予報士通信講座
平成19年 第28回 学科試験 専門知識 問3
"気象庁が行っているドップラーレーダー観測について述べた次の文(a)〜(d)の正誤の組み合わせとして正しいものを、下記の(1)〜(5)の中から一つ選べ。
(a)降水粒子で散乱された電波の周波数偏移を測定することによって、レーダーからみた粒子の運動の視線(動径)方向の速度成分を求めている。
(b)レーダーの受信雑音の強度から対流雲の持つ電気量(雷の強度)を求めている。
(c)気象庁が観測に用いている一般の気象レーダーと同様に、Z−R関係と呼ばれる統計的に導かれた関係を用いてエコー強度から降水強度を求めている。
(d)観測に使っている電波の波長は、気象庁が観測に用いている一般の気象レーダーと同じ波長帯のものである。"