地方気象情報
大雨と雷及び突風に関する東海地方気象情報 第4号
令和6年7月16日05時11分 名古屋地方気象台発表
東海地方では、土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾
濫に警戒してください。また、竜巻などの激しい突風、落雷に注意してくだ
さい。
[気象概況]
梅雨前線が華北から東日本を通って日本の東にのびています。梅雨前線は
17日にかけて東日本から北日本を北上する見込みです。前線に向かって暖
かく湿った空気が流れ込むため、東海地方では大気の状態が非常に不安定と
なるでしょう。東海地方では、17日にかけて雷を伴った激しい雨や非常に
激しい雨の降る所がある見込みです。
岐阜県、静岡県では、すでに警報級の大雨となっています。愛知県、三重
県でも、雨雲が予想よりも発達した場合や停滞した場合には警報級の大雨と
なる可能性があります。
[雨の予想]
16日に予想される1時間降水量は多い所で、
愛知県 40ミリ
岐阜県 50ミリ
三重県 50ミリ
静岡県 50ミリ
17日に予想される1時間降水量は多い所で、
愛知県 30ミリ
岐阜県 40ミリ
三重県 30ミリ
静岡県 30ミリ
16日6時から17日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
愛知県 80ミリ
岐阜県 100ミリ
三重県 80ミリ
静岡県 150ミリ
[防災事項]
東海地方では、土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や
氾濫に警戒してください。また、竜巻などの激しい突風、落雷、降ひょうに
注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に
移動するなど、安全確保に努めてください。
[補足事項]
今後発表する防災気象情報に留意してください。
この情報は「雷と突風に関する東海地方気象情報」を引き継ぐものです。
次の「大雨と雷及び突風に関する東海地方気象情報」は、16日16時頃に
発表する予定です。