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2024/10/05 12:06

関東は夜にかけて雨の降りやすい天気に 気温は上がらず肌寒い一日 あすは日差し期待できるところも


秋雨前線が本州の南にあり、停滞しています。
前線に近い関東は朝から断続的に雨が降っており、南部では沿岸部を中心に降り方が強まっています。

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関東では夜にかけて雨の降りやすい状況が続きそうです。降り方はそれほど強まることはなく、時折止み間もありますが、この後も降ったり止んだりと外出には雨具が欠かせません。

気温は北東風の影響であまり上がらず、最高気温は23℃前後の所が多いでしょう。
午後に外出を予定されている方は一枚羽織るものがあると良さそうです。

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あす6日(日)は未明まで雨の残る所がありそうです。日中も雲優勢の空模様となりますが、昼間は日差しの届く時間もあり、晴れ間も期待できるでしょう。洗濯物はあすに回すと良さそうです。
気温はきょうより高く、25℃〜27℃くらいまで上がるでしょう。
日差しの下では暑く感じるため日中は半袖でも過ごせそうです。

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2024/10/05 06:08

10月最初の週末 傘マークなくてもにわか雨注意


きょう5日(土)、秋雨前線が本州の南海上に停滞するでしょう。前線に近い東京など太平洋側の地域を中心に雨が降りやすくなります。傘マークのない東海以西の太平洋側も、にわか雨の可能性があります。

一方、日本海には移動性高気圧の中心が移ってきます。北日本は次第に天気が回復するでしょう。東日本や西日本の日本海側は、雲は多めながらも日差しの届く時間もありそうです。秋の空気に包まれて、北日本ほどカラッとした陽気となるでしょう。札幌は20℃の予想です。東京は22℃の予想ですが、日中の気温は北寄りの風と雨が降る影響でほとんど上がりません。

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あす6日(日)、秋雨前線が西〜東日本にかかります。北海道は高気圧に覆われて晴れますが、東北から近畿にかけて雲の多いすっきりとしない天気となります。所々でにわか雨がありそうです。中国地方や九州など晴れ間はあっても、変わりやすい空模様となるでしょう。予想最高気温は、東京で26℃ときょうより高くなります。大阪は29℃、鹿児島は31℃の真夏日と蒸し暑く感じられるでしょう。気温が上がったり下がったり、日々の気温差が大きくなりますので、体調管理に十分ご注意ください。

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2024/10/05 00:20

台風18号や熱帯低気圧の影響 沖縄・先島諸島 10月観測最大の大雨の所も


4日(金)午前9時に台風18号は熱帯低気圧に変わりました。台風18号本体の影響は台湾を中心となり、9月29日からの総雨量が1700mmを超えた所もありました。沖縄の先島諸島でも大雨となり、八重山地方与那国町・所野では4日(金)8時30分までの48時間降水量が328.0mmを観測し、10月としては観測史上1位の記録。沖縄の与那国島では4日(金)朝には、1時間に100ミリの猛烈な雨を解析し、「記録的短時間大雨情報」が発表されました。

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5日(土)0時現在も沖縄付近には発達した雲がみられます。これまでの大雨により、すでに地盤の緩んでいる所があります。八重山地方ではこのあとも局地的に激しく降る恐れがあります。雨雲の発達の程度によっては再び警報級の大雨となる可能性があります。沖縄本島地方と八重山地方では、引き続き土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。

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2024/10/04 16:32

週明け 秋雨前線活発化 能登半島で再び大雨か 海面水温高く予想以上の大雨の恐れも


きょう全国的に雨をもたらしている秋雨前線は、あす5日(土)にかけて本州南岸まで南下し、
あさって6日(日)にかけて南岸に停滞する見込みです。

しかし、週明け7日(月)になると、秋雨前線が再び北上し、
前線上の低気圧が能登半島など北陸に進む予想となっています。

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きょう時点の予想では、7日(月)午後3時には、
前線に伴う東西に広がる雨雲が本州付近に広がり、
前線上の低気圧が能登など石川県に近づくと見られます。

先月の能登半島豪雨でも、前線上の低気圧によって豪雨をもたらされ、
予想雨量を大幅に超える大雨となりました。


その時から指摘されていた日本海の海面水温の高さが今もなお続いており、
週明けの雨も予想を超える雨量となって大雨となる可能性があります。


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きのう時点の海面水温を平年差でみてみると、
黒潮が北上する三陸沖で際立って平年より大幅に高いですが、
日本海も平年を2〜3℃上回り、かなり高い海面水温となっています。

前線や低気圧に伴う雨雲が停滞した場合や、
予想以上に発達した場合は再び警報レベルの大雨となる恐れがありますので、最新の情報にご注意ください。

特に、石川県の能登半島では、地震と大雨で地盤がかなり緩んでいます。
少しの雨でも土砂災害には十分に注意・警戒をしてください。

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しかし、来週後半になると、前線の活動が弱まり、秋の移動性高気圧に覆われる見込みです。
来週後半から来週末にかけては、秋らしく空気の乾いたカラッとした陽気となりそうです。

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2024/10/04 15:30

観測史上最長の黒潮大蛇行 三陸沖や日本海などで海面水温が平年より5℃以上高く(海洋のまとめ2024年9月22日〜27日)


黒潮は大蛇行状態が続いています。
2017年8月に始まった黒潮大蛇行は期間が7年2か月目になっており、
1975-1980年の4年8か月を大幅に超え、観測史上最長になっています。(JAMSTECのホームページより)

2024年9月22日〜27日の海洋のまとめです。

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■気圧配置と波
22〜23日、前線が東シナ海〜本州付近にのび、
次第に本州を南下。前線上の低気圧が能登半島〜日本の東へ進んだ。
低気圧や前線周辺で気圧の傾きが大きくなり、日本近海は波が高くなった。
22日は能登半島沖で、23日は三陸沖でしけた。

24日〜25日、熱帯低気圧が日本の南でほぼ停滞。
前線が日本の東を北上。
熱帯低気圧や前線と千島の東の高気圧の間で気圧の傾きが大きくなり、九州東岸〜関東の東は次第にしけた。

25日正午、日本の南で台風16号が発生。
26日にかけて台風周辺の奄美近海でしけた。
三陸沖の前線上の低気圧周辺も波が高くなった。

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■海面水温
日本海域の海面水温は、西部中心に平年よりかなり高く、最大で5℃高くなった。
東シナ海は平年よりやや高い状態、南西諸島近海では、ほぼ平年並みの状態が継続。
西日本の太平洋沿岸では、平年より高い海域が続き、東海沖は平年よりやや高い状態に推移。
黒潮が北上する三陸沖では、平年よりかなり高い海域が継続。最大で5℃高かった。
親潮が後退する北海道南東方沖も平年よりかなり高い海域が続き、最大で5℃高かった。

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2024/10/04 13:40

【週間予報】まだまだ続く 気温ジグザグ 来週前半は秋雨前線の活動活発化 大雨に注意


例年では9月の彼岸の頃に夏から秋へと移り変わり、
天気や気温も変化が大きくなりますが、
今年は、9月も異例な高温が続き、
秋への移り変わりが10月にズレ込んできています。

いま、本州付近にある前線の北側は「秋の空気」、南側は「夏の空気」で、
前線の北側に入るか、南側に入るかで気温や体感が大きく変わります。

実際、ここ数日の東京の気温を振り返ってみると、
秋雨前線が南下したきのうは、前線の北側の秋の空気に覆われ、
東京で25℃前後と平年並みの気温となりましたが、

おとといの2日(水)やきょうのように前線が北上して南側に入ると
夏の蒸し暑い空気に覆われて30℃前後まで気温が上がります。


あす5日(土)になると、再び前線が南に下がり、
秋の空気に覆われて気温が上がりません。

きょうは夏服で過ごせても、あすは気温が上がらず雨も降って
長袖でないとヒンヤリと感じられるかもしれません。


この気温のジグザグは、来週にかけても続く見込みです。

週明けは再び30℃近くまで気温が上がり、日ごとの寒暖差が大きくなります。

また朝晩との気温差もだんだん大きくなる時期ですので、
服装で上手に体温調整するようにしてください。

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この秋と夏の異なる空気がぶつかり合うと、秋雨前線ができて雨をもたらします。

来週になると、本州付近で秋雨前線が停滞する日が多くなり、
8日(火)頃は西〜東日本の太平洋側で雨の量が多くなる見込みです。

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また、東〜北日本では雨の日が続き、前線上の低気圧が通過する10日(木)ごろは
関東〜東北の太平洋側で大雨となる恐れがあります。

今後も最新の雨の情報にはご注意下さい。

その後、11日(金)〜来週末の3連休にかけては、今の所、
北から秋の乾いた高気圧に覆われ、カラッと晴れる所が多くなる見込みです。

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2024/10/04 12:05

台風18号 熱帯低気圧に変わる 台風由来の暖湿気で前線活動活発化 土日の天気は


きのう3日(木)の昼過ぎに台湾に上陸した「台風18号」は、
きょう4日(金)の午前9時に南シナ海で「熱帯低気圧」に変わりました。

台風の中心付近の風が弱まったことで熱帯低気圧に変わりましたが、
台風由来の非常に暖かく湿った空気が
南西諸島から本州に停滞している前線に向かって流れ込むため、
全国的に大気の不安定な状態が続く見込みです。


けさは、沖縄の与那国島では1時間に100ミリの猛烈な雨を解析し、
「記録的短時間大雨情報」が発表されました。

午前9時10分までの6時間降水量は、与那国島の所野で169.5ミリを観測し、
10月の観測史上1位の記録を更新しました。


今夜にかけて前線は本州を西から東へ通過する見込みで、
日中いっぱいは西〜東日本を中心に激しい雨や非常に激しい雨が降るでしょう。

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きのうは静岡県浜松市で竜巻と見られる突風が発生しましたが、
きょうも大気の状態は不安定で、特に前線の近くではいつ突風が発生してもおかしくない状況です。

雷が聞こえたり、黒い雲が近づく際は、
頑丈な建物の中に入り、窓からは離れて過ごすようにしてください。

北海道では、前線上の低気圧が近づくため、
夕方以降は激しい雨や雷雨となるでしょう。大雨に注意が必要です。

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●あす5日(土)
前線が本州南岸に停滞するため、
前線に近い東京など太平洋側の地域を中心に雨が降りやすいでしょう。
傘マークのない東海や四国でも雨が降り、一時的に雨脚の強まる恐れがあります。

一方、北日本や日本海側では雲は多めながらも晴れ間が期待できそうで、
日中は秋の空気に包まれて、北日本ほどカラッとした陽気となりそうです。

●あさって6日(日)
日本海に低気圧が進み、再び湿った空気が流れ込みやすくなります。
全国的に雲の多いすっきりとしない天気となりそうです。

気温が上がったり下がったり、日々の気温差が大きくなりますので、服装選びや体調管理に十分ご注意ください。

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2024/10/04 09:45

10月の天文・星空カレンダー 輝く惑星や『彗星』観測のチャンス!


2024年10月の天文・星空カレンダーです。

秋分を過ぎて、夜が長くなってきています。

今月も月と惑星の共演を楽しむことができるほか、昨年1月に発見された「紫金山・アトラス彗星」が見頃を迎えるなど、たくさんの天体イベントが待っています。

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国立天文台によると、この彗星は発見当初、とても明るい彗星となることが期待されていました。

その後、彗星の状況は変化し、当初の期待のようには明るくならないものの、暗い空であれば肉眼でかすかな姿を観察できそうです。

10月中旬〜下旬にかけて、夕方の西の空で彗星を探してみてはいかがでしょうか。

☆10月の天文・星空カレンダー

 3日 新月/金環日食(日本では見られない)
 6日 月が金星に接近
11日 上弦
12日 紫金山・アトラス彗星が見頃(〜26日頃)
14日 月が土星に接近
17日 満月(今年もっとも地球に近い)
20日 月が木星に接近(〜21日)
21日 オリオン座流星群が極大(1時間に5個程度)
23日 月が火星に接近
24日 下弦

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2024/10/04 07:20

記録的短時間大雨情報【沖縄県 八重山地方】


八重山地方記録的短時間大雨情報 第1号
令和6年10月4日07時09分 気象庁発表

7時沖縄県で記録的短時間大雨
与那国町付近で約100ミリ

<警報・特別警報や避難情報を確認し、今後発表される防災情報や気象情報等にご留意下さい>


■記録的短時間大雨情報とは
数年に一度程度しか発生しないような短時間の大雨を観測・解析されたときに、気象庁から発表されます。
雨量基準を満たし、かつ、大雨警報発表中に、キキクル(危険度分布)の「危険」(紫)が出現している場合に、大雨を観測した観測点名や市町村などを明記して発表されます。
雨量基準は1時間雨量の歴代1位または2位の記録を参考に府県予報区ごとに決められています。

■記録的短時間大雨情報が発表された地域では
土砂災害や低い土地の浸水、洪水の発生に繋がるような猛烈な雨が降っていることを意味しています。

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2024/10/04 06:45

秋雨前線や低気圧で大気「非常に」不安定 近畿や東海などで大雨のおそれ


前線が東シナ海〜本州付近を通って日本の東へのびており、前線上の低気圧が日本海を北東進しています。

きょう4日(金)は、秋雨前線や前線上を進む低気圧の影響で、ほぼ全国的に傘の手離せない一日となるでしょう。

近畿や東海では警報級の大雨となる可能性もあり、大雨災害に警戒が必要です。

また、低気圧が接近する北海道も雨の降り方に注意が必要です。

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低気圧は今夜にかけて日本の東へ進み、前線が北〜西日本を南下する見通しです。

低気圧や前線に向かって、台風18号周辺や高気圧の縁を回る暖かく湿った空気が流れ込むため、四国や近畿、東海を中心に、きょう夕方にかけて大気の状態が非常に不安定となるでしょう。

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所々で雷雲が発達し、局地的に雷を伴った激しい雨の降る所がありそうです。場所によっては非常に激しく降るでしょう。

土砂災害や低い土地の浸水、道路の冠水、川の増水などに注意・警戒が必要です。

北海道の日本海側〜太平洋側西部では、きょう夕方から夜遅くにかけて、大雨となるおそれがあります。

土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に十分注意してください。

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2024/10/03 21:50

台風が三つ発生、東海〜九州で厳しすぎる残暑…天気と気温のまとめ(9月22日〜9月28日)


2024年9月22日〜9月28日の天気と気温のまとめです。

■今期間(9月22日〜9月28日)の天候のまとめ
 平均気温は、上空を暖かい空気に覆われたことや日差しが届いたことで、東海や近畿北部、中国地方〜九州北部で平年よりかなり高くなった。名古屋、松江、広島、福岡、長崎では、平年+3℃と特に残暑が厳しくなった。一方、オホーツク海を移動性高気圧が次々と通過した影響で冷たい空気が流れ込んだ北海道オホーツク海側は、平年より低くなった。
 降水量は、前線や低気圧の影響を受けた東北南部や北陸で平年より多く、新潟は2.3倍だった。また、熱帯低気圧や台風の影響を受けた九州や南西諸島でも雨が多く、宮崎は約2.4倍、鹿児島は約2.6倍、那覇は1.3倍の雨量となった。そのほかは平年より少ない所が多かった。
 日照時間は、北〜西日本にかけて、日本海側で平年より多く、太平洋側で平年より少なくなった。

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【今期間の天候について】

■気圧配置の特徴
 22日、低気圧が北陸〜東北南部を通過し、前線が東〜西日本を南下。23日、前線が本州の南を通って台湾海峡までのび、昼過ぎには前線上の奄美海域に低気圧が発生してゆっくり南東進。24日、本州付近は千島の東に中心を持つ高気圧に覆われた。南西諸島近海の低気圧は朝に熱帯低気圧化。25日、低気圧が伊豆諸島近海を北東進。日本の南の熱帯低気圧が正午に台風16号へ発達。26日、台風16号は15時に熱帯低気圧化。前線上の低気圧が関東の東を東進。27日、前線が本州南岸に停滞し、夜遅くには前線上に低気圧が発生。元台風16号の熱帯低気圧は九州の南で停滞。マリアナ諸島近海で台風17号が発生しゆっくり西進。28日、朝にフィリピンの東で台風18号が発生し、ゆっくり南西進。台風17号はマリアナ諸島〜小笠原近海へ北上。前線が本州の南で停滞。前線上の低気圧が関東の東と四国沖をそれぞれ北東進した。

■降水
 22日、北陸や東北では前線や低気圧の影響で激しい雨が降った。また、九州は前線南下に伴って非常に激しい雨を観測。23日、低気圧が通過した奄美で激しい雨が降り、前線が通過した伊豆諸島でも激しい雨を観測。24日、九州南部や沖縄を中心に雨となった。未明には紀伊半島で激しい雨を観測。25日、沖縄で非常に激しい雨を観測。九州南部でも南東側を中心に雨が降った。また、東北太平洋側や関東甲信でも、東寄りの風によって湿った空気が流入したため断続的に雨が降った。26日、上空の気圧の谷が接近した北日本は所々で雨雲が発達し東北で強い雨を観測。前線が停滞した伊豆諸島では雨域が広がり、夜遅くに激しい雨を観測。27日、北海道では低気圧の通過に伴う雨が降ったが午後から次第に回復。秋雨前線の影響で紀伊半島〜房総半島にかけて沿岸部を中心に激しい雨の降った所があった。伊豆諸島では前線に伴う雨雲が断続的にかかり、夕方には八丈島で非常に激しい雨を観測。

■気温
 22日、日本付近はこれまでの厳しい暑さが和らぎ、8月29日以来の猛暑日地点なしとなった。23日、朝の最低気温は都市部でも21℃前後で、北海道では寒さを感じるほど冷え込んだ。一方、日中は多くの所で30℃近くまで上がったが、湿度が低く過ごしやすかった。24日、関東〜北日本は最高気温20℃台の所が多かった。北海道の沼川では朝の最低気温が0.4℃、日中は20.8℃で、一日の寒暖差が20.4℃まで広がった。25日、関東〜東北南部の太平洋側は気温が上がらず、最高気温は25℃未満の所が多くなった。東京の最高気温は23.7℃で89日ぶりに夏日を脱出。連続夏日は88日で過去4番目の長さとなった。西日本は日差しが届いた所で30℃以上。26日、東〜西日本は各地で気温が上昇。全国1位は福岡県の太宰府で34.0℃(平年+7℃)。東京も前日+5.4℃の29.1℃を観測。27日、西日本は残暑が厳しかったが、関東は日中あまり気温が上がらず、東京の最高気温は24.8℃だった。

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2024/10/03 18:04

北陸地方 あすにかけて低気圧が能登半島を通過 少雨でも土砂災害に注意・警戒を


前線上の低気圧が日本海を北東へと進んでいます。
北陸地方では朝から断続的に雨が降っており、福井県宮津市では16時までの24時間に100mmを超える雨となっています。

前線上の低気圧はきょう夜にかけて北陸へと北上し、能登半島付近を通過する見込みです。北陸地方ではあす4日にかけて前線による雨が続くでしょう。
能登半島では先日の豪雨災害以来のまとまった雨のとなる恐れがあります。

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今夜にかけて能登半島では低気圧が通過する影響で雨脚が強まり、強い雨が降る所があるでしょう。
あす4日は前線が離れるものの、雨の降りやすい天気は続きそうです。

●予想される雨の量(多い所で)
・あす4日に予想される1時間降水量
  加賀 20ミリ
  能登 20ミリ
・あす4日12時までに予想される24時間降水量
  加賀 60ミリ
  能登 60ミリ
・5日12時までに予想される24時間降水量
  加賀 30ミリ
  能登 30ミリ


雨雲が予想より発達したり停滞した場合は、警報級の大雨となる可能性があります。
また、能登半島では先日の豪雨により地盤の緩んでいる所があり、被災地域では少ない雨でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあります。
あす4日明け方から夕方にかけて土砂災害に注意・警戒して下さい。

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土日は前線が離れ、時折日差しの届く所がありますが、雲が多くスッキリしない空模様となりそうです。
週明け以降は再び前線が停滞し、能登半島でも長雨により、まとまった雨となる恐れがありそうです。
今後の情報に注意して下さい。

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2024/10/03 17:32

台風18号周辺の暖かく湿った空気 前線を刺激 あすにかけて大気の状態が非常に不安定


秋雨前線があす4日にかけて東シナ海から本州付近を通って日本の東に停滞し、前線上の低気圧が日本海を北東に進む見込みです。
台風18号は、台湾付近で次第に勢力を弱め、あす4日には熱帯低気圧に変わるでしょう。

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しかし、低気圧や前線に向かって、台風や台風から変わる熱帯低気圧周辺の暖かく湿った空気が高気圧の縁を回り流れ込むため、沖縄・奄美や西日本、東日本では、あす4日にかけて大気の状態が非常に不安定となる見込みです。

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局地的に雷を伴い激しい雨が降るでしょう。
四国や東海では、雷を伴って非常に激しい雨の降る所がある見込みです。
雨雲が予想よりも発達した場合や停滞した場合には、警報級の大雨となるおそれがあります。
あす4日にかけて、低い土地の浸水、土砂災害、河川の増水に注意・警戒してください。

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2024/10/03 17:00

令和6年 台風第18号に関する情報


令和6年 台風第18号に関する情報 第53号
令和6年10月3日16時15分 気象庁発表

台風第18号は、4日には熱帯低気圧に変わる見込みです。沖縄地方では、引き続き4日にかけて、うねりを伴った高波に注意してください。

[気象概況]
 台風第18号は、3日15時には台湾にあって、1時間におよそ10キロの速さで東北東へ進んでいます。中心の気圧は985ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートルで、中心から半径95キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。
 今後、台風第18号は台湾付近で次第に勢力を弱め、4日には熱帯低気圧に変わる見込みです。

[波の予想]
 沖縄地方では、4日にかけて、うねりを伴って波が高い所があるでしょう。
 4日にかけて予想される波の高さ
  沖縄地方 3メートル うねりを伴う

[防災事項]
 うねりを伴った高波に注意してください。

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2024/10/03 16:58

10月も全国的に高温傾向 秋雨前線の影響で降水量が多くなる所も


きょう3日、気象庁は10月5日〜11月4日までの1か月予報を発表しました。

全国的に気温の高い傾向が続き、秋の深まりはゆっくりとなる見込みです。
しかし、この先の降水量は、秋雨前線の影響を受け平年並みか多くなる所があるでしょう。

この先、大陸から日本の東にかけて高気圧となり、日本の南東では太平洋高気圧の東への後退が遅い状況が続く見込みです。
上空約1500mの気温は、全国的に平年より高く、暖かい空気に覆われやすいでしょう。

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この先1か月の気温は、暖かい空気に覆われやすいため全国的に高い見込みです。
西〜北日本では、広く10月中旬にかけてかなり高くなるでしょう。
特に、西・東日本では、10月上旬にかけて真夏日となる所や真夏日に迫る暑さの所がある見込みです。
運動会などで長時間外で過ごす時は、小さな子どもやご高齢の方を中心に熱中症に気を付けてください。

一方、日本付近は本州から南で気圧の谷で、低気圧や秋雨前線、湿った空気の影響を受けやすい時期があるでしょう。
このため、西〜東日本、北日本太平洋側は、この先1か月の降水量は平年並みか多く、日照時間は平年並みか少ない見込みです。
秋雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込みと、前線が刺激され、前線の活動が活発になりやすくなります。
局地的に雨雲が発達し、大雨となることがあるでしょう。
引き続き、大雨への備えをお願いします。

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2024/10/03 14:38

強い台風18号 台湾付近でノロノロ 南西諸島は台風+前線で大雨の所も


きょう3日正午現在、強い台風18号は、台湾海峡を東北東へゆっくりと進んでいます。
台風18号は、9月末頃から台湾の南に停滞しており、台湾では大雨の続いている所があります。
沖縄にも影響が出ており、沖縄の沿岸の海域では、うねりを伴い八重山ではしけており、宮古島と沖縄本島では波が高くなっています。

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今後、台風は勢力を落としながら台湾海峡を北上し、台湾付近に達する見込みです。
その後、台湾海峡をゆっくりと南下し、あす正午には熱帯低気圧に変わるでしょう。
台湾ではあす4日にかけて荒れた天気が長引く見込みです。

八重山では、波の高さはきょう3日は4メートル、あす4日は3メートル、宮古島ではあす4日にかけて3メートル、沖縄本島ではきょう3日は3メートル、あす4日は2.5メートルの予想です。
あす4日にかけて、うねりを伴った高波に注意してください。

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また、南西諸島付近は、東シナ海に停滞する秋雨前線に向かって、台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込み、局地的に雷雲が発達しています。

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沖縄県の八重山郡与那国町与那国島では午前1時32分までの1時間に56.0ミリ、宮古島市下地島では午前11時35分までの1時間に54.5ミリの滝のような非常に激しい雨を観測しました。
八重山では降り始め(9月30日午前0時)からの総雨量が300ミリを超えている所もあります。

先島諸島では、あす4日にかけて、沖縄本島ではきょう3日は激しい雨が降る見込みです。
雨雲の発達の程度によっては、あす4日にかけて警報級の大雨となるおそれがあります。
土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。

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