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2024/09/19 14:31

黒潮大蛇行 始まってから7年を越え観測史上最長に 海洋のまとめ(2024年9月8〜14日)


黒潮は大蛇行状態が続いています。
2017年8月に始まった黒潮大蛇行は期間が7年2か月目になっており、
1975-1980年の4年8か月を大幅に超え、観測史上最長になっています。

この先も黒潮は、九州東岸、足摺岬では、接岸して流れますが、
室戸岬、潮岬では、引き続き離岸して流れる予想となっています。

9月8日〜14日の海洋のまとめです。

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■気圧配置と波
8〜9日、日本の南海上を低圧部が西進し、南西諸島近海では次第に波が高まり、
9日は波高3m以上の海域が広がった。

10〜11日、低圧部は熱帯低気圧となり、東シナ海を北西進。
南西諸島や九州の南、東シナ海で波高3m以上となった。

11〜12日、台風13号の北上に伴い小笠原近海では次第に波が高くなり、
13日夜には波高3m以上。

日本の南海上では台風13号周辺で大しけとなり、
台風13号は14日に南西諸島に接近、周辺でしけとなった。

一方、日本海西部では14日、秋雨前線上に低気圧が発生し、
周辺の海域で波高2m前後となった。

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■海面水温
 日本海域の海面水温は、西部を中心に平年よりかなり高く、
最大で5℃高かった。東シナ海では平年よりやや高い状態が継続。

南西諸島近海は期間のはじめは平年よりやや高かったが、
台風13号の北上に伴い次第に平年並みとなった。

黒潮が北上する三陸沖は平年よりかなり高い海域が続き、
最大で5℃高かった。親潮が後退する北海道南東方沖では、
平年よりかなり高い海域が続き、こちらも最大で5℃高くなった。

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