TOPICS

TOPICS画像

2024/06/26 19:40

九州北部・南部 27〜28日にかけて警報級の大雨の可能性


東シナ海から九州南部にのびている梅雨前線が、28日にかけて対馬海峡まで北上し、28日は前線上の低気圧が朝鮮半島の南岸を東北東に進むでしょう。低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、前線の活動が活発となる見込みです。

画像

■雨の予想
九州北部地方と九州南部では27日から28日にかけて雷を伴った非常に激しい雨が降り、警報級の大雨となる所があるでしょう。

26日18時から27日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、

九州北部地方   100ミリ
九州南部      150ミリ

その後、27日18時から28日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、

九州北部地方   200ミリ
九州南部      150ミリ

■防災事項
土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。

TOPICS画像

2024/06/26 14:56

過去最長記録の黒潮大蛇行 三陸沖〜北海道南東方沖の海面水温は最大5〜6℃以上高く 海洋のまとめ(2024年6月16日〜22日)


黒潮大蛇行が始まって、約6年11か月目となり、過去最長期間になっています。
予想通り黒潮大蛇行が続けば、期間が7年を越えることになります。
海洋のまとめ(2024年6月16日〜22日)です。

画像

■気圧配置と波
16日、前線を伴った低気圧が東海沖から日本の東へ進んだ。
四国の南〜関東の東で波高3m以上。
17日、本州付近は緩やかに高気圧の圏内。
本州の周辺海域では、波は穏やかに推移した。
18日、前線上の低気圧が本州南岸を東進。
夜は東海沖で波高4mとしけた。
19〜20日、本州付近は移動性の高気圧に覆われた。
19日朝は伊豆諸島で高い波が残ったが、夜にはおさまり、20日にかけて穏やかに経過した。
21日、前線上の低気圧が本州の南岸を発達しながら東進、22日は日本の東へ進んだ。
21日夜〜22日は関東の東で波高4mを超え、しけとなった。

画像

■海面水温
今期末にかけて、日本海域の海面水温は、平年よりかなり高い海域が拡大した。
東シナ海〜南西諸島は、引き続き平年並みだった。
太平洋側は、黒潮大蛇行が続き、黒潮が離岸する潮岬沖を中心に平年よりやや低い海域が継続。
黒潮が北上する三陸沖は、平年よりかなり高くなり、最大で5℃高かった。
親潮が後退する北海道南東方沖は、引き続き平年よりかなり高く、最大で6℃高かった。
オホーツク海や千島近海では平年並みの海域が続いた。

TOPICS画像

2024/06/26 14:39

まるで「梅雨明け」 7月に入った途端「40℃」近くの酷暑予想も


きょう26日(水)は、梅雨前線が九州南部から四国に停滞していますが、
あす27日(木)にかけて、前線はゆっくり西日本の日本海側まで北上する見込みです。

前線に向かって湿った空気が流れ込み、
あす27日(木)〜28日(金)にかけては
西日本〜東海地方で警報級の大雨となる恐れがあります。

画像

特に、あす27日(木)の午前中は九州南部で
滝のような非常に激しい雨が降る恐れがありますので
雨の降り方に十分注意・警戒が必要です。

画像

しかし、6月末になると太平洋高気圧の勢力が強まり、
梅雨前線は一気に北日本まで北上する見込みです。

西〜東日本は、夏の太平洋高気圧に覆われ、
まるで「梅雨明け」したように、
夏本番の猛烈な暑さが到来するでしょう。

画像

きょう午前11時に発表された最新の週間予報を見てみると、
6月30日頃からは西〜東日本の太平洋側で
晴れ間が出る日が多くなる見込みです。

最高気温も関東を中心に35℃以上の猛暑日となる日が多くなりそうです。

画像

関東地方の予想最高気温に注目してみると、
30日(日)以降は、埼玉県熊谷市や、群馬県前橋市では
連日、35℃以上の猛暑日となる予想です。

また、括弧内の気温は、予測範囲を示しており、
(この予測範囲の気温に実況の気温が入る確率は80%)
最も気温が上がった場合は、埼玉県熊谷市や、群馬県前橋市で
7月2日(火)は「40℃」となる可能性があります。

来週、仮に梅雨明けの発表がされていなくても、
厳しすぎる暑さが急にやってきますので、
真夏と同じ熱中症対策が必要となります。


〇今年は「暑く長い夏」になる予想

最新の3か月予報でも7月〜9月は、
太平洋高気圧やチベット高気圧によって、
暑い空気に覆われ続け、全国的に厳しい暑さが続く予想です。

熱中症に十分注意をし、体調を崩さないようエアコンを適度に使い、
できるたけ涼しい所で過ごすようにしてください。

TOPICS画像

2024/06/26 14:32

梅雨前線の活動活発に 警報級の大雨の恐れ 最新の気象情報を確認


あす27日(木)にかけて、九州南部に停滞していた梅雨前線が西日本をゆっくり北上するでしょう。
梅雨前線に向かって高気圧の縁を回る暖かく湿った空気が流れ込み、九州南部を中心に大気の状態が非常に不安定となる見込みです。

あす27日(木)、西日本は断続的に雨が降り、雷を伴う所があるでしょう。
夜は東海でも雨の降り始める所がある見込みです。
九州南部を中心に局地的に非常に激しい雨が降るでしょう。
九州南部では、先週の20日(木)2時〜きょう26日(水)4時までの降水量(アメダスによる速報値)が、鹿屋市吉ケ別府で565.5ミリ、指宿で502.5ミリと総雨量が500ミリを超えている所があります。
これまでの大雨で地盤が緩んでいる所があるため、少しの雨でも土砂災害の危険度が高まりやすい状況です。
引き続き、土砂災害や低地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。

画像

あさって28日(金)には、梅雨前線上に低気圧が発生し、日本海を進む見込みです。
梅雨前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、前線の活動が更に活発化するでしょう。
九州〜東海を中心に連日の雨となり、更に雨の降り方が強まって、警報級の大雨となる恐れがあります。
また、梅雨前線は東日本まで延び、次第に雨の降る範囲が広がって、関東甲信〜東北南部でも雨が降り出すでしょう。

画像

29日(土)、低気圧は日本海〜北日本付近へ進む見込みです。
西日本は次第に雨のやむ所が増え、東日本や東北で雨の降る所があるでしょう。
東海では大雨となる所がありそうです。

前線や低気圧の動向などから、まだ予報にぶれがあります。
最新の気象情報を確認し、梅雨の大雨への備えをお願いします。

TOPICS画像

2024/06/26 09:08

週後半は活発な雨雲が広がる 九州〜東海で警報級の大雨の恐れ


あす27日(木)から梅雨前線が次第に北上します。28日(金)、29日(土)にかけて、雨の範囲が東へ広がるでしょう。西・東日本は梅雨前線の南側に入り、非常に湿った空気が流れ込みます。27日(木)は活発な雨雲が西から広がるでしょう。

画像

大雨の早期注意情報が27日(木)は九州や四国の一部、28日(金)は九州〜東海の広い範囲で警報級の大雨の恐れがあります。週末にかけて梅雨前線の活動が活発化し、災害のリスクが再び高まります。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水などに注意・警戒が必要です。

画像

さらに湿度も高く、最低気温も下がりにくい時期となってきています。食中毒や熱中症など十分に注意してください。

TOPICS画像

2024/06/26 05:23

関東甲信など遅い梅雨入り 太平洋側で雨量が多く 天気と気温のまとめ(6月16日〜6月22日)


■今期間(6月16日〜6月22日)の天候のまとめ
平均気温は、北日本を中心に高くなり、北海道の太平洋側や東北で平年より3℃以上高い所が多くなった。網走で3℃、釧路では4.1℃も高くなった。東日本や西日本も日本海側を中心に、平年より高くなり、2℃以上となった所があった。降水量は、梅雨入りした西日本から関東甲信にかけて、平年を上回った。太平洋側を中心に平年の2倍以上となる所が多かった。東京は平年の3倍以上、線状降水帯の発生した鹿児島も平年の3倍を上回った。日照時間は、東北〜関東の太平洋側を中心に、平年の1.6倍以上となった所が多くなった。北海道はオホーツク海側を中心に平年を下回り、網走で平年の70%程度だった。

画像

【今期間の天候について】

■気圧配置の特徴
16日、前線上の低気圧が本州南岸を通過し、次第に日本の東海上に達した。日本海北部を低気圧が北東へ進んだ。17日、梅雨前線上の東シナ海で低気圧が発生し東進した。18日、梅雨前線上の低気圧が夜にかけて九州南部から本州南岸を進んだ。東シナ海に中心を持つ高気圧はほとんど停滞した。19日、三陸沖から低気圧は北東進した。梅雨前線は南西諸島に停滞し、日本付近は高気圧に覆われた。20日、本州付近の高気圧が日本の東海上へ東進。梅雨前線は次第に九州南部を北上。華中から九州付近にかけてのびる梅雨前線上に低気圧が発生し東進。21日、梅雨前線上の低気圧は九州や四国を通過し、東日本太平洋側を東進した。22日、梅雨前線が華中〜九州を通って、日本の東に停滞。前線上の低気圧が閉塞前線を伴い日本の東海上を東進した。前線上には別の低気圧があって東シナ海を東進した。さらに別の低気圧が北海道を通過した。

■降水
16日、未明から朝にかけて、東海や関東など東日本の太平洋側や伊豆諸島で雨が降り、東京都八丈島では1時間34mmの激しい雨が降った。17日、南西諸島や九州南部を中心に大雨となった。日降水量は鹿児島県屋久島174mmなど観測した。九州北部で平年より13日遅く、昨年より19日遅い梅雨入り。18日、静岡県熱海市網代で16時20分までの3時間降水量112.5mmと観測史上1位の値となった。東京都利島村利島でも12時間降水量が観測史上1位など関東南部、東海を中心に大雨となった。19日、沖縄や奄美を中心に雨雲がかかった。20日、鹿児島県鹿屋で1時間降水量66mmを観測し、6月の1位の値を更新。鹿児島県八重山では6時間降水量175mmを観測し、6月の1位の値を更新。21日、明け方にかけて鹿児島県で線状降水帯が発生するなど、九州南部で大雨となった。日中は雨雲が東進。関東甲信、東海、近畿が梅雨入り。平年より2週間以上遅く、関東甲信は史上3番目に遅い。22日は中国地方や北陸で梅雨入りした。

■気温
16日、西〜東日本で30℃前後まで上がり、真夏日の所も多くなり、最高気温は、名古屋32.6℃、大阪30.6℃、福岡30.8℃だった。17日、厚い雲に覆われた西日本は平年を下回り、鹿児島市は25.1℃だった。18日、一日を通して雨が降り続き、東海や関東で気温が上がらなかった。東京都心は22.5℃と17日より8℃も低くなった。19日、関東は18日よりも大幅に気温が上昇。東京都心の最高気温は29.5℃と真夏日に迫り、名古屋市は31.8℃を観測した。20日、東北から近畿にかけては日差しが届き、30℃前後まで上昇。前橋や宇都宮で32℃を観測し、北関東で暑くなった。21日、二十四節気の夏至。最高気温は秋田市で32.6℃、盛岡市では30.2℃を観測して真夏日となった。西日本も天気が回復し、鳥取市31.4℃や宮崎市30.1℃など30℃以上の真夏日となった。22日、東京都心で30.0℃を観測し、5日ぶりの真夏日となった。

TOPICS画像

2024/06/25 19:35

3か月予報 猛暑続く恐れ 西日本で雨量が多い予想


きょう25日(火)、7〜9月までの3か月予報が発表されました。太平洋高気圧、チベット高気圧は北への張り出しが強く、日本列島を覆う見通しです。全国的に長く厳しい猛暑が予想されます。

画像

■ダブル高気圧 全国的に厳しい暑さ

太平洋高気圧は平年より北西への張り出しがやや強い予想です。さらに上空のチベット高気圧は北東への張り出しがやや強く、日本列島は暖かな空気に覆われやすい見込みです。7〜9月の3か月の平均気温は、全国的に平年より高くなる見通しで、厳しい暑さになるでしょう。猛暑が長い期間にかけて続く可能性があります。今年の夏も熱中症へ厳重な警戒が必要です。

■西日本で雨量が多い予想

西日本を中心に暖かく湿った空気が流れ込み、梅雨前線の影響で、西日本の降水量は、7月に平年並みか平年より多くなる見込みです。今年は梅雨入りが平年より遅くなり、梅雨の期間が短くなるとみられます。ただ、毎年のように梅雨期間は豪雨が発生し、災害につながっています。梅雨の期間が短くても、大雨の危険性は常につきものです。日々の気象情報をしっかりと確認するようにして、大雨への備えをしてください。梅雨が明けた後も、夏は局地的な大雨が起こりやすい時期となります。

TOPICS画像

2024/06/25 18:40

あすの天気 西日本は梅雨空、東北は天気回復


あす26日(水)は、梅雨前線の影響を受ける
西日本で雨の降りやすい天気が続きそうです。

北〜東日本も雲が広がりやすく、
関東や東海ではにわか雨や雷雨の所があるでしょう。

一方で、東北は天気の回復する所が多くなりそうです。

画像

あす26日(水)も、梅雨前線は
西日本付近に停滞する見通しです。

日本付近は朝鮮半島と小笠原付近にそれぞれ中心を持つ
ふたつの高気圧の間で雲が広がりやすいでしょう。

画像

雲は多いものの気温は高くなりそうです。

予想最高気温の分布を見てみると、
関東や東海、沖縄で30℃以上の「赤」になっています。

沖縄地方には熱中症警戒アラートが発表されています。

暑さ対策を万全にしてお過ごしください。

TOPICS画像

2024/06/25 14:29

週間天気 西日本や東海で警報級の大雨の恐れ


27日(木)〜28日(金)頃は、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、前線の活動が活発化するでしょう。
西・東日本の広範囲で雨が降り、西日本や東海を中心に大雨となる恐れがあります。

画像

画像

あす26日(水)にかけて、梅雨前線は華中〜九州付近を通り、四国の南に停滞するでしょう。
東日本周辺では、梅雨前線の活動は弱まる見込みです。
前線には高気圧の縁を回る暖かく湿った空気が流れ込み、九州南部を中心に大気の状態が非常に不安定となる見込みです。
あす26日(水)は、西日本中心に雨が降り、雨の降る範囲は太平洋側から次第に日本海側まで広がるでしょう。
九州南部では、局地的に雷を伴った激しい雨の降る恐れがあります。
土砂災害や低地の浸水、河川の増水に注意、警戒してください。
東日本は気圧の谷や湿った空気の影響で雲に覆われ、北陸は雨の降る所があるでしょう。
静岡や関東甲信は日中は雲の隙間から日差しの届く所がありますが、夕方から雨の降る所がある見込みです。
東北日本海側は雨の残る所があるでしょう。

27日(木)〜28日(金)、梅雨前線が北上し、28日(金)は前線上の低気圧が西日本の日本海沿岸を東進する見込みです。
梅雨前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、西・東日本では前線の活動が活発となるでしょう。
西日本や東海を中心に警報級の大雨となる恐れがあります。

画像

27日(木)、西日本で西から次第に雨の降る範囲が広がり、東海で早い所では降り始める所があるでしょう。
北日本は日差しの届く所が多い見込みです。

28日(金)は、西日本〜東海で雨が続き、関東甲信〜東北南部にかけて雨の降る範囲が広がる見込みです。
西日本〜東海を中心に連日の雨となり、局地的に激しい雨が降って警報級の大雨となる恐れがあります。
前線や低気圧の動向などから、まだ予報にぶれがあるため、最新の気象情報に気をつけてください。

29日(土)は、東日本や東北では雨の残る所がある見込みです。
30日(日)〜7月1日(月)は、日本海側で雨が降りやすく、1日(月)は北海道で雨が降るでしょう。

2日(火)、西日本や東海、関東甲信は雲の隙間から日差しの届く所が多くなる見込みです。

TOPICS画像

2024/06/25 07:41

東北地方 激しい雨が降り警報級の大雨となるおそれ 土砂災害や河川の増水に注意・警戒


東北地方では、気圧の谷や暖かく湿った空気の影響により、大気の状態が非常に不安定となっています。
山形県酒田市酒田大沢では6時49分までの1時間に56.0mm/hの非常に激しい雨を観測しました。
7時30分現在も山形県では大雨警報の発表されている所があります。

今後も東北地方では、雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる所がある見込みです。雨雲が予想以上に発達した場合は、警報級の大雨となる可能性があります。

画像

●予想される雨の量(多い所で)
・きょう25日に予想される1時間降水量
  東北北部 40ミリ
  東北南部 40ミリ

・あす26日6時までに予想される24時間降水量
  東北北部 80ミリ
  東北南部 80ミリ

■防災事項
東北地方では、きょう25日朝から夜遅くにかけて、大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。
また、きょう25日夕方にかけて、竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうによる農作物や農業施設等への被害に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、頑丈な建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。

TOPICS画像

2024/06/25 06:46

きょうの天気 各地で蒸し暑さ続く 西日本や東海は梅雨空 


きょう25日(火)は、梅雨前線が西日本付近にのびる見込みです。
また上空に寒気を伴った低気圧が北海道付近を通過するでしょう。

画像

北日本は低気圧や気圧の谷の影響で雲が多くすっきりしない天気でしょう。
東北北部では大気の状態が非常に不安定となる見込みです。雨雲が発達し、雷を伴った激しい雨の降るおそれがありそうです。
大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。
北海道は日差しの届く所もありますが、折り畳み傘があると良さそうです。

関東は雲が多く、にわか雨の所があるでしょう。お出かけには折り畳み傘があると安心です。
気温は引き続き高く、各地30℃以上の真夏日となる見込みです。蒸し暑く感じられるためこまめな水分補給や休憩をとるなど熱中症対策が必要です。

西日本や東海は梅雨空が続くでしょう。西日本の太平洋側を中心に雨が降りやすい天気となりそうです。
九州南部では、これまでの大雨により地盤が緩んでいる所があります。少しの雨でも土砂災害の発生するリスクが高まっているため土砂災害に警戒が必要です。
気温は雨の所も30℃前後まで上がる所が多く、蒸し暑さが続くでしょう。熱中症に注意して下さい。

TOPICS画像

2024/06/24 18:54

九州南部 あすも激しい雨のおそれ あす昼前にかけて土砂災害に警戒が必要


九州にある梅雨前線は、あす25日にかけて九州南部付近に停滞する見込みです。九州南部では、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定となっています。

 現在、九州南部では雨は小康状態となっていますが、これまでの大雨により地盤が緩んでいる所があります。あす25日明け方からあす25日朝にかけて局地的に雷を伴った激しい雨が降り大雨となるおそれがあります。
 また、九州南部では、あす25日昼前にかけて局地的に積乱雲が発達し、落雷や竜巻などの激しい突風のおそれもあります。

画像

●予想される雨の量(多い所で)
・あす25日に予想される1時間降水量
  鹿児島県(奄美地方を除く) 30ミリ

・あす25日18時までに予想される24時間降水量
  鹿児島県(奄美地方を除く) 80ミリ

■防災事項
 警戒事項:土砂災害
 注意事項:低い土地の浸水、河川の増水、落雷、竜巻などの激しい突風
 発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。

TOPICS画像

2024/06/24 17:23

今週は西日本で「警報級の大雨」つづく 来週は前線が一気に北上、夏本番の暑さ到来か


きょう24日(月)は九州から日本の南に梅雨前線が停滞しています。

今は一旦、西日本の雨は小康状態となっていますが、
あす25日(火)になると再び前線の活動が活発になり、
九州南部や四国で雨脚が強まる恐れがあります。

画像

さらに、26日(水)以降は、九州付近に前線が停滞し、
同じような所で雨が降り続く見込みです。

28日(金)ごろにかけて、九州を始め西日本を中心に警報級の大雨となる予想で、
線状降水帯が発生したり、記録的な大雨となったりする可能性は十分にあります。

画像

きょう昼の時点で、少なくとも西日本では28日(金)頃にかけて
警報級の大雨が予想されており、
特に九州では、連日の大雨で土砂災害などが発生する可能性が極めて高くなる見込みです。

西日本では毎年のように梅雨末期に集中豪雨が発生していますが、
今週は、特に西日本で梅雨本番の雨の降り方に注意が必要です。

しかし、30日(日)になると、夏の太平洋高気圧の勢力が強まり、
前線は一気に日本海まで北上する見込みです。

画像
画像

前線に向かう湿った空気の影響で、
30日(日)ごろまでは広く梅雨空が広がりますが、
7月1日(月)になると、鹿児島や高知、名古屋や東京など、
西〜東日本の太平洋側に晴れマークがついています。

7月に入ると一気に梅雨明けしたように夏空が広がる可能性があり、暑さも厳しくなりそうです。

画像

きょう、気象庁から発表された高温に関する「早期天候情報」によると、
30日(日)以降は全国的に気温がかなり高くなる見込みです。

関東など東日本では、今年は梅雨に入ってから
雨が降ったかと思えば次の日は晴れて、と
あまり梅雨らしくない空が続いていますが、
来週は一気に梅雨明けのような夏空が広がる可能性があります。

ただ、高気圧の勢力や、前線の位置次第で
この先の予報は大きく変わる可能性があります。

今後も最新の大雨の情報や暑さの情報に十分ご注意ください。

TOPICS画像

2024/06/24 12:57

梅雨の晴れ間 東海や関東で午前から猛暑日の所も 熱中症対策万全に


きょう24日(月)、環境省と気象庁は、熱中症警戒アラートを沖縄の八重山地方、鹿児島県、茨城県に対して発表しました。
本州では今年初めての発表です。

熱中症警戒アラートが発表された地域では、エアコンの効いた涼しい環境で過ごしましょう。
その上で、こまめな休憩や水分補給をお願いします。
また、屋外での運動は控えるようにしましょう。
高齢者や小さなお子さんは熱中症にかかりやすいので特に注意し、周囲の方も声かけをお願いします。

正午時点、梅雨明けをしている沖縄や奄美の他に、本州でも真夏日となっている所があり、猛暑日となった所もあります。

画像

東日本付近は梅雨前線の活動が弱まり、東海や関東甲信を中心に朝から日差しが届いて、梅雨の晴れ間となっています。
上空約1500mには+21℃以上の真夏のような暖かい空気が流れ込み、気温がぐんぐんと上がっています。
また、西寄りの風が山を越えフェーン現象が発生した静岡県の静岡では11:45に35.5℃、千葉県の牛久で11:54に35.5℃と午前中に猛暑日となりました。

午後は、関東を中心に内陸部では更に気温が上がる見込みです。
広い範囲で35℃以上の猛暑日が予想され、熱中症のリスクが高まります。
熱中症への対策を万全にしてお過ごしください。

TOPICS画像

2024/06/24 08:51

24日の予想気温 関東甲信では内陸を中心に猛暑日の予想


きょう24日(月)は、前線の影響で未明から明け方にかけて雨の所が多いでしょう。日中は天気が回復し、晴れ間が戻るでしょう。

日中は各地で最高気温が高くなる予想です。特に関東甲信地方では西寄りの風が山地を越えるフェーン現象となります。茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県で前日よりも9〜12℃以上気温が高く、35℃以上の猛暑日を予想している地点は、内陸を中心に7地点となっています。一番高いのは群馬県前橋市で、38℃の予想です。

画像

その他、西日本から東日本にかけて、日中の最高気温が30℃以上の真夏日となる地点が多いでしょう。山梨県甲府市、静岡県静岡市、兵庫県豊岡市では34℃、岐阜市、津市、鳥取県米子市では33℃の予想です。

屋外で活動される場合はこまめに水分補給や塩分補給をし、休憩を取るなどして熱中症対策を万全にしてお過ごしください。屋内で活動される場合でも熱中症対策が必要になりますので、積極的に冷房を使用し室温調整をして快適にお過ごしください。

画像

TOPICS画像

2024/06/23 19:53

西日本、東日本、北日本 あすにかけて土砂災害、低地の浸水、河川の増水に警戒


梅雨前線が華中から本州を通り、日本のはるか東にのびており、前線上の日本海には低気圧があって東北東へ進んでいます。

画像

前線上の低気圧は、23日は日本海を東へ進み、23日夜には前線上に発生する別の低気圧が日本の東を東へ進むでしょう。前線は、24日にかけて本州付近を南下し、華中から西日本に停滞する見込みです。

前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、前線の活動が活発となるため、大気の状態が非常に不安定となるでしょう。

画像

■雨の予想
西日本と東日本および北日本では24日にかけて、雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。

23日18時から24日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、
九州南部 150ミリ
九州北部地方 120ミリ
北陸地方 100ミリ
東北地方、東海地方、
近畿地方、中国地方 80ミリ
四国地方 70ミリ
関東甲信地方 60ミリ

その後、24日18時から25日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、

東北地方、九州南部 80ミリ

■防災事項
土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。また、降ひょうのおそれがありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。

お知らせ

新着情報

  • 太陽光発電量推算
  • 気象予報士試験過去問・講座
  • Yahoo Weather shop
  • メルカリ Weather shop
  • BASE Weather shop

ご案内