地方気象情報
大雪に関する東海地方気象情報 第4号
令和3年2月18日16時09分 名古屋地方気象台発表
強い冬型の気圧配置の影響で、岐阜県では警報級の大雪となっています。岐
阜県の大雪のピークは越えましたが、18日夕方は大雪、積雪や路面の凍結
による交通障害に警戒し、電線や樹木への着雪に注意してください。
[気象概況]
東海地方では、上空約5000メートルに氷点下30度以下の寒気が流れ
込み、強い冬型の気圧配置となっています。岐阜県を中心に日本海から発達
した雪雲が流れ込んでいるため、警報級の大雪となっている所があります。
岐阜県の大雪のピークは越えましたが、18日夕方は、大雪、積雪や路面の
凍結による交通障害に警戒してください。その後も18日夜遅くにかけて注
意報級の大雪が続く見込みです。
また、三重県では18日夜遅くにかけて雪雲が流れ込むため、注意報級の
大雪となる所があるでしょう。
[雪の実況]
18日16時現在の積雪の深さ(アメダスによる速報値)
岐阜県
飛騨市河合 146センチ
飛騨市神岡 62センチ
白川村 209センチ
高山 3センチ
郡上市長滝 79センチ
本巣市樽見 22センチ
関ケ原 11センチ
岐阜 4センチ
[雪の予想]
18日18時から19日18時までに予想される24時間降雪量は、いずれ
も多い所で、
岐阜県 山地 20センチ
岐阜県 平地 10センチ
三重県 10センチ
[防災事項]
大雪、積雪や路面の凍結による交通障害に警戒し、電線や樹木への着雪、
落雷、突風、なだれに注意してください。また、ビニールハウスなどの農業
施設の被害に注意してください。カーポートなどの簡易な建築物や老朽化し
ている建築物などは倒壊のおそれがあるため、近寄らないように注意してく
ださい。
なお、交通機関の乱れなどが予想されますので、時間に余裕をもった行動
を心がけてください。
[補足事項]
今後発表する警報、注意報、気象情報などに留意してください。
これで「大雪に関する東海地方気象情報」は終了します。