予報士通信講座
平成17年 第25回 学科試験 専門知識 問11
"気象庁が発表する降水確率ガイダンスは、数値予報による予測を基にカルマンフィルターの手法を用いて作成されている。この降水確率ガイダンスについて述べた次の文(a)〜(d)の正誤について、下記の(1)〜(5)の中から正しいものを一つ選べ。
(a)降水確率ガイダンスは、カルマンフィルターの手法を用いているため、数値予報モデルを変更した場合には、係数を再計算するため過去数年分のデータが必要になる。
(b)降水確率ガイダンスは、当該対象地域内の平均的な降水確率であり、対象地域内のどの地点でも同じ確率を与える。
(c)降水確率ガイダンスは、数値予報の降水量予測が0mmの場合には常に0%となる。
(d)降水確率ガイダンスは、雨の場合には6時間に1mm以上の降水がある確率で、雪の場合には0.5mm以上の降水がある確率を予測したものである。"