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2024/07/27 07:01

東北地方 再び雨が強まり 午後は非常に激しい雨に 河川の増水や氾濫に最大級の警戒を


梅雨前線が、華北から日本海を通って東北地方にのびており、あす28日にかけて東北地方を北上するでしょう。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでおり、東北地方はきょう27日夜遅くにかけて大気の非常に不安定な状態が続く見込みです。

6時30分現在、東北北部には発達した雨雲がかかっており、秋田県北秋田市比立内で14.5mm/h、秋田県仙北市田沢湖14.0mm/hのやや強い雨を観測しています。

東北地方では、きょう27日夜遅くにかけて次第に雨の降り方が強まり、雷を伴った非常に激しい雨の降る所があるでしょう。

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●予想される雨の量(多い所で)
・きょう27日に予想される1時間降水量
  東北日本海側 50ミリ
  東北太平洋側 50ミリ
・あす28日に予想される1時間降水量
  東北日本海側 40ミリ
  東北太平洋側 40ミリ
・きょう27日6時からあす28日6時までに予想される24時間降水量
  東北日本海側 180ミリ
  東北太平洋側 120ミリ
・あす28日6時からあさって29日6時までに予想される24時間降水量
  東北日本海側 200ミリ
  東北太平洋側 120ミリ

■防災事項
東北日本海側では、氾濫の発生している河川や増水している河川があります。引き続き、河川の増水や氾濫に最大級の警戒をしてください。また、東北地方では、あす28日にかけて土砂災害、低い土地の浸水に厳重に警戒してください。きょう27日夜遅くにかけては、竜巻などの激しい突風、落雷、ひょうにも注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、頑丈な建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。

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今後、30日頃にかけて暖かく湿った空気や気圧の谷の影響により、断続的に雨が降り、大雨となる所がある見込みです。
最新の気象情報をこまめに確認し、急な斜面など危険な場所には近づかないようにしてください。

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2024/07/27 06:03

きょうの天気 東北は梅雨空が続く 午後は再び雨が強まるおそれ 関東は天気急変に注意


西日本や東海は高気圧に覆われ晴れる一方、東北は梅雨空が続く見込みです。大雨災害に警戒して下さい。

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前線が近づく東北は次第に雨が降り出し、午後は雷を伴った非常に激しい雨の降る所があるでしょう。これまでの大雨により、氾濫の発生している河川や増水している河川があります。引き続き、河川の増水や氾濫に最大級の警戒をしてください。

関東は晴れ間もありますが、雲優勢の空模様となるでしょう。
午後は急な強い雨や雷雨となる所があるため天気の急変に注意が必要です。

東海から西日本は高気圧に覆われ晴れる所が多いでしょう。
日中は気温が上がり、35℃以上の猛暑日となるところが多くなる見込みです。熱中症対策を万全に行ってください。
午後は内陸や山沿いを中心に天気の急変する所があるでしょう。
外出には晴雨兼用の折り畳み傘があると良いでしょう。

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2024/07/26 20:21

天気と気温のまとめ(7月14日〜7月20日)長崎で線状降水帯が発生 記録的大雨に 各地で梅雨明け発表


■気圧配置の特徴
 14日、梅雨前線が西日本〜東日本の太平洋側から北上。高気圧が北海道日本海側〜北海道南東方沖へゆっくり移動。15日、梅雨前線が対馬海峡〜東日本を通って日本の東にのびた。前線上の低気圧が日本の東を東進。16日、梅雨前線が黄海〜日本海を経て、日本の東海上にのびた。千島の東に中心を持つ高気圧が東へ移動。17日、梅雨前線が朝鮮半島〜日本海〜東日本〜日本の東にのび、夜にかけて東北南部付近まで北上。18日、前線が華北〜朝鮮半島を通り、日本海〜東北へ停滞。前線上の低気圧が黄海〜朝鮮半島を東北東進。19日、梅雨前線が朝鮮半島〜日本海にのび、日本海西部で前線上にキンクを形成。北海道の南東海上までのびた。南西諸島、西日本〜東日本にかけて太平洋高気圧に覆われた。20日、梅雨前線が朝鮮半島〜日本海を通り、北海道へのびた。15時にフィリピンの東で大型の台風3号が発生。フィリピンの東を北西進した。

■降水
 14日、東北南部〜九州にかけて雨が降った。特に九州や中国地方で雨脚が強まり、長崎県で線状降水帯が発生。85.5mm/hの猛烈な雨を観測した。15日、朝にかけて九州北部で雨が強まり、鹿児島や福岡で非常に激しい雨を観測。九州は広範囲で大雨警報が発表された。16日、前線に向かう湿った空気の影響で午前を中心に雨が強まり、静岡県磐田市磐田で77mm/hの非常に激しい雨を観測した。17日、午後は近畿北部や北陸、関東北部、東北で大気の状態が不安定。北陸では夜遅くに非常に激しい雨が降った。九州南部で梅雨明けが発表された。18日、前線が停滞した東北を中心に雨。そのほか西日本でも太平洋側を中心に雨の降った所があった。関東甲信・東海で梅雨明けが発表された。19日、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、日本海側を中心に雨となった。四国で梅雨明けが発表された。20日、梅雨前線に向い暖かく湿った空気が流れ込み、北陸では非常に激しい雨を観測した。

■気温
 14日、夏空が広がった沖縄や奄美で特に暑くなり、那覇では35.0℃と前日に続いて猛暑日を観測。15日、夏空の広がった沖縄で気温が上昇。那覇では3日連続の猛暑日となった。16日、九州や近畿、東海などは日差しが届いた時間帯があり、鹿児島県肝付町肝付前田で35.2℃の猛暑日に。17日、高気圧に覆われた西日本や北海道で日差しが届き気温上昇。午前から真夏日となった所が多く、猛暑日地点数は17地点となった。18日、関東から近畿の内陸部では35℃を超えた所も多く、名古屋は8日以来10日ぶりに猛暑日となった。19日、日本海の前線に向かって暑い空気が流れ込み、厳しい暑さとなった。那覇市は36.0℃を観測し、2001年の記録を更新する観測史上1位を更新。猛暑日の地点は前日よりも増加し、11日ぶりに100地点に達した。20日、東〜西日本にかけて高気圧に覆われ気温上昇。全国で最も高い地点は静岡で38.9℃を観測した。

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■今期間(7月14日〜7月20日)の天候のまとめ
 平均気温は、北日本で移動性高気圧に覆われる日が多く、暖かい空気が流れ込んだため高かった。北海道では平年より4℃以上高い所が多く、札幌でも真夏日となるなど厳しい暑さが続いた。また那覇では観測史上1位となる気温を観測するなど平年より高かった。
 降水量は、梅雨前線の影響が受けやすく、日本海側を中心に多かった。特に14日には、長崎で線状降水帯が発生するなど大雨となった所があり、長崎では平年の5倍以上の雨が降った。
 日照時間は、移動性高気圧に覆われ北日本で平年より多く、道東を中心にかなり多かった。一方、東〜西日本は梅雨空となった所が多く、日本海側を中心に平年より少なかった。

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2024/07/26 16:52

観測史上最長の黒潮大蛇行、三陸沖〜北海道南東方沖の海面水温は最大で4〜6℃高く(2024年7月14日〜20日の海洋のまとめ)


黒潮は大蛇行状態が続いています。
2017年8月に始まった黒潮大蛇行は期間が6年11か月目になっており、観測史上最長になっています。
黒潮大蛇行は続く予測です。
予測通り黒潮大蛇行が続けば、期間が7年を越えることになります。(JAMSTECのHPより)

日本周辺の海洋のようす(2024年7月14日〜20日)のまとめです。

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■気圧配置と波
14〜16日、梅雨前線が対馬海峡付近から本州を通り、日本の東にかけて停滞。
14日、東シナ海で波高1.5m前後となった程度で、本州付近の波は比較的穏やかに推移した。
17〜18日、梅雨前線が西から北上し、前線上の低気圧が黄海を東進。
18日、黄海で波高2m以上となった。
19〜20日、梅雨前線は日本海〜北日本に停滞。
19日の朝は、日本海で波高3mと波が高まったが、20日にはおさまった。

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■海面水温
今期末にかけて、日本海域の海面水温は、北部で平年よりかなり高い海域が拡大。
東シナ海〜南西諸島では平年並みか平年よりやや高くなった。黒潮大蛇行で、平年より低い海域が継続していた四国沖〜潮岬沖は平年並みで推移した。
黒潮が北上する三陸沖は引き続き平年より高く、最大で4℃高かった。
親潮が後退する北海道南東方沖も、平年よりかなり高い海域が継続し最大で6℃高かった。
網走沖も平年よりかなり高い海域が拡大した。

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2024/07/26 16:31

週末天気 東北は災害級の大雨の恐れ 関東は激しい雷雨か


きょう(26日)も梅雨前線は東北に停滞し、東・西日本は湿った空気が流れ込んでいます。九州や四国は午前中から雨が降り、関東や東海も山沿いを中心に午後は雨雲や雷雲が発生してきました。今夜にかけて、天気の急変に注意が必要です。

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あす(27日)、梅雨前線は日本の東にあって、東北付近は不明瞭となりますが、あさって(28日)には次の前線がのびてきます。東北は日本海側を中心に雨脚が強まり、ふたたび大雨となる恐れがあります。あす27日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、100mm。その後、あさって28日18時までに予想される24時間降水量は多い所で200mmです。

これまでの記録的な大雨で、氾濫の発生している河川や増水している河川、地盤の緩んでいる所があります。週末もふたたび大雨になることが予想されることから新たな災害が発生してしまう恐れがあります。厳重に警戒して下さい。

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関東はあす27日(土)は都心も午後は天気が急変し、激しい雨や雷雨となる可能性があります。落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうなど注意が必要です。東海以西は夏空が広がるでしょう。最高気温は35℃以上の所が多く、名古屋や福岡は38℃の予想です。内陸を中心に40℃に近くなる所もあるでしょう。朝晩は寝苦しく、日中も危険な暑さが続きます。熱中症にも厳重に警戒して下さい。

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2024/07/26 12:59

7月上旬 関東以西で統計開始以降の記録的高温


きょう(26日)、気象庁は長期間の高温に関する気象情報を発表しました。

関東甲信、東海、近畿、中国、四国、九州は、7月上旬から暖かい空気に覆われて気温の高い日が多くなっています。7月上旬の平均気温平年差が、関東甲信地方で+3.6℃、東海地方で+3.4℃、九州北部で+3.0℃、九州南部で3.1℃と1946年の統計開始以降、7月上旬としては最も高く、記録的な高温となりました。

7月中旬は平年並の気温となりましたが、各地の梅雨明け後は太平洋高気圧に覆われて晴れて気温がかなり高くなり、最高気温が35℃以上の猛暑日が続いた所もあります。

この先、1か月程度は暖かい空気に覆われて気温の高い状態が続き、最高気温が35℃以上となる所もある見込みです。農作物や家畜の管理、熱中症などの健康管理に十分注意してください。

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平均気温と最高気温と最低気温(6月26日〜7月25日)(速報値)
           平均気温(℃)  平年差(℃)
東京           27.6    +2.5
名古屋          28.2    +1.9
大阪           28.5    +1.5
広島           27.7    +1.3
高松           28.3    +1.5
福岡           28.8    +2.1
鹿児島          28.9    +1.4
           最高気温(℃)  平年差(℃)
東京           32.1    +2.9
名古屋          32.8    +2.2
大阪           32.3    +1.3
広島           30.9    +0.8
高松           32.4    +1.5
福岡           32.4    +2.0
鹿児島          32.5    +1.3
           最低気温(℃)  平年差(℃)
東京           24.2    +2.5
名古屋          24.7    +1.8
大阪           25.7    +1.8
広島           25.3    +1.9
高松           25.1    +1.6
福岡           26.1    +2.2
鹿児島          26.1    +1.3

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2024/07/26 11:51

記録的大雨 山形県内で24時間で約400mmの大雨 最上川や日向川で氾濫


梅雨前線が停滞し、非常に湿った空気が流れ込んだ影響で、山形県を中心に記録的な大雨となりました。午前11時までの24時間降水量の最大値は山形県新庄市で389mm、真室川町差首鍋で384mm、最上町瀬見で382mmなど観測史上最大の大雨となりました。

きのう(25日)は午後1時過ぎに山形県酒田市と遊佐町に大雨特別警報が発表され、その後大雨特別警報は午後8時10分に解除されましたが、線状降水帯や記録的短時間大雨情報が発表されるなど再び雨が強まり、午後11時40分に酒田市、新庄市、舟形町、鮭川村、戸沢村、庄内町に大雨特別警報が発表されました。

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山形県を流れる最上川や日向川、秋田県を流れる子吉川など相次いで氾濫し、土砂災害などの危険性も依然として高い状態が続いています。

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きょう午前11時現在、雨は小康状態となってきますが、雨が弱まった後も土砂災害や河川が増水するなど遅れて災害が発生することもあります。引き続き安全な場所で過ごすようにしてください。

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2024/07/26 01:18

26日(金)関東地方 大気非常に不安定 晴れていても天気の急変に注意


26日(金)の関東地方は、高気圧に覆われて晴れる所が多いでしょう。一方、太平洋高気圧の縁を回る湿った空気の流入と、日射による気温上昇の影響で大気の状態が非常に不安定となります。

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午後6時の発雷確率を見てみますと、関東地方北部を中心に確率が高くなっているのが分かります。特に、茨城県、栃木県、埼玉県北部では発雷確率が90%以上の所があり、昼過ぎから夜にかけて局地的に激しい雷雨となる見込みです。
関東南部では、北部ほど発雷確率は高くありませんが雨雲が発達しやすく、東京では夕方に雷を伴う激しい雨の降る所がある見込みです。帰宅時間帯とも重なる可能性があるため、最新の情報をこまめに確認し、早めの行動を心がけることをお勧めします。

急な雨雲の発達の兆しを確認したときは、頑丈な建物の中に避難するなど、安全確保に努めてください。また降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にもご注意ください。

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2024/07/25 23:50

東北地方 山形県で線状降水帯発生 大雨災害へ最大級の警戒を


梅雨前線が華北から日本海に向かってのび、前線上の低気圧が日本海中部を東進しています。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、東北日本海側を中心に断続的に非常に激しい雨や激しい雨が降っています。

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きょう午後5時に秋田県由利本荘市子吉川、午後6時に山形県酒田市日向川で氾濫発生情報が発表されました。その後も活発な雨雲が掛かり続け、秋田県では午後9時50分頃に記録的短時間大雨情報が発表されました。

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午後10時47分、線状降水帯による非常に激しい雨が降り続いているとして、山形地方気象台より「顕著な大雨に関する情報」が発表されました。午後11時41分、山形県では再び大雨特別警報(浸水害・土砂災害)が発表されました。

命に危険が及ぶ土砂災害や洪水による災害発生の危険度が急激に高まっている状況となっていますので、最大限の警戒をして下さい。

崖や川の近くなど、危険な場所にいる方は、地元市町村から発令されている避難情報に従い、直ちに適切な避難行動をとってください。

周りの状況を確認し、避難場所への避難が危険な場合は、少しでも崖や沢から離れた建物や、少しでも浸水しにくい高い部屋に移動するなど、身の安全を確保してください。

今後、急激に状況が悪化するおそれもありますので、少しでも危険を感じた場合には、避難情報が出ていなくても自ら安全な場所へ避難する判断をしてください。

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2024/07/25 22:50

線状降水帯 発生【山形県】


顕著な大雨に関する山形県気象情報 第2号
令和6年7月25日22時47分 山形地方気象台発表

村山、庄内、最上では、線状降水帯による非常に激しい雨が同じ場所で降り
続いています。
命に危険が及ぶ土砂災害や洪水による災害発生の危険度が急
激に高まっています。


<警報・特別警報や避難情報を確認し、今後発表される防災情報や気象情報等にご留意下さい>

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2024/07/25 22:10

記録的短時間大雨情報【秋田県】


秋田県記録的短時間大雨情報 第3号
令和6年7月25日22時07分 気象庁発表

22時秋田県で記録的短時間大雨
北秋田市南部付近で約100ミリ

<警報・特別警報や避難情報を確認し、今後発表される防災情報や気象情報等にご留意下さい>


■記録的短時間大雨情報とは
数年に一度程度しか発生しないような短時間の大雨を観測・解析されたときに、気象庁から発表されます。
雨量基準を満たし、かつ、大雨警報発表中に、キキクル(危険度分布)の「危険」(紫)が出現している場合に、大雨を観測した観測点名や市町村などを明記して発表されます。
雨量基準は1時間雨量の歴代1位または2位の記録を参考に府県予報区ごとに決められています。

■記録的短時間大雨情報が発表された地域では
土砂災害や低い土地の浸水、洪水の発生に繋がるような猛烈な雨が降っていることを意味しています。

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2024/07/25 22:00

記録的短時間大雨情報【秋田県】


秋田県記録的短時間大雨情報 第2号
令和6年7月25日21時56分 気象庁発表

21時50分秋田県で記録的短時間大雨
上小阿仁村付近で120ミリ以上
五城目町付近で120ミリ以上

<警報・特別警報や避難情報を確認し、今後発表される防災情報や気象情報等にご留意下さい>


■記録的短時間大雨情報とは
数年に一度程度しか発生しないような短時間の大雨を観測・解析されたときに、気象庁から発表されます。
雨量基準を満たし、かつ、大雨警報発表中に、キキクル(危険度分布)の「危険」(紫)が出現している場合に、大雨を観測した観測点名や市町村などを明記して発表されます。
雨量基準は1時間雨量の歴代1位または2位の記録を参考に府県予報区ごとに決められています。

■記録的短時間大雨情報が発表された地域では
土砂災害や低い土地の浸水、洪水の発生に繋がるような猛烈な雨が降っていることを意味しています。

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2024/07/25 21:50

記録的短時間大雨情報【秋田県】


秋田県記録的短時間大雨情報 第1号
令和6年7月25日21時47分 気象庁発表

21時40分秋田県で記録的短時間大雨
上小阿仁村付近で約100ミリ
五城目町付近で約100ミリ

<警報・特別警報や避難情報を確認し、今後発表される防災情報や気象情報等にご留意下さい>


■記録的短時間大雨情報とは
数年に一度程度しか発生しないような短時間の大雨を観測・解析されたときに、気象庁から発表されます。
雨量基準を満たし、かつ、大雨警報発表中に、キキクル(危険度分布)の「危険」(紫)が出現している場合に、大雨を観測した観測点名や市町村などを明記して発表されます。
雨量基準は1時間雨量の歴代1位または2位の記録を参考に府県予報区ごとに決められています。

■記録的短時間大雨情報が発表された地域では
土砂災害や低い土地の浸水、洪水の発生に繋がるような猛烈な雨が降っていることを意味しています。

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2024/07/25 19:28

1か月予報 北日本や北陸で降水量が多くなる恐れ 全国的に高温続く


きょう(25日)、気象庁から7月27日〜8月26日の1か月予報が発表されました。

日本の南から太平洋高気圧の張り出しが強まり、日本付近には南から暖かい空気が流れ込みやすいでしょう。この先も8月下旬にかけて、気温の高い傾向が続きます。北海道から沖縄にかけて、全国的に暑さが厳しくなるでしょう。猛暑が続くことが予想されますので、熱中症に厳重な警戒が必要です。

一方、前線や低気圧、湿った空気の影響を受けやすく、向こう1か月の降水量は平年並みか多い予想です。東日本の太平洋側や西日本は、太平洋高気圧に覆われて、晴れる日が多いでしょう。降水量は平年並みで、日照時間は平年並みか多くなる予想です。

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2024/07/25 16:02

都内も雷雲が発達中 天気急変の条件そろう 広く大気の状態非常に不安定


きょう25日(木)、梅雨前線が華北〜日本海を通り、東北に延び、前線上の低気圧が日本海中部を東進し、東北を中心に大雨となっています。
きょう25日(木)13:05、山形県酒田市と遊佐町に大雨特別警報が発表されました。
また、13:07山形県では、線状降水帯による非常に激しい雨が同じ場所で降り続いているとし、顕著な大雨に関する気象情報が発表されました。

■晴れている所も天気急変に注意 条件揃う
きょう25日(木)午後、晴れている九州〜関東甲信も天気急変に注意が必要です。
大気の状態が不安定となる条件が揃っています。
1、前線に向かう太平洋高気圧の縁を回る暖かく湿った空気の流れ込み
2、日中の気温上昇
3、上空の寒気
これらの影響で、九州〜関東甲信は大気の状態が非常に不安定となり、昼過ぎ〜夜遅くにかけて所々で雷雲が発達する見込みです。
局地的に雷を伴った激しい雨が降るでしょう。

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■天気急変の前兆は?
1、急に空が暗くなる
2、雷の音が聞こえる
3、真っ黒な発達した積乱雲が近づいてくる
4、急に冷たい風が吹いてくる
これらは天気が急変する前兆です。

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15:45現在、都内でも雷雲が発達しています。
市街地では大雨が短時間であっても、排水が追い付かず、道路やアンダーパスが冠水することがあります。
地下街やアンダーパスでの雨宿りは危険です。
落雷や突風の恐れもあり、頑丈な建物内に移動するなど身の安全を守ってください。

また、発達した雷雲が停滞した場合、警報級の大雨となる恐れがあります。
土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。

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2024/07/25 14:34

山形県に大雨特別警報 命を守る行動を 東北再び非常に激しい雨で新たな大雨災害の恐れ


きょう25日(木)、梅雨前線が華北〜日本海を通り、東北に延び、
前線上の低気圧が日本海中部を東進しています。

【山形県に大雨特別警報】
きょう25日(木)13:05、山形県酒田市と遊佐町に大雨特別警報が発表されました。
山形県の庄内を中心に、これまでに経験したことのないような大雨となっています。
何らかの災害がすでに発生している可能性が高く、警戒レベル5に相当します。
命の危険が迫っているため、直ちに身の安全を確保しなければならない状況です。
最大級の警戒をしてください。

また、きょう25日(木)13:07山形県では、線状降水帯による非常に激しい雨が同じ場所で降り続いているとし、顕著な大雨に関する気象情報が発表されました。
命に危険が及ぶ土砂災害や洪水による災害発生の危険度が急激に高まっています。
きょう25日(木)は、低い土地の浸水や河川の増水に最大級の警戒をしてください。

この先、きょう25日(木)は前線は次第に不明瞭となりますが、今夜までに日本海に低気圧が発生し、あす26日(金)に東北地方を通過する見込みです。
低気圧の通過に伴い、再び雨脚が強まる恐れがあります。
前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、東北では引き続きあす26日(金)にかけて、大気の非常に不安定な状態が続くでしょう。

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あす26日(金)は明け方にかけて、日本海側を中心に、再び雷を伴う1時間に50ミリの滝のような非常に激しい雨が降り、太平洋側でも激しい雨の降る所があるでしょう。
太平洋側でも、雨の降る所があり、局地的に雷を伴い激しく降る見込みです。
夜間の就寝中に、再び雨脚が強まるため、今明るいうちに身に安全の確保をお願いします。
その後も、山形県では雨が降り続く所があり、他も雨が降ったりやんだりするでしょう。

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あす26日(金)明け方にかけて、東北は日本海側を中心に、大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。
また、山形県では、おととい23日(火)から雨が降っており、降り始めのおととい23日(火)19時〜きょう25日(木)11時までの降水量(アメダスによる速報値)は酒田大沢で232.0ミリ、真室川町差首鍋で208.0ミリと200ミリを超えている所があります。
これまでに降った雨により、地盤の緩んでいる所や増水している河川があるため、少しの雨でも土砂災害や洪水害の危険度が高まる恐れがあります。
あす26日(金)に大雨のピークを越えても、ここ数日は土砂災害や洪水害に注意・警戒してください。

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