火山情報

        
令和7年6月30日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 6月27日から30日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせしま
す。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 4月上旬から山体の浅いところで地震活動が活発化し、火山性地震の多い
状態が継続しています。火山性地震は主に古岳火口付近で発生しています。
新岳火口付近の火山性地震は少ない状態で経過しています。
 火山性微動は観測されていません。
 
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口では火口縁を越える噴煙は観
測されませんでした。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上200mま
で上がりました。

 東京大学大学院理学系研究科、京都大学防災研究所、屋久島町及び気象庁
が実施した観測では、火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量は40
トンから50トンと少ない状態でした。

 GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から10月頃にかけて古岳
付近の膨張を示す変動が観測されており、現在も膨張した状態が維持されて
います。
 
 口永良部島では火山活動が高まっていますので、新岳火口及び古岳火口か
ら概ね2kmの範囲、及び向江浜地区から新岳の南西にかけての火口から海
岸までの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、7月4日(金)16時頃に発表の予
定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第39号
令和7年6月27日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 6月23日から27日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせしま
す。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 4月上旬から山体の浅いところで地震活動が活発化し、火山性地震の多い
状態が継続しています。火山性地震は主に古岳火口付近で発生しています。
新岳火口付近の火山性地震は少ない状態で経過しています。
 火山性微動は観測されていません。
 
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口では火口縁を越える噴煙は観
測されませんでした。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上200mま
で上がりました。

 23日から25日にかけて実施した現地調査では、新岳及び古岳付近の地
熱域の状況に特段の変化は認められませんでした。また、古岳で火口縁をわ
ずかに越える噴煙を確認しました。

 東京大学大学院理学系研究科、京都大学防災研究所、屋久島町及び気象庁
が実施した観測では、火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量は40
トンと少ない状態でした。

 GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から10月頃にかけて古岳
付近の膨張を示す変動が観測されており、現在も膨張した状態が維持されて
います。
 
 口永良部島では火山活動が高まっていますので、新岳火口及び古岳火口か
ら概ね2kmの範囲、及び向江浜地区から新岳の南西にかけての火口から海
岸までの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、30日(月)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第38号
令和7年6月23日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 6月20日から23日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせしま
す。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 4月上旬から山体の浅いところで地震活動が活発化し、火山性地震の多い
状態が継続しています。今期間、火山性地震は古岳火口付近で発生しており、
新岳火口付近では発生していません。
 火山性微動は観測されていません。
 
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口では火口縁を越える噴煙は観
測されませんでした。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上300mま
で上がりました。
 
 また、GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から10月頃にかけ
て古岳付近の膨張を示す変動が観測されており、現在も膨張した状態が維持
されています。
 
 口永良部島では火山活動が高まっていますので、新岳火口及び古岳火口か
ら概ね2kmの範囲、及び向江浜地区から新岳の南西にかけての火口から海
岸までの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、27日(金)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第37号
令和7年6月20日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 6月16日から20日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせしま
す。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 4月上旬から山体の浅いところで地震活動が活発化し、火山性地震の多い
状態が継続しています。今期間、火山性地震は古岳火口付近で発生しており、
新岳火口付近では発生していません。
 火山性微動は観測されていません。
 
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口では火口縁を越える噴煙は観
測されませんでした。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上300mま
で上がりました。
 
 また、GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から10月頃にかけ
て古岳付近の膨張を示す変動が観測されており、現在も膨張した状態が維持
されています。
 
 口永良部島では火山活動が高まっていますので、新岳火口及び古岳火口か
ら概ね2kmの範囲、及び向江浜地区から新岳の南西にかけての火口から海
岸までの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、23日(月)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第36号
令和7年6月16日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 6月13日から16日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせしま
す。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 4月上旬から山体の浅いところで地震活動が活発化し、火山性地震の多い
状態が継続しています。火山性地震は主に古岳火口付近で発生しています。

 火山性微動は観測されていません。
 
 本村西監視カメラによる観測では、新岳火口及び古岳火口周辺の状況は雲
のため不明でした。
 
 火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、1日あたり100トンを下回り、少
ない状態で経過しています。
 
 また、GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から10月頃にかけ
て古岳付近の膨張を示す変動が観測されており、現在も膨張した状態が維持
されています。
 
 口永良部島では火山活動が高まっていますので、新岳火口及び古岳火口か
ら概ね2kmの範囲、及び向江浜地区から新岳の南西にかけての火口から海
岸までの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、20日(金)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第35号
令和7年6月13日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 口永良部島では、火山性地震が増加しており、火山活動が高まっているた
め、新岳火口及び古岳火口周辺において噴火が発生する可能性があります。


<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 4月上旬から山体の浅いところで地震活動が活発化し、火山性地震の多い
状態が継続しています。火山性地震は主に古岳火口付近で発生しています。

 火山性微動は観測されていません。
 
 本村西監視カメラによる本日(13日)の観測では、新岳火口及び古岳火
口周辺の状況は雲のため不明でした。
 
 火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、1日あたり100トンを下回り、少
ない状態で経過しています。
 
 また、GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から10月頃にかけ
て古岳付近の膨張を示す変動が観測されており、現在も膨張した状態が維持
されています。
 
 口永良部島では火山活動が高まっていますので、新岳火口及び古岳火口か
ら概ね2kmの範囲、及び向江浜地区から新岳の南西にかけての火口から海
岸までの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、16日(月)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第34号
令和7年6月12日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 口永良部島では、火山性地震が増加しており、火山活動が高まっているた
め、新岳火口及び古岳火口周辺において噴火が発生する可能性があります。


<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 4月上旬から山体の浅いところで地震活動が活発化し、火山性地震の多い
状態が継続しています。火山性地震は主に古岳火口付近で発生し、本日(1
2日)15時までの10日間で141回発生しています。
 火山性微動は観測されていません。
 
 本日、気象庁機動調査班(JMA-MOT)が実施した現地調査では、火
山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量は、20トン(速報値)と少な
い状態でした。
 
 昨日(11日)、山麓から実施した現地調査では、新岳及び古岳付近の地
熱域の状況に特段の変化は認められませんでした。
 
 また、GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から10月頃にかけ
て古岳付近の膨張を示す変動が観測されており、現在も膨張した状態が維持
されています。
 
 口永良部島では火山活動が高まっていますので、新岳火口及び古岳火口か
ら概ね2kmの範囲、及び向江浜地区から新岳の南西にかけての火口から海
岸までの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、13日(金)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報(臨時) 第31号
令和7年6月11日10時15分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 口永良部島では、4月上旬から山体の浅いところで地震活動が活発化して
います。火山活動がさらに高まった場合は、噴火警戒レベルを2(火口周辺
規制)から3(入山規制)に引き上げる可能性があります。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル2(火口周辺規制)━ 継続 (前の状況:レベル2(火口周辺規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 口永良部島では、4月上旬から地震活動が活発化しています。火山性地震
は、主に古岳付近の浅いところで発生し、本日(11日)10時までの10
日間で131回発生しています。
 
 また、GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から10月頃にかけ
て古岳付近の膨張を示唆する変動が観測されており、現在も膨張した状態が
維持されています。
 
 火山活動がさらに高まる可能性がありますので、今後の火山活動に関する
情報に注意してください。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、西側は新岳火
口から概ね2kmの範囲では、火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、11日(水)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報(臨時) 第32号
令和7年6月11日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 口永良部島では、4月上旬から山体の浅いところで地震活動が活発化して
います。火山活動がさらに高まった場合は、噴火警戒レベルを2(火口周辺
規制)から3(入山規制)に引き上げる可能性があります。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル2(火口周辺規制)━ 継続 (前の状況:レベル2(火口周辺規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 口永良部島では、4月上旬から地震活動が活発化しています。火山性地震
は、主に古岳付近の浅いところで発生し、本日(11日)15時までの10
日間で132回発生しています。
 
 また、GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から10月頃にかけ
て古岳付近の膨張を示唆する変動が観測されており、現在も膨張した状態が
維持されています。
 
 監視カメラによる観測では、特段の変化は認められていません。
 
 火山活動がさらに高まる可能性がありますので、今後の火山活動に関する
情報に注意してください。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、西側は新岳火
口から概ね2kmの範囲では、火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、12日(木)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 噴火警報(火口周辺)
令和7年6月11日21時00分 福岡管区気象台、、鹿児島地方気象台発表

<口永良部島に火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)を発表>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
<噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引上げ>

<噴火警報・予報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 引上げ (前の状況:レベル2(火口周辺規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m

<噴火警報・予報(対象市町村等)>
火口周辺警報 ━━━━━━ 切替 (前の状況:火口周辺警報)
 鹿児島県屋久島町
<噴火警報・予報(対象市町村の防災対応等)>
火口周辺警報:入山規制等 ━ 継続 (前の状況:火口周辺警報:入山規制等)
 鹿児島県屋久島町

<火山の活動状況等>
 口永良部島では、4月上旬から山体の浅いところで地震活動が活発化し、
火山性地震の多い状態が継続しています。火山性地震は主に古岳付近の浅い
ところで発生しています。
  
 口永良部島では、火山活動が高まっていますので、新岳火口及び古岳火口
から概ね2kmの範囲、及び向江浜地区から新岳の南西にかけての火口から
海岸までの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<補足事項>
**(参考:噴火警戒レベルの説明)**
【レベル5(避難)】:危険な居住地域からの避難等が必要。
【レベル4(高齢者等避難)】:警戒が必要な居住地域での高齢者等の要配
慮者の避難、住民の避難の準備等が必要。
【レベル3(入山規制)】:登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制
等。状況に応じて高齢者等の要配慮者の避難の準備等。
【レベル2(火口周辺規制)】:火口周辺への立入規制等。
【レベル1(活火山であることに留意)】:状況に応じて火口内への立入規
制等。
(注:避難や規制の対象地域は、地域の状況や火山活動状況により異なる)
-------------------------------------------------------------

火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第33号
令和7年6月11日21時15分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル3(入山規制) ━━ 継続 (前の状況:レベル3(入山規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 口永良部島では、火山活動の高まりが認められることから、本日(11日)
21時00分に火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベルを2(火口周辺規
制)から3(入山規制)に引き上げました。
 
 4月上旬から山体の浅いところで地震活動が活発化し、火山性地震の多い
状態が継続しています。火山性地震は主に古岳火口付近で発生し、本日21
時までの10日間で135回発生しています。
 火山性微動は観測されていません。
 
 本村西監視カメラによる本日の観測では、新岳火口では白色の噴煙が最高
で火口縁上70mまで上がりました。古岳火口では、噴煙は観測されません
でした。
 
 また、GNSS連続観測では、2023年6月下旬頃から10月頃にかけ
て古岳付近の膨張を示す変動が観測されており、現在も膨張した状態が維持
されています。
 
 口永良部島では火山活動が高まっていますので、新岳火口及び古岳火口か
ら概ね2kmの範囲、及び向江浜地区から新岳の南西にかけての火口から海
岸までの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区か
ら新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してく
ださい。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、12日(木)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
-------------------------------------------------------------

火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第30号
令和7年6月6日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 5月30日から6月6日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせし
ます。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル2(火口周辺規制)━ 継続 (前の状況:レベル2(火口周辺規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口では火口縁を越える噴煙は観
測されませんでした。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上80mまで
上がりました。
 
 古岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は概ね多い状態で経過
しています。新岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は少ない状
態で経過しています。
 
 東京大学大学院理学系研究科、京都大学防災研究所、屋久島町及び気象庁
が実施した観測では、火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量は、3
0トンから80トンと少ない状態でした。
 
 GNSS連続観測では、2023年11月以降、山体の膨張を示す変動は
認められません。
 
 口永良部島では、山体の浅いところでやや活発な地震活動が継続しており、
新岳火口及び古岳火口の周辺に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があり
ます。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、西側は新岳火
口から概ね2kmの範囲では、火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、13日(金)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
-------------------------------------------------------------

火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第29号
令和7年5月30日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 5月23日から30日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせしま
す。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル2(火口周辺規制)━ 継続 (前の状況:レベル2(火口周辺規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口では火口縁を越える噴煙は観
測されませんでした。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上100mま
で上がりました。
 
 古岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震はやや多い状態で経過
しています。新岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は少ない状
態で経過しています。
 
 東京大学大学院理学系研究科、京都大学防災研究所、屋久島町及び気象庁
が25日に実施した観測では、火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出
量は、40トンと少ない状態でした。
 
 GNSS連続観測では、2023年11月以降、山体の膨張を示す変動は
認められません。
 
 口永良部島では、山体の浅いところでやや活発な地震活動が継続しており、
新岳火口及び古岳火口の周辺に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があり
ます。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、西側は新岳火
口から概ね2kmの範囲では、火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、6月6日(金)16時頃に発表の予
定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第28号
令和7年5月23日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 5月16日から23日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせしま
す。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル2(火口周辺規制)━ 継続 (前の状況:レベル2(火口周辺規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口では火口縁を越える噴煙は観
測されませんでした。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上100mま
で上がりました。
 
 古岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は概ね多い状態で経過
しています。新岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は少ない状
態で経過しています。
 
 火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、1日あたり100トンを下回り、少
ない状態で経過しています。
 
 GNSS連続観測では、2023年11月以降、山体の膨張を示す変動は
認められません。
 
 口永良部島では、山体の浅いところでやや活発な地震活動が継続しており、
新岳火口及び古岳火口の周辺に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があり
ます。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、西側は新岳火
口から概ね2kmの範囲では、火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、30日(金)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第27号
令和7年5月16日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 5月12日から16日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせしま
す。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル2(火口周辺規制)━ 継続 (前の状況:レベル2(火口周辺規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口では火口縁を越える噴煙は観
測されませんでした。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上100mま
で上がりました。
 
 古岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は概ね多い状態で経過
しています。新岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は観測され
ませんでした。
 
 13日から15日に山麓及び海上から実施した現地調査では、新岳及び古
岳付近の地熱域の状況に特段の変化は認められませんでした。
 
 東京大学大学院理学系研究科、京都大学防災研究所、屋久島町及び気象庁
が12日に実施した観測では、火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出
量は、30トンと少ない状態でした。
 
 GNSS連続観測では、2023年11月以降、山体の膨張を示す変動は
認められません。
 
 口永良部島では、山体の浅いところでやや活発な地震活動が継続しており、
新岳火口及び古岳火口の周辺に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があり
ます。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、西側は新岳火
口から概ね2kmの範囲では、火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、23日(金)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第26号
令和7年5月12日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 5月9日から12日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせします。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル2(火口周辺規制)━ 継続 (前の状況:レベル2(火口周辺規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口では火口縁を越える噴煙は観
測されませんでした。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上100mま
で上がりました。
 
 古岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震はやや多い状態で経過
しています。新岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は観測され
ませんでした。
 
 東京大学大学院理学系研究科、京都大学防災研究所、屋久島町及び気象庁
が実施した観測では、火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量は、2
0トンから50トンと少ない状態でした。
 
 GNSS連続観測では、2023年11月以降、山体の膨張を示す変動は
認められません。
 
 口永良部島では、山体の浅いところでやや活発な地震活動が継続しており、
新岳火口及び古岳火口の周辺に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があり
ます。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、西側は新岳火
口から概ね2kmの範囲では、火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、16日(金)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第25号
令和7年5月9日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 5月5日から9日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせします。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル2(火口周辺規制)━ 継続 (前の状況:レベル2(火口周辺規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口では火口縁を越える噴煙は観
測されませんでした。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上600mま
で上がりました。
 
 古岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は概ね多い状態で経過
しています。新岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は観測され
ませんでした。
 
 火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、1日あたり100トンを下回り、少
ない状態で経過しています。
 
 GNSS連続観測では、2023年11月以降、山体の膨張を示す変動は
認められません。
 
 口永良部島では、山体の浅いところでやや活発な地震活動が継続しており、
新岳火口及び古岳火口の周辺に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があり
ます。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、西側は新岳火
口から概ね2kmの範囲では、火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、12日(月)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第24号
令和7年5月5日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 5月2日から5日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせします。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル2(火口周辺規制)━ 継続 (前の状況:レベル2(火口周辺規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口では火口縁を越える噴煙は観
測されませんでした。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上100mま
で上がりました。
 
 古岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、概ね多い状態で経
過しています。新岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、観測
されませんでした。
 
 東京大学大学院理学系研究科、京都大学防災研究所、屋久島町及び気象庁
が実施した観測では、火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量は、3
0トンから50トンと少ない状態でした。
 
 GNSS連続観測では、2023年11月以降、山体の膨張を示す変動は
認められません。
 
 口永良部島では、山体の浅いところでやや活発な地震活動が継続しており、
新岳火口及び古岳火口の周辺に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があり
ます。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、西側は新岳火
口から概ね2kmの範囲では、火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、9日(金)16時頃に発表の予定で
す。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
-------------------------------------------------------------

火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第23号
令和7年5月2日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 4月28日から5月2日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせし
ます。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル2(火口周辺規制)━ 継続 (前の状況:レベル2(火口周辺規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口では火口縁を越える噴煙は観
測されませんでした。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上100mま
で上がりました。
 
 古岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、概ね多い状態で経
過しています。新岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、観測
されませんでした。
 
 30日に山麓及び海上から実施した現地調査では、新岳及び古岳付近の地
熱域の状況に特段の変化は認められませんでした。
 
 東京大学大学院理学系研究科、京都大学防災研究所、屋久島町及び気象庁
が実施した観測では、火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量は、3
0トンから40トンと少ない状態でした。
 
 GNSS連続観測では、2023年11月以降、山体の膨張を示す変動は
認められません。
 
 口永良部島では、山体の浅いところでやや活発な地震活動が継続しており、
新岳火口及び古岳火口の周辺に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があり
ます。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、西側は新岳火
口から概ね2kmの範囲では、火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、5日(月)16時頃に発表の予定で
す。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
-------------------------------------------------------------

火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第22号
令和7年4月28日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 4月25日から28日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせしま
す。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル2(火口周辺規制)━ 継続 (前の状況:レベル2(火口周辺規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口で噴煙は観測されませんでし
た。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上70mまで上がりました。
 
 古岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、概ね多い状態で経
過しています。新岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、観測
されませんでした。
 
 東京大学大学院理学系研究科、京都大学防災研究所、屋久島町及び気象庁
が25日に実施した観測では、火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出
量は、20トンと少ない状態でした。
 
 GNSS連続観測では、2023年11月以降、山体の膨張を示す変動は
認められません。
 
 口永良部島では、山体の浅いところでやや活発な地震活動が継続しており、
新岳火口及び古岳火口の周辺に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があり
ます。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、西側は新岳火
口から概ね2kmの範囲では、火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、5月2日(金)16時頃に発表の予
定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
-------------------------------------------------------------

火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第21号
令和7年4月25日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 4月21日から25日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせしま
す。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル2(火口周辺規制)━ 継続 (前の状況:レベル2(火口周辺規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口で噴煙は観測されませんでし
た。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上100mまで上がりました。


 古岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、概ね多い状態で経
過しています。新岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、少な
い状態で経過しています。

 東京大学大学院理学系研究科、京都大学防災研究所、屋久島町及び気象庁
が23日に実施した観測では、火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出
量は、80トンと少ない状態でした。

 GNSS連続観測では、2023年11月以降、山体の膨張を示す変動は
認められません。

 口永良部島では、火口付近の浅いところでやや活発な地震活動が継続して
おり、新岳火口及び古岳火口の周辺に影響を及ぼす噴火が発生する可能性が
あります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、西側は新岳火
口から概ね2kmの範囲では、火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、28日(月)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第20号
令和7年4月21日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 口永良部島では、火山性地震が増加しており、火山活動が高まっています。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル2(火口周辺規制)━ 継続 (前の状況:レベル2(火口周辺規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 口永良部島では、山体の浅いところで地震活動が活発化しています。火山
性地震は昨日(20日)までの10日間で107回発生しました。火山性地
震は、主に古岳火口付近で発生しており、新岳火口付近では少ない状態です。
 
 火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、1日あたり100トンを下回り、検
出限界を下回る日も時々みられるなど少ない状態で経過しています。
 
 監視カメラによる観測及び地殻変動観測では、特段の変化は認められてい
ません。
 
 口永良部島では、火山活動が高まっていますので、新岳火口及び古岳火口
の周辺に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、西側は新岳火
口から概ね2kmの範囲では、火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、25日(金)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
-------------------------------------------------------------

火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第19号
令和7年4月18日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 口永良部島では、火山性地震が増加しており、火山活動が高まっています。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル2(火口周辺規制)━ 継続 (前の状況:レベル2(火口周辺規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 口永良部島では、山体の浅いところで地震活動が活発化しています。火山
性地震は昨日(17日)までの10日間で102回発生しました。火山性地
震は、主に古岳火口付近で発生しており、新岳火口付近では少ない状態です。
 
 火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、1日あたり100トンを下回り、検
出限界を下回る日も時々みられるなど少ない状態で経過しています。
 
 監視カメラによる観測及び地殻変動観測では、特段の変化は認められてい
ません。
 
 口永良部島では、火山活動が高まっていますので、新岳火口及び古岳火口
の周辺に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、西側は新岳火
口から概ね2kmの範囲では、火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、21日(月)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
-------------------------------------------------------------

火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第18号
令和7年4月17日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 口永良部島では、火山性地震が増加しており、火山活動が高まっています。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル2(火口周辺規制)━ 継続 (前の状況:レベル2(火口周辺規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 口永良部島では、山体の浅いところで地震活動が活発化しています。火山
性地震は昨日(16日)までの10日間で100回発生しました。火山性地
震は、主に古岳火口付近で発生しており、新岳火口付近では少ない状態です。

 昨日、山麓及び海上から実施した現地調査では、新岳及び古岳付近の地熱
域の状況に特段の変化は認められませんでした。

 火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、1日あたり100トンを下回り、検
出限界を下回る日も時々みられるなど少ない状態で経過しています。

 監視カメラによる観測及び地殻変動観測では、特段の変化は認められてい
ません。

 口永良部島では、火山活動が高まっていますので、新岳火口及び古岳火口
の周辺に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、西側は新岳火
口から概ね2kmの範囲では、火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、18日(金)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
-------------------------------------------------------------

火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報(臨時) 第16号
令和7年4月16日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)が継続>
 口永良部島では、火山性地震が増加しています。火山活動がさらに高まっ
た場合は、噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)から2(火口周
辺規制)に引き上げる可能性があります。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル1(活火山であることに留意)━ 継続 (前の状況:レベル1(活火山であることに留意))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 口永良部島では、古岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震が増
加し、やや多い状態が継続しています。火山性地震は、本日(16日)15
時までの前10日間で90回発生しています。
 
 火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、1日あたり100トンを下回り、検
出限界を下回る日も時々みられるなど少ない状態で経過しています。
 
 監視カメラによる観測及び地殻変動観測では、特段の変化は認められてい
ません。
 
 火山性地震が増加していることから、火山活動がさらに高まる可能性があ
ります。今後の火山活動に関する情報に注意してください。

<防災上の警戒事項等>
 活火山であることから、新岳及び古岳の火口内では、火山灰等が噴出する
可能性があります。また、新岳西側割れ目等の地熱域では、高温の噴気や火
山ガス等に注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、17日(木)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 噴火警報(火口周辺)
令和7年4月16日23時25分 福岡管区気象台、、鹿児島地方気象台発表

<口永良部島に火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)を発表>
 新岳火口及び古岳火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、西側は新岳火
口から概ね2kmの範囲では、火砕流に警戒してください。
<噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)から2(火口周辺規制)
に引上げ>

<噴火警報・予報(対象火山)>
レベル2(火口周辺規制)━ 引上げ (前の状況:レベル1(活火山であることに留意))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m

<噴火警報・予報(対象市町村等)>
火口周辺警報 ━━━━━━ 発表 (前の状況:噴火予報)
 鹿児島県屋久島町
<噴火警報・予報(対象市町村の防災対応等)>
火口周辺警報:入山規制等 ━ 発表 (前の状況:活火山であることに留意)
 鹿児島県屋久島町

<火山の活動状況等>
 口永良部島では、主に古岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震
が増加しています。本日(16日)までの10日間で100回発生していま
す。
 
 山体の浅いところで地震活動が活発化しています。新岳火口及び古岳火口
周辺に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、西側は新岳火
口から概ね2kmの範囲では、火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<補足事項>
**(参考:噴火警戒レベルの説明)**
【レベル5(避難)】:危険な居住地域からの避難等が必要。
【レベル4(高齢者等避難)】:警戒が必要な居住地域での高齢者等の要配
慮者の避難、住民の避難の準備等が必要。
【レベル3(入山規制)】:登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制
等。状況に応じて高齢者等の要配慮者の避難の準備等。
【レベル2(火口周辺規制)】:火口周辺への立入規制等。
【レベル1(活火山であることに留意)】:状況に応じて火口内への立入規
制等。
(注:避難や規制の対象地域は、地域の状況や火山活動状況により異なる)
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第17号
令和7年4月16日23時50分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 新岳火口及び古岳火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、西側は新岳火
口から概ね2kmの範囲では、火砕流に警戒してください。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル2(火口周辺規制)━ 継続 (前の状況:レベル2(火口周辺規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 口永良部島では、火山性地震が本日(16日)までの10日間で100回
発生しています。火山性地震は、主に古岳火口付近の浅いところで発生して
います。

 監視カメラによる観測及び地殻変動観測では、特段の変化は認められてい
ませんが、火山性地震が増加しており、火山活動が高まっていますので、火
口周辺に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、西側は新岳火
口から概ね2kmの範囲では、火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、17日(木)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報(臨時) 第15号
令和7年4月15日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)が継続>
 口永良部島では、火山性地震が増加しています。火山活動がさらに高まっ
た場合は、噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)から2(火口周
辺規制)に引き上げる可能性があります。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル1(活火山であることに留意)━ 継続 (前の状況:レベル1(活火山であることに留意))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 口永良部島では、古岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震が増
加し、やや多い状態が継続しています。火山性地震は、本日(15日)15
時までの前10日間で87回発生しています。
 
 火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、1日あたり100トンを下回り、検
出限界を下回る日も時々みられるなど少ない状態で経過しています。
 
 監視カメラによる観測及び地殻変動観測では、特段の変化は認められてい
ません。
 
 火山性地震が増加していることから、火山活動がさらに高まる可能性があ
ります。今後の火山活動に関する情報に注意してください。

<防災上の警戒事項等>
 活火山であることから、新岳及び古岳の火口内では、火山灰等が噴出する
可能性があります。また、新岳西側割れ目等の地熱域では、高温の噴気や火
山ガス等に注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、16日(水)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報(臨時) 第14号
令和7年4月14日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)が継続>
 口永良部島では、火山性地震が増加しています。火山活動がさらに高まっ
た場合は、噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)から2(火口周
辺規制)に引き上げる可能性があります。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル1(活火山であることに留意)━ 継続 (前の状況:レベル1(活火山であることに留意))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 口永良部島では、古岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震が増
加し、やや多い状態が継続しています。火山性地震は、本日(14日)15
時までの前10日間で91回発生しています。
 
 火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、1日あたり100トンを下回り、検
出限界を下回る日も時々みられるなど少ない状態で経過しています。
 
 監視カメラによる観測及び地殻変動観測では、特段の変化は認められてい
ません。
 
 火山性地震が増加していることから、火山活動がさらに高まる可能性があ
ります。今後の火山活動に関する情報に注意してください。

<防災上の警戒事項等>
 活火山であることから、新岳及び古岳の火口内では、火山灰等が噴出する
可能性があります。また、新岳西側割れ目等の地熱域では、高温の噴気や火
山ガス等に注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、15日(火)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報(臨時) 第13号
令和7年4月13日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)が継続>
 口永良部島では、火山性地震が増加しています。火山活動がさらに高まっ
た場合は、噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)から2(火口周
辺規制)に引き上げる可能性があります。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル1(活火山であることに留意)━ 継続 (前の状況:レベル1(活火山であることに留意))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 口永良部島では、古岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震が増
加し、やや多い状態が継続しています。火山性地震は、本日(13日)15
時までの前10日間で95回発生しています。
 
 火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、1日あたり100トンを下回り、検
出限界を下回る日も時々みられるなど少ない状態で経過しています。
 
 監視カメラによる観測及び地殻変動観測では、特段の変化は認められてい
ません。
 
 火山性地震が増加していることから、火山活動がさらに高まる可能性があ
ります。今後の火山活動に関する情報に注意してください。

<防災上の警戒事項等>
 活火山であることから、新岳及び古岳の火口内では、火山灰等が噴出する
可能性があります。また、新岳西側割れ目等の地熱域では、高温の噴気や火
山ガス等に注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、14日(月)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報(臨時) 第12号
令和7年4月12日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)が継続>
 口永良部島では、火山性地震が増加しています。火山活動がさらに高まっ
た場合は、噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)から2(火口周
辺規制)に引き上げる可能性があります。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル1(活火山であることに留意)━ 継続 (前の状況:レベル1(活火山であることに留意))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 口永良部島では、古岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震が増
加しています。火山性地震は、本日(12日)15時までの前10日間で9
2回発生しています。
 
 東京大学大学院理学系研究科、京都大学防災研究所、屋久島町及び気象庁
が昨日(11日)に実施した観測では、火山ガス(二酸化硫黄)の1日あた
りの放出量は、20トンと少ない状態でした。
 
 監視カメラによる観測及び地殻変動観測では、特段の変化は認められてい
ません。
 
 火山性地震が増加していることから、火山活動がさらに高まる可能性があ
ります。今後の火山活動に関する情報に注意してください。

<防災上の警戒事項等>
 活火山であることから、新岳及び古岳の火口内では、火山灰等が噴出する
可能性があります。また、新岳西側割れ目等の地熱域では、高温の噴気や火
山ガス等に注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、13日(日)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報(臨時) 第10号
令和7年4月11日09時30分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)が継続>
 口永良部島では、火山性地震が増加しています。火山活動がさらに高まっ
た場合は、噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)から2(火口周
辺規制)に引き上げる可能性があります。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル1(活火山であることに留意)━ 継続 (前の状況:レベル1(活火山であることに留意))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 口永良部島では、古岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震が増
加しています。火山性地震は、本日(11日)までの10日間で90回発生
しています。

 遠望観測及び地殻変動観測では、特段の変化は認められていません。
 
 なお、本日、気象庁機動調査班(JMA-MOT)が現地調査を実施する
予定です。

 火山活動がさらに高まる可能性がありますので、今後の火山活動に関する
情報に注意してください。

<防災上の警戒事項等>
 活火山であることから、新岳及び古岳の火口内では、火山灰等が噴出する
可能性があります。また、新岳西側割れ目等の地熱域では、高温の噴気や火
山ガス等に注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、11日(金)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報(臨時) 第11号
令和7年4月11日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)が継続>
 口永良部島では、火山性地震が増加しています。火山活動がさらに高まっ
た場合は、噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)から2(火口周
辺規制)に引き上げる可能性があります。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル1(活火山であることに留意)━ 継続 (前の状況:レベル1(活火山であることに留意))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 口永良部島では、古岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震が増
加しています。火山性地震は、本日(11日)15時までの前10日間で9
2回発生しています。
 
 遠望観測及び地殻変動観測では、特段の変化は認められません。
 
 本日、気象庁機動調査班(JMA-MOT)が山麓及び海上から実施した
現地調査では、新岳及び古岳付近の地熱域の状況に特段の変化は認められま
せんでした。
 
 表面現象等に特段の変化は認められませんが、火山性地震が増加している
ことから火山活動がさらに高まる可能性があります。今後の火山活動に関す
る情報に注意してください。

<防災上の警戒事項等>
 活火山であることから、新岳及び古岳の火口内では、火山灰等が噴出する
可能性があります。また、新岳西側割れ目等の地熱域では、高温の噴気や火
山ガス等に注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、12日(土)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第09号
令和7年4月9日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)が継続>
 口永良部島では火山性地震がやや増加しています。今後の火山活動に関す
る情報に留意してください。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル1(活火山であることに留意)━ 継続 (前の状況:レベル1(活火山であることに留意))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 口永良部島では古岳付近の浅いところを震源とする火山性地震がやや増加
しています。火山性地震は、本日(9日)15時までの10日間で84回発
生しています。

 遠望観測及び地殻変動観測では、特段の変化は認められていません。

 火山活動がやや高まっている可能性がありますので、今後の火山活動に関
する情報に留意してください。

<防災上の警戒事項等>
 活火山であることから、新岳及び古岳の火口内では、火山灰等が噴出する
可能性があります。また、新岳西側割れ目等の地熱域では、高温の噴気や火
山ガス等に注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、11日(金)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第08号
令和7年4月8日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)が継続>
 口永良部島では火山性地震がやや増加しています。今後の火山活動に関す
る情報に留意してください。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル1(活火山であることに留意)━ 継続 (前の状況:レベル1(活火山であることに留意))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 口永良部島では古岳付近の浅いところを震源とする火山性地震がやや増加
しています。火山性地震は、本日(8日)15時までの10日間で80回発
生しています。

 遠望観測及び地殻変動観測では、特段の変化は認められていません。

 火山活動がやや高まっている可能性がありますので、今後の火山活動に関
する情報に留意してください。

<防災上の警戒事項等>
 活火山であることから、新岳及び古岳の火口内では、火山灰等が噴出する
可能性があります。また、新岳西側割れ目等の地熱域では、高温の噴気や火
山ガス等に注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、9日(水)16時頃に発表の予定で
す。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 噴火予報:警報解除
令和7年2月14日11時00分 福岡管区気象台、、鹿児島地方気象台発表

<口永良部島に噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意):
警報解除を発表>
 新岳及び古岳の火口周辺に影響を及ぼす噴火の可能性は低くなりました。
<噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から1(活火山であることに留意)
に引下げ>

<噴火警報・予報(対象火山)>
レベル1(活火山であることに留意)━ 引下げ (前の状況:レベル2(火口周辺規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m

<噴火警報・予報(対象市町村等)>
噴火予報:警報解除 ━━━ 解除 (前の状況:火口周辺警報)
 鹿児島県屋久島町
<噴火警報・予報(対象市町村の防災対応等)>
活火山であることに留意 ━ 解除 (前の状況:火口周辺警報:入山規制等)
 鹿児島県屋久島町

<火山の活動状況等>
 口永良部島では、火山性地震が2024年12月上旬に増加しましたが、
その後減少しています。また、その他の観測データにも特段の変化は認めら
れません。

 火山活動は低下しており、新岳及び古岳の火口周辺に影響を及ぼす噴火が
発生する可能性は低くなりました。

<防災上の警戒事項等>
 活火山であることから、新岳及び古岳の火口内では、火山灰等が噴出する
可能性があります。また、新岳西側割れ目等の地熱域では、高温の噴気や火
山ガス等に注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<補足事項>
**(参考:噴火警戒レベルの説明)**
【レベル5(避難)】:危険な居住地域からの避難等が必要。
【レベル4(高齢者等避難)】:警戒が必要な居住地域での高齢者等の要配
慮者の避難、住民の避難の準備等が必要。
【レベル3(入山規制)】:登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制
等。状況に応じて高齢者等の要配慮者の避難の準備等。
【レベル2(火口周辺規制)】:火口周辺への立入規制等。
【レベル1(活火山であることに留意)】:状況に応じて火口内への立入規
制等。
(注:避難や規制の対象地域は、地域の状況や火山活動状況により異なる)
-------------------------------------------------------------

火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第07号
令和7年2月14日11時10分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)が継続>
 新岳及び古岳の火口周辺に影響を及ぼす噴火の可能性は低くなりました。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル1(活火山であることに留意)━ 継続 (前の状況:レベル1(活火山であることに留意))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 口永良部島では、主に古岳付近の浅いところを震源とする火山性地震が2
024年12月上旬に増加しましたが、その後減少しています。

 火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、1日あたり100トンを下回り、検
出限界を下回る日も時々みられるなど少ない状態で経過しています。

 これらのことから、新岳及び古岳の火口周辺に影響を及ぼす噴火が発生す
る可能性は低くなったと判断し、本日(14日)11時00分に噴火予報を
発表し、噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から1(活火山であることに
留意)に引き下げました。

 なお、火山活動は低下していますが、山体の浅いところを震源とする火山
性地震がやや多い状態で経過していますので、今後の火山情報に留意してく
ださい。

<防災上の警戒事項等>
 活火山であることから、新岳及び古岳の火口内では、火山灰等が噴出する
可能性があります。また、新岳西側割れ目等の地熱域では、高温の噴気や火
山ガス等に注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

 噴火警報の解除に伴い、今回の一連の火山の状況に関する解説情報の発表
はこれで終了します。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第06号
令和7年2月7日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 1月31日から2月7日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせし
ます。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル2(火口周辺規制)━ 継続 (前の状況:レベル2(火口周辺規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口で噴煙は観測されませんでし
た。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上200mまで上がりました。


 古岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、やや多い状態で経
過しています。新岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、少な
い状態で経過しています。

 GNSS連続観測では、2023年11月以降、山体の膨張を示す変動は
認められません。
 
 口永良部島では、火口付近の浅いところでやや活発な地震活動が継続して
おり、新岳火口及び古岳火口の周辺に影響を及ぼす程度の噴火が発生する可
能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、西側は新岳火
口から概ね2kmの範囲では、火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、14日(金)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第05号
令和7年1月31日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 1月24日から31日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせしま
す。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル2(火口周辺規制)━ 継続 (前の状況:レベル2(火口周辺規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口で噴煙は観測されませんでし
た。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上200mまで上がりました。


 古岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、やや多い状態で経
過しています。新岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、少な
い状態で経過しています。

 GNSS連続観測では、2023年11月以降、山体の膨張を示す変動は
認められません。
 
 口永良部島では、火口付近の浅いところでやや活発な地震活動が継続して
おり、新岳火口及び古岳火口の周辺に影響を及ぼす程度の噴火が発生する可
能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、西側は新岳火
口から概ね2kmの範囲では、火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、2月7日(金)16時頃に発表の予
定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第04号
令和7年1月24日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 1月17日から24日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせしま
す。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル2(火口周辺規制)━ 継続 (前の状況:レベル2(火口周辺規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口で噴煙は観測されませんでし
た。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上300mまで上がりました。


 古岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、やや多い状態で経
過しています。新岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、少な
い状態で経過しています。

 20日から22日にかけて実施した現地調査では、引き続き古岳火口周辺
及び新岳火口西側割れ目付近に地熱域を確認しました。また、古岳火口で火
口縁をわずかに越える白色の噴煙を観測しました。

 GNSS連続観測では、2023年11月以降、山体の膨張を示す変動は
認められません。
 
 口永良部島では、火口付近の浅いところでやや活発な地震活動が継続して
おり、新岳火口及び古岳火口の周辺に影響を及ぼす程度の噴火が発生する可
能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、西側は新岳火
口から概ね2kmの範囲では、火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、31日(金)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第03号
令和7年1月17日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 1月10日から17日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせしま
す。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル2(火口周辺規制)━ 継続 (前の状況:レベル2(火口周辺規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口で噴煙は観測されませんでし
た。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上100mまで上がりました。


 古岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、やや多い状態で経
過しています。新岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、観測
されませんでした。

 14日から昨日(16日)にかけて実施した現地調査では、引き続き古岳
火口周辺及び新岳火口西側割れ目付近に地熱域を確認しました。また、古岳
火口で火口縁をわずかに越える白色の噴煙を観測しました。

 GNSS連続観測では、2023年11月以降、山体の膨張を示す変動は
認められません。
 
 口永良部島では、火口付近の浅いところでやや活発な地震活動が継続して
おり、新岳火口及び古岳火口の周辺に影響を及ぼす程度の噴火が発生する可
能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、西側は新岳火
口から概ね2kmの範囲では、火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、24日(金)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第02号
令和7年1月10日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 1月3日から10日15時までの口永良部島の活動状況をお知らせします。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル2(火口周辺規制)━ 継続 (前の状況:レベル2(火口周辺規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口では5日に白色の噴煙が一時
的に最高で火口縁上80mまで上がりましたが、その他の観測データに特段
の変化は認められませんでした。また、新岳火口では白色の噴煙が火口縁上
300mまで上がりました。
 
 古岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、やや多い状態で経
過しています。新岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、観測
されませんでした。
 
 GNSS連続観測では、2023年11月以降、山体の膨張を示す変動は
認められません。
 
 口永良部島では、火口付近の浅いところでやや活発な地震活動が継続して
おり、新岳火口及び古岳火口の周辺に影響を及ぼす程度の噴火が発生する可
能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、西側は新岳火
口から概ね2kmの範囲では、火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、17日(金)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第01号
令和7年1月3日16時00分 福岡管区気象台 鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 令和6年12月27日から令和7年1月3日15時までの口永良部島の活
動状況をお知らせします。

<火山の状況に関する解説情報(対象火山)>
レベル2(火口周辺規制)━ 継続 (前の状況:レベル2(火口周辺規制))
▲口永良部島‥‥‥ 北緯30度26.60分 東経130度13.03分 標高 657m


<火山の活動状況等>
 本村西監視カメラによる観測では、古岳火口で噴煙は観測されませんでし
た。新岳火口では白色の噴煙が最高で火口縁上300mまで上がりました。


 古岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、やや多い状態で経
過しています。新岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は、観測
されませんでした。

 GNSS連続観測では、2023年11月以降、山体の膨張を示す変動は
認められません。
 
 口永良部島では、火口付近の浅いところでやや活発な地震活動が継続して
おり、新岳火口及び古岳火口の周辺に影響を及ぼす程度の噴火が発生する可
能性があります。

<防災上の警戒事項等>
 新岳火口及び古岳火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描い
て飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、西側は新岳火
口から概ね2kmの範囲では、火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

<次回発表>
 次の火山の状況に関する解説情報は、10日(金)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
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