予報士通信講座
平成20年 第30回 学科試験 専門知識 問6
"気象庁の数値予報モデルのプロダクトの利用に関して述べた次の文(a)〜(d)の下線部の正誤について,下記の(1)〜(5)の中から正しいものを一つ選べ。
(a)鉛直p速度の符号が負の時は,下降流である。
(b)鉛直p速度で示されている上昇流の大きさは,積乱雲の中で実際に観測される上昇流と同程度の大きさである。
(c)鉛直p速度は,700hPa付近の高度では保存量とみなすことができるので,総観規模の擾乱の追跡に利用できる。
(d)相対渦度の鉛直成分は,どの等圧面でもほぼ保存量とみなすことができるので,総観規模の擾乱の移動を把握することができる。"