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2024/10/23 22:13
台風20号はフィリピンへ 新たな台風の卵発生か 10月下旬も油断できず
大型の台風20号(チャーミー)はきょう23日(水)21時現在、フィリピンの東にあって、あす24日(木)にもフィリピンに上陸する見通しです。フィリピンを抜けた後も南シナ海を西へ進む見通しで、26日(土)をピークに再び発達するでしょう。
台風が大型ということで、台風から離れていても沖縄地方はこの先も影響がありそうです。台風周辺の湿った空気が流れ込み、あさって25日(金)にかけて、沖縄の本島地方や先島諸島では活発な雨雲が強弱を繰り返しながらかかり続ける恐れがあります。局地的に非常に激しい雨や激しい雨が降るでしょう。
あす24日(木)18時までの24時間降水量は多い所で、沖縄本島地方150mm、先島諸島120mm。その後、25日(金)18時までの24時間降水量は多い所で、沖縄本島地方・先島諸島で120mmです。警報級の大雨となる恐れがあり、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水など十分に注意してください。
台風20号のほかにも、日本の南海上は雲が多くなっています。海面水温が30℃以上と高くなっていて、あす24日(木)の予想天気図をみると新たに熱帯低気圧(台風の卵)が発生する予想です。
今年の秋は季節の歩みが遅く、10月下旬になっても台風の発生、台風発生後はさらに北上し列島へ接近の恐れもあります。今後の南海上の動向にも注意が必要です。