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2024/11/01 16:31
連休初日は荒天 交通機関に影響も 来週は一気に季節前進 富士山も遅れて初冠雪へ
きょう1日(金)午後3時現在、台風21号は東シナ海にあり、速度を上げながら北北東へ進んでいます。
今夜までに台風は前線と一体化し、温帯低気圧に変わる見込みで、
あす2日(土)にかけて本州を通過する見込みです。
ただ、台風から低気圧に変わったとしても油断はできず、
台風由来の非常に暖かい空気が前線に向かって流れ込むため、
あす2日(土)にかけて大雨となる恐れがあります。
すでに、九州から関東では広く雨が降っており、
九州や四国では雨脚の強まっている所があります。
西日本ではあす2日(土)の昼過ぎにかけて、1時間に50ミリ以上の滝のような非常に激しい雨が降り、
東日本もあすの夜は雨のピークを迎え、激しい雨や非常に激しい雨の降る所があるでしょう。
また、九州北部では、あす2日(土)は北風が非常に強く吹き、暴風が吹き荒れる所もあります。
あすは3連休の初日で、お出かけされる予定がある方も多いと思いますが、
大雨や暴風で新幹線や航空機などの交通機関に影響が出ることも考えられます。
お出かけの際は、最新の雨の情報と交通情報にご注意ください。
連休2日目の3日(日)は次第に天気が回復し晴れ間の戻る所がありますが、
北海道には次の低気圧が近づきます。
連休最終日の4日(月)は、発達する低気圧が北海道を通過し、
雨や風が強まり、荒れた天気となる恐れがあります。
本州付近は連休後半ほど秋晴れが広がるでしょう。
連休明けには寒気が流れ込み、一気に気温が下がりますので、
貴重な爽やかな秋晴れとなりそうです。
連休明けは北海道の平地でも雪となり、東北や関東の山でも雪の降る所がありそうです。
来週は、度々冬型の気圧配置となり、数日おきに寒気の流れ込みやすいタイミングがやってきそうです。
今年はまだ富士山の初冠雪が観測されておらず、これまでの最も遅い記録の10月26日を過ぎています。
このままでは、富士山の初冠雪は、史上初の11月の観測となる見込みですが、
来週にかけては、一気に寒気が流れ込み、富士山だけでなく、関東の山でも初冠雪を観測する所が多くなりそうです。
また、「初霜」「初氷」などの便りも続々と届き、来週は「初もの」ラッシュとなりそうです。
峠を越えて車を運転する方は、早めに冬用タイヤに履き替えるなど車の冬装備を準備しておいてください。
来週はからはグッと冷え込み、季節が大きく前進します。
気温の変化で体調を崩さないようご注意ください。