予報士通信講座
平成17年 第24回 学科試験 専門知識 問4
"数値予報における観測データの利用について述べた次の文(a)〜(d)の正誤について、下記の(1)〜(5)の中から正しいものを一つ選べ。
(a)衛星観測は広範囲にわたって均一な観測データを得ることが可能であり、地上気象観測や高層観測のデータが比較的少ない海域や極域の客観解析の改善に寄与している。
(b)観測データには測定機器・測定方法などに関わる様々な誤差が含まれるが、予測誤差に比べて十分小さいので、通報された観測データはそのまま客観解析に利用されている。
(c)航空機による気象観測は航空路に沿って随時観測が行われ通報されているが、このような解析時刻以外のデータは客観解析では利用されない。
(d)数値予報の結果を利用して、各種の観測データについて観測点ごとの系統的な誤差が調査され、精度に問題のある観測点の検出が行われている。"