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2024/08/12 07:15

今夜の天気 「ペルセウス座流星群」極大 3年ぶりの好条件!


ペルセウス座流星群は、毎年8月12日から14日頃に多くの流星が見られる流星群です。

今年は極大が12日(月・祝)23時頃と予想されていること、また今夜は深夜以降の時間帯で月明かりの影響がないことから、13日(火)未明の時間帯において観測に好条件となります。

このような好条件の状況となるのは、3年ぶりのことです。

一夜のうちでは放射点の高度が高くなる夜明け前の時間帯(午前3時頃)に観察条件がよく、空の暗い場所で観察した場合には1時間あたり40個程度の流星が観測できると予想されます。

国立天文台によると、流星群には「極大の条件」と「月の条件」があり、両方が好条件となる年は約8年に一度訪れるそうです。

近年で該当していた2021年の場合と比較すると、今年は「極大の条件」が最適ではないようですが、月の条件が良いため観測には良い環境となります。

※極大の条件:放射点が高くなる時刻に対して予想極大時刻が±3時間以内であれば最適

※月の条件:放射点が高くなる時刻に月が地平線の下にあれば最適

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流星は放射点を中心に放射状に出現します。

ただ、放射点付近だけでなく空全体に現れるため、なるべく空の広い範囲を見渡すようにしましょう。

また、目が屋外の暗さに慣れるまで、最低でも15分ほどは観察を続けると良いでしょう。

レジャーシートを敷いて地面に寝転んだり、背もたれが傾けられるイスに座ったりすると、楽な姿勢で観察できます。

事故に遭わないよう十分注意し、マナーを守って観察をしてください。

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今夜12日(月・祝)〜あす13日(火)未明の天気を分布で見てみると、北日本は台風5号の影響で曇りや雨となる見込みです。

東日本も台風周辺の湿った空気の影響で雲が出やすく、山沿いでは雨の降る所がありそうですが、晴れ間の広がる所もあり、雲の隙間から流星観測をできる地域もありそうです。

西日本〜沖縄にかけては晴れる所が多く、観測できる地域が多いでしょう。

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あす朝の予想最低気温を見てみると、ほとんどの地域で25℃を上回っており、全国的に熱帯夜となりそうです。

夜でも熱中症のリスクがあるため、こまめな水分・塩分補給など対策を行ってください。

一方で、夜に屋外で寝転び続けるなど静止した状態を継続すると、体が冷えてしまう場合もあります。

自分の体調をよく確認し、服装などで上手く調節できるようにしてください。

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