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2024/09/27 15:51
3つの熱帯低気圧 元台風16号と台風予備軍 台風17号、台風18号発生へ 影響は?
きょう27日(金)正午現在、日本の南と沖縄の南とマリアナ諸島にそれぞれ熱帯低気圧があります。
日本の南の熱帯低気圧は台風16号から変わったものです。
マリアナ諸島の熱帯低気圧と沖縄の南の熱帯低気圧については、気象庁はそれぞれ24時間以内に台風に発達する見込みと発表しました。
■元台風16号の熱帯低気圧
あす28日(土)朝には温帯低気圧に変わり、関東の南を北東進するでしょう。
今週末は、東日本で雨の降る所がある見込みです。
静岡県〜関東の太平洋側では、あす28日(土)にかけて雨量が多くなり、局地的に警報級の大雨となる恐れがあります。
土砂災害や低地の浸水、道路の冠水などに注意、警戒してください。
■マリアナ諸島の熱帯低気圧
あす28日(土)朝には台風に発達し、あさって29日(日)にかけて小笠原近海を北西へ進むでしょう。
小笠原諸島では高波などの影響が出てくる恐れもあります。
また、台風が最接近する30日(月)頃は警報級の大雨となるでしょう。最新の情報に気を付けてください。
その後、台風は北北東に進路を変え、10月1日(火)頃に伊豆諸島の沖を進む見込みですが、勢力は比較的に強まらないため、関東など本州に直接影響を与える可能性は低いでしょう。
■沖縄の南の熱帯低気圧
あす28日(土)朝には、フィリピンの東で台風に発達するでしょう。
10月2日(水)には強い勢力となり、暴風域を伴いながら沖縄の先島諸島付近へ進むでしょう。
10月1日(火)〜2日(水)頃は、沖縄や奄美では大しけとなり、警報級の暴風や大雨で大荒れの天気となる恐れがあります。今後情報にご注意ください。
その後の進路や勢力の予想の幅は大きく、東シナ海を北上し九州に影響を与えたり、秋雨前線を刺激したりする恐れもあります。今後の動向に注意してください。
■前線通過
10月2日(水)〜4日(金)は、前線が日本付近を通過するでしょう。
2日(水)は西日本と東〜北日本の日本海側、3日(木)は西日本〜東北、4日(金)は西日本や東海、北海道日本海側で雨の降る所がある見込みです。