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大雨と雷及びひょうに関する岩手県気象情報 第11号
令和6年7月11日05時59分 盛岡地方気象台発表
岩手県では、大雨の峠は越えましたが、これまで降った雨により地盤の緩ん
でいる所や増水している河川があります。11日夕方にかけて、土砂災害や
河川の増水、落雷や突風、ひょうに注意してください。
[気象概況]
梅雨前線が、華中から西日本、東北地方を通って日本の東にのびており、前
線上の低気圧が三陸沖を東北東へ進んでいます。岩手県では、大雨の峠は越
えましたが、気圧の谷や気温上昇の影響により、大気の不安定な状態が続く
でしょう。
このため、岩手県では、雷を伴った強い雨の降る所がある見込みです。
[雨の実況]
降り始め(10日08時)から11日05時までの降水量(アメダスによる
速報値)
一関市祭畤 59.5ミリ
奥州市衣川 54.5ミリ
西和賀町湯田 50.0ミリ
西和賀町沢内 49.5ミリ
住田 47.5ミリ
[雨の予想]
11日に予想される1時間降水量は多い所で、
内陸 20ミリ
沿岸北部 20ミリ
沿岸南部 20ミリ
11日6時から12日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
内陸 40ミリ
沿岸北部 40ミリ
沿岸南部 40ミリ
[防災事項]
内陸と沿岸北部では、11日夕方にかけて、土砂災害や河川の増水に注意し
てください。また、岩手県では、11日夕方にかけて、落雷や突風、ひょう
による農作物や農業施設等への被害に注意してください。
[補足事項]
今後発表する防災気象情報に留意してください。
土砂災害や浸水害、洪水害のキキクル(危険度分布)に関しては「気象庁ホ
ームページ」などを確認してください。
これで、「大雨と雷及びひょうに関する岩手県気象情報」は終了します。
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