気温となるなど、各地で冬本番の寒さとなった。

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■今期間(11月19日〜11月25日)の天候のまとめ
平均気温は、北日本を中心に平年より高い所がみられた。特に北海道ではかなり高く、札幌の期間平均気温は平年より3.1℃高かった。今期間は「いちょう」の黄葉の便りが各地から届いた。降水量は、西日本〜東日本の太平洋側で平年よりかなり少なく、ほとんど降水が観測されなかった。一方で、北海道のオホーツク海側は平年より多い所がみられた。日照時間は、西日本〜東日本で平年より多かった。また、南西諸島や九州南部、四国で、平年の1.5倍以上の日照時間となった。一方で、東北の日本海側は平年より少なかった。

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2023/11/30 09:59

12月の星空情報 今年は観測に好条件な「ふたご座流星群」など


あすからいよいよ12月。

22日に冬至を迎える12月は夜が長く
たくさん星空を楽しむことができます。

ふたご座流星群や、月と惑星の接近など
夜の長い12月におすすめの星空イベントをご紹介します。

★12月の星空カレンダー

 4日 水星が東方最大離角
 5日 下弦の月
 7日 海王星が留
 9日 月が金星に接近(〜10日)
13日 新月
15日 ふたご座流星群が4時頃に極大
    (見頃は14日夜〜15日未明)
17日 月が土星に接近(〜18日)
20日 上弦の月
23日 水星が内合
27日 満月

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★今年は月の条件がよい「ふたご座流星群」

15日の明け方4時に極大を迎える「ふたご座流星群」。

今年はその前々日13日に新月を迎えるため
月明かりの影響がなく、観測には好条件です!

最も多く見えるのは14日夜〜15日明け方。

空の暗い場所で観察すれば、14日夜の時点で
1時間あたり30個を超える流れ星を見ることができそうです。

放射点が高い空に達する15日未明にはさらに多くなり、
暗い空で見える流星数は1時間あたり70個に達する可能性も。

国立天文台によりますと、この予想流星数は
ここ数年のうちでは最も多く絶好の観察条件なのだそうです。

12月の夜はかなり冷え込みますので
寒さ対策を万全にして天体観測をお楽しみください!

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2023/11/30 07:23

北陸「冬の嵐」に 大雨や高波に警戒を


日本付近は、冬型の気圧配置となっています。

このため、北陸では、きょう30日(木)夕方にかけて
海上を中心に風が強く吹き、あす1日(金)未明にかけて
海はしける所がある見込みです。

また、北陸では、きょう30日(木)夕方にかけて
上空の寒気の影響で大気の状態が非常に不安定となり、
あす1日(金)にかけて雷を伴って強い雨の降る所があるでしょう。

冬型の気圧配置が予想よりも強まった場合は
警報級の高波となるおそれがあります。

これまでに降った雨により地盤の緩んでいる所があり
予想よりも雨雲が発達したり停滞した場合は、あす1日(金)に
かけて警報級の大雨となる可能性があります。

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〇波の予想
きょう30日(木)に予想される波の高さ
 新潟県 5メートル
 富山県 3メートル うねりを伴う
 石川県 5メートル うねりを伴う
 福井県 4メートル うねりを伴う

あす1日(金)に予想される波の高さ
 新潟県 4メートル うねりを伴う
 富山県 2メートル うねりを伴う
 石川県 3メートル うねりを伴う
 福井県 3メートル うねりを伴う

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〇雨の予想(いずれも多い所で)

きょう30日(木)の予想1時間降水量
 新潟県 20ミリ
 富山県 15ミリ
 石川県 15ミリ
 福井県 15ミリ

あす1日(金)の予想1時間降水量
 富山県 15ミリ
 石川県 15ミリ
 福井県 20ミリ

あす1日(金)朝までの予想24時間降水量
 新潟県 70ミリ
 富山県 60ミリ
 石川県 40ミリ
 福井県 40ミリ

その後2日(土)朝までの予想24時間降水量
 新潟県 50から100ミリ
 富山県 およそ50ミリ
 石川県 およそ50ミリ
 福井県 50から100ミリ

北陸では、きょう30日(木)夕方にかけて高波に
あす1日(金)にかけて土砂災害や、低い土地の浸水、
河川の増水に注意・警戒してください。

また、きょう30日(木)夕方にかけて
落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。

発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には
建物内に移動するなど安全確保に努めてください。

ひょうの降るおそれもありますので
農作物等の管理にも注意してください。

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2023/11/29 20:56

海洋のまとめ 11月19日〜11月25日


11月19日〜11月25日の海洋のまとめです。

■海面水温 今期末にかけて、日本海域の海面水温は、平年より高い海域が縮小し、平年並みの海域が広がった。東シナ海〜南西諸島付近は、平年並みの海域が拡大。太平洋側は、黒潮が離岸する潮岬を中心に平年より低い海域が広がった。黒潮が北上する三陸沖では、平年よりかなり高い海域が続き、最大で6℃高かった。親潮が後退する北海道南東方沖では、平年よりやや高い海域が広がった。オホーツク海南部や千島近海ではほぼ平年並みの海域が拡大。

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■気圧配置と波
 19日、日本付近は西高東低の気圧配置。西風が吹走する日本海中部や三陸沖を中心に波高4m以上でしけた。20日、前線を伴った低気圧が発達しながら東北地方を通過。再び秋田沖や三陸沖でしけた。21〜22日、本州付近は移動性の高気圧に覆われた。北海道の西で波の高い状態が続いたが、その他は比較的穏やかな状態が続いた。23〜24日、前線を伴った低気圧がオホーツク海に進み、低気圧からのびる前線が本州を通過。24日は日本海西〜中部で波高4m。25日、西高東低の冬型の気圧配置が強まった。北日本の周辺海域を中心に波高4mを超えてしけた。

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2023/11/29 18:14

週間天気 週末にかけ冬型続く 週明けは広く雨に


週明けは寒気が後退し、北日本でも雨が降る予想です。

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2日(土)にかけて冬型の気圧配置が続きますが、次第に緩む見込みです。5日(火)は前線を伴った低気圧が西日本から東日本の太平洋沿岸付近を進み、6日(水)には日本の東を進むでしょう。

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この先は東日本の日本海側で、曇りや雨の日が多くなりそうです。北日本では日本海側を中心に雪の日が続くでしょう。
西日本〜東日本の太平洋側は、晴れる日が多い予想ですが、週末にかけて冷え込みが強まりそうです。空気が乾燥するため、火の取り扱いには十分注意してください。
週明けの5日(火)は寒気が後退するため、日本も雨となる見込みです。積雪のある地域は、路面状況の悪化に注意が必要です。

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2023/11/29 12:43

東北の日本海側や北陸 冬の雷(冬季雷)に注意 警報級の大雨の恐れも


日本海には寒気に伴う筋状の雲が広がっています。
一方、赤い丸で囲んでいる所は、シアーラインに伴う
帯状の雲が広がっています。(タイトル画像)

シアーラインは「風のぶつかり(収束)」によってできるもので、
シアーライン周辺では大気の状態が非常に不安定になり、
発達した雨雲や雷雲が発生します。

このシアーラインに伴う発達した雲がかかり続けた
東北の日本海側や北陸では、すでに大雨となっており、
きょう午前11時までの24時間降水量は
山形県小国町で116.5mm、
新潟県阿賀町室谷で90mmの雨を観測しています。

土砂災害の危険度が高まっており、
今後、少しの雨でも土砂災害が発生する恐れがあります。


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あすにかけて、このシアーラインに伴う発達した雲が
北陸地方まで南下し、
雷を伴って局地的に大雨となる見込みです。

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発雷確率を見てみると、石川県や新潟県など北陸を中心に
雷が発生する確率が高くなっています。

冬に起きる雷を、冬季雷(とうきらい)と呼ばれ、
夏ほど多く発生しないものの、
たった1発の雷でも大きな被害をもたらすことがあることから
一発雷とも呼ばれています。

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警報級の大雨も予想されており、
秋田県ではあすの明け方まで、
新潟県や石川県では、あすいっぱいは
雷を伴い、局地的に大雨となる恐れがあります。

予想以上に雨雲が停滞したり、発達した場合は
警報級の大雨となる恐れがありますので、
あすにかけて落雷や雨の降り方に十分注意・警戒が必要です。

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2023/11/29 13:03

明日にかけ、北日本は大雪や猛吹雪に警戒を


今日は、昨日とは一転して気温が低くなってます。
この寒さの影響もあり東京都心部でイロハカエデの紅葉が観測されました。
季節は着実に進んでいますね。
そんな今日の天気図を見ると、北日本を中心に強い冬型の気圧配置となっています。上空には強い寒気も南下しており、北日本では、日本海側の地域を中心に大雪や猛吹雪に警戒が必要です。
風は今日にかけてがピークとなります。
北陸〜北日本日本海側では交通障害などに注意をして下さい。
また、明日の午前中にかけては雪の範囲が広がりそうです。
今日は北陸地方は雨で降っているところが多いですが、明日の朝には山陰地方まで雪に変わる見込みです。
路面状況の悪化には注意が必要ですし、北海道の山沿いを中心に大雪となりそうです。

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■北海道で予想されている雪(多いところで)
29日6時〜30日6時までに予想される24時間降雪量
日本海側・・・40センチ
30日6時〜12月1日6時までに予想される24時間降雪量
日本海側・・・20〜40センチ

■明日の天気
西日本では日本海側の地域中心に雨の降りやすい天気で、太平洋側の地域でも午前中は雨の降る所があるでしょう。
北陸は雨や雪で雷を伴うところがあるでしょう。
北日本は日本海側中心に雪でふぶくでしょう。
北海道は今日よりも気温が低く札幌で真冬日の予想です。

■週間天気
この先、週末にかけては気温が低くなりそうです。
東京都心部も昼間でも冬のコートが手放せない気温となりそうです。紅葉など見に行かれる方は暖かくしてお出かけください。
ただ、来週は再び北日本を中心に気温が上がる予想です。
積雪エリアでは路面状況の悪化に気を付けてください。
来週は火曜は広く雨で太平洋側の地域では雨風が強まる可能性があります。

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