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2024/12/08 13:17
日本海側は積雪増加 ふぶきによる視界不良や大雪などに注意を
強い冬型の気圧配置が続いており、上空5500m付近には-36℃以下の寒気が東北南部付近まで、上空1500m付近で-6℃以下の強い寒気が、西日本の日本海側まで南下しています。
北日本の日本海側〜山陰にかけて広範囲で雪が降っており、局地的に発達した雪雲が日本海から流れ込んできています。
正午までの24時間降雪量(日最大値)は、新潟県妙高市の関山で34cm、長野県白馬村で32cm、山形県小国町で32cmの雪が降りました。
正午現在、長野県で大雪警報が発表されており、新潟県と富山県では大雨警報が発表されています。
また、正午時点の積雪は、青森県青森市の酸ケ湯で123cm、北海道上川地方幌加内町の朱鞠内で83cm、北海道上川地方音威子府村で83cmと積雪が増加しており、平年を超える積雪となっている所が多くなっています。
このあとも断続的に雪雲や雨雲が流れ込み、日本海側では内陸部や山沿いを中心に大雪となる所があるでしょう。積雪の急増や路面状況の悪化などに注意が必要です。
沿岸部を中心に西寄りの風も強く、平均で15m/sを超える強い風が雪を伴い吹く見込みです。ふぶきによる視界不良や交通障害のおそれがあるため十分に注意して下さい。
また、きょう午前中までには西日本の各地で初冠雪の便りが届いています。
●初冠雪を観測した地点
・佐賀県 天山 平年比1日早い 昨年比20日遅い
・広島県 極楽寺山 平年比6日早い 昨年比20日遅い
・香川県 讃岐山脈 平年比10日早い 昨年比20日遅い
・鳥取 鷲峰山 平年比8日遅い 昨年比25日遅い
西日本の山地や山沿いでもけさから積雪を観測している所が増えており、外出には雪への備えが必要となります。峠道など運転を予定されている方は冬用タイヤへの切替を行って下さい。